Tier 4 ドイツ 中戦車
スペック
車体
HP | 310 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(km/h) | 42 |
重量/最大積載量(t) | 19.58/20.5 |
本体価格(シルバー) | 150,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Pz.Kpfw. IV Ausf. H (-/373,000) | |||||||
Pz.Kpfw. IV Ausf. D (4,140/150,000) | ━ | PzKpfw IVE (1,130/15,200) | ━ | Zs.Kfz.622 (5cm) (2,330/39,770) | ━ | Pzkpfw IVE2 (2,330/54,880) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔 装甲 | 旋回 速度 | 視認 範囲 | HP | 通信範囲 | |
Pz.Kpfw. IV Ausf. D | Maybach HL 120 TR | 5 cm KwK 38 L/42 | Pz.Kpfw IV Ausf. C | Pz.Kpfw IV Ausf. C | 310 | FuG 2 | |||||||
350 | AP APCR HE | 60 96 25 | 75 75 90 | 110 | 30 5G 18 | 28.57 2 0.46 | 35 | 30/14/14 | 44 | 330 | 265 | ||
Pz.Kpfw. IVE | Maybach HL 120 TR | 7.5 cm KwK 37 L/24 | Pz.Kpfw IV Ausf. D | Pz.Kpfw IV Ausf. C | 270 | FuG 5 | |||||||
350 | AP HEAT HE | 43 87 38 | 110 110 175 | 80 | 30 5G 38 | 15.38 1.89 0.50 | 40 | 30/14/14 | 44 | 330 | 310 | ||
Zs.Kfz.622 (5cm) | Maybach HL 120 TRM | 5 cm KwK 39 L/60 | Pz.Kpfw IV Ausf. D | Pz.Kpfw IV Ausf. D | 350 | FuG 7 | |||||||
440 | AP APCR HE | 67 130 25 | 70 70 90 | 96 | 30 5G 18 | 26.09 1.89 0.37 | 40 | 30/20/20 | 44 | 340 | 415 | ||
Pzkpfw IVE2 | Maybach HL 120 TRM | 7.5 cm KwK 40 L/43 | Pz.Kpfw IV Ausf. D | Pz.Kpfw IV Ausf. D | 350 | FuG 7 | |||||||
440 | AP APCR HE | 103 139 38 | 110 110 175 | 75 | 70 7G 38 | 15 2.50 0.40 | 40 | 30/20/20 | 44 | 340 | 415 |
解説
時期は不明だが、名称が「Pz.Kpfw IV Ausf. D」から「Pz.Kpfw. IV Ausf. D」に変更された。
アップデート2.1より、Pz.Kpfw. IVの削除に伴い実装された戦車。
この戦車の特筆すべきポイントは、Pzkpfw IVE2パッケージに搭載されている7.5 cm KwK 40 L/43にある。
AP弾の平均貫通力103mmは、同じTier4のMatildaやAMX 40の装甲を余裕で貫通できる。
また、格上に対しても、弱点を狙っていけば、有効なダメージを与えられることが出来るだろう。
ただし、装甲には期待できないので、注意しよう。
史実
1939年9月1日の第二次世界大戦開戦後の戦闘経過から、操縦室前面装甲板はA型と同様の2枚装甲板となり、前面装甲板を30mm厚の表面硬化鋼(TL4024)とし、車体・上部構造側後面装甲を20mmに、車体後面下装甲を14.5mm、車体下面装甲を10mmに強化した、Pz.Kpfw.IV Ausf.D(4&5/BW、Sdkfz.161)が生産された。
砲塔では防楯が35mm厚の外装式に変更され、砲塔側面視察ブロックはⅢ号戦車E型のものが流用されて内側に90mm防弾ガラスを装備した。
主砲は7.5cmKwK37L/24(80発)で、俯仰角はマイナス8度からプラス20度、照準器はTZF5b。副武装は同軸の7.92mmMG34が1丁と、クーゲルブレンデ30が1基(旋回角左右20度ずつ、俯仰角マイナス10度からプラス15度)。
エンジンはマイバッハHL120TRMで、前進5速・後進1速、最大速度40km/h、航続距離200km。無線機はFuG2とFuG5。乗員5名。1939年10月から1940年10月(1941年5月?)に232両(229両?)が生産された。黄作戦から実戦投入され、1944年初頭まで前線配備されていた。
黄作戦開始時、280両のⅣ号戦車が配備されていた。バルカン半島侵攻時には各中戦車中隊に10両のⅣ号戦車が配備されており、北アフリカ戦緒戦にはD型とE型合わせて40両が投入された。バルバロッサ作戦時には17個戦車師団にⅣ号戦車438両が配備されていた。
派生型に、北アフリカでの使用に耐えられるよう改造したD型熱帯仕様がある。
1939年5月に開発命令が出された装甲強化型として、Pz.Kpfw.IV Ausf.E(6/BW)が生産された。
車体前面装甲板を50mm、車体前上面装甲板を30mmとし、車体下部側面(20mm)に20mm、操縦室前面(30mm)に30mm、上部車体側面(20mm)に20mmの増加装甲が装着され、37mm対戦車砲に耐えられるようにした。これにより戦闘重量は22tに増加したが、エンジンなどは変更されていないので機動力が若干落ちる。
車体前上面の装甲板が1枚になったため、ブレーキ点検用ハッチが装甲板と面一になるよう改められ、ヒンジも強化型になった。操縦手用バイザーも回転式30mm厚装甲板用に変更され、内側には90mm厚の防弾ガラスがはめ込まれている。また、砲塔後部の角度を立てて車長用キューポラの張り出しを無くした。
車長用キューポラ自体もⅢ号戦車G型と同じ装甲厚30~95mmのものに変えられ、視察用開口部に上下スライド式の装甲シャッターが装備されている。キューポラ前方の換気用クラッペは廃止され、砲塔前方右側にベンチレーターが装備された。
砲塔回転用モーターの補助エンジンは2気筒2サイクルエンジンのZW500に変更された。
全長5.92m、全幅2.84m、全高2.68m、全備重量21t。主武装は7.5cmKwK37L/24(80発)で、俯仰角はマイナス8度からプラス20度、照準器はTZF5b。副武装は7.92mm同軸機銃MG34が1丁、ボールマウント式7.92mmMG34が1丁(旋回角左右20度ずつ、俯仰角マイナス10度からプラス15度、照準器はKgZF2)。
エンジンはマイバッハHL120TRMで、前進6速・後進1速、最大速度42km/h、航続距離200km。無線機はFuG2とFuG5。乗員5名。1939年10月から生産に入り、1941年4月までに200両(223両?)が完成した。1944年初めまで前線で使用された。
1940年10月より砲塔旋回用DKWエンジンと発電器が能力向上型のAusf.E2に変更。1941年1~3月生産車85両は河川渡河用に防水加工が施された潜水戦車に改造。1941年3月生産車よりゲペックカステン装備。1941年6月より車体リアパネルに燃料トレーラー牽引具装着。1942年4月に機関室隔壁に暖気用クラッペ新設。1942年7月、43口径7.5cm砲KwK40に換装。1942年9月、冷却水交換装置導入。1943年5月、車体側面と砲塔周囲にシュルツェン装着。初期のシュルツェンは移動時に壊れやすく、搭乗員に嫌われたため、外された車両も多かった。(ゲーム中ではH型での装備のため装着は外されている模様。)
IV号D型は、オリジナルアニメ『ガールズ&パンツァー』で主人公チームが搭乗する戦車として脚光を浴び、Pz.Kpfw.VI Tigerよりも一躍有名になってしまった。
ちなみに、IV号戦車は車体だけならパンターより2割安いコストだった。