作者と評論編

Last-modified: 2021-08-10 (火) 07:29:09

【多分読んでも無駄でしょうね左遷生…】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生はウィード生えすぎてシバが出来ちゃう糞アニメ8の735,742 が初出

海外クリエイター 作品制作の十戒と比べると
 

No.十戒劣等生
1.主人公にクライマックスを体験させずに終わらせるな。クライマックスなどありません
2.主人公は苦労させろ。それなくしてドラマは生まれない。苦労などありません
3.説明は物語のためにある。説明のための説明は不可。説明過多に加え、矛盾あり。全てが主人公のためにあると言っていい
4.嘘っぽい奇跡や、くだらないどんでん返しは禁止。奇跡以前の問題
5.観客を尊敬して、金儲けにはしるな。尊敬しているのは自分自身
6.自分の作品はすみずみまでおぼえ、さらに研究をおこたるな。
心情と交流と世界の切り口を全て使って作劇すべし。
作品ではなく主人公しか研究していない。
それさえも不自然なレベル。4の嘘っぽい奇跡がこれに該当
7.複雑な話を複雑に語るな。一つの切り口だけなのに複雑にするな。複雑じゃない話を複雑に語り、矛盾が生まれていく。
心情もなければ交流、世界の切り口などありはしない
8.世界観と矛盾しない程度に最大の風呂敷を広げてたため。矛盾しかない
9.自分の主張をそのまま書かずに、文脈で判断できるように書け。主張どころか欲求の塊
10.くり返し推敲しろ。この作者には不可能です

【殺人大好き。暴力大好き。佐島先生の深い闇】

電撃オンライン2014年9月 より。9番目の内容抜粋
 
小学校の低学年の子に読ませる本を探していたのですが、私が子どものころに
読んでいたような冒険活劇的なものが本屋にはなかったんです。作品のよし悪し
ではなく、行儀のよい絵本しかなくて、そういうところに不満を感じました。
多少ハチャメチャでもスカッとするような、言い方はよくないかもしれませんが、
それこそ人を殺しても平然としているキャラがいてもいいような……。そういう
キャラクターたちが思い切り動ける物語を描きたかったんです。

【偏執的な快楽原則ありきの物語構造と展開の様式、その世界観は「自己愛性パーソナリティ障害の慰撫」仕様に特化】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生は作者のオナニーでオーバーレイする糞アニメ6の605 で初貼付け テンプレ要望が出ている
 
自己愛性パーソナリティ障害 [英: Narcissistic personality disorder; NPD]とは、ありのままの自分を愛することができず
自分は優れており素晴らしく、特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である。
 
誇大性 (空想または行動における)、賞賛されたい欲求、共感の欠如など広範に現れ、人物像としては傲慢さと
優越性の誇示、権力や権威を求め止まないといった傾向がある。彼らは貪欲なまでに称賛を求める一方で、他者に対する
共感能力は欠けている。これらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている。
 
・不相応で過剰な賞賛を求める ・限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている
・自己の重要性に関する誇大な感覚(業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優等さを認められることを期待する)
・自分が“特別”で独特であり、他の特別または地位の高い人々(または施設で)にしか理解されない、関係性があるべきだと信じている
・特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に周囲が自動的に従うことを理由なく期待する
・共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない
・対人関係で相手を不当に利用する、つまり自分自身の目的を達成するために他人を利用することを厭わない
 
NPDの具体的な症例と作品をとりまく事柄(著者、著作の人物像・物語構造・価値観の傾向)との類似点
・容易に傷つき、拒否されたと感じる / 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
・人より優れていると信じている / 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
・業績や才能を誇張する /  人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する / 非現実的な目標を定める
・絶え間ない賛美と称賛を期待する / 人を利用する / 劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
・自分は特別だと信じており、それに従い根拠薄弱でも行動する / 多くの人間関係においてトラブルが見られる
・感傷的にならず、冷淡な人物のように見られる / 人の感情や感覚を認識しそこなう

【驚愕 作者のゲリラへの認識】

佐島勤 [2010年 01月 18日 (月) 00時 31分 03秒]
 ご感想ありがとうございます。
 
 ゲリラの破壊活動というのは意外と行き当たりばったりだと思うのですよ。
 散発的、と申しましょうか。
 一糸乱れぬ統制の取れた破壊活動というのはエリート特殊部隊でも中々難しいのではないかと。
 ここまで来れば謎解きは関係ないですから裏設定をお話ししますと、彼らの軍事行動は諜報工作網を摘発されたことに対する苦し紛れのものです。
 外国で現地の子供まで使って大々的に諜報工作活動を行っていたということが明るみに出れば、外交上の大失点ですから。
 単艦突入なんて所詮、電撃作戦以外に成功の余地は無いもので、組織だった抵抗を許した時点で失敗は約束されているようなものです。
 
 ですから、後は侵攻軍のやられっぷりをお楽しみ下さい(^^;
 
【[2010年01月18日(月)00時31分03秒]感想と回答 おなじみ3 ゲリラの行動は行き当たりばったり?】  参照

 

【ファンタジーよりSFの方が調べなくて楽!~なろう時代の発言~】

①ジャンルをSFとした理由
佐島勤 [2009年 07月 17日 (金) 00時 59分 59秒]
カテゴリーをSFにしたのは、超能力モノのバリエーションだと考えているからです。
 神名や悪魔名や聖遺物名を調べるのが面倒だったということと、韻を踏んでキーワードを入れて呪文を作文するのが大変だったという楽屋裏もあります(汗)
 ラテン語やヘブライ語やサンスクリット語なんてとても手に負えませんし。
 要するに、ファンタジーの「お約束」を守る方が、SFの「お約束」を守るより難しかったから、という理由です。

②理由の補足
佐島勤 [2009年 03月 15日 (日) 12時 49分 37秒]
設定や説明は小説ジャンルを「ファンタジー」ではなく「SF」にしているように、ファンタジーの魔法ものや現代伝奇ものより、SF超能力もの志向が強い所為だと思います。

佐島勤 [2010年 03月 10日 (水) 22時 00分 52秒]
魔法をSF的に処理したのは、呪文を考えるのが面倒だったという裏事情があったりします(^^;
詩的センスが致命的に不足しているものですから(^^;;

③SFとして突っ込まれた際の対応
佐島勤 [2009年 04月 26日 (日) 16時 49分 46秒]
液体窒素の膨張は、科学的には少しズルですね。
 液体窒素は気化熱が大きいので、実際には表面に滴が付着したくらいで気化爆発を起こすことはありませんから。
 まあそこは、ガチガチのSFではなくライトノベルということで(^^;
 
Web時代発言 参照

【調べ物?知らねーなあ。脳内で作れるから未来ものにしたんだし!~電撃デビュー数年後のインタビュー~】

5年後の2014年9月10日公開インタビューより。商業作家・・・ですよね?
電撃オンライン2014年9月 6番目の内容抜粋
 
――『魔法科高校の劣等生』と『ドウルマスターズ』のどちらも未来を舞台にした作品ですが、
これは佐島先生のこだわりだったりするのでしょうか?

佐島先生:こだわりではないかもしれませんが、過去を舞台にした物語を書く時は、時代考証を
しっかりしなければなりませんよね? 未来の世界を書くには、つじつまをしっかり合わせる作業は
大変ですけど、それは自分の頭の中で行えることですので。サラリーマンと作家の二足わらじを
履いている間は、調べものに多くの時間を割り当てることが難しいことが理由です。
専業作家になるようなことがありましたら、歴史的な事実を元に、しっかりと調べた作品を書くことはあるかもしれません。

【劣等生って、これで書く前に準備したんですか・・・そーですか】

【アニメージュ 2014年3月号 vol.429 春の新作特集 春はヨ・カ・ンでいっぱい!! P64より】 7番目の内容抜粋
 
――文章を書く前に設定は起こされるのですか?
 書いていくうちに矛盾が生じるのが嫌なので、まずキャラの設定を作り、シナリオを作って、
その後、世界設定、技術設定を決めてから書くことにしています。
 見直しが必要な部分はどうしても出てきますが、ちゃんと設定を作っても、
それは避けられないので、筆のおもむくままに書くのは厳しいです。

【劣等性のジャンルはSF・・・だったのか?】

投稿者:でゅら [2010年07月27日(Tue)00時26分35秒]------
▼良い点
全部読みましたが、知識量が他の小説の比じゃないですね
正しいかどうかは私がその知識の事を良く知らないので判りませんが

▼悪い点
その結果として、やはり読みづらいです
ただでさえ(知らない人には)割と難解な知識を書いてるのに
それに加えてオリジナルの設定も入ってくるから
とても読みづらい
書記と比べ、◇◆◇◆◇◆◇を良く使いようになり
若干読みやすくはなりましたけど

            佐島勤 [2010年08月06日(Fri)20時12分10秒]
ご感想ありがとうございます。

 情報量が多いのは、自称SFですので、というのは理由になりませんでしょうか?(^^;
 SFは架空の舞台設定に関する情報を物語の中で可能な限り描写することで、現実には存在しない
世界を読者に追体験させるという性質を持っていると思います。
 ハイファンタジーも元来同じ性質を持っているんですが、ファンタジーは他作品と世界観が共通する部分
は描写を省く傾向も強いのではないかと。

 この作品は「空想科学小説」ではなく「Sukoshi(少し)Fushigi(不思議)な物語」だというツッコミも少なくな
いとは思いますが (^^;;

【[2010年08月06日(金)20時12分10秒]感想と回答 まず、藤子先生に謝りに行きましょうか?】 参照

【学校が舞台なのに教師は排除対象として犠牲になったのだ】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生はラノベの最終兵器()な糞アニメ37の660 が初出
 
――本作は登場キャラの多さも特徴のひとつですね。
 
必要だったから、としか言いようがありません。
学校を舞台にすれば、設定面で教師を排除することは出来ても同級生と上級生、
進級すれば下級生を出さないわけにはいきませんし、
学校外でも活動拠点ごとにメインキャラの相手をするサブキャラが必要になります。
 
【アニメージュ 2014年3月号 vol.429 春の新作特集 春はヨ・カ・ンでいっぱい!! P64より】 9番目の内容抜粋

【どんな人生経験からこの考えが生まれたのか…?】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生は十文字家でもウィキ工作を隠蔽できない糞アニメ61(実質62)の102,105 にて

【何でも一人でと考える幹比古ごときの悩みは解決済みです!(キリッ って一年前に言ってませんでしたか?】 が出てから話題に
 
他人は馬鹿で使えないという観点から、人を使えない器用なだけの奴が育成されるという、仕事の規模が大きくなるほど継続運用に支障をきたす考え方。
人材育成の重要さを理解できない時点で社会人としての価値観が疑われる。管理職であろうと無かろうと、人を育てる事は自らも成長する事であり、後進を育てられないという事は本物の無能である証明みたいなもの。
左遷生がある程度の社会人経験があって、執事 青木 とのやりとりに突っ込まれた佐島君が言ったという
「社会に出てみたら分かりますが、人格や能力が地位に見合わない人というのは別に珍しくないです」(ソースは捜索中)
って発言がとんでもない自虐に…

【似本の人口は3億人以上?左遷生、計算したんですか?】

2chアンチスレではネタとして当初からちょくちょく出ていたが公式情報は
魔法科高校の劣等生は最終兵器()からwwが生える糞アニメ38の302 で初転記
 
第1回Q&Aから、毎年120万人生まれている中で、1/千人で生まれる1200人が入学します。
さらに、成人後実用レベルを維持できるのは1割以下です。
似本の魔法師は、政府把握人数で3万人、把握できていない古式野良魔法師がほぼ同数です。
およそ6万人実用レベルが存在するのです。1/1万人以下しかいないとすると、総人口何人でしょう?

参照
【第1回 教えて!佐島先生! 19:10~】
【第8回 教えて!佐島先生! 24:17~】

【サブヒロイン払下げは既定路線です】

どのキャラが何て言いませんが、キモウト以外は払い下げます。

【[2010年09月25日(土)22時30分14秒]感想と回答 完全にカプ厨ですな】 参照

【プロ?コア信者の漫画評論家も結構いい加減ですね】

いずみの氏ツイートその1
Web時代のテキストを検索できるからすぐわかりますが、(「さすがです」も「流石です」でも)一度もないですよ 
RT @manza_dameda: 今更ながら『さすがですお兄様!』なんて原作にあったか覚えてない
あったっけ…?
それと頻繁にあったっけ…?

いずみの氏ツイートその2
ちなみに一番多く、というか唯一「流石です」と褒められているのが、独立魔装大隊の真田さん(二回)。そして二回とも、達也さんが真田さんに言ったセリフだったりします。


これに関してweb版保持者が一行単位でざっくり引用

「ありません。 流石はお兄様です。 タイムレコーダー機能は完璧に作動しています」
流石はお兄様です、とキラキラした目で自分の顔を見上げる妹に、達也は意図せず苦い笑みを浮かべた。
「流石は司波君、そのとおりだよ。 廿楽先生はそう仰っていたし、僕もそれ以外に説明はつかないと思う」


wwさん以外にも「流石」を多用してますね

「驚いたんでしょう。条件反射で魔法を起動できるとは、流石は一科生ですね」
 流石は「剣道小町」というべきか、先程までの「可愛らしい女の子」より余程、様になっている。
「そこまでいたとは思わなかった。 流石は天眼通の持ち主……」
「流石は千葉家」
 流石は千葉家、というところだろうか。
 先輩の情報戦に耳を傾け、戦力分析に勤しんでいる、のであれば、流石は尚武の校風を掲げる第三高校。上級生も感涙に咽たかもしれない、が……
「やはり手強い……!」「流石は『海の七高』」
(届かない……! 流石は、深雪!)
「……いえ、流石は生徒会長だ、と考えていただけですが……?」
「流石は市原先輩、正確な分析です。
「流石は『電子の魔女』。こればかりは、術式をどう捏ね回しても真似できませんね」
 しかし花音も、流石は摩利から後釜に選ばれるだけのことはある。
「ご慧眼、畏れ入るな。流石はカーディナル・ジョージだ」
「国防陸軍第101旅団独立魔装大隊大尉、真田であります。 我らのことをご存知とは、流石は十文字家ご当主、畏れ入りました」
 あんな風に敵だけを狙い打ちに出来るなんて凄いじゃない。 流石は深雪ね」

【確信犯?左遷生は電撃大賞から排出された!】

公式ツイートより

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 @dengeki_mahouka 2015年 2月9日
ここからは編集部からのお知らせ! 同じく2月10日は、佐島さんを排出した電撃小説大賞、その第21回大賞受賞作『ひとつ海のパラスアテナ』と金賞受賞作『運命に愛されてごめんなさい。』が発売! 応募総数5,055作品の頂点です!特設サイト→http://dengekitaisho.jp/special/

なお、かまちーも排出と書かれ、川○礫は輩出と書かれている。

また佐島先生は魔法科高校の劣等生を出版前に「ドウルマスターズ」の原型を電撃小説大賞に応募し一次選考で落選しているので「排出」で間違っていないという考え方もできる。

なお、ネタ帳@wikiでも俗語ページの排出の項で同様かつもう少し踏み込んだ記述をされている
 
公式ツイート【2015年2月9日 左遷生は『排出』です】 参照

【角川系による臭い力?】

佐島勤に取材したジュブナイルSF研究家の三村美衣は、「内容的にも設定詰め込み型で、ライトノベルの流行から大きく外れている」「流行外れの設定で1位獲得」とし、「ラノベ時代の新旗手」と評している。
 佐島も三村の取材に応え、ライトノベルだけでなく古典SFやソノラマ文庫のSFジュブナイル(特に菊地秀行と夢枕獏)の影響が強いと語った。
 佐島は文庫のプロフィールでも「遅れてきたジュブナイル作家」と称しており、7巻のあとがきで「時代遅れの娯楽小説書き」という立場から「昭和の時代には特に珍しくもなく過激とも言えないレベルだが、
おそらくライトノベル的には冒険だった」描写を含むと述べている。
 
 本作を掲載していた小説投稿サイトで活動している小説家・橙乃ままれは、「まだライトノベルという言葉もなかった時代の」世代感を『魔法科高校の劣等生』に覚えたという。
 またライトノベル作家の川原礫は、仮に本作が(ライトノベルの)新人賞応募作として執筆されていたならば、作品の大部分を削らざるを得なかっただろうと評している。

【話題ですねと言っただけで褒めてはいない】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生は社会的評価への妄執に囚われた糞アニメ60の18 で初転載

SFマガジン2014年6月号『ジュヴナイルSF再評価特集』より 三村美衣の文章
SFマガジン2014年6月号 ハヤカワONLINEいずみの2012-06-15画像
  
二〇一一年にはネット連載で人気を獲得した佐島勤『魔法科高校の劣等生』が電撃文庫から刊行され、「遅れてきたジュヴナイル作家」という自己紹介とともに、作りこまれた世界設定、強いヒーローの復権が話題となった
この『魔法科高校の劣等生』のような、ある意味でイレギュラーな作品の背景に、各レーベルが開催している新人賞ではなく、ネットの小説サイトの存在があるのもおもしろい現象だ。
 
 
うん、褒めてはいないな

【この泉って人が、あの「いずみの」さんですよ。  内容に同意は無理ですがね】

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生は社会的評価への妄執に囚われた糞アニメ60の67 で初転載
 
SFマガジン2014年6月号『ジュヴナイルSF再評価特集』~ハード・ジュヴナイルを求めて~ より
SFマガジン2014年6月号 ハヤカワONLINEいずみの2012-06-15画像  
 
―では、ハードというのはハードSFの「ハード」なんですか?
 
吉田 そうですね。
 
 当時の僕もジュヴナイル・リバイバルのような流行を感じていて、モーパイ(と原作の『ミニスカ宇宙海賊』)や魔法科高校は、まさにそういう文脈でとらえられるべき作品だと思います。
ただ、モーパイは原作者のキャリアからジュヴナイルと直結するんですが、魔法科高校は作者がジュヴナイル畑だという認識がないとわかりづらい。わかる人はわかる、みたいな。
 
吉田 まだネット上で公開されていたころから、魔法科高校はSF好きならおもしろい、と君から薦められていたんですね。
私の場合、ジュヴナイルという語から一番最初に連想するのは笹本祐一さんの『妖精作戦』なんですが、魔法科高校から感じたのは、これは現代版の『妖精作戦』なのではないか、と。
《朝日ソノラマ》で刊行されていたジュヴナイルの流れをくんでいるようにも思えたし、ジュヴナイルとライトノベルの境界線上にある作品がそのまま進化した形に読めました。