用語/A~

Last-modified: 2021-08-10 (火) 07:33:05

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CAD(しーえーでぃー)

魔法を補助するデバイス。
基本的に魔法師はこれが無いと魔法を行使できず、魔法師のすることは押しにくそうなボタンを使って事前に設定したまるで融通の利かないプログラムを起動させることだけである。言い換えれば、魔法師とはこの奇妙な機械に使われているだけの単なる外付けバッテリーである。

妹以外の何にも執着しないという設定の 芝さん がめちゃくちゃ熱中しているアイテム。
現実でCADというと「コンピューター補助設計」(その場合は「キャド」と読む)になるが、劣等生の魔法理論がコンピュータープログラムをモチーフに構築されていることを考えると、意識したネーミングなのだろう。
戦闘にも使用されるが、事前にプログラムされた魔法しか使えずその数も少ないことや、操作のタイムラグを考えると、銃はおろか原始的な武器にも勝てるかどうか怪しい。
また「アシスティングデバイス」という割には強調されるのは速さだけで、肝心な処にはアシストが行き届いていない点が目立ち、色々とその存在意義が疑われている。
無論脳波コントロールなどお兄様が発明するまでは存在しないし、かろうじて使いようがありそうな音声認識も何故がカッコつけの馬鹿者(レオ)が使う骨董品と認識されている。ドッカンドッカン爆音が聞こえるだろう戦場で声紋まで識別できる高性能マイクが壊れないなら割と良い線行くかもしれんね! 煙でも吸って咳き込んだだけで死ねるけども。
なお、税金から購入費用の9割を補助されるがセキュリティも無い為、転売し放題である。
下記の分類の他、芝さんの核融合ピストン炉など据え置き前提の高性能大型CADも存在するが、何故か軍艦や軍用機には積まれておらず、そもそも特筆するほど登場していない。
まがりなりにも使用者の脳ミソに直接情報をブチ込む装置なので、毎日の体調に合わせた調整が必要らしい。下手な弄り方をして最悪の事態になればケガでは済まないレベル。え、軍用の実験機を素人のガキにプレゼントして調整は自分でやれって言ったアホ軍人が居た? 知らんな!
しかし、自分の使うCADの調整すら満足に出来ない魔法脳筋がエリートぞろいの一高一科生にすら珍しくない。
また、精密な調整には人間ドック並の機材が、簡易調整でもゲーセンの筐体くらいの装置が要る。よくこんなメンテがクソ面倒なもん戦場で運用できたな。
なお、黎明期の現代魔法師はとりあえずCAD無しで魔法を使っていたと思われるが活躍できたのだろうか。それで活躍できたとしてもできなかったとしても何故CADなんか開発する予算がおりたのか。大して役にも立たなかっただろう試作1号機からコツコツ改良し続けた情熱の根拠は何なんだ。謎である。

汎用型CAD

比較的多くの魔法師が持っている腕輪やスマホもどき。
器用さを上げて速さを下げたコンセプトだが、キモウトを筆頭にメイン使用キャラは天才()なのでバンバン先手を取りまくる。
テンキー入力なのに99個しか魔法を登録できない謎仕様。ショートカットキー? 一応あるらしいけどだいたいのキャラが殺人魔法入れてるだろうから汎用型の利点ほとんど活かしてないよ!

  • 最大九つの魔法式を常時待機させ最大九種類の魔法を同時に行使する魔法技術「スピードローダー」
  • 四系統八種の各種魔法を一つずつ発動直前の状態で保持し、状況に応じて使用する魔法を自由に選択する技術 「八重唱」
  • 四系統八種をランダムに出したり引っ込めたりする無敵のバリア「ファランクス」

とかいうのが十師族当主クラスの必殺技扱い。雑魚魔法師に可能な操作の自由度は推して知るべし。十師族様は腕2本の手の指10本でどうやってCAD操作してるんですかね……?
99個登録できるっつったって「上に移動する魔法」と「横に移動する魔法」が別カウントだし、「回転軸のブレない回転体が回り出す直前にのみ使用可能な、ちょっとだけ浮かせて接地させない魔法」とかいうピンポイントすぎるものが登録されてたりもするから、十分な選択肢が有るような気は全然しない。
腕輪型は操作時に両手が塞がるため現場では好まれないらしいが、バリバリの前衛剣士である骨折風紀サーファー先輩や高周波ブレード先輩も愛用している。芝さんが両腕に装備して同時発動でジャミングもどき出したりしてた? 知らんな! サイオンで非物理的にボタン操作とかいう神仕様がバージョンアップした途端に消えてる? だから知らんって言ってるだろ! 芝さんが完全版を再発明するまで改良は許されないんだよ!
もっとも、スマホ型は視認しながら取り出さないと上下裏表の把握すら怪しく、暗所では画面の発光で位置がモロバレになり、安定して保持しやすいグリップが付いているわけでもない。凹凸の無い液晶画面を操作ミス無くブラインドタッチ出来るか否か、という点に関しては考えるのも馬鹿らしい。
ぶっちゃけどんな形だろうと同程度にクソな気がする。

特化型CAD

芝さんのメイン装備だが、クリプリやモブ崎も持ってるのでコレ自体は別に凄く見えない。だいたい銃器の形をしているが弾は出ない玩具同然のものであり、相手に向けて構えても「ノリノリで撃てる」以上の意味は無い。視線が対象に向いてれば、明後日の方向へ突き出してようが問題ない。懐に入れたまま撃っても問題ない。
速度重視で行きたいが多少は選択肢も欲しいという妥協の産物。そもそも現代魔法そのものが「超速い超能力を器用貧乏にするべく速度を二の次にした」という由来を持っているのに、どっちつかずも甚だしい。ほぼテレキネシス同然な「移動魔法一工程でブッ飛ばして内臓破裂で殺す」だけに特化すればいいのに。
銃身が長いほどより高度な照準補助システムを内蔵できるらしいのだが、魔法の相克には対処できない
汎用型に照準補助システムを組み込んだ複合型をまともに作れる設計者は何故か芝さんくらいしか居ない設定。
機械の分際でイデア上のエイドスに狙いをつける補助をしてくれるわけだが具体的には何してるんだろうか。
いっそレーザーポインターにでも一体化させた方が役立つような気がして仕方ない。
登録できる魔法は同系統のもの9個。カートリッジ入れ替えで系統変更できるものも有るが、芝さんは分解と再生だけあれば基本的にどうとでもなる上に2個装備余裕なのでカートリッジ交換はほぼ死に設定である。「リボルバーの輪胴弾倉のような可動部を回して各系統のカートリッジを切り替える」とかやってしまうと汎用型が息しなくなるため、たぶんそんなものは最後まで登場しない。
拳銃ならば撃鉄があるはずの位置に取り付けられた十字キーで、上上・下下などコマンド入力で魔法を切り替える。
汎用型と比べると早さが売りのはずだがチマチマしたキー操作が必要なのは変わらない。動きの無意味さではテンキーとどっこいどっこいである。
一応デフォルト枠の魔法は引き金のみで発動可能らしいが、どいつもこいつも「とりあえず殺される前に殺す」がデフォルト思考なので「遭遇した途端にものっそい光って目潰ししてきた」とか「高速移動で視界外に逃げられた」とか「バリア張って後の先狙ってきた」とかそういう多彩なパターンを考慮する必要も無く「向かい合ってヨーイドンで早撃ち対決」に絶対になる。

  • 武装一体化型CAD
    殺傷能力を持つ武器にCADの機能を外付けしたもの。汎用型や特化型と別枠に分類していいのかいまいちハッキリしないのが地味にウザい。
    刀剣型なら切れ味強化、槍型なら貫通力増大など、マジックアイテムのくせして作動前から機能が予測できるクソ仕様が大半。レオに貸し出された脱法ソードこと「硬化魔法で伸びーる鈍器試作1号」が、剣なのに切れ味関係ない機能付きというだけでさすおに案件になってしまった。エリカスは特殊警棒で身体加速魔法使ってるって? 知らんな!
    ロマンですらない薄馬鹿下郎は一旦おいといて、銃器とくっつけた物がUSNAなどで使われている。銃のアシストを魔法で行うというきわめて合理的な道具である。似本製はケースレスリボルバー型とかいう産廃仕様で台無しになったりもしているが。
    かくいうお兄様も、サード・アイ開発前は射程伸張術式付き武装デバイスという大型ライフル銃にCADを括り付けた物を使い、いわば弾着観測マテバを行うという割とよくわかる方法で戦っていた。
    だが師族会議編において、「魔法師の体の一部と認識されるCADはエイドス・スキンに守られ魔法で干渉しづらいが、完全な異物である銃は簡単に分解できる」という対お兄様限定の弱点が後付けされた。ちょっと手順増やすだけで魔法師の体も分解し放題の芝さんが何をそんなに面倒くさがっているのかは謎だが、魔法発動がわずかにでも遅れるのが嫌で嫌でたまらないとか多分そんな感じなんだろう。知らないけどきっとそう。
    「着るCAD」をコンセプトにしたパワードスーツの登場が待たれる。直立戦車? 知らんな!
  • 飛行デバイス
    芝さんが開発した燃費最悪の飛行魔法()を何とか使えるようにすべく牛山が開発した高性能CAD。掌サイズのリモコン型と、後にムーバルスーツ()に組み込まれるベルト型がある。これ以外のCADで飛行魔法を使うことも一応できるが、それではごく短時間しか飛べない。
    超効率的にサイオンを吸収してくれるそうだが、そっちの方が大発明なんじゃないだろうか。
    似本軍を大幅にパワーアップさせた超兵器という設定(役に立つとは言ってない)だが、軍の許可も特に貰ってないのに芝さんが海外へバンバン売りまくった。飛行魔法()はともかく牛山の大発明は是非ともパクりたかろう。
    なお、ベルト型は前面のバックル部分にスイッチがあるため、伏せた瞬間に誤作動しそうな残念設計となっている。「敵の弾幕から逃げるな、芝さんが再生魔法使う見せ場が減るだろ」という左遷生の悪意を感じざるをえない。

EMP爆弾 参照

参照Wikipedia CAD(キャド)

EMP爆弾

2chアンチスレでは 魔法科高校の劣等生は社会的評価への妄執に囚われた糞アニメ60の710 で初弄り?

電磁波を放出し、機械類を丸ごと無力化してしまう兵器。現代社会でも容易にインフラをズタズタにできる兵器として開発が進められている。
維持するだけでも大変なCADという精密機械が無ければ無能の現代魔法師という人種にとって、これほど恐ろしい非人道兵器はないであろう。
 
それゆえ、劣等星でのそれは未来兵器なのに現代兵器より劣化させられている。現代は開発中だが有効半径100メートル程度に対して未来設定の劣等世界では同じく開発中で有効範囲が数十メートルの劣化技術品。
魔法師の CADEMP対策品だと後付けされるシーンで使用され、魔法師に対して使用した 劣等似本国防軍 の無能さを引き立たせるアイテムとなった。
 
劣等星技術で腕輪の様なサイズのEMP対策だとすれば、アルミホイルを巻いただけじゃないか?と考えられている。
電子機器であるCADが高高度爆発などのEMP兵器に対処不能だというネット上のツッコミに対し
およそ1年後の文庫16巻にてようやく御目見えしたもの。
あの小さなCADに完璧な電磁波シールドなんて…というツッコミ推奨である。

後に、大亜連合の戦略級魔法・霹靂塔が広範囲に落雷を起こし機械類を無力化する魔法であり、鉄壁のハズだったCADの電磁波シールドすらぶち抜けることが発覚した。もう何が何だか。

参照Wikipedia EMP(電磁パルス)

FAE理論

来訪者編で登場する魔法理論。
Free After Execution」=「実行後は自由」の略称。
魔法で改変された結果として生じる事象は本来この世界には無いはずの事象であるが故に、そこに物理法則が作用するまでの間にごく僅かなタイムラグ(1ミリ秒以下)が存在する。そのタイムラグの間は物理法則の束縛が緩くなるので、そこを突く形で新たな事象を定義すれば、エイドスの修正力を無視して定着させることができる…というもの。

エイドスさんはただでさえゴリ押しされれば自分を曲げるのに、そのうえ更に隙が存在するなんて、劣等星における「世界」や「物理法則」はガバガバすぎやしないだろうかと心配になる。
そもそも「物理法則」とはあくまで現代人の主観で世界を認識したものであるため、劣等星における「物理法則」の中にはイデアだかサイオンだかの存在が含まれていなければおかしいし、仮に含まれていないとすれば現代魔法が科学で解明されたという設定が丸ごと嘘っぱちになってしまう。
というわけで、この理論は屁理屈としても最初から破綻していると言える。

ポンコツリーナが唐突に出してきたが、これを使ってやったことといえば専用アイテムを介してのデスビームといういつものことである。もちろんwwさんを殺せるわけもなく、wwさんは(自分にとって脅威にならないことをよく噛み締めながら)ポンコツがやったことを「素直に称賛」していた。

おそらくは、中盤に差し掛かったバトルモノにありがちな「敵味方の戦闘力を底上げするための新しい理論」のつもりなのかもしれないが、ゲームの序盤を延々と繰り返しているような劣等生においてはただただ無用の長物としか言えない。

「四工程魔法は四連続魔法じゃなくて単発の魔法扱いだし! 工程増えるほど魔法使いにくくなる設定とFAE理論は矛盾してないし!」
という言い訳をするためだけに、筆記試験学年2位のキモウトが2年生にもなって「今まで知りませんでした、解説ありがとうございますお兄様!」と魔法理論の初歩も知らないアホになる愉快な後日談がある。

HEAT弾/成形炸薬弾

劣等生ではなく、同作者の ドウルマスターズ に登場する単語。実在する武器(弾薬)であり、作者の知識不足・取材不足や往生際の悪さを象徴する単語としてよく引き合いに出される。。

HEAT(ヒート)とは熱の意味ではなく「High-Explosive Anti-Tank」の頭文字から取ったもので、直訳すれば「高性能炸薬対戦車(弾)」といった意味合いを持つが、本項目では作中の表記に従い「成形炸薬弾」で統一する。概要に関してはWikipediaの該当記事のほうが丁寧かつ詳細に記されているので、基本的にはそちらを参照して頂きたい。

大雑把に説明すると、構造は容器となる筒の中に円錐状(「ろう斗」や「すり鉢」みたいな形状)に成形した火薬(炸薬)を充填し、さらに同じ形状に加工した金属板(以下ライナーと表記)で蓋をするように被せたシンプルなモノである。この状態で起爆させると、爆発の衝撃波は円錐部中央(つまりライナーが被さってる方向)へ一点集中するという現象が発生する。爆轟による凄まじい圧力を受けたライナーは、まるで鋭利なニードルのように侵徹体(メタルジェット)を打ち出し、「強固な装甲の素材が持つ"粘り強さ"」を喪失させることで貫通させる。この「炸薬の形状で爆発に指向性をもたせ、一点集中させる」「さらに同じ形状に加工した金属の蓋を被せれば強力な貫通力をもたせる」の原理を発見した二人の物理学者の名前からあやかり「モンロー/ノイマン効果」とも呼ばれる。
 
ネットというインフラがまだ存在しない、もしくは黎明期でまだまだ一般的ではなかった時代では情報の共有が難しく、「HEAT」という語感や資料写真・映像等から「まるで熱で融けたような貫通痕」からなる先入観により専門家すら熱で装甲を溶かす兵器という誤謬があったとされる。しかしながらこういった「誤り」は情報化時代を迎えて20数年が経過した今現在、Wikipediaの該当記事内において「温度と圧力に関する誤解」という項目があるように、さまざまなコミュニティを通じて是正の努力がなされている。

そんな潮流に対して左遷先生 は、どうも作中で登場させるモノついてググる程度の下調べもしなかったらしく、『ドウルマスターズ』1巻の地の文において「耐熱性を重視した装甲によって成形炸薬弾のメタルジェットは跳ね返される」とお手本のような勘違いを披露してしまう。これにはロボットSFを名乗っていただけに、関連スレ各所で話題になった。とはいえ、本来であれば誰しもが通るような間違いでしかなく、せいぜい(この項目を編集してる輩を含め)神経質なミリヲタから揚げ足を取られる程度で済んだはずだった。

ところがこの作者、大して重要なシーンでもないのだからそのままスルーするなり、増版時にしれっと訂正しておけば良いものを、続く2巻では何を血迷ったのか「作中で無力な兵器として扱われ活躍もしないHEAT弾」について「作中ストーリーに全く関係しない後付け設定」「2ページに渡って長々と描写(言い訳)に費やす」という、斜め上すぎる行動に出たことで、またしてもスレ民の腹筋を危機に陥れるのであった。どんだけネタにされるの嫌だったんだよ。

なお、その言い訳の主旨も「作中の成形炸薬弾は現実のものから改良され熱量兵器になっている」というものであり、本来の原理からすると矛盾でしかなく、あくまで副産物でしかないものを前面に押し出すならば、それはもう成形炸薬弾の名を冠した別兵器である。掲示板では「薬莢で敵を焼き殺すための拳銃を開発するようなものである」といった例えでコケにされた。
 
【番外編:熱で装甲を溶かす佐島式成形炸薬弾】 参照

参照1 Wikipedia 成形炸薬弾
参照2 Twitterミリタリークラスタたちの反応まとめ HEATとかの話(togetter)

Rising Hope

参考文献:「音楽の力を私は信じたい」アーティスト・LiSAが語る、「Rising Hope」と音楽への思い
http://mcha.jp/10188
(突っ込みどころ満載のインタビューである)

LiSAの楽曲。「魔法科高校の劣等生」の1期OP。
アンチスレ的には「みかんでマッサージ!」から始まる一連の空耳が有名、というかそこしか語られないといってもいいが、この項目では敢えてそこは無視する。
したがって、LiSA氏がSAOとのバーターでMステに出た際、観客が明らかに空耳をベースにしてコールしていたことについてもどうか無視してほしい。

LiSA氏が一応原作に触れた上で作詞した楽曲であり、「大切な人のために強くなりたいという作中のwwさんとキモウトの絆」を描いているとのこと。

歌詞の内容を要約すると、「世間で言う愛の形や常識を蹴っ飛ばしてでも、二人で生きていく未来を作りたい」「この願いはたとえ魔法がなくても、何を失おうが叶えたい」といった感じである。
だが作中でwwさんとキモウトが二人で生きていくことを邪魔する、あるいは邪魔できる存在などいないため、「まだ見たい未来がある」なんて言われても
「勝手にしてください」「我々のいないところで思う存分やってください」としか言いようがない。
常識を蹴飛ばしているというより、関係ない人の人権を踏みにじっているシーンの方が多いのはオフレコで頼む。

また歌詞の目立つ部分に「魔法がなくたって」という部分があるが
wwさんから魔法を無くしたりしたら単なる人間のクズしか残らないことはもはや語るまでもない。
そもそもwwさんが最強であるゆえんがなくなってしまえば、二人の「絆」()が残るかどうかも怪しいところである。

そういうわけで、楽曲自体良し悪しをこの際別としても、少なくとも劣等生には絶望的に合ってないと言わざるをえない。
ともあれ劣等生の曲として聴かなければ普通に名曲なので、曲そのもののファンからの評価は高い。

SF

サイエンス・フィクションまたはスペキュレーティブ・フィクション。科学的な思索を主題にした創作物語のこと。
原作者は自分の作品をこのジャンルに属するものだと考えている。また、「SFマガジン」が劣等生を取り上げるなど、売る側もSFとして紹介することがある。
しかし、原作者がSFを書こうとした動機は「未来の世界なら取材や下調べをせずに自由に書ける」という横着なものであり、考証が初めから放棄されているため
劣等生はどこに「サイエンス」や「スペキュレーティブ」があるのかわからない作品になっている。また、フィクションを成り立たせるために必要な想像力やセンスは貧困で、極めて卑小な目的にしか発揮されていない。
そのため、劣等生におけるSFとは「佐島フィクション」「さすおにファンタジー」の略称である、ということになった。
信者の一部には、未だSFと信じている者がいる.
なお作者は劣等生について「SFじゃなく『S(少し)F(不思議)』じゃないかとツッこまれるかもねw」などと語っており、藤子・F・不二雄を引き合いに出して語るという傲慢さが、アンチスレ住民を『S(すごく)F(不快)』な気分にさせた。

 
16巻発売前のバレスレ40の706
>706 :イラストに騙された名無しさん@転載は禁止:2015/05/03(日) 19:33:18.13 ID:tyfLIBMl
>魔法科高校の劣等生 16

>恋愛は決着はやめにつけてこの先は本筋の魔法やSFで勝負ってことなのかな

WW3

第三次世界大戦――二十年世界群発戦争。世界的な寒冷化と資源枯渇が根本的な要因だったという。
寒冷化に苦しんだので北上してロシアに入植したとかいうロックな中国人の行動に端を発し、世界中で勃発した国家間紛争の総称である。
その実態は、まともに国際協力もできないほど知性が劣化した劣等星人が寒冷化への初動対応をことごとくミスったことによる、いわば完全なる人災。その上、ただでさえ乏しくなった資源をトチ狂って魔法師に費やしてしまったことにより自らをさらなる貧窮へ追い込んでいったという笑えないジョークである。一年に一軒のペースで研究所建ててんじゃねえよ…。
左遷曰く、どの国も傍観者でいることが許されなかった「真の意味での世界大戦」とのこと。左遷の感覚では直接戦火が上がらない国は皆「傍観者」で、他国の戦争による経済や安全保障への影響などは無いのだろう。

開戦したのは、魔法発見(1999年)から40年余りが経過した2045年。
寒冷化や食糧不足・エネルギー不足に関して何の手立ても打てず、当時は実験動物同然の価値しかなかったハズの魔法師達は、開戦とほぼ同時に何故か大同団結を果たし、2046年に自称平和団体「国際魔法協会」を設置。魔法師は国境を越えて協力し、すべての熱核兵器を停止させた。
だがその後、その圧倒的な力で戦争を続行不可能に陥れたかと思えばそういうわけではなく、人々はゴミになった核兵器を尻目に通常兵器での殲滅戦を開始した。
一方魔法師サイドも核爆発を止めた後はもういいやとばかりに古式勢力との内輪揉めに明け暮れ、2064年の四葉四千人殺しによって、日本の半同盟国であったはずの大漢を崩壊させ、2065年に曖昧に終結した。停戦協定も講和条約も無く、作中で終戦後30周年イベントなど全然やっていないが終結した。いいね?

戦争の勃発を未然に防げなかったばかりか、開戦してみれば人々から核兵器「だけ」を器用に奪い取っただけで後はほぼ何もせず、大量破壊兵器の代わりくらいにしかならなかった魔法師たちは、国際社会からその力を警戒され制限を受けるでもなく、むしろ徹頭徹尾魔法師に都合のいい社会を築き上げていった。

20年に渡るこの戦争によって、地球人口は1/3の30億にまで減少したという。単純に考えて戦争と寒冷化で60億人の死者が出たということであり、これは第二次世界大戦における犠牲者数のおよそ100倍にも及ぶ恐るべき数字。平均して毎日100万人近く人口が減っていたことになる。
どうやってそんなペースでの虐殺を続けたんだとか、厭戦運動は起きなかったのかとか、資源不足なのにどうやって20年も戦争状態を維持したんだとか、疑問は多い。劣等似本 に存在すると噂される ソイレントシステム をフル稼働させたんだろうか。
またこれだけの戦争で世界中の人口が減った割に 似本の人口は(設定から推測すると)三億人前後 に増えているという人類史上例を見ない奇跡を成し遂げていることはオフレコで頼む。
ちなみに魔法師の活躍()により核兵器は使用されなかったとされ、国際魔法師協会は後にこれを「世界の平和を守った魔法師の功績」と標榜している。しかしこの悍ましいまでの死者数を考えるに、抑止力を勝手に無力化しちゃったせいで余計戦争が泥沼化した可能性の方が大きい。とんだ自称平和団体(なお、自称にすぎないというのは公式設定)である。
この戦争の後、歴史上の国際関係を全く無視した意味不明な国際社会が形成された。二千年以上に渡る不仲で有名なインド・ペルシア周辺が何故か結成した連合などはその筆頭。
 
ちなみにこんな資源不足に晒されて真っ先に窮地に陥る筈の似本をはじめ、一部先進国は謎の太陽光プラントで寒冷化も資源もクリアしていた。しかしこの技術が他国に供与されることは無かったらしく
読者間ではこれが結果的に紛争を阻止できず、それどころか激化・長期化を招いた元凶なのではないかと言われたりする。
 
そして魔法師に対する理不尽なまでの優遇社会が形成されたのも、まさにこの戦争がきっかけであったとのこと。
…戦前戦後の色々不自然な経緯といい、大国と一部魔法師が結託して裏で糸を引いていたと考えると大体の辻褄が合ってしまうことに関してもオフレコで頼む。
 
参照原文 【寒冷化で北上する?劣等星の理解不能な世界大戦の発端と大殺戮】