地球防衛軍6

Last-modified: 2024-05-01 (水) 13:04:34

登録日:2022/09/14 Wed 21:30:00
更新日:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
所要時間:約 8 分で読めます


&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
PS4PS5EDFサンドロット地球防衛軍


絶望の未来に生きろ。

概要

『地球防衛軍6』(EARTH DEFENSE FORCE 6)とは、人気ゲームシリーズ『地球防衛軍』シリーズの第6作目で、対応ハードはPS4、PS5。
無印と2、3と4が言わば前後編になっていたのだが、5において侵略者の頂点となる存在を撃破した、つまり侵略者を完全撃破した。
そのことで続きが制作されるのかどうか疑問視されていたのだが、恒例の2作で1セットという法則通り、5のその後の世界を舞台にした6が発売された。

前作での新要素(アイテムの分配、NPCの不死属性、距離による威力減衰)は軒並み引き継がれている。
天候による視界妨害はオミットされているが、幾つかのステージではこちらの視界を妨害するギミックがある。

ストーリー

突如として始まった異星人「プライマー」との2年に渡る泥沼の戦い。
精鋭チームストーム隊がプライマーの総司令官「銀の人」を打倒したことでプライマーは撤退、人類は戦争に勝利した。
だがその代償はあまりにも大きかった。
人口は開戦前の1割に減少、復興どころか文明の維持すら困難だった。
そして地上で繁殖を続ける巨大生物や、プライマーに置き去りにされたコロニストも未だに人類を脅かし続けていた。
戦いは終わっていないのだ。
そして、EDF第251駐屯基地に一人の兵士が配属されたところから物語は始まる…

<兵科>

●レンジャー(特戦歩兵)

各種携行火器を運用する、最もクセがなくバランスのいい兵科。
良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏である。
武器の生産すらおぼつかない状況で、ありあわせのパーツで修復した壊れかけの武器を使っている。

●ウイングダイバー(降下翼兵)

背中の飛行ユニットを用いて戦う高機動をコンセプトとした兵科。
それ故体重の軽い女性だけで構成されており、使用する武器も弾薬を必要としないエネルギー兵器を使用している。
エアレイダーやフェンサーが軽装備になっているのに対して、ウイングダイバーはなぜか露出が減っている。なぜだ
とは言え、ズボンによってヒップラインが強調されておりこれはこれでなかなかエロい

●エアレイダー(空爆誘導兵)

砲爆撃の座標指示や装甲兵器の要請など、航空戦力や砲撃隊との連携をコンセプトとしている兵科。
敵の位置を味方に教えることで強力な支援砲撃を要請できる。
前作では強力なビークルを使用できることが強みだったのだが、荒廃した世界においてはビークルや支援攻撃の要請ができない
(無理矢理使おうとすると弾薬がない、燃料がない、部隊は解散した、基地は放棄されたなどと理由を付けて断られる)
そのため、かなり厳しい戦いを強いられることになる。

●フェンサー(二刀装甲兵)

巨大な武器と重装甲を強化外骨格で運用する、重武装をコンセプトとした兵科。
両腕に持つちょっとした戦闘車両並の重装備と、背部スラスターによるブーストにより操作性が他兵種と大きく異なる。
今作ではパワードスケルトンが生産できないため、軽装備となっている。

<登場人物>

●主人公

人員不足が深刻な251駐屯基地に新たに配属された新兵。
とは言え、武器の扱いにはかなり慣れている様子。
後述のプロフェッサーからは「皆に希望を与えた」と言われているのだが…?
その正体は、前作主人公のストーム1その人。

●プロフェッサー

メガネをかけたスーツ姿の男。
元々は科学者でEDF先進技術研究所の主任だったが、ラボがプライマーに攻撃されて壊滅。唯一生き残り、逃亡生活を送っていたが連れ戻される。
両親と妻を前回の戦争で失っている。
本来戦闘員ではなかったのでミッション中に愚痴ったりリロードのやり方を他の隊員に尋ねる事も。
また、自転車に乗れないくらいの運動音痴らしい。
戦場でもスーツ姿だが、その下にアーマーを着込んでいる。
チーズバーガーとコーヒー、妻の手料理である揚げたポテトが好物だったが荒廃した世界ではどれも供給が望めないため、落ち込んでいる。
主人公のことをなにやら色々知っているようなのだが…?

●大尉

元々は教官だったのだが、人手不足になった影響で現場で指揮を取っている。
エイリアンのことを「不法侵入者」として嫌っている。
誰もいなくなった廃墟の街で「市民を守れ!」だの「やはりこの街は美しい」等と言うのでちょっとアレな人のような印象を受けるが、実際には現状をちゃんと受け入れており、正常である。

●その他の251駐屯基地配属になった兵士達

迷彩服に帽子、サングラス姿の男たち。兵員補充要請により251駐屯基地にやってきた。彼らの他に、元々251に所属していたらしい兵士も登場する。
元は給養員、技師、トラック運転手などバラバラであり、「なぜ集められたのか分からない」とぼやく者もいる。
また、元トラック運転手だった者は「3日かけて来た」とも言っており、インフラの崩壊っぷりを察せられる。
そして「人口が1割にまで減り人手不足」という現状からお察しの通り、彼らは今まで銃を持ったこともないドシロウト集団である。
「精鋭を送ってくれ」と言っておいて来たのが彼らであるため、大尉は憤慨しつつも「贅沢は言ってられない」と彼らを鍛えることにした。
まさかその中にストーム1という特大大当たりがいたとは驚きだっただろう。

<登場兵器>

・コンバットワゴン

前回の戦いでEDFの主力となった二足歩行兵器「コンバットフレーム・ニクス」の改修型。
251駐屯基地から見て東の方にあるらしい別の基地所属である「駆除チーム」が操縦している。
整備する施設も技術者もいなくなった現在では、整備が難しい下半身を排除してトラックに上半身をワイヤー等で無理矢理連結し、腕部も撤去してシールドと肩にランチャーを取り付けるか、肘から下を武器に換装することで使用している。
それでもガソリンが少ないので長居できない、パンクを恐れて悪路を避けたがる、整備不良でガタついている部分があるとぼやく、故障で移動不能になるなど苦労が絶えないようである。
プロフェッサーはこのコンバットワゴンの有り様を見て「ひどいな。設計者が泣いてる」とぼやいた。
火炎放射器やマシンガン、速射砲が武器。

・ガンワゴン

飛行型の巣破壊作戦で登場した戦闘車両。
見た目はビックアップトラックに機銃を取り付けた物で、文字通り対空戦に強い。たったの1ミッションしか出番が無いが
…裏を返して言えば、民間の物を改修して使わなくてはならないほど現在のEDFが過酷な状況なのを表している。

<プライマー>

・コロニスト

前回の戦争でプライマーの尖兵となっていた、カエルに似たヒューマノイド型エイリアン。
プライマーが撤退した時に地上で活動していた個体は全て置き去りにされ、廃墟で生活している。
脳に埋め込まれていた装置が機能を停止している為か、四足でよりカエルっぽい動きをする。
また、痩せこけて傷だらけで薄汚くなっており、疲弊した印象である。ボロニスト
数秒で失った手足を再生する回復力を持ち、ジャンクで作ったアーマーやジャンクパーツで武器を修理して使っている。
この武器の弾丸には強いノックバック効果がある上に地面や建物で跳ね回り、逆にコロニストはこちらと距離を取ろうとするので思いの外厄介な相手。
複数を相手にするとノックバックに押しやられ、近付こうとしていつの間にか大ダメージを受けていることもあるので注意が必要。
また、アーマーは体の一部を覆っているだけだが、何とこのアーマーはダメージを完全無効化し、しかもいくら撃っても破壊できないので適当に狙っているだけだとアーマーに攻撃を吸われることも。
武器の特性や無敵アーマーの存在などから、前作のコロニストより厄介だと感じるプレイヤーもいる。
後述の巨大生物を利用しており、巨大生物について回ることで用心棒代わりにしている。
また、巨大生物を食べているという噂もある。カエルだけに

・侵略性外来生物α

シリーズ皆勤賞の巨大な黒アリ。
地上で繁殖を続けており、人類を脅かし続ける。
実質的にコロニストよりも厄介な存在。

・侵略性外来生物α赤色種

赤い甲殻を持った黒アリの亜種。
通常のα型に比べて体長が大きいが、酸を出さず噛みつきしかしないため距離を取れば一方的に攻撃できる。
代わりに甲殻が頑丈になっておりなかなか倒せない。

・マザーモンスター

いわゆる女王アリで、侵略生物の卵を生み出しているらしい。実際に産んでいる姿は今作でも描写されていないが
今作ではなんと序盤から登場する

・飛行型侵略生物

巨大なハチで、黒アリと共に廃墟で繁殖している。
今作ではハイブという小さな巣を幾つも作ってそこで繁殖している。

余談ながら食料不足に喘ぐ人類はこいつ等巨大生物を何とか食べられないかと試みたようだが、どの種類もどうやっても食用には出来なかったらしく、食べると腹を壊すとのこと。

テレポーションアンカー

怪物を遠くから転送してくる装置。かつての戦いでプライマーが投入してきたものがプライマーが撤退した今も稼働し続けている。
ところで前述の通りプライマーは撤退したというのに、一体どこが怪物の転送元になっているのだろうか…?

・リング

突如として飛来した正体不明の物体。
だが攻撃する気配も動く気配もなく、正体も目的も一切が不明。

・アンドロイド

プライマーの尖兵で、通称「機械人間」。
文字通り地上を埋め尽くす程の数が地上に投下されており、残り僅かになった人類を次々に駆逐していく。
その数はいくら超人的な兵士がいようと、最早どうにかなる数ではなかった。
人類の滅亡は秒読み段階に入ったのである。

人類は、敗北したのだ。

&link_anchor(A){≪もう一度やってみよう。 このまま終わるよりいい。≫}

テンプレ2


△ページトップ
項目編集


この項目が面白かったなら……\サンダー!/

テンプレ3

&link_anchor(B){▷コメント欄}

&aname(A,option=nolink){ }
 

リングの登場したミッション「訪問者」の次のミッションである「翌日」、アンドロイドが初登場するミッションでは空が赤くなっており、更に廃ビルと一緒に謎の建造物(後述のエイリアンツリー)が何の説明もなく建っている。だというのに、何故か周囲の兵士たちは特に何も言及しない。
そして、プレイヤーの困惑をよそに「マザーシップと共に機械人間が降りてきた」「マザーシップ10隻の砲撃でEDFは壊滅した」「人類は敗北した」というセリフがある。

……ん?

前作ではアンドロイドはいなかったはずなのだが?
それに辛勝とはいえ人類は勝った筈ではないのか?
マザーシップは11隻、コマンドシップを我らがストーム1が撃墜したはずでは?
それは冒頭でも言われていたはずなのに、どうも話が噛み合わない。
そしてあるミッションで主人公はプロフェッサーと共にリングの攻撃に向かうのだが、何やらプロフェッサーはリングの構造を知っているようだ。
指示に従ってリングの下部の装置を攻撃すると、画面がホワイトアウトして…

≪戻ってきたぞ! ここが始まりだ!≫

          ≪いいぞ! 始まる!≫

''''The Earth Defence Force 6
begins now.

次に現れたのは、『地球防衛軍5』におけるホーム画面そのもの
一体何が起こったのか?
何もわからないままミッション選択を選ぶと、表示されるのは前作にもあった「転機」というミッション。
ミッション説明も前作同様であり、ミッションを始めると、そこは前作そのままの場所と状況。

そして、前情報で戦死したとされていた軍曹のチームもいた。

もういないと思っていた戦友との再会に胸が熱くなるプレイヤーだが、何から何まで同じというわけではなかった。
通信機から聞こえる司令部の会話は、「基地の半数が襲撃され、核攻撃はもうできそうにない」「人口の3割を失った」と語っている。
また、途中で入ってくる兵士の通信は「こちらアウトポスト48。全滅寸前だ。基地を放棄する」「逃げられない。隠れろ」「前哨基地26が円盤の攻撃で壊滅」となっている。
前作でのここの通信は、「核攻撃は残骸を回収できないためおすすめしない」「人口の2割を失った」と語っている。
途中で入ってくる兵士の通信も「こちらアウトポスト48。援軍をくれ。もう持ちこたえられない」「半数以上がやられた。撤退しかない」「前哨基地26に円盤が押し寄せている。援軍をくれ」だったはず。明らかに戦況が悪化している。
これらの状況を説明できる仮説は一つしかない。

時間が、戻ったのだ。

おそらくあのリングの爆発のせいだろう。
人類側で主人公とプロフェッサーの他にそれを認識しているものは居らず、逆にプライマーは多くの情報と物資を過去に送り込んでいる。
持ち帰れたのは記憶と経験のみ。襲い来る絶望の未来に向けて、それでも銃を手に取る。
こうして主人公は時空を超えた壮大な戦いに身を投じるのであった…

#div(height=12px){&bold(){&sizex(6){&color(blue)

登録日:2022/09/14 (水曜日) 21:30:00
更新日:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
所要時間:約 47 分で読めます


&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()


概要

過去作から更にボリュームを増した、地球防衛軍シリーズ6作目。
以前のシリーズでは過去作を知らなくてもプレイに影響はなかったが、本作では地球防衛軍5?の世界+αを繰り返し繰り返し戦い抜き、未来の改変を目指すストーリーになっている。
そのため本作はある程度『5』の知識を持っていることが前提となっており、必須とまではいかなくとも前作のプレイが推奨される。

本作の時間は以下の順序で進行している。

プライマー襲来(EDF5本編開始) → 2年間 → 戦争終結(EDF5終了) → 3年後 → 戦後世界(EDF6本編開始) → リング出現(過去改変発生) → 絶望の未来 → くだんの日(リング破壊作戦) →プライマー大戦(改変EDF5本編)

リングが出現し、新型船が過去へ跳躍した時点で過去改変が発生しており、画面のこちらのプレイヤーを除いて誰もそれを認識できない。
改変の内容は多岐に渡り、侵略生物の強化や人類の戦術への対応、拠点位置への先制攻撃など。総じて人類の敗北へと繋がる行動を取られる。
結果、絶望の未来では「どれだけ戦おうとも戦術、物量で上回られ、成す術なく敗北したEDF」という過酷な歴史となっている。
ついでに言うと、前作でプライマーが真っ先にバルガがある基地を制圧*1した辺り、『5』の段階でループの途中だった可能性が高い。
ゲーム中の表記を鵜呑みにするのなら『5』の時点で5周目*2
……そんな状況で敵の戦術戦略を個人でぶっ壊したあげく、銀の人を討ち取ったストーム1とかいうイレギュラーもいるわけだが。

どれだけ対策を立て、行動し、よしんば勝利したところで、リングによる過去改変ですべては無に帰し、人類は敗北する。
そんな「絶望の未来」に立ち向かい、戦うのが本作の主人公、そして地球防衛軍である。
因みに今作ではタイムリープしている事を強調するためか、ある特定のミッションでは主人公の行動次第で通信内容が変化したり、難易度によってストーリーの展開が少し変わるという演出が見られる。
尚、開発インタビューによると主人公達がループを繰り返しているという設定自体は後付けではなく前作開発時点で既に構想されていたとの事。

<兵科>

今作では、フェンサーを除く3兵科にサブウェポンが追加された。
これはレンジャーとウイングダイバーにとっては3つ目の武器、エアレイダーにとっては5つ目の武器。
このサブウェポンの追加によって戦術の幅が大きく広がったと言える。
その代わりドラグーンランスや空爆など、前作で猛威を振るった武器は軒並み弱体化されている。
他には全兵科共通で「乗り越え」、「よじ登り」アクションが追加。
小さい段差程度なら自動的に乗り越えてくれるようになり、移動が楽になった。ただし乗り越え中は攻撃が中断されるため思わぬ乗り越えに注意。
またよじ登りにより自分の背丈程度であれば登れるようになり、レンジャーやエアレイダーはジャンプと組み合わせて今まで登れなかった建物に登れるようになった。

●レンジャー

前作であまりにも不遇だった為か、目立った弱体化はなし*3。むしろ強化された部分が多い。
全体的に武器の火力が引き上げられたため、距離減衰の影響で過小評価されがちだったアサルトライフルも、減衰はするものの大幅に火力の底上げがなされた。
前作では一部のみだった貫通効果も、近距離限定だが多くの機種に付与されており、殲滅力も向上している(前作で貫通効果が付いていたものは、他のものと比べて貫通する距離が長くなっている)。*4

また、ショットガンとグレネードランチャーの一部に手込リロードという概念が登場。
これは残弾数に応じてリロード時間が短くなるというもので、リロードの長さに難があった武器の大半の取り回しが改善されている。
他にもスナイパーライフル*5やロケットランチャー*6、火炎放射器型の武器も目に見えて火力が向上しており、殲滅力は大幅に上昇している。
なお、爆発系の武器が味方NPCをすり抜ける仕様になった関係上、リバースシューターで回復させたい場合は直接当てるのではなく足元付近などを狙わないといけないようになったので注意。

ブレイザーがついに本編に実装。最も低グレードのものはLv20と(HARDでプレイしていた場合)中盤辺りで出るようになった。
長いリロードはそのままに威力がダウングレードされており、最上位のEXAブレイザーでも前作DLCのものには及ばないが、しかしそれでも適正Lvでは十分以上に通用する火力がある。
ただ、貫通効果がないのは前作から据え置き。状況次第で貫通効果を持ったアサルトライフルと使い分けよう。
余談ながらカテゴリがショットガンになった、デストラクションブレイザーなる亜種が新登場した。ショットガンなのに何故かスコープが付いており、ネタ兵器かと思いきや使い所によっては中々強い。*7

他にも誘導レーザーがローリングやダッシュ等で解除出来る様になった事により誘導ロケットも扱いやすくなっている。

その一方でダッシュに関しては操作性こそ改善されたものの速度等は据え置きのままであり良くも悪くも遠距離攻撃に特化するようになったとも言える。

前作でレンジャーの救世主だったスーパーアシッドガンもそのままの性能で続投しているが、他の武器が強化されたためやや影が薄い。

サブウェポンとして、手榴弾やインパルス、エアレイダーから取り戻したセントリーガン等を使用できる。
これによってリロードの隙をカバーできるので使い勝手が大幅に良くなった。
なお、今作ではC爆が味方NPCにくっつかなくなったので非道戦法であるいわゆる軍曹爆弾はできなくなった。ぶっちゃけ擲弾兵ってコイツからヒントを得た兵器だったのでは…?
ただし実は体力が0になり倒れた味方NPCにはつけられるため、消える前にくっつけて敵陣に向けて射出、爆破なんて行為が可能。やっぱり外道だ…。
ビークルはなんと、上位品では最初から要請可能な状態でスタートするものが増えた。
前作同様、特殊装備とは同じ枠での装備になるため選択に悩ましいが、非常に使いやすくなった。

不遇だった前作と比べると強化が著しく、どんな敵とも戦える汎用性があるため「迷ったらとりあえずレンジャーを選べ」と言われる程に出世している。

●ウイングダイバー

前作同様にMONSTER?を始めとした狙撃武器の取り回しの改善、誘導武器の強化にビッグコア系での固定砲台化等取れる戦術の幅は大きく広がったままだが、レイピア、ドラグーンランス、クイックブーストの消費エネルギーが激増し、前作と同じ感覚で行動するとすぐに緊急チャージを起こして敵の真ん前で無防備になる。ただ、緊急チャージ速度が全体的に上がっている。*8
その代わりサブウェポンとして「独立作動装備」が追加された。
その名の通りエネルギーソースが独立しており、要所要所で非常に役に立つ。

シールドは少しの間あらゆる攻撃を無制限に防げる円盤状の盾を展開するもので、最上位のものになると緊急チャージ一回分の間は余裕で耐えられるほどの時間使用できる。ただし、複数方向からの攻撃やダメージエリアを作り出す性質の攻撃は防げないため注意。
セイバーはエネルギーの剣で斬りつける武器。
武器説明によると「威力は高くない」とあるのだが、説明詐欺で実際は適正Lvのコロニストを一撃で斬首し、ハイブを一撃で両断できるほどの威力を誇る。しかもリロードに入るまで連発可能であり隙も少ない。
ただし、うかつに接近戦を仕掛けると死にやすく、ブーストの消費エネルギー増加もあってやや使いにくい。また、攻撃範囲内の味方も斬ってしまうため、味方が近くにいる時には注意が必要。

更に前作で通常の武器だったブリンク・ボールやグレイプニールを始めとした投擲・設置系武器も独立作動装置に変更されている。
他には、パルサースピアも中々見逃せない独立作動装備である。射程100~200mほどのビームを出す光球を投擲する兵器なのだが、同レベル帯の武器と比べてやたらと火力が高い。リロードも比較的短いので回転率も悪くなく、攻撃の穴埋めには十分過ぎる程である。特にパワースピアはLv28の武器でありながら(育ち具合にもよるが)難易度HARDでは最後まで通用する。ただし自分や味方NPCも触れるとダメージを受けるので注意。
電磁シャフトは敵を貫通する細いビームを出す光球を投擲する兵器。パルサースピアより威力は控えめでリロードも長めだが持続時間に優れ、触れても自分や味方NPCへのダメージがない。後期モデルは投擲する光球の数やビームの射程が増えてかなり攻撃範囲が広くなるので、大群の足を鈍らせつつダメージを与えるのに有効。最も有利な相手は緑アリ。

また他にもプラズマ式の手榴弾であるブリンク・ボール、ミラージュに似た武器である誘導グレネード…といったものもあるが正直上述の装備の方が強いため微妙である。

また、途中リロードの仕様によりマグ・ブラスターが最高威力を維持することが容易になっており、あらゆる戦況に対応できる万能武器となっている。
前作でウイングダイバーの遠距離戦での要であったプラズマ・グレートキャノンはそのままの性能で続投している(何気にコイツ及びパルスマシンガンも射線上の味方NPCに当たらなくなっている。というより爆発系の武器はだいたいそうなっているらしい。しかし地形と障害物、不意に目の前を通る敵には変わらず注意。)他、前作で微妙だった武器の内、数種類は強化されている定番だけでなく色々と使ってみてほしいというサンドロの声か
他にもブースト消費の仕様変更により前述のマグブラスターを始めとしたパワー兵器やボルトシューター等のリロード型の武器が活用しやすくなった。
全体的に強化こそされているものの、ブースト管理がやや難しくなった事でピーキーな立ち回りを要求される上に苦手な相手が増えたため初心者には勧めにくくなった。

●エアレイダー

数種類のヘリとセントリーガンの没収、空爆に必要なポイントの増加、荒廃したステージではビークル要請不可、更にビークル全体の初期功績値減少と、弱体化した部分が目立つ。
ただし誤解のないように言っておくと、弱体化した部分が多いのであって強化された部分もあり、総合的に見ると前作とはトントンといった立ち位置になる。(むしろ、前作が強すぎたとも言える。)
武装ドローンを始めとした新兵器ドローンの追加により、これまでリムペットガンやデプスクロウラーくらいしか有効な選択肢が無く鬼門だった地下ステージにおける手数が増し、自衛能力が向上している。
更にグレイプは開幕から要請可能、前作で峰撃ち専門とすらボロクソに言われていたサプレスガンは威力と射程アップで実用的な武器になったり、コンバットフレームは新たなタイプが追加とそれ以外にも強化されている部分はしっかりある。
特にドローンの追加やサプレスガンの強化によって今までネックだった拘束時の脱出も容易になっている。
またドローンによる空爆は上空に向けて攻撃する事でテレポーションシップやテレポーションアンカーの破壊に対空も可能である。
他にもサブウェポンとしてデコイやパワーポストといった前作からお馴染みのものの他に護衛ドローン、警護カプセル、カプセル兵士、自律型エアクラフト等が使用可能。
警護カプセルは自分の周囲を浮遊するセントリーガンのようなものであり、近くの敵を自動攻撃するタイプと、自分の向いている方向に自動攻撃するタイプがある。起動中はビークル搭乗時にも継続するため、自衛の他にビークル搭乗時の補助火力にもなる。
歩行スピードも速くなっており、機動力が若干改善されているのも嬉しい強化点。
前作でゲーム中の人物からもツッコまれていた民間人なのに何故か支援要請が行える点に関してはあの時点でループを繰り返していたため予め支援要請に必要な手順やコードを知っていたから、という形でアンサーが出ている*9

●フェンサー

元々が「一番扱いにくいが扱えれば直接的な戦闘力は最強」という兵科だったので、絶妙なバランスを維持するためか目立った変更点はなし。
しかし、近接武器*10やミサイル*11の火力向上、火砲の弾速の向上、ガトリング系やフレイムリボルバーのスピンアップの改善、リフレクターの常時連続ディフレクター化、スラスター・ブースターの回数が増えたりなどと、着実に強くなっている。*12
代わりにジャンプブースターがやや弱体化した。また、前作での補助装備は強化パーツに改名されている。
また、ジャンプブースターが使用可能な刺突武器の電刃刀や、スラスターとブースターを入れ替える強化パーツ等の新たな装備が追加されている。
やれる事が多い反面フェンサー独自の立ち回りを覚えないと他兵科の劣化になりやすい特徴はそのまま。活躍するには十分な慣れが必要だろう。
なお、ジャンプからのよじ登りはフェンサーでも行えるが、重い分他の兵科より隙が大きいのでそこは注意。

今作でパワードスケルトンには装着者が死んでも再起動し自律的に行動できる?機能があるという恐ろしい設定が明かされた。

<登場人物>

●主人公(ストーム1)

ご存知人類の英雄にしてプレイヤーの分身。
プライマーによって幾度となく行われる人類の大虐殺、チームメイトの戦死を目にしながらも絶望に抗いプロフェッサーと共に時を超えた戦いに身を投じている戦士。
ループを重ねる中で培われたその戦闘力は最早人類の枠組みを完全に超えており、戦果に驚かれるどころかドン引きされる始末。
絶望に抗い続け、未来を変え続けた戦士はやがて『人類の代表者』となり……

今作では無個性だった彼(彼女)のパーソナリティが少しだけ掘り下げられており、EDF隊員から持ちかけられたカードゲームに快く応じる人柄の良さが描写されている。
今作でループを繰り返していると判明した事で民間人なのに武器の扱いに慣れていた事等、前作での謎がある程度解けている。
尚、DLC第1弾のストーリーによって過去の周回では味方の核攻撃に巻き込まれて戦死した事があるのが判明している。恐らくプライマーの過去改変によって無かった事になったため復活したと思われるが、プライマー達は最大のチャンスを自らの手で潰してしまった事になる。

●プロフェッサー

ストーム1と共にループを超えて戦い続ける、本作のもう一人の主人公とも言うべき人物。
プライマーとの大戦を越え、絶望的な戦後を生き延び、リングの制御装置を破壊し過去へ戻ることを続けている。
ループによってはキ○ガイ扱いされるが、それでもめげずにループを繰り返す鋼の精神力を持つ。
奥さんに深い愛情を抱いており、愛する人を救いたいという一心から?何度も何度も家族の死を含めたループを繰り返している。?
ループ時に備えて膨大な情報を記憶しており、兵器開発のための技術情報のみならずプライマーの作戦内容や主要人物の生死、果てはスポーツの勝敗などまで詳細に思い出せる模様。
しかし、どう考えても人の身に余る記憶量のためか終盤では擦り切れ始めており、多くの事柄に苦痛と飽きを訴えている。

……ループの際に持ち帰れる記憶は、必ず「絶望の未来」での記憶となる。
つまり、どれだけ対策しあがいても全て上回られ、家族も仲間も守れず、自身の行動が無意味だったと示された、そんな記憶だけしかプロフェッサーは持っていない。
それでも、僅かな可能性に賭けて過去へ戻り続けるプロフェッサー。
主人公へと語りかける「希望はある」という言葉の重みはきっと、こちら側からでは想像もできないものなのだろう。
尚、どのループでも大尉とは気が合わなかったのか生きているのを知ると「しぶとい男だ」と呆れ半分感心半分でつぶやく場面も。
因みに本作プロデューサーによると前作エピローグにおけるモノローグを発していたのはプロフェッサーとの事。

●大尉

『俺たちには守るものがある! 敵を倒し、生き延びろ!』
本作冒頭より、ベース251で新入隊員の指導にあたっている、テンガロンハットとシャツの特徴的な士官。
どのループでも必ず生き延び、周囲と自分を鼓舞しながら戦い続ける不屈の男。そしてどのループでもストーム1を新兵と間違える人
リング飛来後、ほぼ同じタイミングでリングへの攻撃を実行するため、それを目印にプロフェッサーも行動していた。
口調は乱暴ながらも仲間想いで、新兵ばかりの戦闘なこともあって頻繁に励ましの言葉を投げかけている。

優勢世界では階級が曹長になっている。教官の仕事に専念しているためだろう。
とはいえ、街にプライマーが襲撃してきた際には積極的に銃を手に取り戦う熱血漢なのは変わらず。オペレーターからも血の気の多さを心配されるあたり筋金入りである。
なお、優勢世界でも、周りはブレイザーばかりなのに対して大尉と新兵達は絶望の世界の衣装・武器はそのままである。
絶望の未来でも街を守るべく戦い続けているが、もはや勝ち目がないことを自覚しながらもわずかでも敵を減らそうと日々戦い続けている。
とはいえ流石に心が折れかけており、とあるステージでは戦闘後に膝をついて嘆く姿を見せることもある。

上記の通り、彼は「くだんの日」系列のミッションにおいて『必ず』リングへの攻撃を敢行する。それもプロフェッサーとストーム1が同じくリングを攻撃するための目印となるほど正確なタイミングで。
この点から考察すると、プライマー最大の誤算にして全ての起点である最初の事故、それが起こるリング攻撃作戦を主導したのは彼である可能性が非常に高い。
ループこそ経験しなかったものの彼もまた、一切の希望のない未来で必死に足掻いて戦い抜き、その負けん気一本で人類の反撃の可能性をこじ開けて見せた英雄なのである。
まあ流石にリングの真下に特攻するほど非常識では無かったが。むしろ何で巻き込まれた最初のプロフェッサー。

●中尉

『EDFは仲間を見捨てない。困ったことにな。』
荒廃世界においてベース251とは違う基地(というか地下商店街)をまとめている焦げ茶色の迷彩服が特徴の士官。
リング襲来以降主人公とプロフェッサーは彼の元に身を寄せていた。
大尉と異なり冷静沈着で現実的な性格をしている一方で、勝手に地上に出た伍長を見捨てずに救出に向かう仲間を見捨てない熱い心の持ち主。
地上に出たいと無茶を言う主人公とプロフェッサーに対して考え直すよう説得するも、無理だと判断すると地上に出るまでの間護衛してくれたり、その後も敵の気を反らすだけと言いつつリング破壊作戦に最後まで参加してくれるナイスガイ。
プロフェッサーは彼の人柄に強い信頼を寄せているようで大尉と異なり丁寧な対応をしている。

ネタバレ

優勢世界でも無事生存。
「リング破壊作戦 後編」において窮地に陥ったストームチームの救援に例のセリフと共に駆けつける。
尚、その際にも中尉と呼ばれているので大尉と異なり元々士官だったようだ。

●伍長

「備蓄が尽きかけてる。 食糧が必要だ。」
荒廃世界の地下商店街で登場する隊員の内の1人。改変後の未来でしか登場しない事もあって前作で軍曹が「伍長を呼んでくれ」と言っていた伍長と同一人物ではないかと推測されていたが……?
地下通路が塞がってしまい備蓄の食糧が尽きかけている現状を危惧しており、プライマーに制圧されている危険な地上を通って近くの倉庫まで取りに行こうと一人で飛び出してしまう。

ネタバレ

「入隊するんだ。君の力が必要だ。」
DLC第1弾「Lost Days」にも登場。前作で軍曹が言及していた伍長とは同一人物だという事が判明した。本周回では大量のテレポーションアンカーは落ちてこず、ベース228の防衛に成功した結果、伍長と連絡が取れたので軍曹ではなく伍長に付いていくことになる。その後は民間人であるストーム1を安全な場所に案内すべく奔走するのだが、結局見つからなかった&ストーム1の驚異的な強さを目の当たりにしたことでストーム1に入隊を勧める。そしてストーム1はEDFに正式入隊するのだが、何故かそこから先はめっきり登場しなくなる。(最後の台詞はやけに苦しげに言っているので、致命傷を負いながら遺言のように発したのかもしれないが。)

●ストームチーム

レンジャーで構成された軍曹のチーム、フェンサーが所属するグリムリーパー隊、ウイングダイバーを率いるスプリガン隊から成る精鋭チーム。
困難なミッションでも生き残り、過酷なループの中でも主人公の心強い味方になってくれていたが、ループによってはプライマーとの戦いで死亡してしまう。
頑張れば生き残らせる事も可能だが別にストーリーや通信内容に変化が起きるわけでもない。不死属性が無くなるそのミッションで戦死してしまうのが正史なのだろう。
軍曹とその部下達はそれぞれキャラが掘り下げられているが、公式でも人気を認知していたのか部下Bは特に掘り下げられ、「安全な場所を見つけたぜ、あいつの後ろだ!」「俺はあいつとは喧嘩しない!」といった名言を連発する。
ミッション中の汎用会話で兵士になった理由などもそれぞれ語っているので時間があったら耳を傾けてみよう。
スプリガン隊は前作でストームチーム結成まで殆ど共闘の機会がなかった事を問題視されたのか共闘の機会と台詞が大幅に増えており、犬猿の仲のグリムリーパー隊副隊長が何故かいなくなっているので前作では高飛車だった言動も控え目で、主人公を認める発言が多い。
その反面前作で活躍の場面が多かったからかグリムリーパー隊と共闘するミッションが著しく減っている。
グリムリーパー隊の魅力を知りたい方は是非前作をプレイしよう。
因みに今作ではグリムリーパー隊の副隊長は「激突する平原」にしか出てこない。

余談

優勢世界では、ストーム2である軍曹は大尉に昇進している*13。部下達はどうなのか不明だが、全員が量産型ブレイザー装備になっている。もっとも軍曹の部下達だけではなく優勢世界におけるNPCレンジャーの標準装備になっているが。
また、ストーム3であるグリムリーパー隊は死神から守護神にあだ名が変わったらしい。
一方、ストーム4であるスプリガン隊は昇進やあだ名などについて特に言及がない。

●ゴーン隊

前作より続投。コンバットフレームの部隊。ゴーン1、ゴーン2の2機だけで来てくれた。前作では随伴歩兵もいたのだが今作の登場ミッションではコンバットフレームだけであり、戦況の悪化を察せられる。

●ブルージャケット

『くそっ!やはりバッドエンドか!』
前作より続投。あるミッションで共闘する狙撃兵部隊。部隊名の通り青い服装である(ただし青い服の狙撃兵は他にも出てくるため、狙撃兵の服は青と決まっているだけかもしれないが)。また、ブラッカーも随伴している。別の周回ではケブラーに変わった。
前作では怪物との戦いを長篠の戦いに例えていた(海外版だとナポレオンのアウステルリッツの戦い)が、今作ではアンドロイドとの戦いを「ゾンビ映画の主人公になった気分だ」と例えた。
処理能力を越えた量の敵が出た時には前作では「長篠どころか、本能寺だー!」(海外版だとワーテルローの戦い)と狼狽えたが、今作では比較的落ち着いた言い回しである。

●特殊作戦コマンド

「英雄の盾になれ!」「やつを守れ!」「人類はやつに借りがある!死なせるな!」
終盤のミッションに登場。総司令部の指示で400kmをヘリで飛んできて援軍に駆けつけた。コマンド1、2、3と3部隊もやってくる。
味方がここまでの戦いでボロボロになっているであろうところに来てくれるため弾除け&囮として非常にありがたい。
ただし合流はできるものの彼らに不死属性はないので大事にしてあげよう。

この他のネームド兵士としてベテランだと言われている「ケン」、後述のカスタム機フォースターを操縦する「ダン少尉」がいるが、それぞれ1ミッションしか登場しないため詳細は不明。因みにケンは絶望の未来で大型アンドロイドに苦戦していて、ダン少尉は優勢世界でエルギヌスを撃破し「さすがダン少尉だ」、と言われていた。
また、ほとんどの場合1ミッションのみの登場だが他にもいくつかのネームド部隊が存在する。

●作戦司令本部

前作から続投。
前線でプライマーと戦う部隊の戦闘指揮を取る。
悪化していく戦況でも諦めない、こちらも鋼の精神力の持ち主。
なお、欧州に派遣された時など、声の違う別の指揮官が出てくる時がある。

●戦略情報部少佐

前作からry)
各地の戦線から情報を収集し、作戦立案や対抗策の提案を行っている。上の作戦司令本部より権限は上らしく、多くの秘匿事項も管理している。
プライマーに絶対に見つかるはずのない極秘地下施設が破壊された際には、いくらなんでも何か裏があるのではないかと勘繰っていた。
だが流石にタイムマシンの存在には気付けなかった模様。

新たな侵略生物や戦闘兵器が見つかった際の命名担当も引き続きこの方。
邪神クルールの命名に際し司令から「兵士が怯える」と苦言を受け、「名前に意味はない」と若干ムキになりつつ反論。
しかしそれ以降の命名はギリシャ神話から引用する形で敵の弱点や生態に由来する命名にしたあたり、かなり気にしている模様。

●少佐の部下

前作ry)
感情豊かな可愛らしい声をしている主人公の専属オペレーター。11番目の卵とかいう与太話を信じて血眼になって探し続けていたなどの色々な事情から、前作では彼女をうざがる人が少なくなかった。
しかし今作では、11番目の卵という与太話を諦観する側になっていたり、少佐が相手にしなかったプロフェッサーの資料から重要な情報を拾い上げており、それが転機の一つとなったことで評価を上げている。
また、主人公に対し応援や心配をしてくれる他、新しい機体の手配をする、いざとなったら自分も主人公の隣で戦うと宣言する等、献身的な態度・姿勢が非常に多い。
それらのことからも分かる通り、彼女は本作のヒロインとして位置付けられている。これはM147を難易度INFERNOでクリアするとはっきり理解できるだろう。
人は環境によって変わるというのを最も体現している人物とも言える。
前作では本部と少佐も含めて最後まで生き残り、銀の人とストーム1の事実上の一騎打ち、そしてストーム1の勝利を見届けたのだが、今作冒頭では何故か影も形もない。
違う部署に転属していたか、3年間の戦いのどこかで死亡してしまったのだろうか。

●EDF総司令官

前ry)
前作と同様の演説をするが、毎周回で同じ演説をしていたらしくプロフェッサーからは「この演説も覚えてしまったな」、「一度目は感動したが、何度も聞くと恥ずかしくなる」と言われてしまった。

ネタバレ

前作では戦死してしまったので、人類が劣勢な周回では同じく戦死してしまったと思われる。
逆に優勢世界では生き延び、終盤のあるミッションでは新規の演説をしてくれる。

●参謀

サンダーボウの略ではない今作より登場。総司令部付きらしいが、少佐の所属する戦略情報部との関係は不明。声の調子からして高齢の男性らしい。プロブェッサーの持ってくる「重要な情報」を与太話扱いし、精神病院送りにしたり門前払いにした。まあ証拠もなく、事情を知らないと荒唐無稽な与太話にしか思えないので仕方ないが。

ネタバレ

かなりのコネを持っているらしく、プロフェッサーの話を信用するようになった周回では政財界の有力者達に働きかけた。

●市民団体の人

コロニストとの接触時、通信でプライマーとの対話・共存の必要性を説いた女性。
メタ的な視点を持つプレイヤーから見れば、プライマーとの和解などゲームが成り立たなくなるのであり得ないが、話し合いで解決しようとすること自体は決して間違ってはいない。
とは言え、「隣人と相対する時に銃や爆弾は必要なかった筈だ」というセリフには「いやいや」と突っ込んでしまったプレイヤーも多いだろう。
今作ではとあるステージで演説が聞けるだけなのだが、プロフェッサーによるとその後ドローンの攻撃で死亡してしまったらしい。
前作では後のミッションでプライマーへの降伏を呼びかける演説をするのだが、改変により早々に死んでしまうことになったようである。
人類が優勢な周回ではどうなっているのかは不明。

●国営放送アナウンサー

戦局報道をする男性アナウンサー。今作では「これまで優勢のまま推移していた戦況ですが、○○の出現によって一変しました。」とプライマーの新戦力について報道し、市民に避難を呼び掛けている。

・重要なネタバレ

●先輩

ベース228での交流イベントに際し、民間会社から派遣された先輩。
前作では主人公の代わりにアリに食い殺された。そしてその横にいた主人公を食い殺せなかったアリが戦犯扱いされていた。が、今作では主人公の行動で歴史が変わったために生存。
更にリフトの起動コードを知っていた先輩が生存したことで、バルガを乗せたリフトを稼働させることが出来、基地の防衛、ひいては人類の勝利に貢献した。つまり先輩を食い殺したアリはバルガの早期戦線投入を阻止したプライマーの英雄だった!
%%%%{実は今作では不死属性が付いているので助けなくても勝手に生き残る。}

<登場兵器>

・コンバットフレーム

『コンバットフレーム・ニクス。 行けるぞ。』
なにかと頼りになる二足歩行の強化外骨格。前作から引き続き「ニクス」だが、要請の初期値が減少し、必要功績値も増加した。
前情報にあった「下半身がトラックになったコンバットフレーム」は主人公が使うことはできない*14なおDLC第2弾で解禁された。耐久が急造品とは思えないほど高く、機動力、火力も悪くはないが、重心が高く転倒しやすいのが欠点。
まああれは運転手と砲手の二人がいないと動かせないので仕方ないし、過去世界で使うならそれこそタイムパラドックスである。ループ内でも友軍として登場。
また、ループを重ねたプロフェッサーによって「ヘビーコンバットフレーム・グラビス」、「エイレン」という新型機体も開発され、強力な味方となってくれる。(何故かグラビスはNPC限定だが)DLC第1弾で使用可能になった。なお説明文によりグラビスの方がニクスより旧型だと判明した。そして使い物にならないというわけではないが、武器がやや微妙な性能である…。DLC第1弾のNPCグラビスはこちらのものにないミサイルポッドを装備しているので、「そちらの仕様が良かった」と思った人も多いはずである。

・プロテウス

『エイリアンどもめ。プロテウスの力を思い知ったか』
正式名は「BMX10プロテウス」。前作までは白かったが、今作では水色のカラーリングになり、デザインが少し変わっている。『4』から登場した陸上戦におけるEDFの切り札。最強の火力と高い耐久を持った搭乗員4名の巨大人型バトルマシン。
……と言えば聞こえはいいが、実際のところは操縦者と砲手3人がいないと運用できないのでソロプレイでは殆ど無用の長物*15
そのせいで前作までは「なんの役にも立たない」「ニクスで十分」「バルガ以下」と散々な言われようだったが、今作ではまさかのNPCとして登場。そしてまさかまさかの大活躍。
腰部のミサイルこそ使わないが重装コスモノーツだろうとキュクロプスだろうと紙切れのように吹っ飛ばすその攻撃力は圧巻で、敵を次々に蹴散らしてくれる。
ただし耐久自体は高いものの流石に敵に囲まれてフルボッコにされ続けても平然としていられる程ではなく、バルガほどではないが図体が大きいため被弾しやすく、機動力はそれほどでもないためある程度はフォローしてあげよう。
 

・フリージャー、ブラッカー、グレイプ、キャリバン、ネグリング、エウロス、ネレイド、ブルート、イプシロン自走レールガン

前作から続投。前者から順にバイク、戦車、装甲車、救護車、ミサイル車両、戦闘ヘリコプター、対地攻撃ヘリコプター、重武装ヘリコプター、レールガン搭載型自走砲。これらの内、ブラッカー、ネグリング、レールガンは味方NPCとしても登場する。また、通信上はヘリの味方NPCも存在しているらしく、実際本編のミッションの1つでエウロスがエルギヌスを作戦エリアまで誘導してくる。(ただしそこまでの誘導で弾切れしたと言っており、攻撃は一切せず、レーダーにも映らない)
どのビークルもおおむね前作そのままの使い勝手だが、フリージャーは障害物にぶつかった程度ではダメージを受けなくなり、使いやすくなった。また、荒廃世界でも呼べる貴重なビークルの一つでもある。ただし荒廃世界は悪路が多く、転倒しやすいため注意。また、レールガンは弾の当たり判定が太くなり、射程、弾速が伸びた。(周りの味方NPCを巻き込みやすくなったとも言えるため注意)

・トリニティ自走誘導波砲

DLC2より登場。ネグリングに似ているが撃ち出すものがミラージュのような誘導粒子ビーム砲になっている。装弾数は2000と一見かなり多く見えるが、連射力の高さに調子に乗って撃っていると意外とすぐに弾切れになってしまうため注意。

・軽トラック

前作から続投。文字通りの代物であり民間からの徴発品。移動手段としては使え、荷台に人を載せられるが耐久は低めで当然非武装なので武器としては全く役に立たない。いくつかのミッションで配置されているが自力での要請は不可能。

・バリアス

新型戦車。ブラッカーより一回り大きくなり、各性能が向上している。要請可能で、使い勝手はブラッカーとほぼ同様。味方NPCとしても登場する。

・KG6ケブラー

自走式対空車両。本当はケプラーなのだが、言いやすさを重視してケブラーと呼ぶものが多い。対空砲とも言われているが、水平射撃で地上の敵を撃つことも可能。
人型に近い上半身の腕部分に対空機関砲を一門ずつ装備。下半身はキャタピラである。ガンタンク要請可能で、機動性や連射力は悪くないものの火力、射程ともにやや中途半端。ただしDLC1で追加されたケブラーは火力こそ控えめだが射程が伸び全射程貫通効果が付いたことで集団相手に強くなった。ビルを数秒で破壊できるとの事だが建物破壊属性が付いていないのでゲーム中では不可能である。味方NPCとしても登場。

・KG7ボルス

DLC2より登場。車体はケブラーと同じだが、機関砲ではなく炸薬弾になっている。着弾と同時に炸裂するため貫通は無くなっているが火力、連射力ともに良好。爆破範囲が狭いため自爆の危険は少なく、建物破壊効果もない。因みに弾は曲線軌道を描く。

・ヘロン

新型の戦闘ヘリコプター。武装はエウロスに近い。非常に小回りがきき運動性が高く(小回りがきき過ぎて逆に扱いにくいとするプレイヤーも)、離陸も他のヘリよりかなり早い。反面、燃料が他のヘリよりも少ない。
優勢世界でのミッションのいくつかではNPCヘロンが空を飛んでいることがあるがレーダーに映らないため気づきにくく、そもそもそのミッションでは戦闘がない。

・タイタン

『タイタンは動く要塞だ。 どれほど敵が押し寄せてこようと、ビクともしないわ!』
正式名は「B651タイタン」 全長25メートルの巨体に、艦載砲を積み込んだ地上の戦艦。友軍からの呼称は「タイタン」「重戦車」など。
移動するだけで建物を破壊し、圧倒的な耐久で攻撃を受け止め、主砲の「レクイエム砲」で敵を丸ごと吹き飛ばす。
副武装として機銃や副砲二門、ミサイルやグレネードの射出機などを備え、動く要塞の名に恥じない総火力を誇る。
3人乗らないと全力を発揮できないのはプロテウス同様。プロテウスと異なり、今作でもNPCでの出撃時に副砲は動いてくれない。

とはいえ、その装甲と火力は友軍NPCとしては非常に心強いことに変わりはない。前作では余り良い所がなかったが、今作ではいくつかの戦場で友軍として惚れ惚れするような活躍を見せてくれる。
NPCの攻撃にはフレンドリーファイアがないため、至近距離まで接近された際や友軍に襲い掛かる敵集団をノーリスクでまとめて消し飛ばせるあたり、自分で運用するより効果的な気さえする。

・デプスクロウラー

地底探索用に開発された、一人乗りの四脚歩行戦車。
大型のサーチライトで暗い洞窟を照らし、ジャンプの他に壁や天井も張り付いてすいすい動ける機動性を持っている。
地上や空輸不能MAP、荒廃世界でも要請可能で、水没しても自壊しなくなった。

・EMC

「略語は覚えられない。EMC?何の略だ?」
「Electromagnetic Material Collapserだ。」
「よし。EMCでいい。」
山をも吹き飛ばすという原子光線砲を装備した最新兵器。外見は完全にメーサー殺獣光線車。前作とはカラーリングが異なり、赤色になった。
因みに翻訳すると「電磁式物質崩壊機」となる。
今作でもエルギヌスを倒すために投入される…のだが、エルギヌスを前にして動作不良を起こし、何もせずに撤退するという大失態を晒してしまう。

その代わり

グラウコスとの決戦では数台が投入され、更にストーム1専用のEMCも用意される。
このEMCは要請で呼び出せるものより強化されており、途中でやってくるスキュラも少し長く照射し続ければあっさり倒せるくらいの火力がある。
難易度による補正はあるがINFでの火力はあの前作DLCでのブレイザーと同等、と言えばその凄さが分かるだろう。どうしてこの仕様で要請できないんですか本部!
破壊されたり、弾切れになってももう2台まで追加されるので、いかに活用するかが攻略の鍵になる。
因みにカラーリングは青。どうやらストーム1のイメージカラーは青らしい。
今作では著しく弱体化しているため、ビークルとしてわざわざ要請する価値があるかどうかは微妙。

・バルガ

正式名は「ギガンティック・アンローダー・バルガ」。超大型の二足歩行クレーン。
前作ではその強固な装甲と超パワーによる打撃で、対怪生物用の切り札として活躍した。

ネタバレ

今作では先輩の活躍によって、開戦時の基地襲撃の際に地上まで搬出され、大戦初期に実戦投入。搭乗したストーム1の操縦によって、大量に投下されたテレポーションアンカーを根こそぎ破壊し基地を防衛した。
並び立つテレポーションアンカーを次々に叩き折っていく様は圧巻の一言。
更にプロフェッサーによる干渉によって対エルギヌス戦に早期投入され、大きな戦果を挙げた。

更なるネタバレ

・アーマメント・バルガ

怪生物の殲滅を想定して開発された、バルガのさらなる発展形。
特筆すべきは両肩に装備された「カッパー砲」。
L3ボタンを押すと発射体制に入り、その間に△ボタンを押すと発射、前方広範囲に破壊光線による大爆発を起こす。
マザークラスの巨大生物を味方もろともゴミクズのように吹っ飛ばし、エルギヌスさえ味方もろとも一撃で倒す威力と攻撃範囲は圧巻の一言。
発射の際に「薙ぎ払え!」と言いたくなる
勿論怪生物と正面から殴り合える格闘能力も健在。
高い格闘能力と必殺武器を併せ持つ?、まさに切り札と呼ぶに相応しい機体である。

・カスタム機フォースター

アーマメントと同様に未来で開発されたバルガの発展形。
市街地に侵入したエルギヌスを含むプライマー部隊の迎撃のために出撃した。
こちらはカッパー砲がない代わりに格闘能力が大幅に引き上げられており?、一対一ならエルギヌスを3体連続で撃破出来る。
その代わり燃費が悪いらしく、3体目を撃破した時点でエネルギー切れを起こしていた。搭乗していたのがダン少尉?だからだろうか。
アーマメントにしてもフォースターにしても、今のところ特定のステージに登場するのみでプレイヤーが要請することはできない。
まあカッパー砲が無制限に撃てる機体なんていうのはバランスブレイカーもいいところなので仕方ないが。アーマメントはDLC第2弾で解禁。流石にカッパー砲には弾数制限が付き、それでもまあまあ強いものの火力が大きく低下した。また、前作最強のDLCバルガであるストライクバルガがリストラされた。

・潜水母艦

EDFに所属する超巨大な潜水戦闘艦。「パンドラ」「エピメテウス」「セイレーン」の3隻が活動している。*16
移動拠点、指令施設、砲爆撃支援など、多様な機能を持つ切り札としてプライマー戦へ投入された。
さらに良く見ると、飛行機が発進できるようになっている。(実際に飛ばす場面はないが)
プライマーにとって、水中に潜航できる巨大兵器というのは完全に想定外の代物であり、潜水機能と強大な戦闘力でプライマーを苦戦させた*17
前作ではセリフでその存在が言及されるだけだったが、今作ではついに背景として登場。
実際に目にすると、その途方もない大きさもよくわかる。切り札と呼ぶに相応しい存在であるとわかる。
また、武器弾薬、医薬品や食料の他、植物の種や動物の遺伝子情報といったものまで積んでおり、もし人類が滅んだ場合の再生まで担当していることが判明した。
ちなみに、荒廃世界でエアレイダーの一部支援要請を使うと、「エピメテウス」に対する通信は禁止されている旨の通信が流れる。どの周回でも、少なくともエピメテウスだけは健在なようだ。

<プライマー>

今作において時間移動技術を持っていることが判明。
プライマーが望んだ通りの結果になるまで、何度でも何度でもやり直していた。プロフェッサー曰く「必ず勝てるギャンブル」、「ひどいイカサマ」。
情報や新兵器を過去に送り込むことで、ループを重ねるたびにどんどん強大な存在になっていく?
…要するに我々が何気なくやってきた

  • クリアできないステージを強力な武器を手に入れてから再攻略
  • 敵の出現位置やタイミングを覚えてから有利な戦術を組み立てたりして再攻略
    …と一緒の事をしていたわけである。
ネタバレ

何周目かのループにおいて、EDFと戦ってきた巨大生物、そしてコロニストのDNA解析が行われた。
その結果わかったことは意外な事実だった。
巨大生物とコロニストのDNAは、地球の生物と部分的に一致していたのだ。まあ姿がそのまんまアリやカエルだし
また、クルールの体からは火星の岩石から発見されたものと同じバクテリアが検出された。
これらのことから導き出される結論は一つ。
巨大生物とコロニスト、プライマーは、遥か未来の地球と火星で誕生した。
プライマーは未来の火星人だったのだ。
そして人類は、プライマーとは関係なく最低でも10万年後には絶滅している。
人類が絶滅した後の地球を支配したのが巨大生物であり、コロニストなのだ。
ある時プライマーは地球を訪れ、ほんの僅かに残ったであろう人類の文明の痕跡を見つけ、興味を持った。
そして過去へと飛び、地球人を観察。接触し、姿を見せることさえあった。
だがプライマーはある時知ってしまった。
人類に存在を知られてはならない、もし知られたなら人類がどう思っていようと関係なく人類を完全に根絶やしにしなければならないと。
プライマーは干渉を止め、姿を隠した。
しかし人類は、墜落したテレポーションシップからプライマーの存在に気付いてしまった。
その時から、プライマーとの戦争は避けられなかったのだ。

●転送装置系

・テレポーションアンカー

上端の結晶のような部分から敵を召喚してくる、巨大な塔のような転送装置。上空のマザーシップから世界中に投下され続けている。
通常型のほかに、転送速度と数の増加したビッグアンカー、マザーやキングなどのボス級すら転送するヒュージアンカーが存在している。
幾つかのステージでは着地地点にある友軍が破壊されるが、これは演出であって、着地地点にいてもダメージを受けることはない。
今作ではバルガのパンチで大量のテレポーションアンカーをへし折るミッションがあり、そのミッション限定かと思いきや他のミッションでも弱点に当てることなくへし折れるようになった。

・テイルアンカー

通称「電マ」
テレポーションアンカーの「遠くから狙い撃ちされて破壊される」「召喚した巨大生物を突破されて接近されると何も出来ずに破壊される」という欠点を克服した新型。
弱点部分をシールドで覆っており、遠距離からの破壊は不可能。
更に二本の触手の先からビームを出して接近した敵を迎撃する。
生物以外でもアンドロイドやネイカーの召喚も可能。
因みにシールドを展開するのは地面の突き刺さった状態のみ。
つまり、新型船から切り離されて落下している最中はシールドを展開していないためその間に攻撃すれば出落ちが可能。
覚えておくと楽になるミッションもあるので参考までに。
なお、新型であるためかこちらはバルガのパンチで壊せないが、弱点部分ならばシールドを無視して攻撃する事が出来る。

・テイルアンカー(マリスの解釈)

DLC2に登場。カラーリングが赤になり、オリジナルより一回り小さくなった。
弱点となる位置は据え置きだが、戦力を転送してこない。しかし触手からのビームが照射型になっており、火力とエイム力が大幅に上がり脅威であるクルールの銃のデータとごっちゃになってないか?。建物を貫通しないのが救いか。
カラーリングが紫になり、より火力と射程が高くなった亜種、「ロングレンジ・アンカー」が存在する。

・テレポーション装置

小型の転送装置。外見は機械でできたフジツボ。
小型な為に耐久力、転送できる量共に劣るが、予め仕掛けておくことでトラップとして使うことも出来る。
転送箇所が赤い部分に限定されているため、転送直後を狙って出落ちさせることが可能。

・テレポーションシップ

金色の装甲を持つ輸送船。各地で上空から巨大生物を投下し続ける厄介な存在。
装甲に攻撃は通用しないが、開いたハッチの中が弱点。

・大型宇宙船

クラゲを思わせる姿と動きの新型宇宙船。
主にアンドロイドを召喚してきて、支柱部分は切り離すとテイルアンカーになる。そして残った部分は飛び去っていく
中央の光っている部分を攻撃すると破壊できるが、それが出来るのは終盤になってから。

●巨大生物系

プライマーにより各地に投下され、繁殖と侵略を繰り返す巨大な生物群。我らがストーム1の主な相手がこいつらである。
特筆すべきはその「大きさ」と「数」。もっとも小さなものでも人の背丈を上回り、通常サイズの個体はトラックサイズ。
大型個体に至ってはビルを上回る威容を誇り、それらが大地を埋め尽くす大群で襲い来る様はまさに絶望。
しかも徐々に進化を続けているらしく、後半のステージになるほど耐久力と攻撃力が上昇している。
これらをいかに手早く片付けられるか、ストーム1の腕の見せ所である。

≪長いので折り畳み≫

・侵略性外来生物α

黒アリ。シリーズお馴染みの雑魚代表。武器は下腹部から発射するサンダー酸だ!
数を頼りに押し寄せ、至近距離から放たれる酸は低難易度でも十分以上の脅威。
これまでのシリーズでは序盤のみ噛みつき攻撃をしてくる個体が出てきたが、今作では%%%%(本日の予定以外では)なし。

・侵略性外来生物αPlus

茶アリ。独自の進化を遂げた黒アリの進化系。未来ステージで初登場。
黒アリとの主な違いは撃ち出す酸が黄緑色になっていることと、目が赤くなり、カラーリングが茶色になっていること。後、黒アリよりほんの少し体が大きくなり毛が生えている。能力的には攻撃力は変わらないが耐久力が増えている。後述のβplusと異なりあまり気にならない変化のため、気づきにくい。
ぶっちゃけシステム上も黒アリと区別できていないらしく、撃破数は黒アリとまとめてカウントされている。

・侵略性外来生物α戦甲変異種

金アリ。Plusとは別の進化を遂げた模様。
ショットガンのごとき弾速と異常な攻撃力の酸による攻撃はPlusよりずっと恐ろしい。
前作ではHARDEST以上にしか登場しなかったが、今作ではなんとNORMALから出現する。

・侵略性外来生物αPlus 戦甲変異種

金アリへと進化したαPlus。
色が通常の金アリよりくすんでいるのですぐわかる。
あろうことか耐久力が金アリの1.5倍にアップしており、高い攻撃力と赤アリ以上の耐久力を併せ持つ最強のアリ。

・侵略性外来生物α赤色種

赤アリ。強固な装甲で怯みにくく、こちらに噛みつき、拘束してダメージを与えてくる。
集団の壁となって攻撃を防ぐうえ、拘束されると戦闘のテンポが崩されるためかなりうざい。
NPCが壊滅する前に殲滅したい。

・侵略性外来生物α赤色種Plus

色が橙色になった赤アリの進化系。
こちらも耐久力が元の赤アリよりも上昇している。
ぶっちゃけシステム上ry)

・侵略性外来生物α赤装変異種

赤紫色になった赤アリの亜種。
体力はそのままに、スピードが上がっている。

・侵略性外来生物プライマルα

青い体色のアリで、DLCにのみ登場。
通常のアリの3倍はある巨体で、通常のアリがショットガンならこちらはアサルトライフルのように青緑色の酸を連射してくる。
ヒットストップによって一発食らうとその後の攻撃を連続で食らってしまうため危険。また、攻撃開始射程も黒アリより伸びている。
通信では「巨体な分動きは鈍い」と言われるのだがこれは完全な間違いで、巨体の歩幅によりスピード、旋回能力共に通常種と全く違いはない。また本部の罠か
巨体ゆえに当てやすく、見た目の印象ほどの耐久力はないのが救いだが、倒したこれの死体が壁となってこちらの攻撃を遮るのが厄介。しかし、こちらも死体を盾にして酸を防ぐことも出来る。貫通持ちの武器があればそこから一方的に攻撃可能。

・強食性侵略生物/強食幼兵態

コンクリートやプラスチックを食料にする緑アリと、その幼体の黄緑子アリ。
体力が低い代わりに動きが素早く、おびただしい数が出現する。バイナリー弾やナパーム、火炎放射器が有効だが、ドロップ率が渋いため出てくる数の割にはアイテムを稼げない。

・マザーモンスター

怪物を生み出す女王アリ。
腹部から大量の酸を霧状に吹き出して攻撃してくる。
この酸は壁に反射するため、洞窟内やビルの谷間などの狭い所では相変わらず脅威だが、発射体勢の関係上真下には届きにくいという特徴がある。
このため、もし接近されたら真下に入り込むと良い。

・マザーモンスターPlus

Plusのマザー版。
通常のマザーとの違いは耐久力。後、目が赤紫色になっている。
他のα型plusよりも元が高耐久であるため違いは実感しやすい方。

・マザーモンスター戦甲変異種

金色のマザーモンスター。体力も攻撃力も桁違い。
地下ステージに登場した際には安全地帯からちまちま攻撃すると良い。

・マザーモンスターPlus戦甲変異種

Plusの金マザー版。通常の金マザーとは色が少し違う。
対処は金マザーと同様。

・プライマル・マザーモンスター

DLCで登場。赤アリPlusをそのままマザーモンスターサイズにして、マザー同様の羽を付けた見た目を持つ。
酸は出さないが、突進してきたり、地面を砕いて作った赤熱している土塊を飛ばしてくる。この土塊は地面に残る上に、残っている間も攻撃判定がある。しかしこちらの攻撃で破壊でき、功績値も貯まるため、功績稼ぎにも使える。

・侵略性外来生物β

クモ。酸を含んだ糸を尻から複数出して攻撃してくる。
糸の多段ヒットによる移動阻害と大ダメージが非常に厄介な敵、なのだが敵の攻撃力のインフレが進んだ今作ではイマイチ影が薄い。

・侵略性外来生物βPlus

進化したクモ。カラーリングがセアカゴケグモを思わせるものになっている。
体内に発電機関を持ち、酸ではなく電気を帯びた糸で攻撃してくる。くらっている間は継続ダメージを受けてしまい、動きも鈍くなってしまう。…が、違いはそれだけ。
耐久力や功績値がそれほど増えていたりとかもないためぶっちゃけ体感的には通常のクモとあまり変わらない。

・侵略性外来生物β鋼体変異種

銀色の体表を持つ、Plusよりずっと恐ろしいクモの進化系。
体力がおよそ10倍になっている。
出現した際は主人公が攻撃してさっさと倒したい。

・侵略性外来生物βPlus 鋼体変異種

銀蜘蛛へと進化したβPlus。
こちらは見分けがつきにくいが、目の色と出す糸で判別できる。
銀蜘蛛以上の耐久力を持つ強敵。
だがその代わり功績値が群を抜いて高く、エアレイダーにとってはカモになる場合もある。

・侵略性外来生物プライマルβ

DLCにのみ登場する青い体色のクモ。
こちらもかなりデカい。
それでいてジャンプ力が通常のクモと遜色ないため、結果的にかなり早く移動してくる。
こいつはまず糸を打ち出し、その後糸に大電流を流して攻撃してくる。
この攻撃の威力は絶大で、INFでは数千のアーマーを一瞬で持っていく。
しかも体力が青アリより高く、青アリを確殺できる攻撃でも確定で2発掛かる場合がある。
そのジャンプ力でビルに素早く登り、死角から射程の長い糸で攻撃してくるのが実に厄介で、おまけに青アリと違って死体を盾にすることも出来ない。
ただこいつに関しては珍しく本部のアドバイスが正しく、糸のダメージ自体は微々たるものなので電流が来る前に攻撃で怯ませればダメージを抑えられる。

・キング

超巨大なクモ。遠距離からでも大量の糸で攻撃してくる。
爆発性の攻撃を受けるとダウンするので、遠くからロケットランチャーで狙うと良い。

・キングPlus

Plusのキング版。
通常サイズと同様に電気を帯びた糸を大量放出してくるが、ゲーム上はキングとの体感的な違いはない。
ぶっちゃけシステムry)

・キング 鋼体変異種

銀色のキング。
体力をごっそり奪う極太の糸攻撃はそのままに、体力が爆上がりしている強敵。
変異種の中で、なぜかこいつのみHARDEST以上にしか登場しない。

・青キング

DLC2に登場。青クモのキング版。
攻撃方法は青クモに準じ、当然その馬鹿げた攻撃力も同じ。
幸い「電流を流す前に怯ませる」という対処法はコイツにも通用する。

・アラネア

女郎蜘蛛のような敵。
ビルや地形を利用して巨大な巣を作り、糸を発射して人間を巣まで引き寄せる。
糸に捕まると継続ダメージを受けつつ行動がかなり制限されるためにかなり厄介。
なるべく遠くから狙撃して数を減らしたい。
ストーリーの都合なのか今作では出番が少ない。

・侵略性外来生物γ

ダンゴムシ。
転がって体当たりしてくる。
囲まれやすく、食らうと確定でダウンしてしまう体当たりによってハメ殺される場合もある強敵。
特にアサルトライフルとは相性が悪いので、レンジャーの場合はショットガンで応戦したい。
前作で稼ぎに使われていた対策なのか今作では開けた場所で出てくる事が多い上、そもそも登場ミッションが少なくなっている。

・侵略性外来生物γ 大型種

DLCに登場。ついに登場した大型のダンゴムシ。
青色をしており、棘が各所に付いている。公式生放送ではバランスボール呼ばわりされていた
常に丸まっているため通常の姿を見ることはできない。
攻撃方法自体は通常種と同様に体当たりだけだが、「鉄の塊」と形容されるほどの重量があるためかなんと建物を破壊するので「建物の間に隠れて攻撃する」戦法は通用しない。また、通信で「ビークルの天敵」と言われている通り攻撃が連続でヒットするためにビークルが一瞬で破壊されてしまう。
ただし、なぜかデプスクロウラーとバルガには一切ダメージが与えられないという謎の仕様がある。システム的に言うとダメージ判定に水没判定を使っているようであり、水の中でも動けるビークルであるデプスやバルガは平気というカラクリらしい。

・侵略性外来生物γ 超大型種

更に巨大なダンゴムシの最上位種。
赤色をしており、青ダンゴのものよりも大きな棘が各所に付いている。
目測ではその大きさはバルガに匹敵する。
体当たりに加えて、地面に付くと放電する棘を飛ばしてダメージフィールドを発生させることも可能。
バルガとデプスクロウラーに体当たりが効かないのは同じだが、ダメージフィールドは効いてしまうので注意。

・飛行型侵略生物

ハチ。
空中から針をショットガンのように一度に複数発射して攻撃してくる。
出現するステージでは対空装備を充実させたい。

・飛行型侵略生物変異種

赤い体色のハチの強化種。
とは言えそこまで強化されているわけではなく、むしろアイテムを多く落とすためにカモ扱いされている。

・飛行型侵略生物野生種

DLCに登場。通常の倍はある青いハチ。
こちらは針をアサルトライフルのように連射してくる。
この針の威力は、INFではフェンサーの盾を一瞬で溶かすほど強力。
このため、ただでさえ対空戦が苦手なフェンサーにとっては難敵となる。
ただし、針の狙い自体はかなり甘く動いている相手にはまず当たらないため、意外にも対空戦闘力はウイングダイバー以下。
しかし、針が大きめ&多数のため、対空戦のために上向きになっていると近くに刺さった針が地味に視界妨害をしてくる。

余談だがこいつ等青い怪物は体力の割にドロップ率が渋めであり、その強さも相まってクソ敵と評価されがちである。
更に余談だがプライマル(primal)とは「原始の、根本の、最初の」といった意味であり意訳すると「原種」である。つまり「青い怪物こそ本来の姿あるいは未来の地球で最初に生まれた種であり、無印種やPlus種はプライマーが品種改良した種あるいは青い怪物より未来の種である」と考えられる…が、真相は不明。

・クイーン

飛行型侵略生物を生み出していた女王バチ。
極太の針を散弾のごとく発射して攻撃してくる。
この針にはダウン効果があるが、建物の破壊は出来ないので障害物を盾にする戦法が有効。

・デスクイーン

赤色のクイーン。
各種性能が強化されている。対処法はクイーンと同じ。

・青クイーン

DLC2に登場。青ハチのクイーン版。
攻撃方法も青ハチに準じるが。何とコイツの針は建物を破壊するため、建物の隙間に隠れての攻撃が通用しない。
できるだけさっさと倒してしまおう。

・スキュラ

通称「魚」「魚人」「人魚」
新型宇宙船が何らかの物(おそらく卵か幼体)を海中に投下した直後から出現した。
地上用の戦力と言うより、前述の潜水母艦を攻撃するための兵士としての意味合いが強い。
また、北太平洋の何処かに棲息拠点を作ったらしい。
体を保護するために地上では体内の水分を放出して霧を作り出す能力を持ち、数体もいればろくに前が見えないほどの視界妨害をしてくる。ただしミサイルロックやNPCの狙いには関係なく、スキュラの数を減らすにつれ霧は薄くなっていく。
姿はまんま「ぶっとい手足の付いた魚(ただし腕の先端は手ではなくヒレになっているが)」。
モンハンをやったことがある人にはガノトトス?と言えばおそらく通じる。
更に言えば、突進這いずりや水ブレスといったガノトトスと同じ攻撃方法を持つ。
また、ガノトトスには出来ないローリング体当たりや全身から紫色をした毒の霧を吹き出しての攻撃も可能?
毒霧攻撃の範囲は広いため、ウイングダイバーで張り付く場合は注意が必要。突進しながら毒霧を出してくることも。
大抵の場合数体規模で出てくる上、一体一体がマザーやキングを超える体力を持つ(INFではなんと10万以上)ため、速攻や、遠くにいるうちに始末は難しい。
通信では触れられないものの、体色によって微妙に異なる行動ルーチンが設定されている。
今作屈指のNPCと漁師の息子キラーであり、複数に囲まれ毒霧を出されたらNPCを生き残らせるのはまず不可能と言っていい。
毒霧は紛れもなく脅威であり、体当たりもかなり痛いが、ブレスは割と避けやすい。
毒霧に巻き込まれるリスクはあるがレンジャーならば火炎砲(相手の図体が大きい、炎は接触した付近に滞留する性質を持ち多段ヒットする)が有効。
通り道にC爆を仕掛けるのも手。
プライマーからしてみたらサイレン(グラウコス)がいないと使い勝手が悪かったのか、それともそれまでの戦いで持ち込んだほとんどがやられてしまったのか、はたまたこの周回では人類が優勢になったためプライマーから低評価を受けたのか、潜水母艦の撃沈に失敗しグラウコスが撃破されて以降は登場するミッションが激減する。
因みにスキュラ(Scylla)はギリシャ神話の怪物であり、犬の下半身を持つ女だとされている。どう見ても女には見えず魚にしか見えない本作のスキュラとは丸っきり別物である(それとは別に同名の王女がいるが、怪物の方が由来と思われる。)
銃や盾、アーマー等の装備を持たず、あまり知性があるようには見えないためエイリアンではなく怪物と同類らしい。

・ヘイズ

公式サイトで「闇の魔物」として紹介されている敵。クラーケンと一緒に出てくる事が多い。
イカのような姿で空中を飛び回り、イカの触腕に当たる触手を伸ばして攻撃してくる。この攻撃にはノックバック効果がある。
耐久は低めだが倒すと墨を撒き散らすため視界が妨害される。更にINFでは墨の範囲も広くなる。ただし味方NPCは闇に関係なく狙ってくれ、誘導兵器のロックも問題ない。また、死んでも直ぐには落ちずふわふわ漂うため死んでいるのかまだ生きているのか判別しにくい。
一体が攻撃されると周囲の個体が一斉に散らばるために一気に倒すことができない。
クラーケンの幼体っぽいが実際には似ているだけで別の生物らしい。

ヘイズ変異種(仮称)

通称パープル・ヘイズ
難易度ハーデスト以上に登場する強化版だが、公式での呼称が判明していないため便宜上こう表記する。
通常種と比べると攻撃速度が跳ね上がっている上に耐久力も凄まじく上昇している強敵。具体的には銀蜘蛛と同等レベル。
更に被弾時に周囲の敵をアクティブ化させる範囲も広く、倒した後の墨を撒き散らす範囲も広い。
それでいてアイテムドロップ率が低く、1~2個しか落とさない。
全然割に合ってない……

●怪生物

・エルギヌス

最初に出現した、古代の恐竜のような姿をした巨大生物。
見た目にそぐわぬ運動能力と、薙ぎ払うような電撃放射で戦う強敵。
戦車砲と空爆の集中攻撃を物ともしない生命力を持つ。EDF4から続投の宇宙怪獣枠。
今作では全体的に火力が引き上げられており、一撃通る=致命傷になる事が殆ど。
絶対に回避しよう。

・アーケルス

前作から続投の宇宙怪獣枠で二体目の怪生物。
エルギヌスに続いて出現した怪生物であり、エルギヌス以上の生命力を持つ。
見た目はデカくてグロいクッパ大王?
前作においては、初登場以降様々なミッションで乱入し、大暴れしては去っていく嵐のような奴であった。
あまりにしつこいため「またお前か」となったプレイヤーも多かっただろう。
「バルガ」はもともと、こいつを倒す為に確保したものである。

ネタバレ

前作での暴れっぷりはどこへやら、今作での扱いは酷いの一言。
中盤を過ぎても登場せず、前作の「怪物駆除計画」と同様のミッションで前作と同様に出現する。
だが乱入してきたグラウコスに一撃で倒されるという、完全な引き立て役であった。
まともに対峙するのは終盤になってから・・・と思いきや
ここでもアーマメント・バルガのカッパー砲によって一撃で葬られる。またもやかませ犬。
結局、本編ミッション中でまともに戦う機会は一度もなかったりする。

・サイレン

プライマーが厳重に守っていた洞窟から出現した、三体目の怪生物。
4系のグレーターワイルドドラゴンを彷彿とさせる飛行型の敵。口から火を薙ぎ払うように吐いたり、火炎弾を連射したり、急降下キックで攻撃してくる。何故かみんなドラゴンではなく鳥扱いする。急降下キック以外でほとんど地上に降りてこず、常に飛び続けるため、長射程の武器が推奨される。
羽ばたくだけで台風以上の風を起こすらしく、近くにいるとビークルに乗っていてもじりじりと吹き飛ばされる。強大な力を持つが、プライマーですらサイレンをコントロールすることは出来ず、サイレンがやってくると巻き添えを恐れてさっさと撤退する有様だった。
前述のスキュラと共生関係にあり、サイレンが暴れて死んだ生物をスキュラが食べ、その代わりにサイレンが眠っている間に自身を護衛させる。
名前の由来は少佐の命名に対し本部が「ギリシャ神話の怪物か」、と返しているためセイレーン(Siren)…は既に潜水母艦の内一隻の名に使われているため英語読みに変えたものだと考えられる。言及されていない。鳴き声がサイレンに聞こえるから?だろうか?
新怪生物ということで目玉キャラのはずだが、図体に比べてアイテムドロップが非常に渋く、どの難易度でも1-2個しかドロップしない。

ネタバレ

・グラウコス

衛星レーザー「バスター」の照射を受けたサイレンが変化した姿。

サイレン は グラウコス に しんかした!

自身を焼き尽くそうとするエネルギーをあえて利用することで、体表を燃やしている。
つまり体表を燃やすことでエネルギーを外に発散しているのである。
当然そのままではすぐに燃え尽きてしまうため、常に体を再生させているのだが、その分寿命がものすごい勢いで減っていく。
少佐曰く「寿命を犠牲にして目の前の死を回避した姿」。
体からこぼれ落ちる破片をそのまま武器にしているのだが、その姿はまさに重爆撃機?。この破片には攻撃判定があるが、真下付近にいなければ当たらず、どの難易度でもダメージは微々たるものなので残りアーマーが僅かな時か、低アーマー縛りでもない限り気にしなくても問題ない。
口から吐く炎はもはやビームとなっており、こちらは当たるとかなり痛い。
因みにグラウコス(Glaukos)もギリシャ神話由来である。同名の者が複数いるものの、おそらく海神のグラウコスである。スキュラと関連した神話があるし。
完全な暴走状態であり、EDFとアーケルスの戦いに乱入し、アーケルスを一撃で葬ってしまった。
前作で散々苦しめられたアーケルスを一撃で倒したその姿は、プレイヤーに衝撃と絶望とアーケルスへの哀れみを与えた。

●エイリアン系

・コロニスト

前作『5』から登場のカエルにそっくりなヒューマノイド型エイリアン。
プライマーにコントロールされているために二本足で歩き、銃を乱射して攻撃してくる。
また、ショットガンを装備した赤い個体、長射程のプラズマ砲を装備した個体もいる。
手足を破壊しても数秒で再生してしまうため、撃破するには頭か胴体を狙う必要がある。
前作の通信で「人間にそっくりだ!」といった旨の発言があったためネタにされていたが、今作において十万年後の地球に新たに生まれた知的生命体、あるいは十万年後の人類の成れの果てではないかとする衝撃的な仮説が唱えられ、人類と起源が同じなため本能的に似た存在に見えた事が示唆されている。

・プロテクテッド・エイリアン

プロテクターを装着したコロニスト。通称「鎧ガエル」、「アマガエル」、「ヨロニスト」。
前作のDLCにのみ登場した敵だが、本編にまさかの登場を果たした。
鎧を装備しているために倒しにくく、マシンガンを受けると体力がガリガリ削られてしまう。
また、多連装プラズマ砲を装備した個体もいる。
鎧自体はコスモノーツのものより柔らかいため頭を破壊してさっさと倒したい。また、鎧には結構隙間があるので首の隙間を高火力の武器で狙えばいきなり倒すことも可能。貫通効果付きならば的を頭部全体と更に大きくできる。

・タッドポウル(有翼型侵略生物)

大挙して現れるコロニストの幼体。
直訳で「オタマジャクシ」だが、普通にカエルである。いや普通じゃない、翼があって飛んでるし。あとデカすぎる。
ちなみにこの名前は前作での呼称であり、今作では有翼型侵略生物・飛行型エイリアンという名称が使われている。
噛みつきと火炎が武器。
通称青タッドと呼ばれる一回り大きく、攻撃力と耐久力がより高い亜種がいる。

・コスモノーツ

グレイ型宇宙人?でコロニストよりも上位の異星人。
鎧のような宇宙服を着ており、攻撃が鎧に吸われる場合が多い厄介な敵。しかもコロニストより頭(AI)が良い。
鎧を破壊するにつれ動きが機敏になり、攻撃が途切れるとローリングで逃げてしまうため、絶え間ない攻撃で一気に倒したい。
一発一発は大した威力ではないが連射速度がかなり高いエーテル・ライフルを乱射する。
他にもショットガン、レーザー砲を装備した個体もいる。
前作の通信でコロニストよりかは人間に似ているにも関わらず「人間とは似ていない!」といった旨の発言があったためネタにされていたが、今作においてプライマーは未来の火星人ではないかとする仮説が唱えられ、人類と起源が異なるため本能的に違う存在に見えた事が示唆されている。

・重装コスモノーツ

通常の鎧の上からさらに金色の装甲をまとい、重装備になったコスモノーツ。
一体だけなら鈍重な分戦いやすいが、囲まれるとかなり厄介。
実際難易度INFの最終ステージでの死亡原因の第一位はクルールでもクラーケンでもなくこいつ。
その上前作よりも相当早く登場する。
火炎放射器、ロケットランチャー、レーザー砲といった装備バリエーションが存在する。
こいつのガトリング砲は前作では怯むと回転が中断されたが、今作では怯んでも攻撃が止まらなくなったので注意。
ただし、コロニストやこいつらも乗り越えをしてくるようになったが、その間は回転がリセットされる。
また、前作で威力もさることながら眩しさで視界妨害が酷かったこいつのレーザー砲はリアルで苦情が届いたのか、サンドロットも気づいたのか今作ではかなり眩しさが抑えられ、目に優しくなった。

・裸グレイ

DLCにのみ登場。
DLC1が正確に何周目かは不明だが、少なくとも5より前の周回のコスモノーツ。
アーマー兼宇宙服が開発される前らしく、頭部のヘルメットしか付けていない。
しかも地球環境への適応が不十分らしく、活動時間が限られている。
さっさと倒したいところだが、裏を返せば初めから素早く動けるということなので注意が必要。

・裸重装グレイ

DLCにのみ登場。
裸グレイとの違いは頭部ヘルメットの他、足にプロテクターを付けている裸ヘルメット&ブーツことと、重装と同様の武器を持っていること。
なお重装と同様に手足へのダメージが本体に伝わらない特性を持つ。ほとんど裸のくせに

・邪神クルール

通称「タコ」。クルールではなく「邪神クルール」で正式名称である。
その姿はH.G.ウェルズの「宇宙戦争」に登場するタコ型宇宙人そのまま。全長は約25メートルと超巨大。また姿を目にした人間に恐怖を与えるらしく、実際に兵士の何人かが錯乱を起こしている。
少佐はクルールこそがプライマーなのではないかと予測している。
銃と盾で武装しており、中でも特筆すべきなのは盾。体長に比して大きくはないが、素早く動いてたいていの攻撃を防いでしまう。また、クルールではなくその近くの敵を攻撃した場合も防いでしまうため、複数で郡れられたり、他の狙いたい相手が近くにいる場合は実に厄介。
ただしフェンサーの盾と同様に耐久力に限界があり、ある程度攻撃を受け止めるとオーバーヒートして動かせなくなる。
コスモノーツと同様にローリングして逃げることもあるため、盾を動かせなくしたらまず足を破壊して動きを封じてからとどめを刺すと良い。
また全方向からの攻撃を防ぐのは流石に不可能であり、例えば味方の攻撃を防いでいる間に横から攻撃するという戦法も有効。
更に言えば、盾を動かすのはあくまでクルール自身であるので、意識していない相手からの攻撃は防げない。
ゲーム的に言えば待機状態で受ける攻撃は防ぐことができず、スナイパーライフルなどの高速の弾丸も盾の移動が間に合わず防げない(距離が空きすぎていると防がれる)。
レンジャーならば、スナイパーライフルの他にエアトータスが有効。盾でミサイル自体は防いでも爆風までは防げないためほぼ間違いなく盾を持つ腕を吹き飛ばせ、場合によっては本体にも爆風が当たる。また、ゆっくり過ぎるためか何故か盾が防ごうとしない時がある。
ウイングダイバーならば、ライジンによる狙撃(照射系、連射系はNG)でもよいが懐に飛び込んでセイバーを振りまくれば盾を無視して滅多斬りにできるので楽勝。
エアレイダーならぱ、エレクトロンコプターの効果範囲に本体を巻き込めば盾を無視できる。テンペストで足元を狙うのも可(直接狙いでなければシールドは動かず、足へのダメージは本体にも軽減はされるが伝わるため)。
デスバードやバイナリー弾も同様だがコイツを仕留めるにはダメージが低すぎるためあまり有効とは言えない。
また、バルガのパンチでもシールドを無視できる。
ビームを撃つ赤い通常タイプの他、バスターショットのような炸裂弾を放つNPCキラーな緑色の個体もいる。
また、射程30kmの長距離砲を担いだピンク色の砲撃戦タイプ、射程の長い強力な雷撃を撃つ紫色の狙撃タイプもいる。
砲撃戦タイプは盾を持っていないので狙撃で倒せるが、こちらをかく乱するような動き(通称Choo Choo TRAIN)で的を絞らせないようにすることもある。
名前の由来はクトゥルフの読み方の一つだと考えられる。(そもそもクトゥルフという呼び名自体が人間には到底聞き取れない言葉の解釈の一つに過ぎない)

「邪神ちゃんドロップシップ」「クルールカプセル」と呼ばれる宇宙船かシャトルのようなものに多数のクルールが乗って移動する。
揚陸艇と違ってこちらは破壊可能だが、破壊してもクルールの出現は防げない。
クルールを出した後は攻撃も移動もせず、放っておいてもクリアには影響ないが、破壊するとアイテムをそこそこの数落とすため壊しておくとお得。

・エルダークルール

通常は武器と盾一つずつしか使うことが出来ないところを、二つの武器と盾を扱えるエリート。
ただし、お互いに干渉しないシールドベアラーのシールドと違ってこの盾は互いに干渉してしまう。
つまり動かせる範囲に限界があり、右の盾は右側しか、左の盾は左側しか守ることができない。

・クルール(マリスの解釈)

DLC2に登場。顔にアーマーを付けていて、その下には光る目がある。このアーマーは破壊できるが見た目より当たり判定が広いらしく、アーマーを避けて本体を狙ったつもりがアーマーに吸われることが多発する。
また、盾がオリジナルのものより大きくなっているため、シールドをオーバーヒートさせてもうまく本体を攻撃できないこともある。
こちらもエルダークルールのように盾と武器を二つずつ持った個体がいる。
通常タイプは多連装砲を装備し、エルダータイプはパルス砲や毒ガス放射器を装備しており、オリジナルとは武器の特性が異なるため注意。

・クラーケン

姿は「空中を浮遊する巨大なイカ」。
翼や飛行するための装備無しで飛び、その飛行原理はEDFですら解明できず、「あえて予測するなら反重力かサイコキネシスによるものだろう」という程度の仮説しか立てられていない。
青い個体の攻撃方法はビームであり通常クルールと同じだが、空中にいるために一気に畳み掛けることがしにくい強敵。また、大抵はヘイズと一緒に出てくるためより厄介。
懐に飛び込んでのセイバー連打はコイツにも有効だが、飛んでいる分少し難しくなっている。
他にもナパームか毒ガスのようなものを放つNPCキラーな緑色の個体や、複数の小型誘導弾を放つ赤色の個体がいる。
ハーデスト以降だと盾に反射能力が追加される上、怪生物クラスの耐久と相俟ってハード以前とは別物の強さを誇る。
名前の由来はまんま海の魔物クラーケンであり、兵士の中には本当に伝説の魔物が出てきた、と怯えるものが出たらしい。
因みにこいつだけプライマーの中でどういう存在なのか全く触れられないので不明。
クルールのエリート層とかそんなのだろうか。

・クラーケン(マリスの解釈)

DLC2に登場。ネブラスカの農夫からの目撃情報1件のみを参考に産み出したらしい。
本体部分全体にこちらの攻撃で破壊可能なアーマーが付いている。また、オリジナルのクラーケンよりも小柄でアーマーを加味してもやや低耐久。
盾も持たないが、その代わり数が出てくる。
また、武器がバブルのようなものを多数撃ち出し、着弾すると液体を撒き散らす(液体にダメージ判定はない)ようになっているなどオリジナルと別物であり、圧倒的な攻撃範囲を持つ。ウイングダイバーやヘリで空中戦を仕掛けるとさながら3D弾幕ゲーである。

●マシン系

・バトルドローン

下部に砲台の付いた円盤形の、人間を殺すために作り出された無人兵器。
武装、スピード共に大したことなく、比較的倒しやすいが数が多い。

・レッドカラードローン

バトルドローンの強化タイプ。
強力なレーザーで攻撃してくる。
攻撃すると強烈にノックバックするためにアサルトライフルではダメージを与えにくいが、その点を逆手に取って攻撃を逸らすことも出来る。

・ブルーカラードローン

バトルドローンの強化タイプ。
前作では通信で全く触れられないため影が薄い存在だったが今作でも全く触れられない。
それどころか今作では凄まじく出番が少なくなっており、難易度INFでのある1つのミッションでしか登場しない。
一応デザインが変更され通常機との区別は付けやすくなったが、焼け石に水である。

・タイプ2ドローン

新型のドローン。細長い形状の上、頭上を取るように動くルーチンが組まれているため攻撃が当てづらくなった。
今作では未来のデータが齎されたためか、序盤から出現する。
動きは遅いが攻撃が苛烈になっている。

・インペリアルドローン

強化されたタイプ2ドローン。
非常に強固な装甲を持ち、その火力は金アリすら上回ると言われている。
攻撃の時に必ず動きを止めるため、そこを集中攻撃したい。

・タイプ0ドローン

DLCにのみ登場する、緑色のタイプ2ドローン。
おそらくタイプ2ドローンの試作品。ならむしろタイプ1.5では?
耐久力はかなり低いが、それを数で補っている。
貫通系の武器やウイングダイバーの誘導兵器、電撃系のドローンを使えば面白いように撃墜できる。ただし火力は高めのため注意。

・タイプ3ドローン

未来ステージで初登場した最新型のドローン。見た目は銀色でスマートになったバイラス星人の円盤。またはハンドスピナー
「2」に出てきた円盤タイプのシールドベアラーを思わせる動きで照準を合わせ、薙ぎ払うようなレーザーで攻撃してくる。
非常に強固な装甲を持つ(ダメージカット率70%)、人呼んで「空の重戦車」。中央にある球体が機体全体にパワーを供給している弱点で(ダメージカットなし)、そこを破壊されると機能停止する。遠くにいる時にスナイパーライフルなどで狙う、近くに来たところをアサルトライフルなどで狙うでも良いが、誘導兵器(やNPCの攻撃)は弱点を狙ってくれる&耐久自体はやや低いため、エメロードやミラージュなどを持っていくとかなり楽になる。

・タイプ3ドローン(マリスの解釈)

DLC2に登場。青いタイプ3ドローン。動き自体はオリジナルと同じだが、オリジナルよりよく動く。また攻撃方法が中央にエネルギーを集中してからのパルス弾発射に変わっている。このパルス弾は発射後徐々に加速し、誘導性能もあるため厄介。
ただし耐久はオリジナルよりやや低下している。また、地面に潜ることがある。クリア妨害地面付近に来たところを爆破半径の広い武器で叩くか、地上に再び出てくるまで待とう。

・ハイグレードタイプ3ドローン

タイプ3ドローンの強化型。赤いカラーリングになっている。
動きと攻撃方法は同じだが、桁違いに頑丈であり、弱点を攻撃してもなかなか倒せない。また、火力も大幅に向上している。
ただ、ノーリスクで強化するのはさすがに無理だったらしく、エネルギー消費が激しいために普段は休止状態にしておかなければならないという欠点が存在する。

・ハイグレードタイプ3ドローン(マリスの解釈)

DLC2に登場。紫色のタイプ3ドローン。青タイプ3ドローンとやや見分けにくい。
動きは同じだが、やはり頑丈。また攻撃方法が中央にエネルギーを集中してからのレーザー照射に変わっている。火力も高く、建物破壊効果があるので大分厄介。

・エイリアン・ボマー

前作のDLCで登場したボムシップと同一の敵。
リストラされたかと思われたがDLCでめでたく復活した。
高度から爆発性のプラズマ弾をばらまいてくる。
動きが遅いため容易に狙撃出来るが、高いところを飛んでいるので射程の短い武器は当たらないため注意。

・ディロイ

多脚歩行戦車。
長い脚でビルの上すら支障なく移動し、脚部に装備された多数のレーザー砲やミサイル、本体からのプラズマキャノンで攻撃してくる。
遠くにいるなら本体を狙い撃ちした方が早いが、接近されたらレーザーで削り殺される場合があるため、まず脚の武装を破壊するのが安全。
脚の武装を破壊されるとほとんど何もできなくなるため、ロックオンできる武器が効果的。ちなみにこいつや移動基地が放つゆっくりミサイルは今作ではロックできず、レーダーにも映らないようになった。NPCも攻撃してくれなくなり、マルチロックミサイルなどでついでに落とせなくなったので注意。幸い普通に撃てば破壊できる。

・ネイカー

ホタテ。
地底掘削ロボットとも言われているが、掘削などとても出来そうにない見た目である。ただし地中に潜んで待ち伏せをしてくることも。
地下に逃げた人類を殺すために投入された兵器。
地表近くの低空を浮遊して移動する。
平べったく丸っこい構造で、瓦礫で塞がった通路も難なく通過できる。その有様からまるでモグラだと評された。いやいや、どう見ても二枚貝だろう
また特殊な装甲でできており、さらに丸い形状がそのまま傾斜装甲の役割を果たすため、銃撃や爆発に対する耐性が高い。脅威のダメージカット率99%。そのため「遠くにいる間に、または距離を取ってから遠距離武器で数を減らす」戦法はかなり厳しい。
内部に装備された火炎放射器が武器だが、同時にそこが弱点でもある。近くに来て一斉に口を開けた場面はかなり危険だが、同時に一気に倒せるチャンスでもある。
ちなみに装甲は前述の通りダメージカット率99%だが、耐久力自体はかなり低い(メタルス○イム)ため、テンペストなどの超高火力な武器ならば装甲の上から破壊できる、通り道にC爆を仕掛けておき、その上を通った瞬間に爆破という戦法も有効。
攻撃する時に独特の音を立てるために音に注意。
また、地表を滑らかに移動することを追求しすぎたために空を飛ぶことが出来ず、高所に陣取った敵には何もできなくなるという欠点が存在する。
高難易度だと火炎放射の威力と射程が激増しており、数の多さと移動速度の速さから非常に厄介な敵となる。本作のNPCキラーNo.2。
移動特性上高所には来れないが、火炎放射の射程が尋常ではないので油断していると焼き殺されるため注意。
因みにネイカー(nacre)とは英語で真珠層のことである。

・ネイカー(マリスの解釈)

DLC2に登場。青いネイカー。
動きはオリジナル同様で、武器も同じく火炎放射器だが、火炎放射でなくアサルトライフルのような火炎弾連射になっている。弾速が早く、直撃を受けるとかなりのアーマーを持っていかれ、ダメージカットも健在のためオリジナル同様の厄介さである。

・ハイグレードネイカー

赤いネイカーの強化タイプ。ちなみに赤色になっているのは電磁装甲とやららしいが、他のハイグレード機の赤もそうなのかは不明。
例によって耐久力が爆上がりしており、弱点を攻撃してもなかなか倒せない。実はダメージカット率が通常ネイカーより少し落ちているがそれでも約98%であり、耐久の増加も加味するとぶっちゃけ誤差である。
とは言え火炎放射を受けると危険なので、常に注意して口が開いたら集中攻撃し、攻撃の隙を与えないようにしたい。

・ハイグレードネイカー(マリスの解釈)

DLC2に登場。ピンク色のネイカー。
こちらはハイグレードネイカーがベースらしく、耐久が高い。また、攻撃方法がショットガンのような火炎弾の拡散発射になっている。こちらも弾速が早く、INFでは数発くらうだけでもかなりのアーマーを持っていかれ、全弾直撃なんてした日にはアーマーを余程大幅に強化していないと間違いなく即死である。こちらもやはりダメージカット完備。

・シールドベアラー

歩く防御スクリーン発生装置。
味方が攻撃されるとスクリーンを拡大して防御し、自身が攻撃されるとスクリーンを縮小して逃げる。

・アンドロイド

作中では「機械人間」とも呼ばれている、半機半生体型の戦闘兵器。
先進技術研究部により融合生命体1号と名付けられたらしいが、誰もそう呼ばない。
電球のような形をしたデカい頭とコードのような細い手足を持つアンバランスな体型で、ステップを踏むような動きで向かってくる様はかなりキモい。
手のカッター、「バリスティック・ナイフ」を飛ばして攻撃してくるが、このカッターは撃ち落とすことか可能。しかも功績値が貯まる。ただし、カッターには耐久値があり、弱い攻撃だと撃ち落とせない事があるので注意。アサルトライフルやセントリーガンなどで攻撃しているとついでに撃ち落とせることがあるため中々有効。
バイナリー弾などの広範囲を攻撃し続ける性質の武器ならばカッターは飛ばした瞬間撃ち落とされる事になるため、場合によっては完封できる。
個々はさほど強くないが、巨大生物同様地面を埋め尽くす数で押し寄せる厄介な敵。

・アンドロイド(マリスの解釈)

DLC2に登場。青いカラーリングになっており、攻撃方法が目からの赤いビーム弾連射になっている。耐久はオリジナルより少し落ちているが足が早くなっている。また、耐久がオリジナルと変わらず目の周りとカッターが紫色になり、青い3wayのビーム弾を撃つ亜種もいる。どちらも多数出てくる上に弾速が早いので、一斉に撃たれると非常に回避が難しい。

・大型アンドロイド

通常の倍近い大きさのアンドロイド。頭部が丸みを帯びたT字型になっており、ブラスターと呼ばれるレーザー兵器で攻撃してくる。
先進技術研究部により融合生命体2号と名付けられたらしいが、やはり誰もそう呼ばない。
頑丈な装甲で守られているが、攻撃することで装甲が壊れ、壊れた部分に攻撃することで怯ませることができる。
吹っ飛ばし効果のある光弾を撃つタイプ・連射性の高い小光弾を乱射するタイプ・横方向に拡散する曲射弾を撃つタイプの三種が存在する。
難易度による脅威度の変化が激しい敵で、低難度では不用意に近づき過ぎなければほとんど当たらない弾をばらまいているだけだが、高難度では射程ギリギリでも的確に当ててくるため常に間合いの把握を強いられる。

・ビッグ・アンドロイド(マリスの解釈)

DLC2に登場。青いカラーリングになった大型アンドロイド、ブラスターは使わず、攻撃方法が両手のカッター飛ばしになっている。耐久はオリジナルより落ちているが、その分数が出てくる。このカッターは飛んでくるときに風を纏っているようなエフェクトがあり、着弾時に爆風が生じる上に爆風には建物破壊効果がある。
幸い、通常アンドロイドのカッターのようにこちらの攻撃で撃ち落とせる。

・アンドロイド擲弾兵

両手に黄色い爆弾を持ったアンドロイド。敵に近づいて自分諸共爆破する、「歩くミサイル」。
拠点攻撃用に開発されたと推測されており、実際複数に集られて自爆されるとNPCの生存は非常に厳しい。
本体を撃ってもよいが、爆弾を撃ち抜くことで爆殺することができ、更にこの爆発は敵にもダメージを与えられる。
大挙して現れる点を逆手に取って、密集しているところを爆発させて手早く数を減らしたい。
なお、ネイカーもそうなのだが、アンドロイドはNPCと同様に通れる道を識別して進んでくるという特徴がある。
そのため、坂道を一列になって進んでくる場面ではそこにロケットランチャー等の爆発系の攻撃を打ち込むと一気に大量の敵を吹き飛ばすことが出来、なかなか爽快。
なお、マルチプレイでは同期ズレなのか、爆弾を持たずに出現する個体がたまに出る。こちらも接近して自爆しようとするが爆弾がないため自爆できず、結果何もできない。従って全くの無害であり、ソイツだけ放置しておいてのアイテム回収に役立つ。
因みに擲弾とはグレネードなどを投げることであって、コイツのように爆弾を持って突っ込むのは自爆特攻である。

・大型アンドロイド擲弾兵キャノンボール

両手に紫色の巨大爆弾を抱えた大型アンドロイド。
動きは鈍いため狙撃は容易、と言いたいが、敵集団に紛れていつの間にか接近されている場合もある。
本体及び爆弾の耐久も高く、爆発の範囲がかなり広いため巻き込まれないように注意が必要。
見掛けたら優先的に排除しよう。

・高機動型アンドロイド

市街戦を想定して作られたタイプ。頭部がひし形になっている。
両手のカッターを建物に引っ掛けて高速で移動?することが出来る。
縦横無尽に飛び回る様はまさに立体機動装置
その分軽装甲ではあるのだが、ダメージを受けると吹っ飛ぶため狙いがつけにくい。
バイナリー弾やデスバード、エレクトロンコプターの攻撃に巻き込まれると軽さと継続ダメージで何もできずくるくる空中で回り続けることになり、抜け出る頃には大抵はボロボロになっているため非常に有効。
また、近くの建物をあらかじめ壊しておくと機動力を大幅に削ぐことができる。

・スーパーアンドロイド

逆四角錐型の頭部を持つ赤いアンドロイド。
耐久力、攻撃力、移動力などあらゆる能力が通常のタイプを大きく上回る高性能機。攻撃開始射程も長くなっている。
ただし高機動型の高速移動はさすがに出来ず、高コストなのか他のアンドロイドほどの数は出てこない。また、装甲が破壊され中身が露出した部分を攻撃されると怯むのも同様。

・キュクロプス

大型アンドロイドを遥かに凌ぐ巨大アンドロイド。球状の頭部を持つ。
頭部側面に計四門のパルス砲台を持ち、接近した時には腕を叩きつけてくる。
分厚い装甲に守られており(ダメージカット率80%)、歩兵の兵器では破壊は困難。
だが中央にある目のようなセンサーの部分だけは装甲が薄く、そこが弱点(ダメージ1.5倍)。
爆発系の武器なら多少狙いが逸れても弱点に当たった扱いになるので便利。
パルス砲の攻撃は割とヌルいためタイマンで戦う場合そんなに強くないのだが後ろからでは弱点は狙えず、大体は取り巻きに大量のアンドロイドを引き連れているため厄介。

・黒キュクロプス

キュクロプスの強化型。黒いカラーリングになっており、火力、耐久力が大きく向上している。その代わり足がかなり遅くなっており、距離を取るのは容易。ただし何故か功績値が通常のものより低い。
本編中1ミッションしか出てこないが、DLC2でもう1ミッションだけ出るようになった。

・キュクロプス(マリスの解釈)

DLC2に登場。赤いカラーリングになっており、攻撃方法が両手のカッター飛ばしになっている。このカッターは赤い風を纏ったようなエフェクト付きで飛んできて、ビッグ・アンドロイドのものと同様着弾時に建物破壊効果のある爆風を発生させる。撃ち落とせるのも同様。また、カッターを飛ばしている間は足が止まるようになっている。一方でパルス砲は残っているが、射程などが大きく低下しておりほとんどおまけである。装甲の厚さや弱点は据え置きだが、耐久がオリジナルより落ちていて、少し素早くなっている。

・移動前哨基地

プライマーの地上制圧の拠点となる巨大基地。
地上の制圧に手間取っているプライマーが、建設できないなら完成した基地を投下させれば良いということで落下させてきた。
今作ではなんの説明もなく突然乱入してくるため、前作を知らないといきなり現れたデカブツに集中砲火を食らうということになる。
今作では前作にもあった「激突する平原」で乱入して、EDF部隊を敗退させる。
味方を逃がすために戦った主人公の攻撃で破損し一旦下がるが、その時は砲台を使用しない完全な舐めプ状態だった。
それによく見ると基地が撤退していく先にはものすごい数のコロニストが整列しており、プレイヤーを絶望させた*18

・マザーシップ

プライマーの拠点にして最大の兵器。超巨大な黄金の円盤宇宙船。
下部に装備されたジェノサイドキャノンと無数に投下されるドローンで、街や拠点を次々に破壊していった。
前作では本編でマザーシップを撃墜することはついにできなかったが、今作では弱点を予め知っていたストーム1の攻撃でマザーシップナンバー8がついに撃墜される。
そしてナンバー8に撃沈されるはずだった潜水母艦パンドラが生存し、歴史を変えることが出来ることが証明された。

・コマンドシップ

11隻目のマザーシップとして地球に降り立った司令船。
プライマーにとって最も重要な存在なだけあって、プライマーが優勢な時間軸では登場しない。
プロフェッサーのレポートが信用され始めてプライマーが押され始めた時間軸では月の裏側に隠れていたところを核攻撃を受けて損傷。
撃墜こそ出来なかったがプライマーの指揮系統が大混乱に陥ったらしく、初めて未来において人類が優勢に立った。
プロフェッサーがタイムトラベルの技術を証明した時間軸では前作のように主人公の前に姿を現し、死闘の末撃墜される。
だが、それでもプライマーは戦いをやめなかった。
その中に「銀の人」はいなかったからだ。
プライマーとの戦いはいつまで続くのか?
果てのない戦いは未来へと続いていく…

●その他

・マト

文字通り。訓練用のターゲット。今作でアリやコロニストより前に最初に撃つことになる存在。味方NPCや大尉もこの時点で撃てるが絶対に撃つなよ!?

・ハイブ

サイズの小さいハチの巣。
ロケットランチャー数発で壊れるほど脆いが、数が多い。
ここからハチが無限湧きしてくる。
どう考えてもそこまでのハチが入れる大きさではないのでは……?

・コクーン

DLCにのみ登場するクモの巣。(どちらかというとカマキリの卵っぽいが)
小、中、大(ビッグ・コクーンとも)、特大の4サイズがある。特に特大はあまりのデカさに初見時のインパクトは抜群。
クモの出現パターンは倒されたクモを補充するパターンと、ダメージを受けた際にクモを放出するパターンの2パターンがある。
このため、一撃で破壊できればクモを出現させずに済む。
が、特大は耐久も桁外れであり、一定の割合ダメージを与えるごとに縮んでいくがその度に入ってくる通信が終わるまで無敵になるため一気に破壊することができず、クモPlusのみならず青クモやキングPlusを多数出してくるため危険である。

・エイリアンツリー

全高およそ1キロという紫色の毒々しい球状の巨大建造物。
キノコのように一本の軸で立ち、何やらガスを放出して地球の大気を作り変えている模様。
これのために未来の地球の大気は毒々しい色に変えられてしまった。
公式サイトではエネミーとして紹介されているが、実際は破壊可能オブジェクトですらない単なる背景である。
周回が進むにつれ、異なる形状のエイリアンツリーが登場し、そちらに取って代わられていくようになる。

・リング

突如として空から降りてきた全長数キロに及ぶリング状の飛行物体。公式サイトには「人類を見守っているようにも見える」とある。
…もっともそんな都合の良い話はあるはずもなく、今作における全ての元凶にしてプライマーの切り札。
だが結果だけを見れば、人類にチャンスを与えていた存在でもある。

その正体は巨大なタイムゲートを作り出す装置で、プライマーが望んだ時間に行くための中継基地のようなもの。
ここを通って新しい兵器のデータや戦闘の情報を過去に送り込むことで、圧倒的に優位な状況を作り出していく。
それ自体に戦闘能力はないが、巨大な護衛用兵器のアームを呼び出すことが出来る。
このアームは複数のパーツが連結したもので、それぞれが色と形状に応じた攻撃をしてくる。そして一つが破壊されても他の部分は問題なく戦闘を継続出来る。
更に、中間を破壊してもその前後のパーツが即座に連結してしまうため、根元に近い部分を狙えばその先の部分もまとめて落とせる、なんてことはできない。
「どうすればいいか分かるか!全部壊せ!」
とはいえ再連結には少し時間がかかり、その間は攻撃を中断させられる。更に実は、1列に並んだところをファングなどの貫通持ちの長射程武器で撃てば複数のパーツにまとめてダメージを与えられ、あわよくば一気に落とせる。
タイムリープを阻止する方法はなく、リングが出現した時点で人類の敗北は決定する。?

それでもプロフェッサーは、針の穴を通すような可能性に賭けているようだが…?

プロフェッサーが賭けていた可能性、それは未来から歴史改変をするプライマーがやってきたその瞬間にストーム1が鉢合わせすることだった。
ストーム1が未来から来た宇宙船を撃墜すれば、歴史改変を阻止できると考えたのだ。(おそらく対策を取られないために、それまでは大型宇宙船を撃墜しなかったと考えられる。)
その狙いは当たり、あるミッションで未来から来た歴史改変船団と鉢合わせたストーム1はこれの大半を撃墜(「撃墜すればそれだけ歴史の変化を抑えられる」、「撃墜したのは一部に過ぎないが、それでも奴らの計画は狂う」と言っており、1隻残らず撃墜しないと駄目というわけではない模様)、残りも空軍により捕捉・追跡され、歴史改変は阻止された、あるいは人類優勢を覆せるほどには改変ができなかった。
また、このミッション以降新型宇宙船の弱点は人類に知れ渡り、そして、これ以降のミッションでは普通に大型宇宙船を落とせるようになる。

そして翌日。ストーム1の目の前に映ったのは絶望の世界ではない。
発展した町ではストームチームと曹長達が宇宙船を攻撃し潰滅させ、エルギヌス三体という厄介な敵もカスタム機のバルガに叩きのめされた末に全滅。(ちなみにミッション名こそ「翌日''''」ではあるものの、この日の日付は「くだんの日」であり、もう偶然の事故は起こせないとプロフェッサーから通信が入る)

優勢を保った人類だが、リングがある限りいつか再び歴史改変は行われる。
EDFは全てを賭けてリング破壊作戦へ臨む。
陽動として全世界一斉攻撃も始まるが、それまでの周回から「全世界一斉攻撃が始まったらそれは重要目標への攻撃のカムフラージュである」と学習されてしまったのか、リングには分厚い防衛網が敷かれ、ストームチームのいる攻撃部隊以外は撤退に追い込まれている。
それでもリングの防衛部隊を突破し、ストームチームは制御装置の破壊に成功する。
制御装置を破壊されたリングだがもう一つの制御装置で姿勢を維持(途中で潜水母艦3隻からの援護射撃が来るが、大型宇宙船を撃破する他にリングの側面にも着弾、制御装置破壊時のような放電が起きるため、上下だけでなく左右にもあったと思われる。実際にリングが登場するミッションのいくつかでリングの側面に回るとそれらしきものが確認できる。後にDLC2で証明された)、更にアームを展開する。もう一つの制御装置も破壊されると中心の「スピネル」と呼ばれる中枢で無理矢理稼働を続け、さらなる防衛戦力と新たな種類を加えたアームを2度に渡り展開し激しい攻撃を加えたがそれでもストームチームを倒すには至らず、総司令部の指示でやって来た特殊作戦コマンドや中尉も援軍に来て、遂にスピネルは暴走。黒アリや冒頭に出てくる荒廃コロニスト、スキュラ、アンドロイドなど兵器を手当たり次第に投下するパニック状態に陥る。
死闘の末スピネルを破壊されると、ついに大爆発を起こして機能停止した。

ネタバレ

・時空移動戦艦「プライマー」

リングが破壊された直後に出現した、東洋龍を思わせる形状の巨大な空中戦艦。少佐によると全長1キロ以上…とのことだがどう見ても10kmはあり、少なくとも1kmは優に越えている。艦首に極太ビームを撃ってくる主砲を搭載し、船体の左右に転送装置と砲台が付いている。この砲台や転送装置は破壊できるが本体へのダメージにはならない。主砲発射口内部が唯一ダメージを与えられる箇所だが、ある程度ダメージを受けると転送装置からタイプ3ドローンを出してくるようになる。
長射程の武器ですら届かない高度を高速で移動しているため、攻撃を当てるのが大変難しい。たまに地上スレスレに来る時があり、その間なら短射程の武器でも弱点を攻撃できるが、攻撃チャンスが更に減ることになるためどの兵科であってもできるだけ長射程、高弾速の武器を最低一つは持ち込むべきである。
この時点でのプライマーの切り札は確かにリングだけだった。
だがリングが破壊されたことを知ったプライマーは、何年かあるいは何十年か、ひょっとするとそれ以上の時間を掛けてこの戦艦を開発、この時間に送り込んできたのだ。
プロフェッサーは「リングより高度なテクノロジーで作られているはず。恐ろしい敵だ。」と推測する。
そしてこの兵器がこの時間に現れたということは、例えこれが破壊されても更に強力な兵器が、それが破壊されても更に強力な兵器が送り込まれてくることを意味している。仮にこの競争に付き合ったとしても、どう考えても先に力尽きるのは人類の方である。
人類はある特定の時代のプライマーではなく、全ての時間軸のプライマーと戦っていたのである。
プライマーが諦めるか滅びるかしない限り、永遠に戦いは終わらない。
人類は絶対に勝てない、その事実に本部は愕然とした。

更なるネタバレ

弱点に一定以上のダメージを与えるとやがて艦首が大破、脱落する。しかし戦艦本体は墜落せずそのまま浮いている。
そして変化が起きる。新たに艦首になった部分が展開し、その中から現れたもの、それは船と一体になった「銀の人」の生首だった(大きさが頭部だけで前作の全身に匹敵するくらいにまるで違う、人間でいう眉間から額にかけての部分に縦になった一つ目があるなどの相違点があり、前作と同一個体かは不明)。
この姿になると頭全部に攻撃が通るようになるため狙いやすくはなるのだが、前作のように大量の隕石を召喚してくる上、新たな砲台と転送装置を出してくる。
さらにタイプ3ドローンに加えコロニスト、クルール、アンドロイドを大量に召喚してくるので、戦場は上を下への大乱戦となる。

最後のネタバレ

実は、プロフェッサーはこの事態を想定していた。
人類に残された最後の手段、「オペレーションオメガ」。
この最終周回における「オペレーションオメガ」は、科学汚染物質を満載したロケットを火星に送り込みそれを爆破、火星を汚染するというもの。そしてこの時点でロケットは火星に到達していた。
これでプライマーや、プライマー以外にも火星に誕生したであろう生命は誕生しなくなる。
誕生したとしても本来の形とは全く異なるものになる。
非戦闘員やあらゆる可能性もろともプライマーは歴史から消えるのだ*19
そしてそう、この状況こそプライマーが最も恐れ、人類を滅ぼしてでも阻止したかった事、「プライマーの存在を知った人類がプライマーとはどのような存在であるのかに辿り着き、プライマーがいない頃の火星に本来の歴史に無かった干渉をされて(あるいは本来していた干渉をやめて)、なんの抵抗もできずプライマーの存在が消えてしまう」であった。
ここで、時間の流れを確認してみよう。
①EDFなんてない本来の歴史では、10万年以内に(核戦争や環境汚染が原因とプロフェッサーは推測)人類が滅ぶ(この本来の歴史で人類が火星にどの程度干渉したのかは不明、ただしコロニストは変異した人類の成れの果てという説が正しいならば生き残りがいたことになるが、その場合でも文明を復興できなかったのだろう)
→②進化と生存競争の果てに巨大生物とコロニストが地球を支配する(この間のどこかで火星にて生命が誕生。進化し、やがてプライマーが文明を築く)
→③ある時プライマーが地球に来てコロニストと巨大生物を捕獲、僅かに残っていたと思われる人類文明の痕跡を発見し、人類に興味を持つ
→④タイムマシンで古代に行き人類を観察、実際に姿を見せることもあった
→⑤ある時タイムパラドックスの危険に気づく(なぜ、どうやって気づいたのかは不明、後から思い至ったのか、それともこの時点で何かしらの変化が起きていたのかもしれない)
→⑥姿を隠したが、事故が起こりテレポーションシップが数千年前のインドに墜落してしまう
→⑦現代の人類が墜落したテレポーションシップの残骸を発見。宇宙船だと分かり、人類がプライマーの存在を知る(古代の人類に発見されていたら「なんだかよくわからない金属の塊」で終わっていたと考えられる)
→⑧プライマーに備えて人類がEDFを作る
→⑨おそらく未来で何らかの変化が生じた

具体的にどんな変化が起きたかは不明。だが恐らくはプライマーにとって不利益な変化だったのだろう。

例えば、「人類が滅んでいるのは変わらないが、火星に人類が進出した跡ができた」のかもしれないし、
「人類文明がプライマーの存在する時代まで存続するようになった」のかもしれない。
前者の場合、プライマーの誕生に影響しなかったとしても「人類に何かされたかされてないか」の判別は不可能であり、「本来の歴史を取り戻す」、となってもおかしくない。
後者の場合、例え人類がプライマーの誕生を阻害しなかったとても「痕跡を発見して見に行った」プライマーにとって人類とは「痕跡を残して滅んでいないといけない存在」なのであり放置するわけにはいかない。
そして彼らの勝利条件とは「プライマーの生まれた本来の歴史に戻す」、具体的には「①危険因子である人類を一人残らず滅ぼす(プライマーの時代には滅んでいるので多少早まっても問題ない、コロニストが人類の成れの果てだった場合はごく僅かな生き残りが必要になるが)」、「②地球に巨大生物とコロニストが生まれる余地を作っておく」、「③人類文明の痕跡が未来にある程度残るようにする」の3つである。
当然、これらのいずれかに引っかかるような行為は御法度である。

だからこそ

  • 古代の地球を攻撃
  • 大量破壊兵器を使って人類殲滅
  • そもそもすべての原因となった墜落船を回収または墜落を阻止する

といった楽な手段は全てタイムパラドックスに引っかかるのでやらなかったのではなくそもそも出来なかった。

こうして見るとプライマーとは、今までのシリーズで最も人類を追い詰めた侵略者だったが、それと同時に特殊な勝利条件で雁字搦めになっていた侵略者でもあったのである。そして人類はプライマーの自業自得な不祥事に巻き込まれたとんだとばっちりの被害者であり、テレポーションシップを墜落させたプライマーこそ真の戦犯である
そして実行されるオペレーションオメガ。ロケットは爆破され、汚染物質は火星中に広がった。
ブライマーはもはや歴史から消え去った…はずだった。しかし、時空移動戦艦もそれが呼び出した戦力も何故か消えない。
それどころか空が赤く染まり、銀の人の首周りに前作の最終形態で背負っていた光背が出現する。この形態になると隕石召喚はそのままに光背から龍形態の時に撃っていた極太ビームを8本も同時に撃ってくるようになる。
更にコスモノーツやキュクロプス、クラーケンも召喚してくる。
プロフェッサーは思考の末、オペレーションオメガが実行されたことによって、「親殺しのパラドックス」が発生してしまったと推測する。
火星にプライマーが誕生しなければ地球は攻撃されない。
攻撃されないのならオペレーションオメガは実行されない。
実行されないのならプライマーの誕生が阻止されることはない。
プライマーが気づいた後で墜落したテレポーションシップを回収したり、人類の誕生そのものを阻止しなかったり、プライマーにとって脅威になる前の人類を攻撃しなかったのもおそらくは親殺しのパラドックスを避けるため。
この深刻な矛盾を解決するために、歴史は人類かプライマーかどちらかを選ぼうとしている。
勝った方のみが存続し、負けた方の存在は消える。
プライマーという概念そのものとなった銀の人と、長い長い時を戦い続けてきて人類の代表となったストーム1の戦いが続く。
配下のエイリアン達やキュクロプス、アンドロイドといった戦力でストーム1を攻撃するプライマー。
『5』とは異なり、ともに戦ってくれる仲間とともに呪われた戦争に終止符を打とうとしているストーム1。

その果てに、勝者となったのはストーム1だった。
歴史は書き換えられ、プライマーは存在どころか誕生そのものが無かったことにされ、プライマーは断末魔の雄叫びと閃光と共に朽ち果てた遺骸となり、彼が呼び出した戦力たちは「生まれるはずのない存在」として瞬時に消え去った。
ついにプライマーとの戦いは終わった。
ただ、プライマーのもたらした科学技術は残った。それを糧に人類文明はさらなる飛躍を見せるはずである。
書き換えられた歴史で地球は、人類はどうなるのか?
わからない、だがいい方向に変わると信じよう。
なぜなら地球にはEDFがいるのだから…

ちなみにこの戦艦は作中では「第2の時間移動船」、「敵船」などとしか呼ばれないが戦歴を見ると「プライマー」となっている。これは、この戦艦を落とした数であると共に、プライマーという文明を何度撃滅したかを示す数でもあるのである。

DLC1のストーリーネタバレ

DLC第一弾「Lost days」

何周目かは不明だが、少なくとも5より前の周回での出来事。
(おそらく5とほぼ同様の流れで)ベース228の地上に出た軍曹チームとストーム1。しかし地上にも怪物と大型円盤がいた(この周回ではプライマルαが混ざっているが第一波で打ち止めであり、ニクスが最初から起動済み&グラビスもいるため、完全にNPC任せでアイテム回収に専念していてもクリアできる)。怪物を撃退し、基地の防衛に成功する。そして連絡の取れた伍長に付いていくことになり軍曹と別れる(軍曹及びその部下たちの出番はこれっきり)。その後は安全な場所に案内しようとする伍長とともに各地を回るのだが、行く先々で怪物やプライマーの戦力と遭遇する。伍長はストーム1の強さを目の当たりにし、EDFへの入隊を勧める。
正式に入隊したストーム1だが、この世界でのプライマーの主力である怪物達(プライマル種&Plus種が主、通常アリは最初の1ステージしか登場せず、通常赤アリ、通常クモ、赤ハチは何故か全く登場しない)の戦闘力と繁殖力は驚異的であり、段々と駆除しきれなくなっていく。そしてコードNとやらの発令が検討されていると通信が入ってくる(本部が「正気か?」と言うあたりから碌でもないものだと察せられる)。
あるミッションで裸グレイと戦うが、「敵は自由に降下兵を送り込める」と言いつつも「降下艇からの降下のために軽装備であり大したことない」、「地球環境に適応しきれていないのか数日で撤収する」 と分析され「ならば大したことない、やはり問題は怪物だ」と評される。この時、重装備であれば恐ろしい相手だったろう、とフラグを立てている
また、別のミッションではプライマーは地下に機材を運び込み、怪物を転送する。この周回では怪物は地下を移動する能力は持ちつつも、地下では繁殖しないことが語られており、少佐は何らかの実験ではないかと分析する。(地下など人目に付かない場所で繁殖されたら脅威と通信で言われており、まさにそれだったのでは、と推測できる)
その先のミッションでは、発見された繁殖地に突入することになる。怪物をかき分け繁殖地の中心に突入すると、そこには特大コクーンを筆頭に無数のコクーンが建っていた。そこにいた市民達はおそらく全滅である。それらを撃滅するも、もはや怪物の繁殖は人類の駆除能力を超えており焼け石に水であった。
そしてコードNの発令が決定される。本部は激昂するが、少佐は一瞬の沈黙の後、「残念ながら決定事項です。」と返答する。
ストーム1達を始めとする残存部隊はまだ無事だったベース228及びベース235に集められる。
コードN、それはN6という月まで届く長距離ミサイルで残っている市民や兵士もろとも怪物や繁殖地を吹き飛ばす作戦だったのだ。
「どんな理由だろうと、これは許されない。」
「前線には仲間が残ってる。これは裏切りだ。」
兵士達は激怒するが、そこに怪物達が迫ってくる。(「気づいたな。いや、元々目をつけられていたか」と語られるため、核攻撃は以前の周回にも為されたのではと分析できる)
そしてベース228に迫りくる怪物の大群を撃破すると、N6は発射された。怪物を市民や兵士もろとも吹き飛ばすために。
それから時間が経ったある時、ストーム1は新たに発見された繁殖地の攻撃に苦戦している駆除チーム(6の駆除チームと同じメンバーかは不明)の応援に駆けつける。
「コードNだと!?」
その時、コードNが発令される。ベース235がストーム1のいる繁殖地にN6を撃ち込んだのだ。
「司令部の奴らめ!裏切ったな!」
「ばかな!ばかな!」
「こんなことが許されるものかーっ!」
着弾するN6。画面がホワイトアウトし、通信が入ってくる。

「コードNを再発令する。使命を果たす。その時が来た。どれほどの犠牲を払おうとも、人類は生き延び、戦いを続けることだろう。これは終わりではない。勝利へと続く始まりの一歩である。」

そして、ストーム1の戦死を嘆くプロフェッサーのものと思しきモノローグが途中で遮られ、ベース228への勤務時に時間が戻り、ストーリーが終了する。

閃光が全てを飲み込んだ。
怪物、卵、兵士、市民、そして……君を失った。
希望も消えてしまった。
我々は間違……(ノイズ&画面の乱れ)

今日の現場はEDF第228駐屯基地です。現地到着後、スタッフの指示に従い、段取りの確認をしてください。本日午後から基地見学ツアーが予定されています。ここ数年、EDFは近隣住民との交流に力を注いでおり、本日も大勢の来客が予想されています。安全には十分な配慮をお願いします。

DLC1から5への変化

  • 5と比べて手ぬるいベース228への攻撃
    →波状攻撃&テレポーションアンカーを投下(手緩かった理由は不明、N6を持つ基地を特定しきれていなかったのかも)
  • 軽装で地球環境に適応できていない裸グレイ
    →鎧兼宇宙服を装備(降下艇の能力不足だったのか、前周でグレイ投入→地球環境に全く適応できず→本周回でヘルメット装備→それでも適応しきれず→5で鎧兼宇宙服開発という泥縄対応だったのかは不明)
  • プライマル種を中心とした怪物が主力
    →プライマル種投入取りやめ(地上でしか繁殖できない点を問題視されたか、繁殖力が強すぎて人類文明の痕跡が残らなかったか。plus種まで一旦辞めた理由は不明、地下で繁殖できるよう改良された上で再投入されたのかも)
  • 核攻撃を徹底的に阻止するようになった理由
    →金色の装甲を破れる兵器、プライマー側の被害が大き過ぎたという他に、その威力のために文明の痕跡がろくに残らないことを危惧したか
  • 戦死したストーム1が復活した理由
    →この周回版絶望の未来ではN6の使用を先んじて阻止し人類滅亡寸前にはなったものの、ストーム1をプライマーの手で仕留めることができず、リングを破壊されてしまい5に繋がった(この絶望の未来でストーム1を仕留められていれば、せめてストーム1が倒されるN6が発射されるまで我慢していれば…)

ちなみにこの周回の出来事は人類側もプライマー側も覚えていないと思われる(人類側は改変の影響で消えた、プライマー側には記録としては残っているかもしれないが改変によりなかったことになっている)、まさに「失われた日々(Lost Days)」である。

DLC2のストーリーネタバレ

DLC第二弾「Visions of Malice」

何周目かは不明だが、おそらくかなり後半の周回。
舞台は戦略情報部のAIマリスが作ったシミュレーション空間。
プライマーとの戦争が続いており、戦場で怯え何もできなくなる新兵が問題視された。そこで過酷な戦場を体験することでストレス耐性を付けさせることが目的だという。(実際、クリアが目的ではありません。と言われる)
しかしシミュレーション体験者(ストーム1であるかは明言されないため不明)は次々と用意したシミュレーションをクリア。
目的を達成できていないと判断したマリスはあの手この手を駆使してクリアできないような難易度のシミュレーションを作り出す(実際にものすごく難しい)に飽き足らず「死ね。クソが。」と言ってきたり(直後に「ジョークです」とごまかしの言葉を入れてくるが.最終盤ではそれも言わなくなる)「シミュレーション内では止められないから現実世界でデータを改変して抹殺する」、「プライマー側に立って人類滅亡をシミュレーションする」と宣言するなど、次第に暴走していく。
しかし最後のシミュレーションをクリアすると異常を検知され、アップデート及びプライマーへの情報送信の途中でマリスは強制シャットダウンされてしまいストーリーが終了する。

「本機はアップデートを予定しています。すべてのレベルにおいて敵数を2倍。戦場を怪物で覆いつくします。」
「計画をプライマーに送信。」

Combat Simulator Version 6.2

ALL LEVELS
CLEARED

Loading new updates❚
❚❚❚

「見ろ。動作がおかしい。」
「やはり、不正アクセスはマリスの仕業か。」
「システムを停止しろ。」
(アップデートのメーターが9割近くになったところで画面が乱れて暗転)

マリスが実際にプライマーにデータを送信できたのかは不明。仮に受け取って解読したとしても、「どれだけ自軍を強化してもコイツには勝てません」という絶望を受け取ってしまうことになるのだが…

≪余談≫

時間をループし続けた結果、最終的な人類の犠牲はたった3割とシリーズ史上最も少なく抑えられている。
24億人もの犠牲者を出したことのどこが少ないんだ?と思う人もいるだろうが初代から毎回これ以上の犠牲を払っているのでこれは執念が生んだ奇跡的な偉業なのだ。
(総人口について5では70億、6では80億という話が出てくる。どちら基準での3割なのかは不明。)

プライマーが火星人であり、EDF5の時点でループの途中だったとするならば、前作で違和感のあった諸々について推察ができると思う。
憶測と私見が多く含まれるゆえ、アニオタ諸兄にもぜひ追記・修正をお願いしたい。

  • どう考えても戦闘力と生存能力の高すぎるストーム1
     →ループ経験による戦闘技術と事前知識によるもの 5周目であれば最低でも10年を超える戦闘経験になる
     →なんの蓄積もない状態で1周目を突破しているため、素でも結構強かった可能性。ただしプライマーの侵略作戦はかなり手探り感のあるものなので、最初はだいぶ手緩かった可能性もあるが
  • 開戦と同時に行われたベース228への巨大生物投入と異常な数のテレポーションアンカー投下
     →軍曹やグリムリーパー、ニクス、バルガなどの存在により、以前の周回では人類反抗の拠点となっていた可能性が高い
     →DLCにより月まで届く(恐らく核弾頭)ミサイル「N6」があったためだという可能性大、また、ベース228以外のN6を保有する基地も同じ様な攻撃を受けたものと考えられる。
  • 環境汚染された地域へのコロニスト投入と大損害
     →おそらく、以前の周回ではそれ以前の段階で核攻撃によりコロニストが投入不可能な状態になっていた
  • 地底の巣穴に設けられたあからさまな殺し間と最初は隠れている転送装置。そしてコロニストなどの防衛戦力。
     →巣穴を壊滅させられたことへの対策。巣穴の中でも地中に隠れていた場合など特にそれが顕著
  • 潜水母艦への対応の遅れ
     →人類の活動範囲はおおむね地上で、火星に海はない。そのため対策が遅れた。物量による圧殺ができたので後回しにしただけかもしれないが
  • 移動前哨基地の底面に備え付けられた、おびただしい数の砲台群
     →以前の周回でも底面からの攻撃により破壊されたことへの対策。それでも撃沈されたので今回はダメージを受けると撤退するし、膨大な数のコロニストが随伴している。
  • わざわざ降りてきたコマンドシップ、即座に集結し始めたマザーシップ、最期まで戦った銀の人
     →これだけやってなお滅ぼせずに反撃したから最大戦力で潰そうとした?
     →或いは戦局を左右するほどの『何者か』の存在を確信し、既にループ確定の損害が出ていたこともあって試しに最大戦力をぶつけてきた可能性もある。そしてストーム1が想像以上の怪物だったため、これ以降はコマンドシップは前線に出ずに一個人で対応仕切れない物量で潰す方針に変更?

ちなみに本作はタイムリープの件もあり、シリーズ史上初めて発売日と作中の時間軸(=2022年)が一致した作品でもある。

追記・修正は、人類の代表に選ばれてからお願いします。

テンプレ2


△ページトップ
項目編集


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

#vote3(time=600,38)
}

テンプレ3

&aname(B,option=nolink){ }

▷ コメント欄

*1 ベース228には先んじて巨大生物が送り込まれ、マザーシップ出現と同時に10を超えるテレポーションアンカーが投下、制圧されている。ここまで大量のアンカーが投下された場所は他に無い。
*2 これはあくまでプロフェッサーたちの認識であり、実際にはプライマーはさらに多くのループを行っている可能性すらある。
*3 全くないわけではない。例えばレンジャー用ビークルのEMCは攻撃力がガタ落ちしているし、ローリング後の硬直が若干長くなっている。
*4 レイヴン等説明文で威力減衰に触れられているものは前作同様威力がガタ落ちするので要注意。
*5 特にライサンダーとファングシリーズは本作で大幅な威力アップを成し遂げ、弾速の速さも合わさり「クルールをシールドで防がれる前に倒せる武器」として重宝されるようになった。
*6 前作では威力が低めで、弾速もやや遅かったが、爆破半径と威力が大幅に上昇、弾速も早くなった。何より砲弾が射線上の味方NPCに当たらない仕様になったため、一気に使いでのある武器になった。ただし爆風には巻き込まれるので注意。
*7 ただし、強いのはINFのLv帯のもの。Lv45のものはいまいち火力が出ない。
*8 しかし前作で猛威を振るったプラズマ・グレートキャノンはおとがめなし。今作ではコスモノーツが減ったことも合わさり、相変わらず非常に強力な武器である。
*9 開発インタビューによると主人公は同じ戦いを繰り返しているという根幹設定を匂わせるために意図的に入れたセリフだったとのこと。
*10 特にスパインドライバーの強化が秀でており、万能中距離兵器と化している。
*11 もともと強かった高高度急襲ミサイルや、大幅な火力増を成し遂げたアーケイン六連ミサイルが筆頭。
*12 実際のところ、十分な腕前のある人が使えば全ての敵を一挙に引き受けてオトリをし、あらゆる強敵を(オンラインであっても)難なく仕留め、アイテム回収すらひとりで終わらせてしまうことも可能なほど強くなっている。誰が呼んだか『最強兵科』。
*13 ミッション中の汎用会話で「面倒な事になった」とぼやく姿が見られるので不本意な昇進だったようだ。
*14 NPCとしてのみ登場するコンバットワゴン
*15 操縦席は武装がなく、砲塔からは移動操作ができない。一応レンジャーのブルート等も同じ仕様だが、あちらは火力が高いため固定砲台として使う事もあるが、豊富なビークルを持つエアレイダーの場合その用途で使う価値は薄い。
*16 本来、潜水母艦とは「潜水艦のための母艦」という意味であり、潜水母艦に潜水艦としての機能はない。潜水できる空母なら「潜水空母」と言うのが正しい。
*17 実際、前作ではマザーシップによる直接砲撃を受けるまでは健在だった
*18 ゲーム上ではただの背景扱いらしく、当たり判定が存在しないため攻撃しても無駄。
*19 少佐の部下はこの点について「人類にそんな権利があるのか」と疑問を投げ掛けているが、プロフェッサーは「プライマーは時空改変により、自分の妻を含む非戦闘員を何度も、累計で何百億、(ひょっとすると)何千億といった人数殺してきた」と述べ、人類の反抗の権利としてこの計画を正当化している。