やがみけ_番外

Last-modified: 2008-03-27 (木) 17:49:02

キラ「僕、思うんだ。このままじゃ駄目だって」
シン「なんですか、いつも唐突に…あんたって人は」アスラン「寝坊を直すとかだろ?」
レイ「また、思い付きですか? いい加減にしてください」
キラ「皆冷たいね。これははやてちゃんが喜んでくれることなのに……」
シン「何だよ?」
アスラン「それを早く言え」
レイ「ほう?」
キラ「たまには僕らが料理をする。そうすればきっと、はやてちゃん喜んでくれると思うんだ」
シン「そうだな、毎日メニュー考えてはやては作ってるんだもんな」
アスラン「はやての負担も減るわけか」
レイ「なるほど、いい考えですね」
はやて「うんうん、それで皆何がつくれるんや?」
シン「目玉焼きとかベーコンエッグとか?」
アスラン「まぁ、朝御飯には良さそうだが」
レイ「ディナーとしてはどうかと思うぞ、シン」
キラ「そうだね、ちょっとディナーむけではないね」
はやて「アスランは?」
アスラン「俺か? 俺はハヤシライスとか?」
レイ「シチューなのか、カレーなのかわからない、どっちつかずのあれですか?
まさに、あなたにぴったりですね」
アスラン「何だと?」
シン「けどディナーにだせそうだ」
キラ「そうだね」
はやて「レイは?」
レイ「私ですか? 私はサラダとか得意ですね」
キラ「……メインディッシュは?」
レイ「大根のサラダだ」
シン「腹もち悪そうだな」
アスラン「だが、俺とレイがつくればそうでもなくなるんじゃないか?
ハヤシライスとサラダ、それからシンの目玉焼きはハヤシライスにのっけて」
シン「あぁ、いける、それなら立派なディナーだ。アスラン」
レイ「やるじゃないか、アスラン」
はやて「キラは?」
キラ「カップ麺かな」
はやて「……」
キラ「駄目……かな?」
はやて「駄目やないけど……」
シン、アスラン、レイ「いや、キラが一番駄目だろ?」