エイリアンvsプレデターinCE_ナナシー氏_第04話

Last-modified: 2007-12-29 (土) 12:58:15
ユーラシア連邦にて小型宇宙船が墜落。加えて、正体不明の生物の死体を発見。
直ちに連合軍本部に回収。謎の生物と思われる卵が多数発見。現在、調査中との事。
なお、小型船は連合、ザフト、オーブとは異なる技術、兵器等多数見つかった。
これも調査中。卵から帰った生物の幼生が孵り連合兵の一人を食い付き
寄生。四半時間後、体内から成長した幼生が人を襲う。獰猛で攻撃的な習性有り。
時間の経過により脱皮を繰り返し。更に人より大き目のサイズまで成長し機敏な動きで我が軍を襲う。
調査するに従って、人間を餌として狩を行い蟻と同じ社会構成を持ち女王を筆頭にに統制する事が判明した。
それぞれ、役割を分担し兵隊、雑用、警護(ロイヤルガード)が存在している。
現在、ユーラシア連邦の三分の一は巣窟となる。
最後に女王について判った事は通常の
『虫』よりも知性が高く狡猾、寿命が人間と同等かそれ以上。
(一般の虫は1,2週間程度)俊敏な動きでMSを圧倒する底力を秘めている。
共通する特徴は強濃度の酸性血液が流れ触れる者は全て溶かす。
MS戦で女王との対決で装甲を溶かし
パイロットを捕食したデータが何例か報告されている。
一度繁殖したら核以外で駆除する以外方法が困難。
複数の女王を回収しメンデルで生物兵器として実験調査中。
成功すればプラントに送り込み殲滅が可能と言う報告データが上がった。
しかし、生物兵器の使用は条約によって
禁止されている上非人道的で非難されるのも明々白々である。
これを結びに、報告を終了する。
 
 

ターゲット4 保身者の蛮行

 

愛猫を撫でながらワインをすするジブリール。「生物兵器か、興味あるな。」
報告書を流し読みにする。「このことはオーブには内密にしろ。」「はっ」
情報部からのデータで「虫」の存在を釘付けになっていた。
「面白い、我がロゴスで生物兵器の使用を許可しようではないか」「しかし、条約では・・・」
「黙れ!こんなイイ物を使わずにいられる筈ないだろう?之をプラントの中で使用すれば地獄に行っても見られない殺戮ショーが見られまい。」
ブルーコスモスの理念の名の元に非人道的行為は当たり前であった。コーディネイターを滅ぼせば良い。
ユーラシア連邦の報告書を見て確信を得るジブリール。OOOO沙汰も良い所だ・・・
核では生温い、恐怖に陥れて苦しみ嬲り喰い殺す光景を想像したらこれ程の物はない。
しかも、二度と住めないように駆逐できるし無駄なコストを省くことが出来る
直ちにブルーコスモスのプラント支部に生物テロの要請をかけた。見えない所での恐怖が蠢き出す。
「核やMSを使わなくとも効率的にプラントを駆逐出来る方法があったとは・・・ンッギモチイィィィイッ!」
満面の笑み、以前の問題でニヤケ顔のジブリール。せっくす以上の快楽を堪能するかの如く。
「アハ、アハハハハ、コーディを、コーディを血祭り出来るぞぉぉぉぉお!!URYYYY!!!」
際は投げられた、異常な保身者の蛮行が・・・。各プラント生物テロのニュースが流れたのはその数日後になってからである。

 

ターゲット4 保身者の蛮行 END