「ゴムゴムの銃!!」
巨大な魚がルフィに殴り飛ばされた。
「思い知ったか、魚め!!」
「ルフィすごぉい!」
隣に座ってるステラが言った。
その時、さっきより少し小さい巨魚(さっきの魚の子どもだろう)が5匹飛び出した。
親がやられて怒っているのだろう。
「またか! コンニャロ!」
「まって。次はステラがやる」
そう言ってステラは立ち上がり、巨大なナイフを2つ抜いて、5匹の飛びかかってくる巨大な魚を見据えて、
「はぁぁ!!!」
一閃!
目にも止まらぬ速さで魚達を吹きとばした。
「おほーー。すっげーなぁステラ。ちゃんと特訓したかいがあったじゃん。あんだけ力だせるなんてよ」
「えへへ」
ほめられて上機嫌のようだ。
「海賊かー。仲間は10人くらいほしいなー」
「そんなにいたら楽しそう」
「あと海賊旗!」
「かっこいいのがいいな」
「よし!! いくか!! 海賊王に、おれはなる!!!!」
「うん!!!」
後にたくさんの仲間を手に入れ、偉大なる冒険の発端となる、2人の少年と少女の旅がはじまった。