G-Seed_種ピース719氏_そして、魂は受け継がれる

Last-modified: 2007-11-10 (土) 21:21:52

シン「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」

ルナ「シン、なんでニートになる前のニートみたいに泣いてる訳?」
ステラ「うぇい、ルナこれ……」
ルナ「あ、ファ○通じゃない……お! いよいよスパロボ最新作が出るんだ
   え~と、参戦作品は……あれ?」
レイ「見ての通り、スーパーロボット大戦への参戦から、また漏れたらしい」
ルナ「……それでか……種は、かなり早く決まったのにね」
レイ「向こうはこれで3連続だからな、無理も無いだろう」

~一方、ラクシズでは~

ラクス「おーっほっほっほ! やりましたわ!! 3連続! 3連続参戦ですわ~!!」
キラ「ヤッタヨーネー」
アスラン「うう……日々薄くなる毛髪に悩まされながらも、この報だけが俺を癒してくれる……」
アンドリュー「ダコスタ君ッ! コーヒーだ! じゃんじゃん持ってこいッ!」
ダコスタ「はいっ!!」
カガリ「これで3回目かぁ……いよいよ私達もスパロボの大物クラスになったわけだ」
ラクス「種死とは違いますのよ!種死とはっ!! これが本来の実力なのですわ
    私達に比べれば、所詮種死などカスやゴミ……スパロボに出る価値もないのです!」

メイリン「好き勝手言いやがって」

~レポート終了~

ルナ「ちょーしのんなよっ! このやろーっ!!」

      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  調子
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
          調子
    """""""""""""""""

レイ「見事に調子に乗っているな」

ルナ「シン! アンタがそんなんだったら、ますます出られなくなるでしょうが!!
   師匠、ここは一つガツンとかまして、シンを立ち直らせてください!」
ドモン「むぅ、しかし俺が説得してよい物かどうか……」
ルナ「師匠だからこそです! 何度もスパロボに参加してる師匠だからこそ
   スパロボに出るための心構えやらなにやらを……」
ドモン「いや、そっちのほうではなくてだな……」
レイ「師父は、キャラクターとしての参戦なら、確か放送終了後3ヶ月後に
   第2次スーパーロボット大戦Gへと参戦しましたよね」
ルナ「3ヶ月!?」
ドモン「うむ、初代スーパーロボット大戦に出場したF91は約1ヶ月で参戦したが、あれはユニットだけだからな
    それを除けば、現時点においてGガンダムが一番早い参加作品となっている
    ……まぁ、当時はブリーフィングの会話などは結構薄かったがな」
レイ「コンプリートボックスをやれば分かるが、だいたい1~2回台詞を言っただけで終わる時もある」
ドモン「だからこそ、この短期間で出来たともいえるが……
    加えて、俺が参戦するとデビルガンダムの凶悪さも相まってかなり優遇される
    今のところ、版権ユニットがラスボスとなったのはデビルガンダムの他では、サザビーとドンサウザーだけだ」
レイ「新スーパーロボット大戦ですね、最終ボスは新しいデザインでしたが、乗っていたのはゴステロでしたね」
ドモン「ユニットこそラスボスを張るには相応しいが、生体ユニットはラスボスっぽくは無かったからな
    だからこそ、あの時はゴステロが選ばれたのだろう」
ルナ「レイ、あんたなんでそんなに詳しいのよ」
レイ「ギルに色々と教えてもらった……気にするな、俺は気にしない」
ドモン「ゴステロか……よし、その線で言ってみるか」
ルナ「その線……?」

ドモン「泣くなシン……男たる物が女々しいぞ」
シン「ししょぉ……ししょぉぉぉぉぉぉっ!!」
ドモン「スーパーロボット大戦は、オリジェネを除いても発売感覚が短いんだ
    今回がダメでも、また次があるさ」
シン「でもししょぉ……あまりにも悲しいですよ
   普通二部作っていったら、1部が種で2部が種死って思うじゃないですか!
   それなのに……それなのにぃ……」
ドモン「ああ……俺も最初はそう思ったさ
    まさか、種が2部から出てくるとはな……」
シン「Gジェネレーションの時もそうだった……
   種はアドバンスで主役っぽい登場していたのに……」
ドモン「まぁ、アレにはラクスが出ていないからな……キラにとっては幸せと言えば幸せなのだろうが」
シン「俺は初参戦のDSじゃ、クリア後にはいるただのおまけですよッ!
   みんなには、「あれ~? シンじゃない、いつ入ったの」って言われるし……
   シーマさんが改心して、ターンXのパイロットになったり
   種3バカですら、正義の戦士になるDSで一番不幸なのは間違いなく俺ですよッ!」
ドモン「落ち着け、シン! スペシャルモードなら出番が増えるぞ!」
シン「ジェネシスステージでの敵側と、最終面の増援だけじゃないですかァッ!!
   追加ステージでデビル盟主王相手に石破ラブラブ天驚拳かました師匠に、俺の気持ちが分かるもんかぁっ!!」
ドモン「むぅ……!」

シン「PSPのGジェネポータブルでも、結局アイツ達に主役を取られるし……
   腹いせにゴットガンダムに乗って、ゴットフィンガーをかましまくりましたけど……」
ドモン「Gジェネは乗り換え比較的自由な上、非戦闘員にも台詞も専用の物があるからな
    リリーナや、ティファや、ギレンを初めとした連中は
    Fの時から拳を真っ赤に燃やしてストレス解消していた」
シン「月の御大将も、『凄いよこのガンダム、さすがはシャイニングのお兄さんだぁっ!』って
   大はしゃぎしながら連発していましたからね」
ドモン「ふ、DSの時は偽物のシャイニングフィンガーを使った罰としてボコボコにしたものだが……」
シン「どうせ俺なんて、スパロボに出場したとしても、結局主役の座を奪われて
   主役を奪われた男として忘れ去られていくんだろうな……」
ドモン「そう悲観するなシン、スパロボでは主役が一番とは限らんぞ」
シン「……………」
ドモン「俺とイザークの又従兄弟、山田次郎も主役ではないが、スパロボで大活躍している
    Aで死亡フラグ回避したのをきっかけに、R、IMPACTでは死亡フラグ完全消滅
    Jでも草壁相手にカッコいい台詞をぶつけ、ACE2ではミンメイと共にゼントラーディに文化を教えた
    戦闘面でも、主役のアキトの価値は奴が握っていると言っても過言ではない
    まだ発売したばかりだから、詳しい事は言えんが……Wでの活躍も物凄いものがあるぞ」
シン「それは……さぞ、本編では物凄い活躍をされたんでしょうね……」

ドモン「甘いぞ、シン……本編でのアイツは、お前以上に悲しいキャラだったんだ
    たった3話目で、ロマンの欠片も無い退場をした気持ち、お前に分かるか?」
シン「さ……3話!? たった3話で!?」
ドモン「戦場での死はカッコいいとは限らないというメッセージを込められたらしいが……
    正直、あまりいい感じにはならず、反発も多かったらしい
    しかし、そんな男が先に言ったような大活躍をしたのだ」
シン「すごい……すごすぎる!」
ドモン「古参組で、本編ではミンチより酷いと言われたバーニィもなかなかいい感じだ
    Gジェネでは、クリスがジオン側に来て、共にアクシズに行ったり、サイクロプス隊をまとめて救助できたり
    IMPACTでは小説版準拠だからか強運持ちの上
    アイナですら引き入れられなかったノリス大佐を見事説得したからな
    能力は、スパロボではソコソコと言った所だが……
    第4次ではクリスと結婚後、GCでは終戦後に宅急便の仕事を始めたり
    戦闘能力だけが、スパロボでの幸せではないといういい一例かもしれないな」
シン「ただのザクマニアの人じゃなかったんですね……」
ドモン「ザクマニアはスパロボで勝手につけた設定だ、F以降は出ていない
    あれはたまたま残っていたのがザク1機だけだ
    ゲルググやケンプファーが残ってればそっちの方に乗っていただろう
    ガンダム史上初めてザクでガンダムを倒した男だからな」
シン「ザクで……」

ドモン「まぁ、種死のスパロボ参戦には他にも問題はあるだろう
    Fの時のマジンガーZ対ゲッターロボGの時に、主役同士を戦わせるのはどうかと考え
    ダイナミックプロに意見を伺いに言った寺田さんの事だ
    正直、ここの様な二次創作作品の様な展開を望むのは、負債の猛反発で無理かもしれないが……」
シン「しょぼーん……」
ドモン「それでも、ここまで愛されているお前の事だ
    ステラは確実に生き残り、お前もどこかでキラとは比べ物にならない活躍の場面を貰えるはずだ
    最近の初参戦時は特に狙い目だ、分家の相良宗介も、Jの時にとんでもない性能を与えられたからな」
シン「狙い目は……初参戦……」
ドモン「逆に、連続して出るのは考え物だ、宇宙世紀系ガンダムでさえ、居るだけ参戦になる事もある
    ……最も、俺たちの様にRやMXで外伝的シナリオをもらえることもあるから、ここは難しい所だが……」
シン「外伝ですか……俺達だったらどんな話になりますかね?」
ドモン「さてな……そいつは流石に想像もつかん
    しかし、異世界や荒廃した未来世界などの例もある
    新しい舞台で戦うのも……また一興だぞ」
シン「新しい世界……」
ドモン「そしてなにより、異なる作品の戦士の共闘こそスパロボの醍醐味だ
    第2次G、Fと続けてやったマサキとのコントの他に
    A主人公を巻き添えにした一矢とのぶつかりあい!
    これが俺の主なクロスオーバーだな」
シン「師匠……俺、なんだか燃えてきました!」
ドモン「よし、元気が出てきた様で何よりだ
    それに、ここだけの話だがな……
    実は、カミーユとは以前、東方不敗の挨拶をした事がある」
シン「えええええっ!?」

ドモン「スパロボではなくGジェネ側の作品でだけどな……
    あの時、カミーユはシュバルツに喝を入れられ、明鏡止水に目覚めた
    それでラスボスを破壊した事もある」
シン「ラスボスを!?」
ドモン「カミーユは、お前のインスパイア元のキャラクターだ
    そしてお前にはシャイニングフィンガーに似た技がある
    恐らく俺達が同時出演すれば、その絡みは間違いなく出てくるはず!
    ……あわよくば、俺達の合体技もな」
シン「師匠との合体技……うおおおおおおおおおおっ!」
ドモン「うむ、どうやら立ち直った様だな……」
シン「はいっ!もう俺は負けません!
   種死の主役として、相応しい男になり
   本編を遥かに超えるくらいの活躍をするつもりです!」
ドモン「その意気はよしッ!
    だがわすれるな……スパロボの主役はお前一人ではない事を……!」
シン「はいっ!!」

ルナ「なんとか立ち直ったみたいね……」
ステラ「うぇーい、シンかっこいー」
レイ「主役がしっかりしてくれなければ、俺達も参戦できないからな」
タリア「あのブライト艦長亡き今……今のスパロボリーダーの座は空白に等しい……
    今度こそあの魔乳を出し抜いて、実質的なスパロボ主人公の座を手に入れるわよ!」
メイリン「本音はそれかーっ!!」

半年後……

シン「やった……やったぞ! ついにスーパーロボット大戦に参戦だ!!」
ドモン「よくやったな、シン……」
シン「師匠! 師匠もスーパーロボット大戦への参戦、おめでとうございます!」
ドモン「うむ……念願かなっての同時参戦だな」
シン「しかし……ラクシズと一緒の参加というのは微妙な気分です」
ドモン「まぁ、そういうなシン……嫁補正ではなくスパロボ補正を受けた奴等なら
    きっと、お前とも分かり合うことが出来るだろう……」
シン「師匠……」
ドモン「初参戦で、先に出てくるのはお前の方だな……
    俺もデビルガンダムを追いながら後々登場する
    主役らしい活躍を期待してるぞ、シン!」
シン「はいっ!!」

ー本編終了ー

シン「ふぅ……疲れた」
ステラ「うぇい、シンお疲れ様」
シン「サンキュー、ステラ」
ルナ「案の定、生き残ったわね、ステラ」
ステラ「うぇい♪」
シン「みんなが力を合わせて……デストロイを止めてくれたからな
   その後の展開も……キラとアスランと一緒だったけれども
   主役らしい活躍が出来て、本当に満足だったよ」
ドモン「ああ、見事だったぞ、シン」

シン「師匠! お疲れ様です!」
ドモン「うむ、種死の一般兵など比べ物にならないスパロボの兵士相手によく頑張った」
シン「本当に、硬いわかわすわ切り払うわで、死ぬかと思いましたよ
   それにしても師匠……師匠もかなり融通の聞かない性格だったんですね」
ステラ「うぇい、レインかわいそーだった」
ルナ「ホント、思わず空気読めってつっこみたくなったわ」
ドモン「う……まぁ、俺も若かったと言う事だ」
レイ「気にするな、俺は気にしない」
シン「しかし、デビルガンダムとの最終決戦は、ホント熱かったですよ
   特に宇宙一恥ずかしいと評判のあの告白……」
ドモン「し……シン!」
ステラ「うぇい、ドモン赤くなった」
ドモン「全く、弟子に応援されるとはな……そろそろ、俺もロートルかな?」
シン「そんな……師匠はまだまだいけますよ!」
ドモン「ふ……
    ところで、お前達また次回作で呼ばれてるんだったな」
シン「はい……師匠は次回作に参戦されないとか……」

ドモン「まぁ、Gガンダムはパイロットの強さがとんでもないからな
    正直、他の白兵戦キャラの存在価値が低くなるゆえ、そう頻繁には出れん」
シン「師匠……」
ドモン「気にするな、シン……俺は別に気にしていない
    次は、傍観者の立場でお前達の活躍を見せてもらおう、期待しているぞ!」
シン「はいっ!」

ー2作目ー

シン「さ~て、今度はどんな仲間と戦うのかなぁ……?」
???「ふもっふ!」
シン「な……?」
???「よう、お前ゲキガンガーは好きか?」
シン「あ……あんた達いったいなんなんだぁ~っ!?」

その後、デスティニーに乗り換えた際パルマフィオキーナに
師匠の技の名をつけられそうになった事は言うまでも無い

それからも、未来世界や異世界、オリキャラ無し世界、DC戦争風の新リメイクなど
数々の作品へと参戦していったシン達……
たくさんの仲間との出会い、強敵達との戦いによって己を磨き
旧ファンからは平成のアムロ=レイ、新ファンからは真の主役との異名を貰うまでに至ったのである
一方、嫁補正を当てにしていたラクシズ達は、負債が新作品を作り出したことにより
アンチが多いラクシズに対して、もうどーでもいいやという答えを出し、寺田さんもコレに便乗して
本編よりカッコいいながらも、種死の世界シリーズ張りの悪役キャラとして扱われる事となった

???「アスカさん、お疲れ様でした!」
シン「ああ、ありがとう……君は、確か今回が初参戦の……」
???「はい! 名前を覚えていただいて光栄です!」
ステラ「うぇ~い、シン♪」
シン「ステラ! ちょっと待っててくれ、今行く!!」
???「本編でも思いましたが、ステラさん可愛いですね……
     あんな可愛い恋人や、妹さんの居るアスカさんが、ほんとうらやましいですよ」
シン「君だって、可愛い幼馴染が居るじゃないか」
???「べ……別に……アイツ、ステラさんやマユさんほどかわいくないし……」
シン「……でも、好きなんだろ」
???「う……」
シン「作品内で告白しておいて、今更嫌いはきかないからな」

???「……ところでアスカさん、今回アスカさんのストーリーのラスボスだった
     エターナルって、一体何者だったんですか?」
シン「知らないのか?」
???「もう随分昔の作品ですからね……
     近くのレンタルDVDでも最初の方しか置いてないんですよ
     アスカさんの前のガンダムにも出ていたそうですけど……」
シン「そうか……まぁ、一言で言えば俺の昔のトラウマかな……」
???「トラウマ……ですか?」
シン「今はもう立ち直ったけどさ……そう、師匠との出会いがはじまりだった」
???「師匠?」
シン「素晴らしい人だったよ、あの人が居たから今の俺が居る
   あの人と出会わなければ……ずっと、自分の立場を呪うだけの情けない男として
   ガンダムシリーズの汚点になっていただろうな」
???「またまた~……アスカさんの居ないガンダムなんて、信じられませんよ」
シン「……ありがとう、それじゃあな」

ステラ「シン♪」
シン「お待たせ、ステラ……それじゃ、一緒に食事にでも行こうか」
ステラ「うぇい♪」

ステラ「うぇい、ステラお腹いっぱい♪」
シン「コラコラ、食べすぎだぞ、ステラ……」
ステラ「うぇい」
シン「……ん?」

○○○「くっそぉ……なんなんだよ、一体……」
シン「なんだ……?」
???「あ、アスカさん」
シン「君は、さっきの……彼女と一緒に買い物かい」
???「ええ、まぁ……
     あれ? あそこにいるの、○○○じゃないですか」
シン「知ってるのか?」
???「ええ、この間放送終了した作品の主人公なんですが……
     サブキャラに主役を取られるわ、中のいい異性キャラを殺されるわ
     その他色々な不幸が積み重なって、酷評されてるんですよ」
シン「主役を……」
???「いい奴だとは思うんですけど……
     どうも監督と脚本が人間腐ってるような奴で……
     あんなスタッフつけられた主人公なんて、ホント不幸ですよ
     ……って、アスカさん?」
ステラ「シン?」

シン「……………」
○○○「なんだよ……なに見てるんだよ……」
シン「……お前……」
○○○「なんだぁ? 真の主役様は、俺みたいな情け無い男の名前なんて知りませんってかぁ?
     アンタなんかに俺の気持ちが分かってたまるかよ、シン=アスカ……!!」
シン「お前は……」
○○○「なんだよその眼……そんな、哀れむような眼で俺を見るんじゃ……」

???「アスカさ……」
ステラ「………シンにやらせてあげて………」
???「ステラさん……」

○○○「な……なんのつもりだ!?いきなり抱きついたりして……」
シン「辛かっただろうな……」
○○○「!? 泣いてる……? あの、シン=アスカが……」
シン「お前は……俺だ……負け犬だった頃の……俺なんだ……」
○○○「え……?」

ー回想ー
シン「ちくしょお……いったなんなんだ!!
   気がつけば主役の座から転落、世間には沢山のアンチが……
   俺は……俺はいったいなんなんだぁぁぁぁっ!!」
ドモン「バカモノォッ!!」
シン「げはぁっ!!」
ドモン「辛い思い出に縛られて一歩も動かぬとは……情け無い奴ッ!」
シン「あ……あんた一体なんなんだぁっ!」
ドモン「そんなことはどうでもいいっ!
    何があったかは知らないが、そんな事で立派な主役になどなれるものかっ!」
シン「う……でも、今更そんな事を言ったって……もう出来ることなんて、何も……」
ドモン「諦めたらそこで試合終了だッ!
    何が出来るかを考えるより、今何が出来るかを考えろッ!
シン「今、なにが出来るか……」
ドモン「そして、今のお前に出来ることは一つ……
    この俺から流派東方不敗を学び、主役の何たるかをその身で感じ取ることだッ!」
シン「あ……アンタは一体……」
ドモン「俺の名はドモン=カッシュ……ただのガンダムファイターだッ!」

ー回想終了ー
シン(あの時、師匠に出会わなければ……俺も……)
ステラ「シン……」
○○○「あんた……一体……」
シン「……主役になりたいか?」
○○○「!?」
シン「お前は、主役になりたいのかと聞いている……」
○○○「お……おれは……
     なりてぇよ……主役に……なりてぇ!
     ずっと、憧れだったんだ……嬉しかったんだ……
     俺は……どんな事をしてでも、主役になりてぇんだっ!!」
シン「……かつて」
○○○「……?」
シン「かつて、お前と同じ悲しみを持つ男が居た……
   主役の座を奪われ、悲惨な目に会い……そして、全てが嫌いになった
   そんな男も……ある男とであった事により、自分に出来ることに気づいて……
   そして今……かつての自分と同じ男に出会った……」
○○○「え……?」
シン「……ついて来い……今、お前にできる事を教えてやる
   そして掴め……主役とはなんなのかを……
   自分の弱さを知り、本当の強さをしれば……お前は主役になれるはずだ!」
○○○「あんた……いったいなんなんだ……?」
シン「シン=アスカ……ただのパイロットだ」

―そして、魂は受け継がれる―