盟主王アズラエガー!だゾ
【中編】
アズラエル「ぐッ!?」
負○のファイナルガンダム(仮)はラエガーの頭をむんずと掴み、握りつぶそうとする!
アズラエルは脱出そようと必死にキックをいくつもかますが、全然まったくこれっぽっちも効いていないのであった。
フク○ 「フフフ……クレしんスレのメカを葬ったとあれば、宣伝効果は抜群!」
ヨ○ 「世界中の腐女子が、私達の作る種映画を見に来ることでしょう♪」
アズラエル「ぐ、ぐわーーーーッ!?」
筋肉 「(司令室のモニターに急に割り込んできた)おい!大変なことになッてるぞ!」
お色気 「あー!あのバカ!」
ギル 「筋肉参謀。また無断でヘリを飛ばして現場に行くとは……なんど注意すれば」
筋肉 「今はそんなことを言っている場合じゃねえんだ!このままだとアズラエルがやられてしまうぞッ!」
ギル 「ぬ、ぬううう……」
メイリン 「せ、せめて開発中の超AI搭載型ビークルロボが完成していれば!」
しん 「シン兄ちゃん。このままじゃ本当にムルタのおじさん、やられちゃうゾ?」
シン 「だ、だが!MSに乗れない今の俺にはどうすることも……ん?」
その時!墜落していた3機のアズーマシンが急発進した!
そして3機のマシンはそのままファイナルガンダム(仮)に体当たりしてラエガーを救出する!
○クダ 「ぐ、ぐわッ!?」
○メ 「バカな!妨害電波は常に出し続けているのに……なぜ!?」
オルガ 「へッ!遠隔操作による操縦ができねえんなら…」
クロト 「ボク達が乗ってさあ、直接操縦すればそれで済むじゃん!」
シャニ 「……ウゼェ。単純すぎるぜ」
アズラエル「君達ッ!」
オルガ 「さあ、おっさん!さっさと反撃しようぜェ!」
シャニ 「まさか……これで終わりって訳じゃねェだろうな?」
クロト 「このまま終わったらカッコ悪すぎるってよ!」
アズラエル「オルガ、クロト、シャニ……ふっ……君達も物好きですねえ。
それでは君達の勇気を無駄にしない為にも!いっちょハデにいきますかぁッ!」
* * *
ビーッ!ビーッ!
メイリン 「議長!ラエガーから再びファイナルフュージョン要請シグナルです!」
ギル 「よし!それでは今度こそ……」
大袋博士 「おおっと、待ってくれい長官。
さっきの妨害電波で墜落したときの衝撃で、合体プログラムの一部が破損してしまったようじゃ」
ギル 「なんだと!?」
青梅 「このままじゃあ……成功率は上手くいってもせいぜい40%いくかどうか、ねえ♪」
お色気 「そ、そんなに低いの?!」
アズラエル『議長!やらせてくださいッ!』
オルガ 『どうせ戦わなけりゃ、俺達は○債の奴等にいいようにされちまうんだ!』
シャニ 『だったら少ねえ可能性に賭けるのも一興だ。
ようは一度死んじまうことさ。ククク……(なぜか妙にアカギ風)』
ギル 「だ、だが……」
大袋博士 「長官。こちらからサポートプログラムを流せば、成功確立を60%まで引き上げる事が可能じゃぞい?」
クロト 『ひとり10%づつ!勇気と気合と根性で補えば100%だぜッ!』
ギル 「……よし。私は君達の可能性に賭けよう!ファイナルフュージョン・マニュアル、承認ッ!」
メイリン 「了解!
ファイナルフュージョン……プログラム、ドラーイブッ!(コンソールのボタンを手でガツン!)
シン 「(ドキドキ)…………あれ?」
しん 「……何も起こらないゾ?」
メイリン 「……い、いた~~い!な、なによこれェ!固くて全然割れないですゥ~~!」
ギル 「な、なに?」
青梅 「あらまあ……お嬢ちゃんの細腕じゃちょーっと無理だったかしらぁ? それじゃ私が…(ガツン!ガツン!)
あらイヤだ!この子ほんとに固くて、こぶしで叩いたくらいじゃ容易に割れないわあ~」
シン 「そ、そんな。最高に盛り上がるシーンでこんなのって!」
風間君 「……しょうがないですよ。ここはなんていったってクレしんスレですからね。
いつも肝心な場面でつまづくんです」
メイリン 「くっ!こ、こうなったら、いっそこの金槌で……」
お色気 「や、やめなさい!機械が壊れるわよ!」
オルガ 『お、おい!何やってンだよッ?!』
クロト 『こっちはもう限界だ!は、はやく承認をくれよ!』
アズラエル『ぐわッ!
頼むみんな……このままじゃあこのスレが、僕達の世界が負○に破壊されてしまうんだ!
だから……だから頼みます!僕に、いや僕達に力を貸してくれえェェ!!』
メイリン 「アズラエルさん!ああ…ど、どうしたら……!」
??? 「みんな!……ここは私に任せてもらえないかしら?」
ギル 「……む?おお!あ、あなたは……!」
シン 「そうか。あなた達もここに避難していたんですね……まあ考えてみれば当然だろうけどさ」
しん 「ああっ母ちゃん!それに父ちゃんにひまわりシロ~~!」
ひろし 「しんのすけ!それにシン君達も無事だったのか。ふう~安心したぜぇ……」
しん 「それはいいけどさ、どうも母ちゃんの様子が変だゾ?なにかあったの?」
ひろし 「さ、さあ?……なぜかみさえの奴、急に司令室に行きたいって言い出してなあ……」
みさえ 「メイリンちゃん。ここは私に任せて?」
メイリン 「え?で、でも……」
みさえ 「だいじょーぶ♪
そりゃあ私も本職じゃないけど、代理でたしか2回くらいはやった事があるのよコレ♪」
ギル 「むう……分かりました。みさえさん、あなたに全てを託しましょう!」
みさえ 「ありがと議長さん。それじゃ……あー、あー……こほん」
マサオ君 「な、なにが始まるんだろうね?」
ネネちゃん「さあ……まあいいじゃない。それに今回は私達、完全に脇役みたいだし」
みさえ 「それじゃいくわよ……
ファイナルフュージョン!プゥロゥグラム!ドライヴッ!(ガシャーンッ!)」
シン 「みさえさんがいきなりバイリンガル喋りになッた?!」
しんのすけ「な、何故かいま一瞬、母ちゃんが金髪のグラマーおねいさんに見えたゾ……?」
ビーーッ!ビーーッ!
アズラエル「来たッ!いよッしゃあぁぁぁっ!ファイナル・フュージョーーーンッ!」
回転するラエガーの腰から超電磁トルネードが巻き起こる!
超電磁の防壁の中に次々突入する3機のアズーマシン……今まさに、最強の盟主王への合体が開始されたのであったッ!
シャニ 「よし……まずは俺が(ゴインッ!)ぐわ!」
アズラエル「落ち着きなさいシャニ!もう1回です……うわッ!?」
訓練なしのぶっつけ本番のためか、シャニのフォビドゥンアズーがドッキングに失敗した。
その直後!超電磁トルネードを突き破ってファイナルガンダム(仮)の腕が侵入してきた!
ラエガーとアズーマシンは無事にファイナルフュージョンを完遂できるのだろうか?
* * *
○メ 「い、いまさら合体なんてふざけた真似させてたまるもんですか!
ど、どこにいるのかしら……ここ?それともここかな?ていてい!」
ギル 「くっ!拙い……このままではファイナルフュージョンが阻止されてしまう!!」
お色気 「い、いえ議長、あれを見てください!」
ギル 「なに?おお、あれは……!」
ガシイィィィンッ!!
フ○ダ 「うおッ?な、なんだ……?
急にファイナルガンダム(仮)の動きが鈍くなったような……なにッ!?」
よく見ると、ファイナルガンダム(仮)の動きを、後ろからユンボ(油圧ショベル車)やクレーン車等の重機ががんじがらめに封じているではないか!
キラ 「み、見たか負○!」
ルナ 「例え私達のMSが使えなくなっても……」
アスラン 「春日部の重機を使えば、俺達でもこれくらいの嫌がらせは出来るッ!」
ステラ 「オルガ達だってがんばっているんだから!」
レイ 「合体の邪魔はさせんッ!」
ヨ○ 「ええーい!じ、邪魔をするなーーー!(キラ達の重機を振り払った)」
キラ達 「う、うわあーーー!?」
シャニ 「……合体開始!」
クロト 「侵入角OK……成功ォ!!」
オルガ 「ドッキング!……パーフェクト・ロック!」
アズラエル「アズッ!ラエッ!ガーーーーーーッ!!」
春日部みんなの願いをその身に受け、最強ブーステッドマン軍団と合体した究極の盟主王!
戦え!負けるな!勝利を掴め!我等の希望……アズラエガー!
メイリン 「フ、ファイナルフュージョン……成功!」
シン 「いやッたあ!」
しんのすけ「やったゾーーーー!」
大袋博士 「おお……奇跡じゃ!」
ギル 「頼むぞ盟主!」
アズラエル「フ○ダ…ヨ○!そしてファイナルガンダム(仮)! 僕は……貴様等をォォ!破壊、するッ!」
負○ 「どうやら……あらゆるMSの長所のみを取り入れた、このファイナルガンダム(仮)の
全ての能力を駆使しなければ止められないようですね……?
アズラエガーッッ!!」
―次回予告―
君達に、最新情報を公開しよう!
遂に人類存亡を賭けた、大春日部決戦は始まった!
我等の盟主王の(いきなり)最後の戦いに君達の、燃える勇気を分けてくれ!
次回 「盟主王アズラエガー!だゾ」 後編!
次回もこのスレでファイナルフュージョン承認!