SEED-クレしん_08-421_02

Last-modified: 2009-06-30 (火) 20:40:10

盟主王アズラエガー!だゾ
【中編】

 

アズラエル「ぐッ!?」

 

 負○のファイナルガンダム(仮)はラエガーの頭をむんずと掴み、握りつぶそうとする!
 アズラエルは脱出そようと必死にキックをいくつもかますが、全然まったくこれっぽっちも効いていないのであった。

 

フク○  「フフフ……クレしんスレのメカを葬ったとあれば、宣伝効果は抜群!」
ヨ○   「世界中の腐女子が、私達の作る種映画を見に来ることでしょう♪」
アズラエル「ぐ、ぐわーーーーッ!?」

 
 

筋肉   「(司令室のモニターに急に割り込んできた)おい!大変なことになッてるぞ!」
お色気  「あー!あのバカ!」
ギル   「筋肉参謀。また無断でヘリを飛ばして現場に行くとは……なんど注意すれば」
筋肉   「今はそんなことを言っている場合じゃねえんだ!このままだとアズラエルがやられてしまうぞッ!」
ギル   「ぬ、ぬううう……」
メイリン 「せ、せめて開発中の超AI搭載型ビークルロボが完成していれば!」

 

しん   「シン兄ちゃん。このままじゃ本当にムルタのおじさん、やられちゃうゾ?」
シン   「だ、だが!MSに乗れない今の俺にはどうすることも……ん?」

 

 その時!墜落していた3機のアズーマシンが急発進した!
 そして3機のマシンはそのままファイナルガンダム(仮)に体当たりしてラエガーを救出する!

 

○クダ  「ぐ、ぐわッ!?」
○メ   「バカな!妨害電波は常に出し続けているのに……なぜ!?」

 

オルガ  「へッ!遠隔操作による操縦ができねえんなら…」
クロト  「ボク達が乗ってさあ、直接操縦すればそれで済むじゃん!」
シャニ  「……ウゼェ。単純すぎるぜ」
アズラエル「君達ッ!」
オルガ  「さあ、おっさん!さっさと反撃しようぜェ!」
シャニ  「まさか……これで終わりって訳じゃねェだろうな?」
クロト  「このまま終わったらカッコ悪すぎるってよ!」

 
 

アズラエル「オルガ、クロト、シャニ……ふっ……君達も物好きですねえ。
      それでは君達の勇気を無駄にしない為にも!いっちょハデにいきますかぁッ!」

 

          *          *          *

 

 ビーッ!ビーッ!

 

メイリン 「議長!ラエガーから再びファイナルフュージョン要請シグナルです!」
ギル   「よし!それでは今度こそ……」
大袋博士 「おおっと、待ってくれい長官。
      さっきの妨害電波で墜落したときの衝撃で、合体プログラムの一部が破損してしまったようじゃ」
ギル   「なんだと!?」
青梅   「このままじゃあ……成功率は上手くいってもせいぜい40%いくかどうか、ねえ♪」
お色気  「そ、そんなに低いの?!」

 

アズラエル『議長!やらせてくださいッ!』
オルガ  『どうせ戦わなけりゃ、俺達は○債の奴等にいいようにされちまうんだ!』
シャニ  『だったら少ねえ可能性に賭けるのも一興だ。
      ようは一度死んじまうことさ。ククク……(なぜか妙にアカギ風)』

 

ギル   「だ、だが……」
大袋博士 「長官。こちらからサポートプログラムを流せば、成功確立を60%まで引き上げる事が可能じゃぞい?」
クロト  『ひとり10%づつ!勇気と気合と根性で補えば100%だぜッ!』

 

ギル   「……よし。私は君達の可能性に賭けよう!ファイナルフュージョン・マニュアル、承認ッ!
メイリン 「了解!
      ファイナルフュージョン……プログラム、ドラーイブッ!(コンソールのボタンを手でガツン!)

 

シン   「(ドキドキ)…………あれ?」
しん   「……何も起こらないゾ?」

 

メイリン 「……い、いた~~い!な、なによこれェ!固くて全然割れないですゥ~~!」
ギル   「な、なに?」
青梅   「あらまあ……お嬢ちゃんの細腕じゃちょーっと無理だったかしらぁ? それじゃ私が…(ガツン!ガツン!)
      あらイヤだ!この子ほんとに固くて、こぶしで叩いたくらいじゃ容易に割れないわあ~」
シン   「そ、そんな。最高に盛り上がるシーンでこんなのって!」
風間君  「……しょうがないですよ。ここはなんていったってクレしんスレですからね。
      いつも肝心な場面でつまづくんです」
メイリン 「くっ!こ、こうなったら、いっそこの金槌で……」
お色気  「や、やめなさい!機械が壊れるわよ!」

 

オルガ  『お、おい!何やってンだよッ?!』
クロト  『こっちはもう限界だ!は、はやく承認をくれよ!』
アズラエル『ぐわッ!
      頼むみんな……このままじゃあこのスレが、僕達の世界が負○に破壊されてしまうんだ!
      だから……だから頼みます!僕に、いや僕達に力を貸してくれえェェ!!』

 

メイリン 「アズラエルさん!ああ…ど、どうしたら……!」
???  「みんな!……ここは私に任せてもらえないかしら?」
ギル   「……む?おお!あ、あなたは……!」
シン   「そうか。あなた達もここに避難していたんですね……まあ考えてみれば当然だろうけどさ」

 

しん   「ああっ母ちゃん!それに父ちゃんにひまわりシロ~~!」
ひろし  「しんのすけ!それにシン君達も無事だったのか。ふう~安心したぜぇ……」
しん   「それはいいけどさ、どうも母ちゃんの様子が変だゾ?なにかあったの?」
ひろし  「さ、さあ?……なぜかみさえの奴、急に司令室に行きたいって言い出してなあ……」

 

みさえ  「メイリンちゃん。ここは私に任せて?」
メイリン 「え?で、でも……」
みさえ  「だいじょーぶ♪
      そりゃあ私も本職じゃないけど、代理でたしか2回くらいはやった事があるのよコレ♪」
ギル   「むう……分かりました。みさえさん、あなたに全てを託しましょう!」
みさえ  「ありがと議長さん。それじゃ……あー、あー……こほん」

 

マサオ君 「な、なにが始まるんだろうね?」
ネネちゃん「さあ……まあいいじゃない。それに今回は私達、完全に脇役みたいだし」

 
 

みさえ  「それじゃいくわよ……
      ファイナルフュージョン!プゥロゥグラム!ドライヴッ!(ガシャーンッ!)」
シン   「みさえさんがいきなりバイリンガル喋りになッた?!」
しんのすけ「な、何故かいま一瞬、母ちゃんが金髪のグラマーおねいさんに見えたゾ……?」

 
 

 ビーーッ!ビーーッ!

 
 

アズラエル「来たッ!いよッしゃあぁぁぁっ!ファイナル・フュージョーーーンッ!

 

 回転するラエガーの腰から超電磁トルネードが巻き起こる!
 超電磁の防壁の中に次々突入する3機のアズーマシン……今まさに、最強の盟主王への合体が開始されたのであったッ!

 

シャニ  「よし……まずは俺が(ゴインッ!)ぐわ!」
アズラエル「落ち着きなさいシャニ!もう1回です……うわッ!?」

 

 訓練なしのぶっつけ本番のためか、シャニのフォビドゥンアズーがドッキングに失敗した。
 その直後!超電磁トルネードを突き破ってファイナルガンダム(仮)の腕が侵入してきた!
 ラエガーとアズーマシンは無事にファイナルフュージョンを完遂できるのだろうか?

 

          *          *          *

 

○メ   「い、いまさら合体なんてふざけた真似させてたまるもんですか!
      ど、どこにいるのかしら……ここ?それともここかな?ていてい!」

 

ギル   「くっ!拙い……このままではファイナルフュージョンが阻止されてしまう!!」
お色気  「い、いえ議長、あれを見てください!」
ギル   「なに?おお、あれは……!」

 
 

 ガシイィィィンッ!!

 

フ○ダ  「うおッ?な、なんだ……?
      急にファイナルガンダム(仮)の動きが鈍くなったような……なにッ!?」

 

 よく見ると、ファイナルガンダム(仮)の動きを、後ろからユンボ(油圧ショベル車)やクレーン車等の重機ががんじがらめに封じているではないか!

 

キラ   「み、見たか負○!」
ルナ   「例え私達のMSが使えなくなっても……」
アスラン 「春日部の重機を使えば、俺達でもこれくらいの嫌がらせは出来るッ!」
ステラ  「オルガ達だってがんばっているんだから!」
レイ   「合体の邪魔はさせんッ!」

 

ヨ○   「ええーい!じ、邪魔をするなーーー!(キラ達の重機を振り払った)」
キラ達  「う、うわあーーー!?」

 
 

シャニ  「……合体開始!
クロト  「侵入角OK……成功ォ!!
オルガ  「ドッキング!……パーフェクト・ロック!

 
 

アズラエル「アズッ!ラエッ!ガーーーーーーッ!!

 
 

 春日部みんなの願いをその身に受け、最強ブーステッドマン軍団と合体した究極の盟主王!
 戦え!負けるな!勝利を掴め!我等の希望……アズラエガー!

 

メイリン 「フ、ファイナルフュージョン……成功!」
シン   「いやッたあ!」
しんのすけ「やったゾーーーー!」
大袋博士 「おお……奇跡じゃ!」
ギル   「頼むぞ盟主!」

 

アズラエル「フ○ダ…ヨ○!そしてファイナルガンダム(仮)! 僕は……貴様等をォォ!破壊、するッ!

 

負○   「どうやら……あらゆるMSの長所のみを取り入れた、このファイナルガンダム(仮)の
      全ての能力を駆使しなければ止められないようですね……?
      アズラエガーッッ!!

 

 

 ―次回予告―

 

 君達に、最新情報を公開しよう!
 遂に人類存亡を賭けた、大春日部決戦は始まった!
 我等の盟主王の(いきなり)最後の戦いに君達の、燃える勇気を分けてくれ!

 

 次回 「盟主王アズラエガー!だゾ」 後編!

 

 次回もこのスレでファイナルフュージョン承認!

 
 

  戻る