クレ種3バカ選手権!だゾ
【その2】
メイリン「第1回!春日部3バカトリオ選手権~~。」
しん 「いえ~どんどんぱふぱふ~~!」
メイリン「さていよいよ本戦開始です!
追加のリザーブチームは後のお楽しみということにして、さっそく競技のしかたを説明しましょう!
じゃ、しんちゃん後よろしく」
しん 「ほ~い。対戦カードと競技の決定は、オラがここに用意した箱から引いて決めるゾ。
それじゃ……さっそくひとつめの対戦いくゾ~♪」
ひろし 「さ、さあ最初はどことどのトリオが戦うんだ……?」
しん 「(ごそごそ)……ん。え~と……最初のトリオは貧乏人間ズ~~♪」
イザ―ク 「俺たちかよ!」
ディアッカ「望むところだぜグレィト!」
しん 「(ごそごそ)次は~……父ちゃん達~~♪」
ムウ 「さっそくか……!」
ギル 「問題はどんな方法で勝負するるか、だ。さて……?」
しん 「んじゃ次は競技方法ね~。(ごそごそ)……ほい、おねいさん」
メイリン 「ありがと。
えー、競技方法は最強に不可欠な反射神経を試す競技! 題して『あっち向いてホイ!』です!」
ひろし 「要するにジャンケンか!でもなあ……イザ―ク君達相手に、俺たちが果たして勝てるか?」
ムウ 「コーディネイターは伊達じゃなさそうだしなあ」
ギル 「心配はいらない。彼ら相手なら私に必勝の策がある」
ひろし 「ど、どんな?」
二コル 「勝てるでしょうか僕達?」
イザ―ク 「勝てるかじゃなくて勝つんだ! でないと、いつまでたっても貧乏なままだぞ!」
ディアッカ「焼肉のタレと冬眠暮らしには飽きたしな! ここはなんとしても勝つぜグレィト!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
メイリン 「それでは競技を開始します! 両チームひとりずつ戦い、先に2人倒したほうの勝ち!
まずはイザーク選手とムウ選手です! それではじゃ~んけ~ん……」
2人 「「ぽん!」」
ムウ 「俺の勝ちだ!あっちむいて……」
イザ―ク 「そうはいくか! ここをしのいで次で勝負だ!」
ムウ 「あ、あそこにビフテキが落ちてるぜ?」
イザ―ク 「なに?!」
ムウ 「……ホイ」
イザ―ク 「…………あ」
メイリン 「おーっとこれはフラガ選手の頭脳プレーだ! 腹を空かせた貧乏人間を食い物で引っ掛けたー!
イザ―ク選手それに釣られて速攻で負けました~~~!」
ディアッカ「なにやッてんだよおい!」
イザ―ク 「う、うるさい! くそぉ!汚ない手を使いおって……」
二コル 「じゃあ次は僕がいきます!」
イザ―ク 「よし行け二コル! 議長といえども構わん! あの卑怯者どもをブチ殺してこい!」
二コル 「ブチこ……やるのはジャンケンなんですが」
ひろし 「あ、そこに特上寿司が!」
ギル 「む? 特大ラーメンを30分で完食したらもれなくタダとあるな、あの店」
メイリン 「貧乏人間ストレート負け~~! 食べ物に釣られるという人間の本能に訴たえる戦術の前に、
3人とも手も足も出ませんでした~~~~!」
イザ―ク 「ぐう……」
ディアッカ「ひ、否グレィト……だぜ……」
二コル 「しょうがないですねえ……焼肉のタレ買って帰りましょうか。ね?」
ひろし 「勝ったー!」
ムウ 「ま……少々卑怯かもしれんけど、な」
ギル 「さて、それでは私達は次の出番まで高みの見物といくかね」
※ ※ ※
メイリン「まずは中年オヤジ組が初戦を勝ち抜きました!次はどのトリオとトリオが戦うのか……
それでは次回をお楽しみに!」
しん 「またね~~~♪」
シン 「お、俺は? 俺の出番は……?」
ルナ 「シンくぅ~ん?まーだ私のお話が終わっていないんだけどな~~~?」
シン 「ひ、ひい~~!勘弁してくれよおーーー!
なんで俺だけが責められなきゃいけないんだあーーー!!」
(つづくゾ)