【その3】(作者:10代目スレ661氏)
~夜・銀の介の家~
シン 「こんちゃ~す」
マユ 「おこんばんわー」
つる 「あらマユちゃんにシン君いらっしゃい」
マユ 「あ、おばさん。これうちの畑でとれた野菜でーす♪」
つる 「まあまあ……いつもありがとうね。さ、みんな待ってるからおあがり」
マユ 「おじゃましまーす♪」
シン 「おじゃましま……うう、筋肉痛が……」
しん 「あ、シン兄ちゃんにマユちゃんだゾ」
カガリ 「おうよく来たな。すまんが今みんなで晩飯中なんだ、しばし待て」
ひろし 「夏とはいえみんなで鍋囲むのもいいもんだねえ~」
ギル 「うむビールが美味い……どうだねナタル君もひとつ」
ナタル 「い、一応勤務中ですので」
タリア 「じゃあギル、私にちょうだい♪」
レイナ 「少しは自重してください!」
ルナ 「あ、この白菜美味しい」
むさえ 「ほんとだ。春日部で売ってんのとは一味違うわね」
サイ 「ほら豆腐」
ステラ 「……ありがと」
コニ―ル「豆腐を箸でガシガシ潰して食べるのはどうかと思うが……」
ラクス 「これとこれとこれ……はいキラ♪たんとお食べくだしまし♪」
キラ 「う……な、なんで僕の嫌いなものばかりてんこもりなんですか?」
エル 「キラお兄ちゃんが普段から嫌いな野菜を食べないから、じゃない?」
みさえ 「お~エルちゃんナイスつっこみ~♪」
銀の介 「どれ、しんのすけお前も飲むか?」
しん 「おお~じいちゃんふともも~~♪」
ひろし 「おい親父なにを………なんだ、ただのジュースか」
シン 「………なんで増えているんだ」
マユ 「そう?マユは賑やかになっていいと思うけどなー♪」
シン 「俺、風呂入ってくる」
マユ 「いってらっしゃーい」
しばらくして……
シン 「ふう~いい湯だった。これで少しは疲れもとれたかな……」
銀の介「お、風呂空いたってよ。みんなどんどん入っちまえ」
キラ 「じ、じゃあ次は僕が…」
ルナ 「私とステラが入るわ。じゃあね」
ステラ「お先ー」
ナタル「その次は私がいただこうか」
タリア「お酒抜くにはお風呂が一番だものね」
ラクス「ではわたくしはナタルさん達のあとにしますわ」
キラ 「………(ずーん)」
しん 「どうしたの?すごい落ち込んじゃって」
キラ 「……これ……」
サイ 「なんだこりゃ?うわっ新型の超小型CCDカメラじゃないか!」
シン 「キ、キラさんまさか……先にお風呂に入ろうとしたのはこれを風呂場にしかけるようと?」
キラ 「超フリーダムな映像が入手できると思ったのになあ……」
サイ 「……逮捕する」
キラ 「(手錠をガチャ!)え、ええ?い、いやサイ僕はまだ」
サイ 「未遂でも計画立ててる以上立派な犯罪だ。ちょっと暗いすみっこに来てもらおうかキラ」
キラ 「い、いや―――?!」
レイナ(ドキドキ………あ、危ない所でしたわ。私も早いうちにさっさとお風呂を頂かなければ……)
シン 「お、おいすっかり女言葉が染みついちまったのかレイ………」
【その4】(作者:10目スレ666氏)
時間を少し遡ろう。
またずれ荘を出発したアスラン以下貧乏4人組ではあったが……
アスラン 「お、車が来たぞ。ここはいっちょ俺が止めてやるぜ。せーの……はあ~い♪」
他の三人 「ッ!?」
ブロロロロ……!(猛スピードで駆け抜けていった)
ニコル 「あの。いくら黙ってれば美形とはいえ、女性のように媚び売るヒッチハイクじゃ車は止まらないかと……」
アスラン 「もしかしたらそーゆーのが好きな腐女子が運転してるかもしれないじゃないか!」
イザ―ク 「おいおい大丈夫かよ」
アスラン 「む、次の車が来たぞ。青森ナンバー……よし!はあ~い♪」
他の三人 「(カッ)はうあッ!?」
運転手 「ひえ?う、うわわわわ!」
ドカーン!(木にぶつかった)
アスラン 「だいじょうぶですかあ~?」
運転手 「ひ、ひいいいい~~!」
イザ―ク 「………逃げたか」
ディアッカ「アスラン!」
アスラン 「?」
ディアッカ「やっぱり俺がやる!」
で、ひろしを彷彿とさせる凄絶な女装をしたディアッカが道路の脇に立つ。
アスラン 「なんだよ!あんなんで上手くいくわけないだろ!」
ニコル 「……」
イザ―ク 「む。車が来たぞ……」
ディアッカ「(目がピキ―ン!)げっちゅ~♪」
他の三人 「(カッ)ぐおうッ!?」
ブロロロロ…………キキ―――ッ!
イザ―ク 「と、止まった?」
アスラン 「んなアホな!」
イザ―ク 「お?止まった車からドライバーが降りてこっちにくるぞ」
ミリアリア「………あんた何やってんの?」
ディアッカ「ぎゃあ――――!な、なしてミリィが?み、見るないまの俺を見るな~~!
激しく否グレィトォだぜNO~~~!」
ま、なんだかんだでミリアリアの車に乗せてもらい、無事秋田はシンの実家にたどり着いたとか。