嵐を呼ぶ!クレ種オー大運動会!だゾ
【その4】
第七種目 玉転がし
留美 「ネーナ! はやく!早く来なさい!」
ネーナ 「ま、まってよう留美……う、うわああああ!」
ちゅどーん!
ムウ 「うぎゃあああ!?」
ネーナ 「ひいっ!?」
留美 「もう少しよネーナ! もう少し……ッ!」
パーン!
メイリン「一位白組、王留美! 二位も白組ネーナ・トリニティ!
玉転がしは白組のワンツーフィニッシュに終わりました~~!」
ギル 「いやー、転がす玉が時限爆弾内蔵という追加ルールのおかげで、緊迫した迫力の競技になったねえ」
メイリン「はやくゴールしないと爆発するこの仕掛け! 参加者はもう半泣きで玉転がしをしていました」
ギル 「ゴールに間に合わなかったムウ君にシャニ君、リヒティ君とスウェン君が担架で運ばれていったね……」
メイリン「アーメンソーメン冷ソーメン……さあ次はいよいよ最終競技です!」
アスラン「ぐう~……こ、ここにきて白組にリードを許すとは! お前らやる気あるのか!」
シン 「なにイラだってるんだアスラン?」
しん 「怒るのは美容と健康によくないゾ。ほらチョコビ食べる~?」
アスラン「いらん!こ、このままでは優勝が……お、俺の……!」
シン 「俺の……なんだよ?さっきからおかしいぞあんた」
しん 「ほらほら~オラに全部話してみ~?今日はとことん飲みに付き合ってあげるゾ~♪」
アスラン「くッ!俺の……この運動会には俺のアスラーダがかかってるんだァァ!
マクロ○Fのコスプレした、ら○☆すたキャラ(一番くじ参照)仕様の痛車がァァァ!
カガリにオクで売り飛ばしてやると取り上げられた俺の痛車ァァァ!
この運動会で優勝すれば返してもらえるんだァァァッッ!!」
シン 「……下んね」
しん 「ま、ズラのにいちゃんが必死になるなんて大抵こんな理由ですな」
メイリン「さあ!2009秋の大かすかべ運動会もいよいよ最後の種目を残すのみとなりました!」
ギル 「最後の競技はトリにふさわしく……両軍の主力選手による総力戦必至の、これだッ!」
最終種目 騎馬戦
ギル 「ルールは簡単! 3人馬、1人大将の4人1チームで互いの帽子を取り合い、
戦って!戦って!戦い抜いて、最後に生き残ったガンダ……もといチームの組の勝ちだ!」
メイリン「しかもなんと!この種目で勝てば一気に50点が加算されます!つまり赤組の逆転優勝も充分可能なわけでーす!」
アスラン「ッしゃあッッ!」
ルナ 「……じゃあ今まで頑張って勝ってきたのはなんだったのよ」
風間君 「まあいいじゃないですか。引き分けで延長戦とかにはならずに済みそうですし」
レイ 「チーム分けはもう決まってるのかアスラン?」
アスラン「え?あ、ああそれは問題ない。それじゃみんな集合~!これよりブリーフィングを開始する!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
数分後……赤組白組それぞれの騎馬が勢ぞろいし、それぞれ対峙した。ちなみに内訳は……
【赤組】
1番騎/馬:ひろし、みさえ、むさえ 大将:しんのすけ
2番騎/馬:ルナ、レイ、シン 大将:アスラン
3番騎/馬:オルガ、アウル、スティング 大将:ステラ
【白組】
1番騎/馬:ニール、クリス、アニュー 大将:ティエリア
2番騎/馬:ヨハン、ミハエル、ネーナ 大将:留美
3番騎/馬:カガリ、虎、マリュー 大将:ラクス
ネーナ 「……なんで私がお馬さんなのよ」
留美 「それは……私はかつてのあなたの雇い主ですし、ねえ?」
ネーナ 「ムキー!」
ヨハン 「暴れるな。留美が落ちる」
ラクス 「ふふ……アスラン、この騎馬戦であなたに引導を渡して差し上げますわ」
シン 「し、主人公なのに……俺ウマかよお~」
レイ 「文句言うなシン」
しん 「お~高くていい眺め~~」
ひろし 「おいしんのすけ。お願いだからここで屁こいたりすんなよな!」
アスラン「これで決着をつけるラクス!いくぞ……俺の痛車のために!みんな命を捨てろッ!」
ステラ 「お~」 ←分かってない
アウル 「な、なんだよ痛車って? おい!?」
パーンッ!
空に撃たれた空砲! 遂に激突する六騎の騎馬!
果たして最後に立ってるのはどのチームか?
ラクスとアスラン、勝利はどちらの手に?
なんか肝心なキャラを約一名忘れてるような気もするが……もう誰も気にしてないので、なんだか知らんがとにかく良し!
次こそおそらく……たぶん……もしかしたら……完結!(予定)
ティエリア「絶 望 し た!
この僕がただの一言もセリフなしで、こんなぽっと出のキャラ的に扱われる運動会ネタに絶望した!」
ぶりぶり 「おいプレボ買ってきといたか? ふむあるか。さーて今週のキン肉○ン2世はどうなったかな」