もし種死放送当時シンとしんのすけがコンビを組んでいたら・前編
第一話 「怒れるっぽい瞳」
マユ 「あ~!マユの携帯~~!」
シン 「まってろ……うわっ?ととと……うあああああ!?」
しん 「あ、コケて下に転がり落ちたゾ」
アスカ母「シン大丈夫なの!」
シン 「あたたたた……俺はその、無事だけどマユの携帯が……」
マユ 「折れてる……」
シン 「すまん!転がったとき踏んづけたみたいでさ」
マユ 「もう知らない!これもう手に入らない限定モデルなのに~!お兄ちゃんのバカバカ!ばか~~~!」
シン 「というわけで俺はマユの携帯を弁償する為にザフトに就職したんだ」
レイ 「身に詰まる話だな」
しん 「しかも~シン兄ちゃんはさっき金髪のおねいさんにラッキースケベもしたんだゾ」
ルナ 「本当なの?シンあんた…………あ、基地の警報?なにかあったのかしら」
第三話 「予兆の限定」
カガリ「我々は誓ったはずだ!もう悲劇は繰り返さない!互いに手を取って歩む道を選ぶと!」
ギル 「しかし姫……」
アスカ「さすが綺麗事はアスハのお家芸だな!」
ルナ 「シン!?」
しん 「そうだゾ!シンにいちゃんは寒いなか限定の携帯を手に入れる為に徹夜で並んだのに、
目の前で売り切れちゃったんだゾ!」
シン 「そうだ!再販もないからオクで法外な値段で買わなければならなくなり、
その金を稼ぐ為に俺は軍に就職する羽目になったんだ!」
カガリ「はあ……」
レイ 「コンディションレッドだシン。すいません議長この処分は後ほど必ず」
しん 「ほらシン兄ちゃんいくゾ」
シン 「ちきしょ~!なんでもかんでも限定にすりゃいいってもんじゃないぞクソー!」
ギル 「えーと、彼はオーブからの出稼ぎ労働者でして」
カガリ「ええ!?」
ギル 「よもやあんなことを言うとは思いもしなかったのですが」
カガリ「今流行りの限定品商法の被害者……なのか」
ギル 「あ、そうそう名前は存在を現すものだが、もしその名が偽りなら、存在そのものも偽りなのかな?
アレックス…いやアスラン・ザラ」
凸 「まあペンネームみたいなものですので気にしないでください」
カガリ「私は偽名を考える時アレックスよりガリガリ君のほうが格好いいと思ったんだがなー」
第七話 「混迷しなかった大地」
しん 『あっ!ズラのお兄さんめっけ~』
凸 『よせ!いくらインパルスのスラスターでも二機分の落下エネルギーは…!』
シン 『どうしてあんたはそういう事ばかり言うんだ!』
凸 『じゃあなんて言えばいいんだ?』
シン 『俺を助けろこの野郎!……とか』
凸 『お、俺を助けろこの野郎~』
しん 『ダメ!心がこもってないゾ』
凸 『俺を助けろ!この野郎―――ッ』
しん 『ん~もっとツンデレっぽく』
凸 『俺を助けろ!…………この野郎…♪』
しん 『まあまあかな?』
シン 『ぐッ!出力の調整が……
おおい!2人してこの忙しい時になにやってるんだよ!俺を助けろこの野郎~~~!』
しん&凸『うーんもっとツンデレっぽく』
メイリン「……インパルスとザクの通信は以上です艦長」
タリア 「なにやってるのよあの三人は……副長。ユニウス7の破片は?」
アーサー「全部大気圏で燃え尽きたようですな」
カガリ 「んなバカな」
シン 「もういい。やめてくれこれ以上はもうたくさんだ……」
しん 「なんで?ここからが本番なんだけど」
ルナ 「素直に言いなさいよ。もうこれ以上話が思いつかないって長丁場も苦手だってね」
レイ 「身に詰まる話だな」
(後編へつづくゾ)