SEED-クレしん_17-439_02

Last-modified: 2010-03-03 (水) 23:27:01
 

もし種死放送当時シンとしんのすけがコンビを組んでいたら・後編
第十二話 「ポン酢に染まる海」

 

タリア「タンホイザー!てえッ」
連合兵「カウンター罠発動!陽電子リフレクター!」

 

レイ 「タンホイザーを跳ね返した!?」
ルナ 「もうやめて!ミネルバのライフポイントはゼロよ!」
シン 「にしても……あのMA……」
しん 「なんか美味しそうですな♪」
ルナ 「ええ!?」
シン 「俺さ……カニ好きなんだよな。甲殻類は殻を剥いてがぶりつくとすげー美味いっていうか……
    決めた!ちょっくら食べてくる♪」
しん 「お供するゾ~♪」
ルナ 「ちょちょっとおー?」
シン 「カニの殻を剥くにはコツがある!サーベルの刃をここに……そう!この角度で入れるんだッ!
    てりゃあ―――!
連合兵「な、なんだそれはあ!う、うわあ―――!」

 

 ザムザザー撃沈

 

シン 「よしッ殻(装甲)が剥けたぞ!」
しん 「うーん、食べるにはポン酢が欲しいところですな♪」
ルナ 「もう勝手にして……」

 
 

第十五話 「戦場への再就職」

 

ルナ 「なんなの?この新型……一体誰が」
凸  「認識番号285002、特務隊フェイス所属アスラン・ザラ。乗艦許可を」
ルナ 「アスラン!?」
シン 「どういうことだ?なんであんたが……」
凸  「復隊したんだ。プラントで議長に会って…」
しん 「ザフトに再就職させてください~て♪」
ルナ 「ええ?まさかそんな…」

 

凸  「実はそうなんだ…カガリのボディガードだけじゃ食っていけなくてさ。
    俺の時給いくらだか知ってるか?900円だ!900円なんだぞ……」
ルナ 「て、マジなの!?」
レイ 「コンビニのバイト並みの給料ですね」
凸  「特務隊でしかもフェイス待遇だと口説かれたら、
    俺の価値をそんなにも評価してくれる議長が神様に思えてきて……それで」
シン 「わかる……わかるぜアスラン!アスハは経済対策や雇用のことなんてこれっぽっちも考えてないんだ!」
凸  「わかってくれるかシン!」
シン 「ああ!俺たち上手くやっていけそうだな!歓迎するぜアスラン、いや隊長殿!」
レイ 「おお珍しい。シンが自ら最敬礼をするとは」

 

しん 「とまあ、そういうわけでここに新たな友情が誕生したのであった~♪」
ルナ 「もう勝手にして……」

 
 

第十八話 「ローエングリンで逝け!」

 

シン 「そいつの言う通りあんたがやればいいだろ?失敗したらマジ終わりとか言って。自分の方が上手くやれるって!
    あんただってどうせ本当はそう思ってんだろ?」
凸  「シン!」
シン 「なんだよ!」
凸  「この作戦は……この作戦はなシン。俺じゃ役不足なんだお前じゃなきゃダメなんだ!」
シン 「え……」
しん 「そうだゾ。こんな大事な任務はシン兄ちゃんにしかやれないんだゾ!」
レイ 「シン、今こそお前の力が必要なんだ」
ルナ 「世界中がシンを待ってるのよ!」
副長 「よっ!シン・アスカ世界一いい男!大統領~!」
シン 「そ、そうか……俺はそんなにみんなに期待されてたのか……
    よ~しみんな!大船に乗ったつもりで全部俺に任せろ~~!」
しん 「ひゅーひゅー!」

 

コニール「……なあ。あんなのに任せて大丈夫なのか?」
凸   「彼は多少性格に難ありですが、あの調子でおだて上げればまあ使える優秀なパイロットですよ」

 
 

第三十話 「刹那のような夢」

 

ネオ 「来たぞ!ネオ・ロアノークだ!約束通り一人だぞ!」
シン 「……死なせたくないからステラを返すんだ。だから約束してくれ!優しくて温かい世界へ彼女を返すって!」
ネオ 「約束……するよ」
しん 「でもさあ。ぶっちゃけステラおねいさんの病気がすぐ治る方法ってないの?」
ネオ 「ん?ああ簡単だ。
    このビンの錠剤を定期的に飲み、このステラ愛用の枕で眠れば時間はかかるが数ヶ月で治……は!」
シン 「それもらい!ステラ返すのもやーめた!」
ネオ 「うお!?か、返せこのドロボー!」

 

ステラ「むにゃむにゃ……もうステラ食べられないよ~……」
しん 「こっちはなんとまあ幸せそうに寝てますな」

 
 

第三十四話 「悪夢?」

 

凸  「シン!レイも何をやっているんだ!」
シン 「何をって……カンタムロボのDVDを視聴してるんだけど」
しん 「ズラの兄ちゃんも見る~?」
凸  「いや……いい」

 

キラ 「くっ!アークエンジェル!」
シン 「逃げるな!あんたは俺が討つんだ!今日……ここで!」
しん 「シン兄ちゃん!」
レイ 「今こそ特訓の成果を見せるときだシン!」
凸  「特訓?カンタムのアニメ見ただけでなんの特訓なんだ……」
シン 「反転合体!超インパルスッ!!超~~~!」
キラ 「な……!」
しん 「カンタムハリセ~~ン!」
シン 「ええかげんにしなさいッ!」

 

 どごーん!フリーダム撃墜

 

キラ 「うわあああ!?ほなさいなら~~~!」
シン 「か、勝った……!」
しん 「超々になるまでもなかったですな♪」
レイ 「見事なつっこみだったぞシン…」
凸  「い、いい気になるなよ!今ここでキラを倒してもいずれ第二第三のキラが現れる!……はずだ」
ルナ 「なんでアスランが負け惜しみ言うんですか?」

 
 

第三十七話 「借金の闇」

 

凸  「聞けシン!議長やレイの言うことは確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない……
    だが彼等の言葉はやがて世界の全てを殺す!」
シン 「え……」
レイ 「シン聞くな!アスランは既に少し錯乱している!」
しん 「さくらん……?メダパニにかかったような感じ?」
レイ 「ふむ、意味は間違ってないな」
凸  「ふ~ざ~け~る~な~~~~!」
シン 「………あんたが悪いんだ……」
凸  「シン!」
シン 「あんたが……!前に俺が貸した千円を返さずに踏み倒して逃げようとするからああああ!」
凸  「そこかよ!?」 
しん 「このまま見逃してあげてもいいゾ~。ただしお金だけはシン兄ちゃんに返しといてね?」

 

メイリン「あの……私忘れられてません?」

 
 

最終話 「選ばれた未来」

 

ギル 「私は人類存亡を賭けた最後の防衛策として
    デスティニーランドプランの導入・実行を、今ここに宣言いたします!」
シン 「デスティニーランド!?」
ルナ 「デスティニーランド・……?」
しん 「ネズミがマスコットのアレ?ディ○ニーランド……」
レイ 「いやあれは著作権の関係でまずい」

 

ギル 「全世界の各地に巨大テーマパーク、デスティニーランドを建設して雇用を促進します!
    地元民を従業員に採用し地域の活性化を促します!
    みんなが豊かになれば自然と戦争も終結します!
    それでも問題が起きたら水着ファイトで平和的に解決しましょう!どうでしょうかみなさん!」

 

 なんか選挙の街頭演説のようなデュランダルのプラン実行宣言だが、その提案を世界中の人々は喜んで受け入れた。そして……

 

シン 「えーコアスプレンダーぽいのでガルナハンの坑道ぽいコースを巡る、ガルナハンコースターは30分待ちでーす!」
しん 「シン兄ちゃん案内員の姿よく似合ってるゾ♪」
シン 「いやー……でも軍のパイロットから遊園地のスタッフに転職するとは思わなかったなあ」
ルナ 「でも給料はこっちの方がいいのよねえ。私たち今までなに必死こいて戦ってたのかしら?」
レイ 「仕事さぼるなよお前たち」
しん 「お、レイ兄ちゃん。警備の仕事お疲れ~」

 

ステラ「あ…シン……?シンだ!やほ~~♪」
シン 「ステラ!?」
ステラ「今日はねーネオに頼んでね、スティングとアウルと一諸に遊びにきたんだよ~」
シン 「元気になったなあ……体だいじょうぶなのか?」
ステラ「うん!もうばっちり♪」
しん 「うんうん、よかったですなー」
アウル「おーいステラ次は向こうのアトラクションに行くぞー」
ステラ「あ、はーい。じゃあシン」
シン 「ん?」
ステラ「また明日ね!あした!」
シン 「……ああ!また明日な!」

 

しん 「しかし平和になってよかったですなあ~」
シン 「アスランたちも無事オーブへ帰ったというし、俺ももう少しでマユの携帯を弁償できそうだ」
レイ 「まあ今回それほど花は吹き飛ばされなかったが……俺たちはそれでも花を植えるだろうな。きっと」
シン 「そうだな……そうそれこそが俺の」
しん 「あ、さんはい♪」
シン 「俺のデスティニー!」

 
 

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