フレイの笑顔
フレイ「……」
しん 「パワフルパワフルパワフル全開なぁ~♪
んん?あそこにいるのは…フレイお姉さ~~~んww」
フレイ「あ…あら…しんちゃん。今帰り?」
しん 「そうだぞー。今日はねねちゃんのリアルおままごと・夫の会社の上司に無理矢理―――!!編だったんだぞ。
ハァ、やれやれですな」
フレイ「そ、そう…お疲れ様、しんちゃん」
しん 「そういうフレイお姉さんは何してたの? ずっと同じ方向見てばっかで…お?
あそこにいるのはキラお兄さんとラクスお姉さんだぞ~。
…もしかしてフレイお姉さん、キラお兄さんのこと好きなの?!
おぉ~~!もしかしてラクスお姉さんを背後から…!!」
フレイ「テレビの見すぎよ、しんちゃん!…まぁ、キラのことは好きよ。
でもね、私は昔、キラを傷つけたの。キラは私のせいで不幸になって…
だからね、キラはラクスといるほうが幸せなの。
私といたら…不幸になっちゃうから…」
しん 「オラはフレイお姉さんのこと好きだし、「ふこう」だなんて思ったことないゾ!
とうちゃんも、かあちゃんも、ひまだってフレイお姉さんのこと好きだし!」
フレイ「しんちゃん…」
しん 「そんな悲しいお顔してるフレイお姉さんは、フレイお姉さんじゃないゾ!
笑うんだゾ!フレイお姉さん! 辛くっても笑ったら、いつか本当に笑える日がくるゾ!!」
フレイ「あ…あは…は」
しん 「グワッハッハ!!!」
フレイ「プッ…フフ、アハハハハ!!!なによ、その笑い方!!ハハハハ!!あ~~~おかしぃ!!」
しん 「やっぱり、美人は笑ってなきゃね!」
フレイ「…そうね!!しんちゃん… 私、今度キラに会いに行って…今までのこと謝ってくるわ。
許してもらえないかもしれないけど…でも!このままうじうじしてても、なんにもならないしね!」
しん 「おぉ!!!」
ぐぅぅ~~(×2)
フレイ・しんのすけ「……」
フレイ「お腹すいたわね」
しん 「うん。そうだ!フレイお姉さん、今日おらんちで晩ご飯食べていきなよ!!
今日はピーマンの肉詰めだゾ!フレイお姉さんにいっぱいピーマンあげるね!」
しんのすけは夕日に向かって走り始めた。
フレイ「ちょ…こら、しんちゃん!待ちなさいよーー!!」
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