嵐を呼ぶ!春日部温泉旅行だゾ
2日目<その1>
~朝~
……むくっ……
マリュー「…ん…もしかして寝ちゃった?えーと、何してたんだっけ…?確か…」
~回想~
AM2:00。幽霊騒ぎのあと、寝付けないということで、大人組は再び呑んだくれていた…
マリュー「うはははは!うはははは!」 ←泥酔状態
ナタル 「もっと呑めぇ…マリュー・ラミアフゥ~」 ←同じく
ギル 「タリア…もふむひらから…」(もう無理だから)
ガシッ!(襟を掴んで)
タリア 「貴公…私の酒が呑めないとでも言うのか…?」
ギル 「だへだ…?タリアに酒を呑まへたのは?」
マリュー「はーい!私どぅえーす!」
ギル 「本当に厄介な事をやってくれたよ…」
アーサー「うぷ…うぷ…」 ←リバース寸前
マリュー「なーに青くなってんのよ!」
バシィ!(背中強打)
アーサー「うっ…フォフドウプエェフェェェェェ!!」
ダダダダダダダダダ…
マリュー「あーあ、走ってどっかに行っちゃった。どしたんだろ?
もう、ムウもオレンジデコちゃんもミゲちゃんもヨップちゃんも酔い潰れちゃってつまーんなーいの!
……眠い。座布団は…?あ、これでいいやぁ。じゃ、おやすみなさ…」
んが~んが~っ………
~回想終わり~
マリュー「そうだった!酔い潰れたムウの上に乗っかって寝ちゃったんだ!!」
ムウ 「じゃとりあえず、俺の腹の上から降りてくれないか…?」
* * *
シン 「ん…ふあ…朝か。よく寝たと言うか、疲れて倒れこんだというか……」
シンが周りを見渡すと、枕があちこちに散乱しつつ、その中で男共が折り重なって寝ていた。
シン 「やれやれ…お~い、みなさん朝ですよ~~」
マリュー「あ、シン君。おはよう……うぷっ……」
シン 「おはようございますマリューさん。何か具合悪そうですね。」
マリュー「ちょっとゆうべ色々あって…おえっ……」
~宴会場で朝食中~
しん 「何かみんな、ちょっと元気ないね(もぐもぐ)」
ルナ 「少ししたらすぐに元気になるわよ。
このくらいでダウンするような人達だったら苦労しないわ(もぐもぐ)」
シン 「今日はどうしようかな…朝メシ食ったら朝風呂に入って、また滑りに行くか?」
ステラ 「今度はステラも行きたい…」
シン 「ああ、いいぜ。俺達がスキーを教えて…」
ムウ 「おいみんな!食べながらでいいから、ちょっと聞いてくれ!」
キラ 「(もぐもぐ)どうしたんですか?ムウさん」
ムウ 「さっき旅館のゲームコーナーに前を通ったら、興味深い張り紙を見つけてな。これなんだが…」
ひろし 「何々…”本日、当旅館で卓球大会を開催致します。2人1組のダブルスでふるってご参加ください”
……へえ、おもしろそうだな」
みさえ 「でもせっかく温泉に来て、わざわざ疲れることをしたくないわねえ……」
スティング「まだ続きがあるぞ。”優勝ペアには豪華賞品をご用意しています。新潟産コシヒカリ1年分”…」
みさえ 「お米1年分?!」 ←目の色が変わる
スティング「”アクション仮面&超電動カンタムロボのDVD-BOXセット”・・・」
まさお君 「ええ~!す、凄い賞品だね、しんちゃん!」
しん 「オラ絶対ほしいゾ!アクション仮面とカンタムのDVD!」
スティング「'○社製高級化粧品、パソコン、まあ他にも色々"…ってど、どうしたみんな?」
しんのすけ「シン兄ちゃん!オラとペアを組んでほしいゾ!」
シン 「お、おう…よ~し、ダブルしんちゃんズの結成だ!」
風間君 「ス、ステラさん!僕とペアを組んで下さい!」
ステラ 「ん~~~…いいよ。温泉たまご、おいしかったし」
みさえ 「あなた!絶対優勝してよね!お米1年分あればどれだけ家計が助かるか分かるでしょ?!」
ひろし 「お、俺も出るのかよ?」
草津 「ふふ、いい感じに盛り上がってきたようだね。これからが楽しみだな」
五所掛 「たいちょ~、またこんな事を企んで…どうなっても知りませんよ?」
指宿 「まあまあ、みんなが楽しんでくれればそれでいいじゃないですか。ね、先輩」
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