もし、しんのすけ達が種キャラだったら
【番外編】
シン 「の、呪いのビデオ?」
しんのすけ「うん。そのビデオを見た人は、ダビングして別の人に見せないと死んじゃうんだって」
ルナ 「で、ここにその『呪いのテープ』があるんだけど♪シンに見る勇気、あるかしら~?」
シン 「へ、へん!そんなのただの都市伝説だろ?そ、そんなのにこの俺がビビるかってんだ!」
しん 「じゃあ再生するゾ~?」
シン 「あ、ああ!どんと来い!」
……そしてテープは再生された。その瞬間!
シン 「ぐはあっ!」
ルナ 「あ、シンが血を吐いて死んだ」
シン 「し、しんちゃん……こ、これ……このテープって……!」
しん 「うん。父ちゃん達がデジカメで取った、この間のおら達の劇だゾ」
風間君 「キラはお前を殺そうとはしていなかった!しん、お前はあいつを討てたのがそんなに嬉しいか?!」
しん 「ひどいわアスラン!それじゃおらが死ねば良かったってこと?!
おらより昔の恋人の方がいいって言うのね!」
風間君 「え?い、いやそうじゃなくてだな……」
ボーちゃん「アスラン。しんちゃんは、よくやりました。任務に私情をはさむのは、どうかと思い、ますが」
ネネちゃん「そうよそうよ。いくらアスランとフリーダムのパイロットが、昔そーゆー関係だからって……」
風間君 「ち、違う!そんなんじゃなくて、その俺は…俺はぁぁぁ……!」
しん 「……シン兄ちゃん動かなくなっちゃった。生きてるかな?」
ルナ 「さあ……(つんつん)あ、動いた。生きてはいるみたい」
シン 「ル、ルナ。このテープ……ダビング、できるか?」
ルナ 「え?そりゃあできるけど……どうする気?」
シン 「このテープのコピーをキラさんやアスラン、レイに送ってやる!
俺一人だけこんな目にあうなんてそんな理不尽な事許してたまるか!
みんなにも同じ思いを味わせてやるんだ……ひひひひ、ふへへへへ…はっはっはっ!」
しん 「ルナ姉ちゃん。シン兄ちゃん、壊れちゃったみたいだゾ?」
ルナ 「う~ん……シン達にとって、この劇ってよほど触れてほしくない過去のトラウマが満載だったようね……」
しん 「あっそうだ。
この間のおら達の劇、すごい評判がよかったから、今度の日曜日にもう一度再演する事が決まったんだゾ!
でもこの事はシン兄ちゃん達に……」
ルナ 「うん……秘密にしておこうね。さすがにもう一度見たら、今度は命にかかわるから」