Seed-NANOHA_神隠しStriker'S_第11.5話

Last-modified: 2007-11-19 (月) 14:52:08

食堂で悩むシン。
「くっそ~…。どいつだ…。どいつがくるんだよ。」
「何悩んでるの?シン。」
「ナンバーズについてです。」
ひょこっと、顔を覗かせたフェイトにシンが言った。
「こんなところで何を真剣に考えてるかと思ったら…。あんまりこんをつめちゃ駄目だよ?
それに次は何がきて、それがいつかは分からないんだし…。」
「けど、俺は…」
うんうん、そう頷いて、シンの頭を撫でるフェイト。
「な…何を…?」
「シンは優しいね…。でも、戦闘機人の事は深く考えなくて大丈夫だよ。」
シンの目が点になっていた。
「?????」
「きっと私が何とかするから……。」
コツンと額に額を軽くぶつけてくる。
「あの~…非情に言い憎いんだけど…、シンの言ってるナンバーズは宝くじのことですよ?」
二人の横からキラが困り顔で言った。
「えっ?えっ?」
挙動不審なフェイト。食堂にいる関係者たちの視線がフェイトとシンに集まっている。
フェイトは顔を真っ赤にして走り去ってしまった。
「キラさん…、次…何来ると思います?」
「さぁ…、こういうのは計算して当たるものじゃないからね。」