概要
「マリオ&ルイージRPGシリーズ」に登場する悪役。
マリオ&ルイージRPG2×2ではメインヴィランとして登場。資源の枯渇したゲドンコという星から、多数の軍勢を率いキノコ王国を侵略に来た。代表はゲドンコ姫。
この侵略法というのがかなりえげつなく、マリオシリーズでは前代未聞とも言うべき残虐な物だった。
マリルイ2のラストでゲドンコ姫は倒され、ゲドンコたちは全滅したはずだが、その後もマリルイシリーズにちょくちょくゲスト出演している。
キャラ初出作品
マリルイ2。
偏見で語るゲドンコせいじん
紫色のキノコ型宇宙人。
テンプレ通りの侵略者だが、母星の資源が枯渇しているという割に科学力や戦闘能力は異常に高く、軍勢も非常に数が多い*1。ゲドンコ姫やゲドンコリーダーなどヒエラルキー上位の命令には絶対忠実であり、玉砕攻撃も厭わないという、太平洋戦争の日本のような、戦勝のためには手段を選ばず、個々の命を尊重しない、冷徹な戦争集団として描かれる。
無慈悲な空爆と住民の誘拐でキノコ城とキノコタウンを完全制圧、恐ろしいペースでの拠点設立と*2、クッパなんか屁じゃないくらいの秒速でキノコ王国を完全制圧した。
すげえ!
しゅるい
- ゲドンコ(ノーマル。ゲドンコ星人とも)
- ゲドンコミニ
- ゲドンコドクター
- ゲドンコパイロット
- ゲドンコダイバー
- ゲドンコファイア
- ゲドンコガード
- ゲドンコマシーン
- ゲドンコリーダー
- ゲドンコサポーター
- ゲドンコボム
- ゲドンコマスター
- ゲドンコアシスタント
- ゲドンコモンスターG
- ゲドンコモンスターB
- ゲドンコモンスターR
- ゲドボン
- ゲナチャン
- ゲッシー
- ショッキング・エッグ
- UFOジュゲム&トゲリアン ゲドンコとはまた違う星の宇宙人っぽそうである。
- ビジターパックン こちらもまた別の星の…
- たぬボス 1に出たたぬボーの強化形態だが、体色からしてゲドンコ配下。
- ゴロガン
キノコ王国の各地どこに行ってもゲドンコに出くわすのはもはや恐怖である。
更に他作品ではゲドンコの配下ではないボスパックンまで何故か従えている。
全員言葉が通じず、ただひたすら攻撃してくる、というのも怖い。前作のゲラゲモーナやゲラコビッツが饒舌でコミカルだったから余計に…*3
最終決戦ではマリオたちはマザーシップを撃ち落とし、ゲドンコ姫と直接対決。
妹もなかなか強かったが、勝利後は彼女の姉が登場する、というかなり絶望的な展開となっている。姉の方は第二形態まであるが、このゲドンコ姫シスターズ三連戦にはセーブを挟む余地などあるわけが無く、初見や低レベル、アイテムの少ない状態で挑むと、本当に絶望する羽目になる。このような恐ろしいラスボス戦はトマトアドベンチャーのアビラス戦を彷彿とさせる。
もし姉妹2人が共闘したらヤバそうだが、そんな地獄のような戦いは無いというのが唯一の救いか。
その弱点はベビィの涙(と氷)。
オヤ・マー博士?がスーパーポンプで涙(正確には涙と同じ成分の水)を国中に降らせ、ゲドンコは全滅した。
なおゲドンコが侵略したのは過去のキノコ王国であるが、ゲドンコ姫は単身現代のキノコ王国にも潜入し、その時空までもを乗っ取ろうとした。しかしクッパに阻止される。クッパは2と3で二度世界を救っていた。
ゲドンコ姫の姉のほうはタイムホールを作成する力を有する*4ため、そもそもゲドンコは異なる時空から来た侵略者とも考えられる。
めでたく全滅したはずなのだが、3ではちゃっかりクッパに冷凍保管されていた。色々矛盾が生じている気もするが…長くなるので割愛。
この時は隠しボスとして登場する。倒すとスペシャルアタック「あちこちウィンドウ」を入手できる。このSPアタックは他のSPアタックに無いような無限ランチャー可能な不思議な攻撃となっており、ゲドンコの科学力が味方してくれている、と考えると頼もしい武器になる。
この際戦うのは3体のノーマルゲドンコのみだが、背景にはかなり色んな種類のゲドンコが冷凍保存されているので、よく観察してみよう。ゲドンコ姫も居るように見えるが…気のせいかな?
4ではゲドンコ被害者の1人、ノコディの家にゲドンコの写真が飾られている。トラウマを何故飾る。
1DXではヨッシー・シアターに、SF映画のようなゲドンコのポスターが貼られている。
なおゲドンコ語は一部解読可能だが、解読するとケスケスと連呼している。ceroの全年齢対象とは何だったのか…*5
そしてゲドンコ語の看板には「しあわせ」という表記が存在する。心を持たない彼らは、幸福を理解していたのか?