エレン・イェーガー

Last-modified: 2024-05-03 (金) 18:08:40
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駆逐してやる…!この世から…1匹残らず!!

概要

エレン・イェーガーとは、諫山創原作の漫画またはテレビアニメ・「進撃の巨人」の主人公。ウォール・マリア南端の突出区画であるシガンシナ区の生まれ。10歳の時に超大型巨人に壁を破壊され、母親を目の前で巨人に捕食されたことで、「巨人を1匹残らずぶっ殺す」ことを目標として調査兵団に入団した。CV・梶裕貴。

性格

一言でよく言えば「自由」に固執しているだけの心優しい少年だが、逆に悪く言えば正義や信念にこだわるあまりいつ命を落としてもおかしくない死に急ぎ野郎。と言うのも、彼は巨人によって滅んでしまった外の世界に憧れており、壁の向こうを見てみたい、と言うのがエレンの夢である。その為親友であるアルミン?の「海を見たい」という夢と真剣に向き合い、それを馬鹿にする者とはしょっちゅう喧嘩してはボコボコにされてミカサに助けられる、と言う日常を送っていた。また、巨人の危険に屈することなく壁外調査を行い、人類の為に尽くそうとする調査兵団を心から尊敬しており、それを侮辱する者にも怒りを向けることがある。しかし前述の通りエレン本人の実力はミカサに遥かに劣っており、母親からも調査兵団入団を強く反対されていた。そんなエレンの人格を表すのに最も相応しい出来事は、844年に9歳でありながらもミカサ・アッカーマン?の両親を惨殺した強盗を強襲、殺害していることである。その際にミカサを戦うよう鼓舞し、鼓舞されたミカサは実際に強盗を殺害している。ここで一番肝心なのは彼の行動の全ては「仲間をはじめ自分にとって大切な人を思っての行動」であることである。

初陣(Season01以降のネタバレ注意!)

ネタバレ注意

850年、突如出現した超大型巨人によってトロスト区の壁が破られたことによって始まった防衛戦にてエレンは34班に所属することになるが、そのメンバーの一人だったトーマス・ワグナーが奇行種に捕食されたことを機に冷静さを失ったエレンは巨人の不意打ちで左足を食いちぎられ、家の屋根に叩きつけられることになる。ミーナ・カロライナを始めとする34班の面々は続々と捕食されてしまう。そして、それによって戦意を失ったアルミンも今まさに捕食されようとしていたその時、ギリギリで意識を取り戻したエレンがアルミンを巨人の口から引っ張り出し、自らが巨人に呑まれることでアルミンを巨人から救い出した。
…それから数時間が経過し、エレンの凶報を聞き自棄になって巨人を殺し続けたことで立体機動のガスを切らしたミカサは死を覚悟していた。
その時、謎の巨人がミカサの目の前でミカサを食おうとしていた巨人を殺し、巨人の殺戮を開始したのである。

その巨人は他の巨人を散々殺し回った末に遂に倒れた。そしてその中からは…エレンが出てきたのだ。

その後、巨人の力を行使したエレンがトロスト区の穴を岩で塞いだことを機に、調査兵団団長・エルヴィン・スミス?はエレンの力を行使して巨人達からウォールマリアを奪還することを兵団の目標とした。また、エレンが暴走する危険性を考慮し、エレンは調査兵団の兵士長・リヴァイ?とその直属の兵士であるリヴァイ班が監視下に置くこととなった。

巨人化能力

エレンは何かしらの目的を持った上での自傷行為によって巨人化の能力を行使することができる。厳密に言えば身体が傷付けばそれだけで巨人化することが可能なので、誰かに重症を負わせられても巨人化する。反面、目的や意志がなければ巨人化しない為、心に強い迷いが生じた際や生きる意志を放棄してしまった際には巨人化することは不可能である。この能力により、多くの人物に利用され、踏み躙られ、結果的に命をも狙われることとなってしまう。いずれにせよ、誰よりも全ての巨人を駆逐し、この世から葬り去ることを心から望み、それを生きる糧とし続け、自身の最大の目的としていた人物が巨人の力を行使したことにより命が繋がったと言うのは何とも皮肉なものである。

「座標」(Season02以降のネタバレ注意!)

ハンネス?が母を食った巨人に食い殺されたことで覚醒した能力。この力を手にしたことにより、一時的だが無知性の巨人を意のままに操ることができる能力である。鎧の巨人?はその能力に覚醒したエレンに対して「この世で一番この能力を持っちゃいけねぇ奴はお前だ」と焦りを露わにした。

座標の真実

ネタバレ注意

座標とは、エレンが有する巨人である「始祖の巨人」そのものを表す言葉である。そもそも、エレン達壁中人類は第145代目フリッツ王(初代レイス王)による「不戦の契り」という洗脳により「人類は我々以外死滅した」と思い込むこととなった(この真実に誰も知らない状態で限りなく近づいたのは作中でエルヴィンのみである)。その洗脳を行うことができたのはこの座標の力であり、座標の所謂「道」を通じて全ての壁中人類、もとい壁内のエルディア人が繋がっていたからである。その始祖の巨人にあたる「ユミル・フリッツ」はその道にある「死さえ存在しない世界」にてたった一人で巨人を作り続けてきたのである。そして、同時に彼女は待ち続けていた。そんな自分を解放してくれる、「2000年後の君」を…

「硬質化」(Season03のネタバレ注意!)

ネタバレ注意

ロッド・レイスから解放されたエレンが鎧の巨人の脊髄液を飲んだことで覚醒した能力。能力自体は鎧以外にも女型などが使用していた。エルヴィンはこの能力の覚醒を好機であると捉え、ウォールマリア奪還作戦の実行に踏み切るまでに至った。また、硬質化の能力は壁の穴を塞ぐだけではなく、超大型巨人にエレン巨人が倒れていると誤認させる囮としても利用された。

「巨人」(Season03以降のネタバレ注意!)

ネタバレ注意

かつて始祖ユミル・フリッツが生み出した始祖の巨人から分離した、始祖を含めた8つの巨人こそが知性巨人である。そのうち、エレンが保有するのは父・グリシャが845年に王家のフリーダ・レイスを喰らったことによって手に入れた始祖の巨人、832年にグリシャの前の継承者であったエレン・クルーガーを喰らうことでグリシャが譲り受けた進撃の巨人である。始祖固有の能力は前述した「座標」の力による無知性巨人の支配、エルディア人への記憶干渉による洗脳、エルディア人そのものの生態の変化などがあるが、それら全ては「王家(フリッツ家・レイス家)の血筋を引く存在」、つまり「始祖ユミルの直系子孫」であることが条件。その為、王の血を引くエレンの異母兄?は始祖との接触を謀り続けていた。一方、進撃の巨人そのものの固有能力はあまりないが、大きな特徴として「次代に自由を求める気質が強い者」を継承者に選ぶ傾向がある。
以下更なるネタバレ注意

ネタバレ注意

進撃の巨人の固有能力は継承者同士による記憶の共有である。それは例え未来の人間であったとしても、その記憶を共有することが可能であり、現に過去の継承者であるエレン・クルーガーはグリシャに対して「ミカサやアルミン みんなを救いたいなら使命を全うしろ」と、生まれてすらいないミカサやアルミンの存在を知っていることを匂わせている。その直後に「さぁ…誰の記憶だろう」と発言している為、未来予知ができると言うよりも「未来が見えてしまう」と言った方が近いのだろう。

経歴(Season03迄のネタバレ注意!)

ネタバレ注意

835年、グリシャ・イェーガーとその妻・カルラの息子として生まれる。
844年、強盗に拉致されていたミカサを救い、イェーガー家に迎え入れる。
845年、鎧の巨人、超大型巨人襲来によって母親を失い、その際に巨人の殲滅を誓う。
847年、紆余曲折ありながらも第104期訓練兵団に入団。
850年、超大型巨人によりトロスト区が襲撃され、防衛戦に動員。その際巨人の力に目覚め、大岩でトロスト区の穴を塞いだことにより、トロスト区奪還作戦に大きく貢献する。リヴァイ班の監視下に置くと言う名目で調査兵団に所属。第57回壁外調査にリヴァイ班として参加。その際女型の巨人にリヴァイ班全員を虐殺され、女型と交戦。敗戦の末捕らえられ、拉致されかけることになるもリヴァイ・ミカサの2名により奪還される。その後、アルミンの謀略によってウォールシーナで女型の正体を暴き出し、女型の巨人と再度対決。甚大な被害を出しながらも勝利し、硬質化こそされたものの女型の捕獲に成功する。その後、自ら正体を明かした鎧の巨人、超大型巨人に激昂し、鎧と交戦するも超大型の奇襲によって壁の外へと連れ去られてしまう。その後、エレン奪還作戦を敢行する調査兵団・駐屯兵団・憲兵団などの面々が追いつく中、アルミンの挑発とエルヴィンの奇襲によってベルトルト?の手から脱出する。しかし脱出した先でかつて母親を食った巨人と対峙することとなり、その際に自身と親しかった駐屯兵団のハンネスを失う。その悲しみと怒り、決意から「座標」に覚醒。その後、中央憲兵によって拘束され、王政へのクーデター後は自身が背負った罪に耐えかねて、同じく拘束されたかつての同期に自らを食ってくれと頼むが拒絶され、解放されたところを同期に激励されたことで、最後の力を振り絞ってロッド・レイス巨人から皆を守る為、「ヨロイブラウン」と書かれた瓶の中の液体を飲んだことから硬質化に成功。それによってウォールマリア奪還作戦の決行が確定し、再び鎧の巨人・超大型巨人と交戦する。死闘の末数々の犠牲を払いながらも超大型巨人を討伐し、中身を瀕死となったアルミンに継承させることでアルミンを蘇生。その後帰還し、ミカサ、アルミン、サシャ?ジャン?コニー?フロック?、リヴァイ、ハンジ?と共に女王から勲章を賜った。同時期、先代の進撃の巨人達から受け取った記憶に悩まされることとなる。
851年、前述の面々と共に壁外調査へ出発。巨人を殆ど駆逐してしまった中、アルミンの夢であった海を見る。そして海を見ながら上の空だったエレンはこう呟いた。
「(壁の外には)海があって…海の向こうには…自由がある…海の向こうに居る敵、全部殺せば、オレ達………自由になれるのか…?」

扱い、性能

初出は不明。直近で最も多く出しているのはO.K氏であると見られている。性能は今一つ…と言う印象を受ける。

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この記事は未完成です。時間をかけてじっくりと加筆して参ります。