シロンスーパースポーツ300+とは、フランスの自動車メーカー「ブガッティ・オトモビル」が開発したバケモノスーパーカーである。
本項では、ベースとなった「シロン」についても併せて記述する。
概要
ベース車両「シロン」について
ブガッティが2016年から500台限定で販売しているスーパーカーで、同社が2005年から2015年まで製造していた「ヴェイロン」の後継にあたる。
「シロン」という名称は、かつてブガッティのレーシングドライバーだったルイ・シロンから取られている。間違えてでもアニポケのシロンではない。
様々なバリエーションが存在しており、そのいずれも販売台数である500台の中に含まれているという。
また、本車をベースとしたスーパーマシンもいくつかあるが、それらは販売台数の500台の中には含まれていない。
価格は日本円でおよそ2億円以上すると言われており、日本国内では数台確認されている。
スーパースポーツ300+の概要
2019年8月2日に、ドイツ北部のエーラ・レッシェンにて開催された記録会に持ち込まれたのがこのモデルである。
素の状態で最高速度が420km/h以上も出るというシロンであるが、このモデルはその限界に挑戦するために持ち込まれた。
通常のシロンとは違い、フロントマスクの形状が大幅に変更され、リアが100mm延長されている。
その他、チューンナップが施されており、ボディも徹底的に軽量化を施されている。
ブガッティが掲げた目標は時速300マイル*1以上をたたき出すことであった。
過去に何度かこの記録に挑戦しようとしたことがあったのだが、その速度域に耐えられるタイヤがなかったため、断念し続けていた。
しかし、今回の記録会に間に合う形で500km/h近くまで耐えられるタイヤを開発することに成功し、このタイヤを履いて記録に挑んだ。
挑戦の結果、本車は304.773mph*2を記録し、見事300マイルの壁を突き破ることに成功した。
これにより晴れて市販車最速の座を手に入れた…のだが、2020年10月10日に、アメリカの「シェルビー・スーパーカーズ」社が開発した「トゥアタラ」が500km/h以上をたたき出してしまい、わずか14ヶ月で市販車最速記録を更新されてしまった。
後に「シロンスーパースポーツ」として30台限定で市販されることになった。価格は日本円で4億3000万円からとなっている。
スペック
ベース車両
エンジン形式 | W型16気筒DOHC |
---|---|
吸気方式 | クアッドターボ*3 |
馬力 | 1500馬力 |
最高速度 | 420km/h |
回転数 | 6700rpm |
最大トルク | 6000rpm |
駆動方式 | MR |
トランスミッション | 7速セミAT |
乗車定員 | 2名 |
全長 | 4544mm |
全幅 | 2038mm |
全高 | 1212mm |
重量 | 1995kg |
スーパースポーツ300+
エンジン形式 | W型16気筒DOHC |
---|---|
吸気方式 | クアッドターボ |
馬力 | 1600馬力 |
最高速度 | 490km/h |
回転数 | 6700rpm |
最大トルク | 6000rpm |
駆動方式 | MR |
トランスミッション | 7速セミAT |
乗車定員 | 2名 |
カオスバトルでの扱い・性能
初出は四季島モルガン氏制作の「超スピード?! C-ZEROグランプリ」。
このバトルはスピードがウリのバトラーが最速の座をかけて戦うバトルなのだが、市販車最速(制作当時)の肩書を持っていたため参戦。
HIKAKINや、「アヴェンタドールSEIKIN」に扮したSEIKIN、そしてエンツォフェラーリの3体とバトルを繰り広げた。
性能は中堅程度と思われる。
しかし、車であるがために、基本的な攻撃手段はエンジン音ぐらいなので、使い道はハッキリ言ってあまりないだろう。
技一覧
・空ぶかし
エンジンを始動させて空ぶかしをする。
・超高速トライアル
300マイルの次元に到達する。
コメント
タグ
追記・修正は300マイルを記録してからお願いします。