お前自身の過去ほど教訓の多い題材ないぞ、お前にとって。
シーマンとは、ビバリウム*1が発売したドリームキャスト用ソフト(奇ゲー)「シーマン ~禁断のペット~」に登場する架空の生物である。
担当声優は斎藤由多加*2。幼体時はプログラマの実娘が担当している。
概要
1999年7月29日にドリームキャスト用ソフト*3として発売され、社会現象を巻き起こした伝説のゲーム「シーマン」に登場する生意気な謎の生物。
人の顔と大昔から受け継がれた知恵を持ち、かつ人語を話し理解することができるという生物で、古くからエジプトで伝説として語り継がれてきた。
名称の「シーマン」とは、「海の民」という意味である。
詳しいことははっきりとわかっておらず、現時点で判明していのは、人語を理解すること、進化を繰り返すこと、SCSII*4ポートという排泄と生殖を兼ねた器官を持っていることだけである。
生態
長いので分割している。
シーマンは雌雄同体*5の生物である。
「キモス」と呼ばれる人面蛾*6の幼虫をエサにしている。
1日でも飼育をほったらかすと死んでしまうため、1日1回、最低でも30分程度はお世話してあげよう。
頭部には先述した、「SCSIIポート」と呼ばれる、排泄器官と生殖器官を兼ねた器官が付いている。
幼体時にはこのSCSIIポートを使い、個体同士で吸血行為を行い、最終的に生き残った2体で交尾*7し、次の世代に受け継ぐ。
シーマンは親の知識が子供にそのまま受け継がれるという獲得形質の遺伝という性質を持っており、子供は親の意識や記憶をそのまま受け継いで生まれてくる。
世代交代を繰り返していくと、徐々にその姿を変えていくという。
シーマンといえばよく人面魚のイメージが強いが、実は初期段階にすぎない。
生まれて間もなくのシーマンは「マッシュルーマー」と呼ばれる、キノコのような姿をしているという。
マッシュルーマーたちは「ノーチラス」という巻貝の中に寄生し、その体内で小魚のような「ベビーギルマン」という幼体に成長する。*8
ベビーギルマンの時点では腹部に臍嚢を持っており、しばらくの間は餌を与えなくてもよい。
ある程度成長すると成体である「ギルマン」に変態し、さらにそこから足のようなヒレが生えた「ハイギョ」*9に変態する。
交尾はハイギョ同士で行い、産卵の際には陸地に上がる。しかし、産卵は命と引き換えに行うため、産卵が終わると死んでしまう。
Playstation2版では、フロッギーをある程度成長させると、次の世代にバトンを渡すために交尾相手を探すようになる。
相手を見つけて交尾し、産卵した後は卵を1つだけ残し、フロッギーはどこかへと旅立ってしまう。
交尾を終えたフロッギーが残した卵から孵化したのは、「イグアニー」と呼ばれる、イグアナのような姿のシーマンである。
この形態では、幼体も成体もいずれも同じ名称で呼ばれている。
そして、続編では更なる姿に進化するようだが…?
2007年10月18日に発売されたシーマンの続編「シーマン2 ~北京原人育成キット~」では、イグアニーから鳥のような姿(名称不明)に進化して登場する。
また、どういうわけか足までも人のような足に進化しており*12、たまにビジネスソックスやストッキングを履いたりすることもある。
この作品においては、育成対象ではないのだが、従来通りお話をしたり、アドバイスを聞いたりすることができる。
またこの作品でのシーマンの役割は北京原人が集めたアイテムを買い取ったり、北京原人の知性や文明を発展させるアイテムを販売するという役割である。
カオスバトルでの扱い・性能
初出は四季島モルガン氏制作の「Morgan's CUP」*13。
主に「ギルマン」の形態で参戦している。
バトラーに対しアドバイスをしたり、生意気な態度を取ったりする。
しかし、素材が充実してる割には技と呼べるような技がないため、性能は現時点では弱めである。
技一覧
・吸血
「ベビーギルマン」や「ベビータッド」の時に行う行為。
吸われた相手は即死し、自身は体力を回復し、新たな形態に進化する。
・う〇こを投げる
SCSIIポートからう〇こを投げつけて攻撃する、クッソ汚すぎる技。
シーマンは排泄物に強い興味を示しているが、これは過去の世代のシーマンが排泄物を投げる祭典を見てきたからだという。
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