伝説として語り継がれてきた生物シーマン。
この知的生命体の卵が孵化したとき、すべてが始まる。
シーマン ~禁断のペット~とは、ドリームキャスト用として発売されたゲームである。
本項では、続編である「シーマン2 ~北京原人育成キット~」についても記述する。
目次
作品情報
初代
ジャンル | 育成シュミレーション |
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開発 | ビバリウム |
発売 | セガ(DC版) |
アスキー(PS2版) | |
ディースリー・パブリッシャー(PS2/完全版) | |
プレイ人数 | 1人 |
対応ハード | ドリームキャスト |
Playstation2 | |
発売日 | 1999年7月29日(DC版) |
2001年11月15日(PS2版) | |
2003年2月27日(PS2/完全版) |
シーマン2 ~北京原人育成キット~
ジャンル | 育成シュミレーション |
---|---|
開発 | ビバリウム |
発売 | セガ |
プレイ人数 | 1人 |
対応ハード | Playstation2 |
発売日 | 2007年10月18日 |
CERO | C(15歳以上対象) |
概要
ビバリウムが1999年7月29日に発売したドリームキャスト用のソフト。その後2001年にPS2版が発売され、2003年にはPS2で「完全版」が発売された。
人の顔をもち、なおかつ人語で話すという伝説の生物「シーマン」を育成し、ある場所に向かわせるというゲーム。
最大の特徴は「シーマイクコントローラー」という専用の音声認識コントローラーを用いた会話機能であり、同時期に出たどこでもいっしょと同様に言葉を教えたり、シーマンと直接会話することが可能。
ただ当時は音声認識の精度が低かったため、間違えてしまうこともしばしばあるが、公式では「認識に失敗するとシーマンが不機嫌になる」という表現でごまかしたことにより、そこまで苦にはならないようだ。
また、発売時期が近かったニンデンドー64用ソフト「ピカチュウげんきでちゅう」を意識してか、ピカチュウと呼びかけると怒ったり、任天堂やファミ通などの単語を呼びかけると意外なことを語ってくれたり…と、お遊び要素も含まれている。
当初はMacintosh用ソフトとして企画されていたが、キャラクターのサイズとヌルヌル感を再現するためには当時のスペックでは不可能と判断され、一度は開発が中断されるが、1998年にドリームキャストが発売されると、スペック的にもいけると判断し、ドリームキャスト用ソフトとして開発されたという経緯を持つ。
音声認識を用いたコミュニケーションという要素が当時のゲーム業界に衝撃を与え、各種メディアがこぞって取り上げた結果、各地でドリームキャストの本体ごと売り切れが続出するというほど、社会現象を巻き起こした。
その後2007年に続編である「シーマン2 ~北京原人育成キット~」が発売。なおこちらではシーマンを育成するのではなく、北京原人の「ガボちゃん」を育成するのが目的である。