桂歌丸

Last-modified: 2024-03-20 (水) 08:24:42

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山田君,全員の全部持っていきなさい!

目次

概要

桂歌丸(1936年8月24日~2018年7月2日)は日本の落語家。本名は椎名厳(しいな・いわお)。笑点の4代目司会者としても知られる。神奈川県横浜市真金町出身。

表舞台での歌丸

基本的にハゲネタ・死亡ネタに過剰反応してブチギレる。また自分勝手な「強欲じじい」を演出すること*1が多い。基本的に噺を聴きに来た客には「丁寧な日本語」を使って分かりやすく面白い小噺をするというのが定番である。妻の富士子を恐れているような素振りを見せ,恐妻家ネタを多く使うことも。

笑点

笑点では基本的に六代目三遊亭円楽(旧名・楽太郎)との罵倒合戦をすることが多い。*22016年までは放送開始当初からいる最後のメンバーにして司会として親しまれていた。死去後は「永世名誉司会」と位置付けられている。また,笑点を子供から大人まで誰でも親しみやすいバラエティー番組にした功労者としても有名である。

歌丸ジェノサイド

そんな歌丸の代名詞とも言われる,全員の座布団を全没収する行為,通称・「歌丸ジェノサイド」。大体は円楽がその引き金を引くことになるのだが,主な発生要因としては,

  • 歌丸の悪口(ジジイ扱い・ハゲネタ・死亡ネタ)(ほぼ全員特に6代目円楽)
  • オカマネタ(主にたい平と小遊三)
  • 下ネタ(主に小遊三)
  • 打ち上げ花火などのモノマネ(主にたい平)
  • 出身地間抗争(主に小遊三・たい平・昇太)
    • 小遊三は大月、たい平は秩父、昇太は清水出身。この3人以外は歌丸の横浜を除いて東京23区出身のためネタが少ない
  • 「次の司会は俺のものだ」(主に好楽)
    などが挙げられる。

舞台裏での歌丸

…とまぁここまで見れば「悪いじじい」という印象がつくのだが,実際はハゲ・死亡ネタなどに誰よりも寛容で,客の反応次第では裏で円楽のことを散々褒めちぎっていたそう。ただし流石に「やるかじじい!」には本気でブチギレていたとか。

笑いへの価値観

こんな感じで「気前の良いおじいちゃん」という印象を与えさせる歌丸だが,「笑い」に対しては絶対に揺らがさない固いプライドを持っており,「その場のノリと勢いで誤魔化さず,日本語を使って笑いをとる」ことを常に心がけている。また,ノリだけでごまかす笑いに対して裸でお盆を持って出てきて?何が芸なのか」という一例を挙げて手厳しく批判した上で,「日本語を使って笑いをとるのが芸人である」という強い信念を口にしている。

カオスバトルでの扱い

初出は四季島モルガン氏の「チーターズ・グランプリ」。同氏は結構重宝していたと思われる。他にもApitanN1000などが使用している。

パラメータと評価

(2024.3.18時点)
素材の入手のしやすさ:★★★☆☆
立ち回りやすさ:★★☆☆☆
素材の多さ:★★★☆☆
削除耐性:★★★★☆(現状)
性能:★★★★★(歌丸ジェノサイド時)
知名度:★★★★☆
能力:歌丸ジェノサイド(全滅攻撃)
セリフが汎用・掛け合いに偏っているが、「山田君、全員の全部持っていきなさい」をはじめとする「歌丸ジェノサイド」を1回使うだけで事足りる。バリエーションもあるのでケースバイケースにはなるが「何度も歌丸ジェノサイドを発動できる」というインフレ性能になり得る素質があるが、デスノート等への耐性はないので要注意。

基本的には山田隆夫を酷使する。

  • 歌丸ジェノサイド
    全員の座布団…ではなくライフを全没収。
    文字通りジェノサイド技である。
  • アイツの全部持ってって(未使用技)
    文字通り特定の相手を強制撃墜する。
  • 一枚やって(未使用技)
    他人を復活させる技として汎用される可能性有り。

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追記・修正は座布団を十枚取ってからお願いします。

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*1 例としては山田隆夫?を人間扱いしないことなど。
*2 というのも,それまで罵倒合戦の対象と位置づけていた小圓遊が急逝したことから,歌丸が楽太郎に「俺をネタにして良いから」と声を掛けたことが始まりなのだが。因みに円楽は歌丸に収録終わりに何度も謝罪しに行っていた模様。