注意事項
参戦が確認されています。詳細は、Wikipediaをご覧ください。
概要
東日本旅客鉄道(JR東日本)の通勤型電車。先行試作車である209系950番台は1998年、量産車は2000年に登場。首都圏の国鉄型車両を置き換えるため導入された。209系以降の「新系列車両」の技術に加え、運行制御システムへの新機軸を採用しており、その後の鉄道車両の開発にも大きな影響を与えた。
番台別解説
0・500・800・3000番台は通勤タイプ、1000番台は近郊タイプである。(画像はWikipediaから)
0番台
総武線
最初に投入された。103系と201系を置き換えるため導入。
過去には6扉車を連結していた。*1全編成10両編成。
常磐線快速・成田線
2001年落成の編成で、2002年より運用を開始した。103系を置き換え、常磐緩行線との誤乗防止のためエメラルドグリーンの帯の下に鶯色の帯を追加した。
E531系が導入されることにより、本来の導入本数から削減して投入。基本編成10両編成、付属編成5両編成。上野駅から上野東京ラインと東海道線(品川駅まで)にも乗り入れる。
成田線開業120周年記念ラッピング
2021年4月30日~10月頃、成田線開業120周年記念企画としてマト139編成の帯色が横須賀・総武快速線などで使用されているE217系の更新車の「スカ色」(クリームとブライトブルーのツートンカラー)と酷似した塗装に変更されていた。同編成は2021年5月31日まで記念のヘッドマークを装着し成田線内のみで、6月1日以降はヘッドマークを外して常磐快速線・上野東京ラインでも運用された。
検査に伴う東京総合車両センターへの入場後は他の編成と同じ塗装に戻されている。
武蔵野線
205系の置き換え用として、総武線用0番台を8両編成にして転用させた車両で、2017年11月1日から順次運用を開始した。全編成10両編成。山手線E231系500番台の転属に伴い、他路線に転属した編成もある。
500番台、600番台、4600番台
↑山手線時代(11両編成)
↑総武線への転属後(10両編成)
山手線に2002年に導入され、2005年までにそれまでの205系を置き換えた。常磐線0番台と設計時期が同じだったが変更点が多いため500番台となった。前面デザインは0番台と異なり白色をベースとした独自のものに変更され、前照灯と尾灯の位置が入れ替わっている。周回運転列車の行先表示器は従来の205系では「山手線」の固定表示であったが、E231系では区間ごとに主要駅表示を切り換えて表示する*2ことで旅客サービスの向上を図った。車内案内表示器は液晶ディスプレイ(LCD)を採用。6扉車も連結されたが、2010年からのホームドア設置計画に合わせて、6扉車は新造4扉車の600番台と4600番台に全て置き換えられ廃車された。600番台は編成中7号車に、4600番台は10号車に組み込んだ。これらは両方とも500番台と設計が多少異なる。
2015年からE235系0番台が導入され、500番台は総武線へ順次転属し、2020年に全車撤退した。総武線では、500番台の転属による0番台の玉突き転属が発生した。*3これに先立ちトウ520編成のうち8両が総合車両製作所新津事業所へと配給輸送され、うちサハE231-4620を除く7両は返却された。配給時に抜き取ったサハE231-4620はサハE235-4620へと改造され、E235系に組み込まれた。また、山手線の予備本数削減とサハE235形500番台の登場により、余剰となった4600番台4両は同年9月10日付けで廃車となった。
- 山手線命名100周年記念 復刻調ラッピング電車 2009年9月7日から12月4日まで、明治製菓全面協力の下、トウ502編成に全面ぶどう色2号を配した電車。また、車体に表記される車両番号書体が国鉄のもの*4に準じていた。
- みどりの山手線
2013年1月16日から12月28日まで、車両のカラーが初めて現在の鶯色となった103系登場50周年を記念してトウ545編成に103系をイメージしたラッピング列車が運行された。そして2014年10月11日からは、東京駅開業100周年を記念して、トウ514編成に東京駅の赤レンガを模したラッピングが配されている。このラッピング列車は2015年3月31日まで運行された。
800番台
総武線と営団→東京メトロ東西線の相互直通運転用の番台区分で、103系1200番台と301系の置き換えとして2003年に登場。209系1000番台と車体設計は同一だが、台車間距離は800番台のほうが少々広い。前面に、非常用貫通扉を設ける。東葉高速鉄道には乗り入れない。朝夕のラッシュ時間帯のみ、東西線を介して津田沼まで乗り入れる。全編成10両編成。2024年にはミツK3編成の前照灯がLED化された。
1000番台
2000年に登場したE231系の近郊タイプで、113系と211系を置き換えた。東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ライン・伊東線・東北本線(宇都宮線)・高崎線といった幅広い運用を行う。基本編成の4・5号車は2階建てグリーン車。時速120㎞という高速度で踏切が多い区間を走行するので、運転席は衝突した際に運転士と乗客の安全を確保するため、乗務員室を広くとった「クラッシャブルゾーン」を採用した。後継であるE233系3000番台と併結運転が可能である。基本編成10両、付属編成5両。所属は、国府津車両センターと小山車両センターに分かれ、車両設備も多少の差異がある。
3000番台
八高線・川越線の番台区分。2018年より205系や209系などの置き換えとして、総武線から転属した0番台を改造して投入した。*5全編成4両編成。
900番台←209系950番台
↑総武線で運用していた頃
↑武蔵野線に転属した後の姿
先行試作車。登場当初は209系950番台という形式だった。元々は総武線に投入されたが、2020年に武蔵野線に転属した。総武線時代は6扉車を連結していた。
廃車など
0番台を武蔵野線に転属させたり、3000番台に改造したりして発生した余剰中間車が廃車となっている。
『ヤマ初期』とは
1000番台の小山所属の一部はこう呼ばれている。「初期」とついているから初期車*6なのだが、「椅子がかなり固い」「トイレが和式」「ボックスシートが極めて少ない」*7といった理由から、一部の鉄道ファンからは大層敬遠されているようだ。
E231系がベースの鉄道車両
- 東急5000系
- 相鉄10000系*8
- 都営10-300形1・2次車
- 南海8000系(2代目)
E233系時代にE231系ベースの車両を導入したため東急車輌が「これ以上8000作るんやったら製造費ゲロ上げすんぞ」と激おこぷんぷん丸になって52両が製造されただけとなった
カオスバトルでは
YouTube時代より参戦している。
- ムスカ大佐破壊神:0番台、500番台が参戦。
- すぺらび:1000番台が参戦。*9
- 青梅酸辣:1000番台が参戦。
- 東武快速:0番台(総武線、常磐線)、500番台、1000番台が参戦。
- 青霊夢【京急1500形BLUE SKY TRAIN】:1000番台が参戦。
技
- 三菱2レベルIGBT-VVVF
- 三菱3レベルIGBT-VVVF(幽霊インバーター)
- 日立IGBT-VVVF(未更新は墜落インバーター)
- 警笛
コメント
- ミツK3編成のライト変更を追加。今後は800番台もライト交換されるのだろうか。 -- 青霊夢【京急1500形BLUE SKY TRAIN】 2024-03-31 (日) 22:12:33
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追記と修正は、長距離を、長時間、ヤマ初期の椅子の固さに耐えてからお願いします。*10