カードとしてのグリードアント
グリードアント | ||
---|---|---|
レアリティ:★★★ | コスト:6 | 入手先:ダンジョン固有 |
8通常ダメージx3 自身に3進攻/5Turnを付与 |
豊穣の原野実装と共に新登場した補助効果・進攻を付与する唯一のカード。
進攻が有効な間に敵を倒すと、進攻の効果量と同じ枚数だけ山札からカードを引いて手札を補充できる。忍耐や精進の手札版と思ってよい。
敵は倒したが手札を使い切ってしまい、次の敵に対し何もできないままターンエンドを余儀なくされる……
そんな頻発しがちな事態をこのカードは回避してくれる。もっとも手札だけでなくPP(または無足・賭血)もないと意味がないので、それは別途用意すること。
重ね掛けすれば6枚(実際は5枚)引いて手札をゼロからフルにもできる。当然だが山札が空だと引けない点にも気を付けたい。
基本的に、進攻は疾走や啓蒙の実質的な下位互換となる場面の方が多い。
進攻は敵との戦闘が終わった時にしか機能しないのに対し、疾走などは効果量の続く限り戦闘中に常時手札の数をキープできる。そしてキープできていれば戦闘後に補充する必要もない。
強いて挙げるなら疾走などを切らした時の保険とするか……あるいは手札を破棄した後は当然手札はゼロになるので、その分を一気に埋める役には立つだろうか。
またランキングダンジョンで、有力な疾走カードおよび啓蒙カードが軒並み禁止された週に使われたケースもある。
このカードは豊穣の原野のダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも拾えればクラフトで作れる。
またいずれかの短期イベントダンジョンでも、ピックカードおよび固有ドロップカードとして出ることがある。
関連カード
ボス敵としてのグリードアント
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
---|---|---|---|---|---|
グリードアント | 240 | カマ | 1nターン | 1通常ダメージx3 | 奇策 奇襲 |
カウンター | 2nターン | 4反撃2T | |||
クロスカウンター | 3nターン | 1応報2T | |||
スウェーイング | 4nターン | 10無防備5T 10無遮蔽5T | |||
ブラッドスラッシュ | 3nターン | 5通常ダメージx3 2裂傷5T |
豊穣の原野10Fボス。奇襲および奇策持ち。
基本技のカマは痛くもかゆくもないだろうが、このボスの真骨頂は2種類の反撃技にある。
特にクロスカウンターはなんと1応報。つまりダメージの形態どころか威力の大小をも問わず、とにかく何でも跳ね返ってくる。実質的には抵抗不能な因果状態と一緒である。
社の聖獣などで応報を解くか、分身または障壁、鉄身で反動に備えるか。3ターンに1回だけなのでおとなしく見送るという手もある。
高難易度では無防備や無遮蔽で防御力を落としてきたり、ブラッドスラッシュは純粋に高火力。もっともどちらもクロスカウンターほどの脅威ではないはず。
攻撃技の大半が通常ダメージなので弱体(枯朽)で解決できるが、とにかくクロスカウンターをきちんと対処できるかがポイントとなる。
スウェーイング以外の全ての技を、3ターン以内と短い周期で使ってくるのも注意点。
奇策を使わせたりダンジョンの難易度次第では、ほとんどの技が(場合によってはクロスカウンターまでもが)毎ターン繰り出されることになる。
最初の1~2ターンで倒し切る自信がなければ、少なくとも奇策の発動は避けるべきだろう。
過去作品でのグリードアント
シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
二足歩行の巨大アリ。最大の特徴がボクシングの動きを模した技の数々である。
軽いジャブを連打しつつ相手をカウンターへと誘い、隙あらばスウェーで懐に潜り込む。決め技は捨て身のクロスカウンター、大抵相手と自分が同時に寝っ転がる。美しい。
そんな中で唯一浮いているのが、名前からして明らかに鎌で切り付けているブラッドスラッシュ。凶器攻撃はボクシングではなくプロレスでやるべきものであろう、ってアリに言っても仕方ないか。
プロボクサーぶりが際立つ彼だが、その素性は自然の恵みを食い散らかしに来た害虫の一種である。
王国の人たちは毎年こんなのを相手に、殴ったり殴り返されたりしながら収穫物を死守していたのだろう。なにこのファイトクラブ