自身の身体能力と魔力を大幅に向上させますが、Horrorを誘引します
| Hell Power | |||
| 領域 | 使用 | 宝石 | |
| Blood Magic Lv2 | 戦闘/陸上限定 | 3 | |
| 主属性 | 副属性 | 効果量 | 効果発生数 |
| - | - | - | |
| 射程距離 | 効果範囲 | 精度補正 | 疲労 |
| 0 | - | - | 300 |
| 特殊 | |||
ゲーム内説明文
By sacrificing a large number of blood slaves, the caster attracts attention from the Netherworld. Fiends from beyond grant the caster tremendous physical and magical power (magic bonus: 2) for one battle. The price for this power is unwanted attention from other Horrors. For every minute the battle lasts, there is a chance that a Horror will materialize in the vicinity of the caster.
和訳
多数の血の奴隷を生贄として捧げることにより、術者は地獄の注意を引きます。異界の悪魔たちは、一戦に限り術者に相当な身体的・魔法的力を与えます。この力の対価は、他のHorrorからの無用な注目です。戦闘が続く限り、Horrorが術者の近くに実体化する可能性があります。
解説
自殺志願者向けの魔法。発動すると自身の筋力、防御力、攻撃技能、防御技能、射撃精度、士気、行動ポイントをすべて+4、魔法抵抗を+2、疲労回復+5、全魔法技能+2という大盤振る舞いのボーナスを得る。
問題は対価のほうで、術者はHorror Markも受ける。それだけならまだしも、ラウンドの変わり目ごとに術者の近くにHorrorがランダムで召喚されるという恐ろしい効果まで付属しており、Markされた術者は容赦なく喰われることになる。
効果は確かに凄まじいのだが、危険性に見合っているかといわれると微妙なところ。そもそも自己強化だけでこれほど強烈な疲労を食らっていては話にならない。
極めて高位の術者で使うか、Communionを利用すれば疲労は緩和できるが、前者だと有能な指揮官(恐らく神か使徒だろう)にHorror Markを自らかけることになるし、後者だと自己強化ゆえにSlave全員にまでHell Power(とHorror Markも)がかかってしまい、見事なHorrorホイホイの大群が出来上がる。運悪く大量のHorrorが押し寄せた場合、術者どころか同行する兵まで壊滅的な被害を被ることになるだろう。
どう使うにしても、使用者は使い捨てるつもりで居るべきである。効果自体は戦闘型指揮官と魔術師のどちらにとっても非常に有益なので、手頃な指揮官を用意でき、かつ少々の犠牲が出ても問題ないといえるような戦況なのであれば、早々に敵を片付けるための策として使えなくはない。
逆に追い詰められているのであれば、敵にHorror Markをかけてから集団で発動、押し寄せてくるであろうHorrorに敵も食い殺させるという荒業も考えられる。出来ればそんな自棄は起こさずに済ませたいところではあるが・・・。