最強廃人・ゲロ蛙/特設

Last-modified: 2008-02-02 (土) 10:55:13

( 第一幕 )
■ ある場所での会話
A様 : ふうむ、困ったものよの。
B助 : いかがなさいました?
A様 : ちと、相場というものを分かっておらぬ輩がおるようなのじゃ。
B助 : と、申されますと?
A様 : あれを見よ。
B助 : なるほど。 確かに値を下げ過ぎておりますな。
A様 : ほれ、こう言うておる間に、もう売れてしもうたわ。
       ( 数日後 )
A様 : これB助よ、あれを見よ。 あの強欲ガエルめが、またぞろ欲をかいておるわ。
B助 : いやはや、これは何とも滑稽なことでございますな。
A様 : であろ?
B助 : あのような安値で、あの品を買い集められる訳がありませぬ。
A様 : まさに、噂にたがわぬ強欲ぶりよの。
B助 : あの者、仙人などと名乗っておる様ですが、銭人と改めるべきでしょうな。
A様 : ははは! こやつめっ! 上手いことを言いよるわ!
      次の給金に色を付けてやろうの。
B助 : ありがとう存じます。
       ( 翌日 )
A様 : それ見たことか!
B助 : 当然でございましょう。
A様 : しかし ・・・ いくらかは買えておるようじゃの。
B助 : 不心得者の多い昨今でございますれば。
A様 : こう言うておる間に、またやっておるわ。
B助 : 無駄だということが、何故わからないのでございましょう。
A様 : 胡桃のようなオツムでは、無理からぬことかも知れぬの。
       ( 数日後 )
A様 : しかし ・・・ なんじゃの。
B助 : いかがなさいました?
A様 : あの者が あれほどの数を買い上げておるからには、相場が下がっておるのやも知れぬの。
B助 : 違いありませぬ。
A様 : そちも そう思うか? わしも最初からそう睨んでおったわ!
      どれ、少々買い貯めておくとするかの。 B助、さっそく買い集めてまいれ。
B助 : A様 ・・・・ まことに申し上げ難きことながら ・・・・・・
A様 : なんとっ!少しも買えておらぬではないかっ!
      何をサボっておるのじゃっ!!
B助 : ちょっ、おまっ ・・・ お待ち下さい!
      あの者が! あの強欲ガエルめが、一切合財 買い占めておるのです!
A様 : ぬぬぬ、なんとも憎らしいヤツじゃ! ほかの者の迷惑を考えておらぬのかっ!!
B助 : ・・・ まったくでございます。
A様 : これはちと、懲らしめてやらねばなるまいの?
B助 : ・・・・・ 自業自得にございますれば。


( 第二幕 )
■ 一方、その時のカエル


 あっ、安い! これは買いだ!
 出遅れたかー
  ( 3回リピート )


 んー、どうしても買えないなぁ ・・・
 まてよ? これって、相場が下がってるんじゃないの?
 ちょっと探りを入れてみるかな。
 とりあえず ・・・ そうね、最近の最安値で募集してみよう。
  ( 翌日 )


 この値段じゃ、さすがに無理かー
 ちょっと上乗せして、コレならどうかな?
  ( 翌日 )


 この値段でも、だめかー
 それなら ・・・ コレでどうだっ!
 来たっ!!
 凄いっ!! これは相当ダブついてたに違いないねっ!!
 どんどん買っちゃえー
  ( 数日後 )
  ふぅ ・・・ もうあんまり売って貰えなくなっちゃったな。
  値段も戻っちゃったし。


 相場が下がったんじゃなくて、一時的なものだったのかー
 けど十分買えたし、もういいよね。


( 第三幕 )
■ ある仄暗い場所での会話
○○ : 今宵、このようにお集まり頂いたのは他でもない。
      件の強欲ガエルめの暴挙について、方々のお考えをお聞かせ願いたい。
△△ : その前に、ちと よいか?
○○ : 何か?
△△ : この頭巾は何なのじゃ?
□□ : それにつきましては、わたくしから ご説明申し上げます。
        「 お互いに何者であるか分かるようでは、遠慮が出てしまうのではないか 」
      エ ・・・ いえ ○○様は、このように お考えになられたのでございます。
      しかるに、このような頭巾を身に付けて頂き、 「 何者であるか決して分からぬように 」 と、
      そういった配慮でございます。
△△ : なるほど、これは失礼した。 まっこと良き考えであるな。
○○ : では、改めて。
      方々もご存知の通り、きゃつめの暴挙の数々は、いささか目に余るのではないかと。
      如何に?
☆☆ : 言うまでもなきこと。 早急に手を打たねばなるまいよ。
△△ : 同意。
○○ : なれば、いかような罰をくれてやりましょう?
☆☆ : ふむ、それがしは、きゃつからの買い注文が入った際に、
        「 貴様と取引などできるか!」
      と、代金を叩き返してやりましょうぞ!
△△ : まっこと良き考えであるな。
      今から きゃつの青ざめる顔が、目に浮かぶようじゃ。
      ではこちらは、売り出しの際に、
        「 強欲ガエルとの取引を、一切お断りする 」
      といった文言を、書き加える事とするかな。
☆☆ : おお! それもまた良いですな!
      きゃつの本性を、天下に知らしめることが出来ましょうぞ!
○○ : 私は本日おいで願えなかった方々に、回状を お出ししておきましょう。
      これ以上きゃつめに好き勝手をされては、この国の行く末に関わりますからな。
      我ら、心より この国を愛する者として、合力して参りましょうの。
□□ : 皆様、お疲れ様でございました。
      あちらに、それぞれ お部屋をご用意させて頂きましたので、
      存分に楽しまれてより、お帰り下さい。
      本日は わざわざのお運び、心より感謝致します。
☆☆ : なにを申される! この国の一大事ですぞ! そのような気遣いは無用に願いたい!!
△△ : え? ・・・・・・ 同意。


( 第四幕 )
■ ある夫婦の会話
B助 : ・・・・・・ ただいま。
C代 : あら あなた、おかえりなさい。 今日D子が寺子屋で
B助 : ごめん、疲れているんだ。
C代 : ・・・ 何かあったの?
B助 : 何かって ・・・ 何もないさ。 いつも通りだよ。
C代 : ・・・ もしかして、またA様がハッスル?
B助 : ・・・・・・ ああ。
C代 : あなた、優しすぎるのよ。
      そんなに辛いなら、もう辞めてもいいのよ?
      顔色を伺って、ご機嫌を取って ・・・ そんな お仕事、やっぱり あなたには無理よ。
      わたしだって、もう働きに出られるのだから。
B助 : いや、C代はD子の面倒をしっかりと見ていてくれ。
      時々、ご自分に都合の良い面しか見えなくなるというだけで、
      A様も 本当は悪い方ではないんだ。
      それに、あれだけの給金を出してくれる働き口なんて、他にはないよ。
C代 : あなた ・・・
B助 : 大丈夫、まだ頑張れる。 M代は余計な心配をするな。
      さっきは八つ当たりなんかして、悪かったね。
      さあて、D子の可愛い寝顔でも見てくるかな!
C代 : ・・・ ちょっと待って。 M代って誰なの??
B助 : ぁ ・・・
( 終劇 )
注) この群像劇はフィクションであり、実在の人物、動物、団体、出来事などとは 一切関係ございません。


以下、コメント欄にて


コメント欄にて 失礼致します
いかがでしたか?
同じ出来事でも、立ち位置や 見る角度によって、捉え方が全く変わってしまいますよね。
目先の嫌悪感に囚われていると、いらぬ大恥を掻いてしまいかねません。
常に物事を多角的に見る事が出来るよう、わたしは気を付けたいと思います。


さて、日記とは全く関係ないのですが、守銭奴っぽい 不愉快な笑い声を考えてみました。


   案1 : ゲーロ、ゲロ、ゲロ、ゲロ♪
   案2 : ゲーッ、ゲッ、ゲッ、ゲッ♪


どちらの案が、より 「 イラッ 」 と するでしょうか?
他にも 「 こんなのはどうだ?」 といった案がございましたら、ドシドシ ご応募下さい。
採用された方には、
爽やかな朝を不快に彩る、「 カエルの肉声目覚まし時計 」
を、お送りさせて頂きます。
( 洒落の分からない方は、あまり ・・・ いえ、何でもございません )


【 CM 】
「 ピンポンダッシュ 」 レベルではない、骨のある敵(かたき)役を、絶賛募集中です!



この文章は、2007/3/5付けでxKeronによりみんなのプレイ日記に投稿されたものだが、
すぐに削除された。管理人による削除か、投稿者本人による削除かは不明。


xKeronはDWCが休止してから3/5まで毎日日記の投稿を行っていたが、この日記の削除以降、
新しい日記の投稿はなくなった。
管理人が復帰し、DWCが再開してからは再び投稿するようになったが、
削除に関してのコメントは一言もない。


なお、削除される前、とあるプレイヤーがこの日記を非難する内容のコメントをつけたようだが
(ほとんどの人が読む前に日記自体が消えてしまったので、このコメントが他人に読まれることは
なかった)、このプレイヤーに対し、xKeronから脅迫ともとれる内容のPMが送られてきたらしい。このプレイヤー自身は2chのスレ住民ではなく一般人である。
以下、そのプレイヤーがある場所でコメントしたものを転載する。

詳細を明らかにすることは控えさせていただきますが、
この方が送ってきたPMの内容は、
外の世界なら脅迫罪の構成要件に該当しうる「害悪の告知」です。