信号回路

Last-modified: 2021-11-07 (日) 18:30:19

信号回路

*作成中です
コントロールパネル(デフォルトPキー)一覧からアクセス可能な項目で、
主にレバーやセンサー類と組み合わせて使用する機能である。

信号の設定

・Tx Signal
 信号が出力された際の名称となる。
・On/Off or Open/Close or Lock/Unlock
 ON状態とOFF状態のあるデバイスのみで設定可能。
 左側の一覧から連動する信号を選択し、中央の一覧から機能を選択する。
 ・Follow
  信号の状態とデバイスの状態を同期させられる。
  例・レバーによるライトの点灯と消灯。
 ・Toggle
  ONの信号を受け取る度にONとOFFの状態が切り替わる。
  例・部屋に入る際の扉の開閉でライトを点灯、出る際の開閉でライトを消灯させられる。
 ・On
  ONの信号を受け取った際にONになる。
 ・Off
  ONの信号を受け取った際にOFFになる。
  例・On、Off共に片方の状態のみにしたい場合に使える。
 右端のIのチェックボックスは信号反転の意味である。

回路の設定

信号の設定のみだと実装不可能な、複雑な挙動を行う論理回路である。
総じて左からの信号を演算し右の名称の信号を出力する。

 入力側となる左ではTx Signalで名付けた名称、演算後の名称で名付けた名称、1、0を使用できる。
 出力側となる右は演算後の名称を設定し、それを他の演算や装置に信号として使用できる。

また、回路の値として「0」および「1」が存在する。
「0」がFalse、「Off」の意味を持ち、「1」がTrue、「ON」の意味を持つ。

AND回路
 左側に設定された信号が全てがONでなければ右側の信号がONにならない。
 例・大型要塞にて、コントロールルームと扉横のレバーが作動しない限りその扉が開かないようにする。
NAND回路
 AND回路の反転回路であり、左側の信号全てがONの場合にのみ右側の信号がOFFになり、
 一つでもOFFがある場合はONとなる。
 例・(使い道があれば教えてください)
OR回路
 左側の信号が全てOFFの場合、右にOFFを出力。それ以外ではONを出力する。(未検証)
NOR回路
 左側の信号が全てOFFの場合、右にONを出力。それ以外ではOFFを出力する。
 例・ランディングギアが展開されている時(onの時)、底面に搭載した格納式タレットをoffにする。(格納する)svやcvの火力増強に有効。
XOR回路
 左側の2つの信号が異なるとき、右にONを出力。同じときはOFFを出力する。(未検証)
XNOR回路
 左側の2つの信号が異なるとき、右にOFFを出力。同じときはONを出力する。(未検証)
Inverter回路
 左側がONの時はOFF、OFFの時はONといった具合に反対の信号を右に返す。NOT回路。
Set/Reset Latch回路
 ラッチ回路。信号を記録して保持しておくことができる。
  S=ONの時、Q=ONとなり、その後S=OFFとなってもQ=ONを出力する。
  R=ONの時、Q=OFFになり、その後R=OFFとなってもQ=OFFを出力する。
  ただし、SとRは同時にONを入力することはできない。
Delay回路
 指定した秒数ぶん、信号を遅らせる。

 詳細は論理回路ラッチ回路およびフリップフロップを参照。

回路の構築例

OR回路を使った複数のセンサーの連動

今回のケースはCVの格納庫がSV、HV両用になっているパターンなどに有用です。

20181019144408_1.jpg

プレイヤーおよび、HV、SVの接近をモーションセンサーで感知してランプとハンガーを連動させます。

20181019144529_1.jpg
20181019144448_1.jpg

一つのモーションセンサーだけでは直方体以外の形状がフォローできないので、
複数のモーションセンサーを使うことによって感知範囲を直方体以外にします。
一枚目が外からの接近用、二枚目が内部から接近用です。
また、センサー類は耐久が25と非常に低いため、内部に埋め込むような形の方がいいと思います。

20181019144723_1.jpg

デバイスが受け取れる信号は1つなのでここで論理回路の登場です。
今回はどちらか一方のセンサーが反応した場合にランプとハンガーが作動すればいいのでOR回路になります。
出力信号(今回の場合は「s001」)をランプとハンガーに設定し動作タイプをFollowにします。
ここで一つ注意なのですが、ランプはHVの乗り降りに使えるブロックですが、
この場合「作動していない」と認識できる状態が「ON」状態で、
「作動している」と認識できる状態が「OFF」となります。
なので、Followの横にあるIにチェックを入れていないと目的の動作とは逆の動作になります。

20181019145259_1.jpg

HVの接近に反応してランプとハンガーが開くようになりました。