
概要
第一次大戦末期にドイツにて開発された短機関銃の祖形とされる銃。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 1 |
| BR | II |
| モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
| - | - | - | - | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
| 距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 150 | 200 | 300 |
| 打撃力 | 5.7⇒** | 3.3⇒** | 2.8⇒** | 2.7⇒** | 2.5⇒** |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 9.00 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 5.7⇒△△ |
| 銃口初速(m/s) | 400⇒△△ |
| 発射速度(発/分) | 600⇒△△ |
| リロード時間 (秒) | 3.1⇒△△ |
| 拡散値 | 86⇒86 |
| 反動制御(%) | 60⇒60 |
| 垂直反動 | 29⇒△△ |
| 水平反動 | 15⇒△△ |
| 供給システム*2 | 32発マガジン |
| 重量(kg) | 4.0 |
| スプリント係数(%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 11.2 |
| 射撃方法 | オート |
| 銃剣 | - |
解説
特徴
何と言っても、スネイルマガジンと呼ばれる変わった形状をした32連弾倉の存在であろう。

【火力】
近距離でやり合う分には申し分ない。未強化の同格と比べても高い威力を持ち、レートもMP40などと比べて高いため制圧力は高い。ただし反動が非常に強いため、初心者には扱い辛いかもしれない。
【適正距離】
近~中距離が適正。反動はそこまで強いわけではないため近~中距離なら適当にバラ撒いてもしっかり当たる。
【命中精度】
反動の関係上、距離がある場合当てるのは至難の業であるが、スコープは結構見易いため駆使しよう。(中距離くらいなら意外と当たる)
【総論】
第一次大戦時の設計なだけあって、性能は特段に良いわけではないが、同格と互角にやり合うだけの威力とRPMを備えた優秀なSMGと言える。
史実
概要
MP18は、第一次世界大戦末期にドイツ帝国で開発された短機関銃である。1918年3月のドイツ軍春季大攻勢用の決戦兵器として製造された。第二次世界大戦頃までに登場した短機関銃の多くはMP18のデザインから強い影響を受けているため、短機関銃の祖形とされる。
開発
第一次世界大戦は、1914年8月の開戦からわずか数か月で塹壕戦へと突入、1915年には戦線が膠着した。ヘビー・マシンガンと有刺鉄線と塹壕からなる敵陣地は、従来の歩兵戦術では攻め落とせなかったのだ。そうした状況下で、 塹壕戦において攻撃する側の火力を増大させるため、ピストル弾をフルオートで撃てるサブマシンガン (短機関銃)の開発が進められたのである。なかでもドイツ帝国で開発・製造されたMP18は特筆すべき銃だった。
史上初のサブマシンガンであるMP18は、1918年3月のカイザーシュラハト(皇帝の戦い)と呼ばれるドイツ軍の春季大攻勢に大量に投入されたことで知られる。
近距離で強力な火力を発揮して敵を制圧するサブマシンガン第1号は、イタリアのフィアット(ヴィラール・ペロサ)M1915だが、真の意味で完成されたのはドイツのベルグマン武器製造社のMP18であった。ヒューゴ・シュマイザーらが開発したこのサブマシンガンは、オープン・ボルト、ストリート・ブローバックという作動方式で構造が単純なため、大量生産に向いていた。
部隊
本銃を運用する第353歩兵師団第941歩兵連隊は1943年12月1日にフランス、ブルターニュ地方で編成され、第353歩兵師団の指揮下に編入された。連合軍がオーヴァーロード作戦を実行してノルマンディーに上陸すると連隊はフランス、サン・ロー地区に移動し戦闘している。1944年8月に連合軍によるアヴランシュ突破戦時に大損害を被った後、パリに後退して再編成され同地の警備・保衛に当たった。また、連隊構成員の平均年齢は38歳と高齢且つ銃火器が大量に不足していた。1945年になるとドイツ本土まで撤退し、ヴェストファーレン州デューレン市で連合軍を食い止めるべく戦闘に参加した後ルール地方でも戦闘している。
小ネタ
豆知識
※サブマシンガン=ドイツではマシーネンビストーレ(機関拳銃)と呼ばれた。
※ヒューゴ・シュマイザー=後に「短機関銃の父」と呼ばれる銃の技術者。ベルグマン社で父ルイス、社長のベルグマンたちとサブマシンガンを研究・開発した。
出典/参考文献
コメント欄
- アーティラリールガーと同じマガジンだが、弾薬数は共通じゃないのかな,,MP18分隊持ってないから分からないんだが -- 2024-10-04 (金) 12:01:52
- 性能が明らかに酷いのに何故かBR2の不思議な銃 反動パークを付けないとまともに扱えない -- 2024-10-04 (金) 12:02:47
- こんなクソデカいマガジン付けといて総弾数たったの32発か… -- 2025-04-03 (木) 11:30:15
- めっちゃ使いやすくて強いと思う。近距離戦ではもちろん中距離でもまあまあ当たるし普通に強い。1000ゴールドくらいでこれだったら買って損はないと思う。 -- 2025-05-08 (木) 15:32:24