ストーリー

Last-modified: 2010-02-18 (木) 08:30:40

遠い未来の地球。
その理由は定かではないが、あらゆるネガティブ要素が飽和し、
世界は壊滅の危機にあった。
毒された大気は地上に沈殿し、
捻じ曲がった地軸は地上から時間の概念を奪っていった。

 

生態系は狂い、人類はその環境変化に対応できずに滅びつつあった。
残された人々は環境を正常化する為に巨大な装置『バーゼル』を地球に埋め込んだ。
バーゼルが目指す正常化には生物の在り方までもが含まれてた。
生死のローテーションを機械にゆだねるところまで、
人類は種として疲弊しきっていた。

 

人々は、バーゼル周辺に群がり、暮らしだす。
やがてはその内部に入り込み、住居を構え、街をつくった。
しかし、そのことにより、バーゼルは徐々に蝕まれその機能を低下していった。
人々は何者かが作った小さな世界に引きこもり、
太古の過ちを繰り返していた・・・