ストーリー・設定考察
ゲーム内の設定、ストーリー、世界観などの考察
- ネタバレ回避のため少なくとも一周以上のクリア推奨
- ゲーム上仕方ないところとか、揚げ足取りみたいなのはナシで
ストーリーの時系列
- A.R.0:バーゼル起動
- A.R.1106:原因不明の突然死が蔓延。壊滅エリアも
- A.R.1111:ロエン、カーディナル就任
- A.R.1114
- 教皇フリーダ、逝去
- ロエンの前にサリヴァンが現れ、ゼニスを見せる(タイトル・ムービー2)
- キャンドル・チルドレン・プロジェクト
・エターシルでの実験が始まる。被験者20名が毎年一人ずつ姿を消す。
- A.R.1131
- ルキアの大惨事
・サリヴァン、レベッカに会う。
- ルキアの大惨事
- A.R.1132
- クランク神学校銃乱射事件(冬)(タイトル・ムービー1)
- A.R.1133
- 実験体20号逃走(クリスマス)
- A.R.1134
- 実験体20号自殺未遂(クリスマス)
- A.R.1136
- そして、運命の歯車が回り始める――
※A.R.とはバーゼルの設計者の名前から取られた紀年法。After Redel(アフター・リデール)の略
ファミ通攻略本より
現在の疑問点
- エターシル
- 実験の目的:ゼニスの寿命管理システムの解明(サリヴァン)
人々の運命をゼニスから解放(ロエン) - 実験の内容:寿命の操作?
- お医者のおじいちゃん
- CP6の冒頭で、サリヴァンとの会話シーン。横になっている人に何かをしようとする。(リーンベルへのクォーツ埋め込み?)CP7のゲルシー戦での戦闘中での会話で「お医者のおじいちゃん」と、リーンベルが言う
- 実験の目的:ゼニスの寿命管理システムの解明(サリヴァン)
- レベッカ
『ゼニスの管理下にない』『バーゼルの管理から外れている』生き物
その身一つでヴァシュロンが所属していた部隊を壊滅に追い込んだ。
また、背中から羽を生やして飛行することも可能。
偶然刻まれた聖刻の作用で記憶や言語が封印された
本編ではろくに喋らないが、ヴァシュロンが過去に遭遇したときは尊大な口調だった。
ファミ通 開発陣からのひと言より
世界が荒廃した後、ゼニスに頼らずに外界で暮らすことを選んだ人間の眷属。環境に適応するための進化をしている(CP9)
ゼニスに寿命管理される事を否定した太古の不死人類の末裔?- 管理外
①ゼニスの管理はバーゼル内外問わず、地球規模…だと思われるが違うのか?②進化して管理から外れた…なんて事が?③バーゼルの機能低下によって外の世界まで管理が及ばなくなってきた?
つまりリンクしたクォーツが存在しないorあっても割れたところで影響を受けないと思われる - 言語封印の緩和?
「あうあー」程度だったのがEDバーゼル外ではサリヴァンの名を呼んでいる。『バーゼルの外に出た事で聖刻の封印が弱まってきた』のならバーゼルの内と外で管理になんらかの差がある可能性大 - レベッカの見ていた世界とは?
- チェルシーでの初登場時、空中の何かをつかみとるようなしぐさをしている
これは以後も要所で現れる花びらで、サリヴァン(一般的バーゼル人)には見えていないのではないか?
ゼニス(クォーツ)のバーゼル人への支配はその感覚にも及ぶのでは?
バーゼル人には外の世界は荒廃したものに見える?
「昼と夜の長さが不規則になってきた時期とバーゼルが機能不全になりだした時期は同じ」
昼夜(の感覚)さえゼニスに制御されたものだとしたら?
- チェルシーでの初登場時、空中の何かをつかみとるようなしぐさをしている
- 管理外
- 聖刻とは?
人が死の可能性に直面した際、周辺の壁や床などの出現する赤く光るマーク。
聖刻が出現すると、その人は死の可能性を回避できる(生存できる)。
ゼファーなどは頭を撃たれているはずだが生存しているので、ダメージが丸ごと消えると思われる。
ただし、総じて聖刻出現時の詳しい肉体の状態は描かれてはいない(歩き回れるくらいには回復する)。
聖刻出現の条件やタイミング、副作用などは不明。
最初から一定の場所に存在していて、その近辺での死を無効にしている可能性もある。- ヴァシュロンがレベッカに刺された際に出現
- ゼファーがヴァシュロンに撃たれた際に出現
- OPの飛び降りでリーンベルとゼファーが落ちた場所に出現(戦闘台詞より)
- EDでロエンがゼファーに撃たれた際に出現
- 同じくEDで、ガリジャーノンとアントリオンが倒れこんだ床にも出現
- EDでレベッカが砕いたのは誰のクォーツ?
- リーンベルのクォーツは右手の中に。
- レベッカが砕いたクォーツはサリヴァンが渡した物だけどサリヴァンはプロローグの時点ですでにクォーツを持っている。このクォーツと終盤レベッカに渡したクォーツは同じ物?
比較的小粒?で、光も緑より青に近い感じ。 - サリヴァンのクォーツという可能性は?ゲーム内において「死者のクォーツが砕かれたらどうなるか」は描写されていない。「奇跡」すらもゼニスのシステムの一部だと言っていたが、その「奇跡」を人工的に導き出す鍵だとしたら?
- 終盤でのロエンの考え
- 人の生と死を管理するゼニスの存在を知ったロエンは、不条理な死を克服するためにサリヴァンの研究の後ろ盾となる。そして、大義のもとに、実験にて20人の無垢な子供を犠牲にした。しかし、物語後半にて、リーンベルが生存していることを知り、推し量ることのできない力=奇跡によってゼニスの管理を外れることができるのかもしれないことを知ってしまう。もし奇跡が存在し、それにより運命から逃れられるのであれば、実験体となって死んだ19人の死は、ロエンが忌む「無意味な死」となってしまう。終盤でのロエンの葛藤は、サリヴァンが語ってきた理論(ゼニスを統制して不条理な死を克服する=現実を受け入れたロエン型の統治)か、それとも推し量ることのできない力の存在(=現実よりも理想を追求するフリーダ型の統治)のどちらを信じるべきか、というもの。その答えとして、3人を自分へと挑ませることで、もしロエンが勝てばそれまでのように理論を信じ、もし3人が勝って「死なない」という奇跡を示したならば、もう一つの奇跡=フリーダの復活を信じて死ぬことができる、ということ。結果、ロエンは敗れたが復活は自身にもたらされ、おそらくはフリーダの意思を自身で受け継げ、といったことのメタ的な展開?
- リデール教
- バーゼルの人々が信仰する宗教。教義の原型は、バーゼルの取り扱いが記されたマニュアル。人々はバーゼルのマニュアルを生活の指針としていたが、いつしかその指針は経典化され、リデール教が生まれるに至った。
ファミ通攻略本より。 - ゼファー妹がゼファーに渡した本=経典?
- バーゼルの人々が信仰する宗教。教義の原型は、バーゼルの取り扱いが記されたマニュアル。人々はバーゼルのマニュアルを生活の指針としていたが、いつしかその指針は経典化され、リデール教が生まれるに至った。
- クランク神学校銃乱射事件
- チョイポリス最奥
隠しダンジョンチョイポリスネタバレ注意。
サリヴァンとの戦闘前にイベントがあります。
戦闘中は本編人型ボスのようにターゲッティングしているキャラとの会話は無い模様。
イベントは本編の考察に大きく関わる割にクリアまで手間かかるため書いてみます。
- 戦闘前サリヴァン全文。『』がロリ、「」が夜道は慣れてる人。
(振り向いてヴァシュロン・ゼファーを見て)『おお!お久しぶりです』『まさかこんなところで君たちに会うとは・・・』
(リーンベルを見て)『き 君は・・・ 実験体20号?』「リーンベルだ」『君のクォーツは割れたはず』
『ク、フハハハハハハハ(みたいな笑い) いや あの施設に私を出し抜いたしたたかな者がいたと考えるべきか』
『クハハハハハハーハハハ(みたいな笑い)』
「何がおかしい?」
『いや 失礼 それで君たちは私を追ってきたのか?(小笑いしながら言う)』
「そういうわけじゃねぇが・・・お望みならここで殺してやるよ」
『気が治まらないならば相手になりましょう 私も試してみたいのです この不死の体を!』
「不死だかなんだか知らねぇが 死ぬまで殺してやるよ!」
- リーンベルをみて
「実験体20号のクォーツは割れたはず」
これはどの段階で割れたとしているのか?
①リーンベルが20歳になる時に割れたはず
②レベッカが割ったはず
その後以下の発言
「あの研究所に私を出し抜いた者がいたということでしょう」
①でも②でも会話の意味はつながる。が、
①だとしたら、レベッカに渡したクォーツはリーンベルのものではないと知っていた可能性が出てくる。
リーンベルのも含め研究所の20個のクォーツは割れていた。それでも生きているリーンベルはイレギュラーな存在だ、とサリヴァンは思ってる→そうか、出し抜いた者がいるのか
割ったはずなのに、チャプター15シャンデリア外壁サリヴァン邸で三人と対峙した際、
「私がリーンベルのクォーツを持っている」と言ったのは想定外の客からあの場を切り抜け、レベッカと合流するために放ったハッタリである可能性が。実際に三人と交戦することはなかった。
(設定資料によればリーンベルのクォーツは何者かにすりかえられ、サリヴァンは自分が本物を持っていると思いこんでいた。そして彼女が二十歳になった際にクォーツが割れなかったのでロエンを欺くため割れたクォーツと摩り替えた)
サリヴァン邸へ向かう前にユリスから
「クォーツは割れていた。すり替えたとしたらサリヴァンしかいない」
と聞いていたブチ切れゼファーとヴァシュロンにはハッタリには聞こえないだろう。
②だとしたら、レベッカに渡したクォーツ=研究所でサリヴァンを出し抜いた者(お医者のおじいちゃん)がすり替えたクォーツ?
本編中のサリヴァンの発言を鵜呑みにするならば、サリヴァンは何らかの目的(実験?)のためにリーンベルのクォーツだけ割らずに持っていた(出し抜かれていたわけだから実際別のクォーツだが)
①のが説得力あるかも?
追記:CP7の坑道で、サリヴァンがリーンベルに再び会ったとき驚いている(それでゼニスのシステムに組み込まれたイレギュラー要素について考えるようになる)。つまり、それまでは実験が成功しているとおもっていた=実験で割れたリーンベルのクォーツは本物だと思っていた、ということ。仮に、サリヴァンがCP7以降に、リーンベルのクウォーツを探していたとしても、本物は本人の手にあるのだから見つかるわけがない。よって、サリヴァンが本物を持っている可能性はなく、ハッタリを言ったのでは?
- C7でリーンベルを見て驚き、C7終了時から「イレギュラーな存在」「ロエンがあの娘の存在を知れば私の立場が危うくなる」とか言いだすし、
『サリヴァンは実験が成功していたと思っていた』『リーンベルのクォーツ持ってる発言はハッタリ説』はほぼ鉄板だと思う - 色々と疑問は尽きないが、EDでリーンベルの手に『強い光(太陽)』が当たり、『瞳にクォーツ色の光が映り込んでいる』ことから
お医者のおじいちゃんが、『リーンベルのクォーツ』をリーンベルの手の中に隠し、サリヴァンを出し抜いたことだけはまず間違いない。 - 戦闘開始前の一言
「私も試してみたいのです、この不死の体を!」
サリヴァンはロリコンだけに飽き足らず、自らの不死化をも目的にしていた模様。
ロエン、ユリスにも隠して研究していたものはこれか?
本編で癌化の話をしていた時も最後に不敵な高笑いをしていた…
EDでサリヴァンだけが聖刻の描写なしに復活しているのも不死の体のおかげだろう。
ロエンに撃たれる前には不死の体が完全していたのか、レベッカが割ったクォーツなどと関係があるのかは不明。
サリヴァンはあの時点で不死を完成させていたが、ゼニスの管理によりイレギュラーな蘇生を妨害されていたとすると、自分が死んだときの保険として、自分のクォーツを砕かせゼニスの管理を逃れ不死能力を発現させようとしたとも考えられる - 戦闘勝利後、サリヴァンは倒れているが、こっちも弾切れで殺すことはできない。マジで不死…
「君たちを通して、理論の外側にあるものが見える」
「君ならわかるのでは?リーンベル」
かなり謎を含んだ台詞。 - 「また会うことがあるかもしれませんね」
- 街の崩壊
アルボナ、フォーセイクン、ペーティリアの崩壊
ゴールドラッシュの時代に、原因不明の突然死も猛威を振るった=鉱山の乱獲によるクォーツの大量破壊
『予言』とは、バーゼルのシミュレーションにおける結果の話であり、崩壊の予言というよりは、今後乱獲されるクォーツのために町が崩壊するであろうという予測がついていた。それを2名の学者が読み解けていたとみるのが自然。
- アルボナ崩壊を言い当てた眼鏡の青年と銀髪の少年=サリヴァンと"先生”
先生ちょいふけ顔だしロリは童顔っぽいから、16歳と18歳とか20と22とかなら青年と少年でも通じる気はする
- 議論の整理
- 終盤のロリヴァンの発言がハッタリでないとすると、ゲルシー後のリーンベルの生存に驚く描写、その後イレギュラーについて考え始める展開と矛盾する。
- リーンベルの飛び降り自殺を知っていたのでは?
つまりあの時驚いたのはクォーツが割れていたからではなく墜落死したはずと思っていたからと考えると一応辻褄は合う
期間は1年あるし、追跡監視していたと考えても不思議は無い(当時かなり騒ぎにもなったはず)
死後もクォーツを保管していた理由についてはわからないが、何らかの実験用に取っておいたかも
- リーンベルの飛び降り自殺を知っていたのでは?
- 発言がハッタリだとすると、チョイポリスでの発言が不自然な解釈になり、レベッカに割らせたクォーツの持ち主の問題が残る。
- ①リーンベルを20年目で殺さない意図があったかどうか
②ゲルシー戦後やチョイポリスでの再会時にロリが何を考えていたのか
③レベッカに渡したクォーツをロリは誰のものだと思っていたのか
この3点が主な問題点になる?
- 終盤のロリヴァンの発言がハッタリでないとすると、ゲルシー後のリーンベルの生存に驚く描写、その後イレギュラーについて考え始める展開と矛盾する。
コメント欄
- 設定資料集発売前の考察含むから色々書かれてるけどサリヴァンの発言についてはこのコメント通りなのかな? -- 2018-10-06 (土) 10:44:14
- 『医者がすり替えたクォーツ(サリヴァンはリンベルのと思っている)が割れなかった時に20年の実験が失敗したらマズイと、サリヴァンがさらにすり替えた後、寿命設定確認しようにもリンベル行方不明。CP7でリンベルが生きていたのを確認、やはり寿命設定が失敗したと断定。』サリヴァンにとっては自分がすり替える以前に医者がすり替えたのを知らないため。プレイヤー的にはサリヴァンがさらにすり替えたのを知らないため、話がややこしくなった。 -- 2018-10-06 (土) 10:44:35
- サリヴァンはリーンベルのクォーツを持ってると本気で思っててレベッカに言伝した通りにリーンベルのクォーツを割ってもらったけど隠しダンジョンで再開した時生きてたから驚いた。CP7の反応は割れてないリーンベルのクォーツをサリヴァンが隠し持ってるから生きているのは知っているはず、だから脱走したリーンベルと単純に予期せぬ再開をしての反応と会話だと思う。その後はイレギュラーを隠蔽した実験と経典の内容からゼニスの寿命管理システムについて改めて考察してサリヴァンの目的には関係ないと脳内で結論が出たけど今のタイミングでロエンに見つかるとまずいと改めて考えたとかだと思う。 -- 2018-10-07 (日) 00:47:34
- 自動で割れなかったリーンベルのクォーツと思っているものを手動で割らずにすり替えたのは研究サンプルとしての価値が高かったからなのかな?あとは逃亡後に飛び降り自殺したのまでは知ったからイレギュラーな貴重品として態々割らずに取っといたのかな? -- 2018-10-07 (日) 17:52:40
- 開始時のムービーで12時の鐘でゼニス映ってるからお医者さんはあくまで死ぬまで自身のクォーツと共にあれるように埋め込んだだけっぽいな、結果的に聖刻発動して生き延びて色々ややこしくなったけど -- 2018-10-08 (月) 00:25:45
- リーンベルのクォーツは医師が手のひらに隠した→19の時にリーンベル放逸→医師はその前に割れた誰かのクォーツを保持、20歳時の際に何らかの形ですり替える→ゲルシー戦後の再開でサリヴァンは実験が失敗、経典の最終章にあった奇跡の存在に気づく。ロエンの罪悪感を宥めつつ実験を行ってきたサリヴァンは露見し場合自分の命が無いと判断。本来の目的である不死化とクォーツからの解放までもう少しだけ時間が必要だった。ヴァシュロンの前身を知っておりなんらかの形でリーンベルの存在をロエンが知る可能性を考え、奇跡が存在する可能性をちらつかせ失敗を隠し時間を稼ぐ。サリヴァンは割れたクォーツを見てそれがリーンベルの物だと信じていたから奇跡を信じ、レベッカにも渡した。ロエンに撃たれた際には不死化終了後。撃たれても実は構わなかった。チョイポリで驚いたのはリーンベルの物をレベッカが割ったと信じていたから。 -- 2019-01-02 (水) 18:00:22
- あ、サリヴァンが探し出した本当のリーンベルのクォーツも偽物だったという事。その研究の中身から鑑み、医師も二重三重の保身と策を練っていた ユリスは割れていたと言ったがサリヴァンが追及した場合簡単には諦めない事も医師には分かっていたはず -- 2019-01-02 (水) 18:07:15