FF4
ミシディアで長老に話したときや、長老の館最奥の祈りの間にて。
彼らの「運命」を想う。
やや重たい。
FF4開発室の仮眠室でもこの音楽が流れるが……
やはり、製作スタッフに対する哀愁感が漂う、重い曲であった。
- 完成までへの長い道のりだったのだろう…
メロディだけなら変化が多いので軽くできそうな気もするが、
ベターっと引きずるように伸びるストリングスの低音の迫力は神々しささえ感じさせる。
力技っぽい一曲。
SFC版で流れるこの曲はロマサガ2の『皇帝出陣』やロマサガ3の『バトル1』と同様にイントロ→同じ旋律を2回繰り返す→一番最初のイントロに戻るという流れになるのだが、
サントラでは同じ旋律を2回繰り返す部分の2回目突入直後に終わってしまう。
そのせいかどうかは知らないがGBA版では最初まで戻らずその同じ旋律の部分だけがループするように変わってしまっている。
- さらにリマスターバージョンのサントラやPSP版のオリジナルBGMモードではSFC版音源にもかかわらずループ位置はGBA版というわけのわからない状態で収録されてしまっている。
GBA版でも流れる場面こそ変わらないが、パーティーメンバーの入れ替えを頻繁に行う関係で
この曲を聴く機会が必然的に増える。
FF4(DS版)
DS版のサントラでは曲名が「長い道のり1」と記載されているが、
別に「長い道のり2」という曲が存在するわけではない。誤植と思われる。
「果てしなき運命の旅路を予感させる
荘厳なメロディだ…。」byギルバート
原曲にはなかったスネアドラムのパートが追加されて荘厳な行進曲風の趣になった。
FF4TA
暗黒騎士戦後、ゴルベーザがセシル達に遺言を残して死ぬ場合の時にも流れる。
全てを悟った彼がセシル達に今までやった行いを謝罪し後を託して散る感じだ。
どうやったら暗黒騎士戦後以降もゴルベーザが生存できるかはゲーム中では一切ノーヒントのため、初見でこうなったプレイヤーも多いはず。
- この場面で使用されるのは、ゴルベーザの辿った長い贖罪の道の果て……という形だろうか。