・聖跡の巡視
進行内容
バフラウ段丘を抜けて
アルザダール海底遺跡群へと向かい、
遺跡内を巡視しなければならない。
- アトルガン白門・サラヒム・センチネルでイベント。
うんうん、よしよし。
Naja Salaheem : うちがいかに優良企業で
社員が幸せか、伝わってくるようじゃないか~♪
Naja Salaheem : えぇと……どれどれ……
Naja Salaheem : 「社長のおかげで、私は初めて
本当の『勇気を学びました』。感謝しています。」
Naja Salaheem : フフン♪
Naja Salaheem : それから、こっちのは……
Naja Salaheem : 「社長のおかげで、私は初めて
本当の『勝利を味わいました』。感謝しています。」
Naja Salaheem : フフフフン♪
Naja Salaheem : ん~っと、それから?
「社長のおかげで、私は初めて
本当の『恐怖を知ったでござる』。
感謝しています?」
Naja Salaheem : …………。
これは「幸福」に訂正、と♪
Naja Salaheem : ……フフフフン♪
Naja Salaheem : さぁて、
パンフの「感謝の声」は、こんなところかネェ。
Naja Salaheem : 我ながら、上出来じゃないか♪
これで我が社のイメージアップ間違いナシだよ。
Naja Salaheem : だけど、
実際の社員の業務報告ときたら……ったく
どいつもコイツも、パッとしないネェ。
Naja Salaheem : おかげで、我が社の
経常利益も横ばいときたもんだ……。
Naja Salaheem : ったく!
Naja Salaheem : まっ、いいか。
この依頼さえこなせば一発逆転だって
あり得るんだからネェ……。
(冒険者登場)
Naja Salaheem : おやおや、奇遇だよ。
Naja Salaheem : ……丁度いま、
あんたを呼びにやろうと思ってたとこさ。
(暗転)
Naja Salaheem : 先日のことだよ。
数多の商品……じゃなくて傭兵を抱え、
聖皇さまの覚えめでたい我が社……
Naja Salaheem : サラヒム・センチネル宛てに
金で縁どった封書が1通、届いてネェ。
Naja Salaheem : その件で、
あんたに話があったのさ。
Naja Salaheem : まぁ、いいから聞きなよ。
その書状は、仕事の依頼だったんだけど……
Naja Salaheem : まずは報酬!
これが、そんじょそこいらの依頼と違って……
Naja Salaheem : 絢・爛・豪・華!!
Naja Salaheem : ってのは、間違いなしなんだ。
Naja Salaheem : フフン……
なんでだか、わかるかい?
Naja Salaheem : 差出人は
アトルガン皇立文化財調査事業団。
Naja Salaheem : つまり、恐れ多くも
聖皇さま直々の折り紙付きだからだよ♪
Naja Salaheem : ……。
[Your Name]、あんたまさか、
あの有名な団体を知らないのかい?
Naja Salaheem : ほら、最近じゃあ
アルザダール文明遺跡群とかを調査してる……
アルザダール文明遺跡群
アトルガン皇立文化財調査事業団
Naja Salaheem : 実は、
あたいも、詳しかないんだけどさ。
Naja Salaheem : この街の近郊には、
エジワの、オルドゥーム遺跡の他にも
別口の巨大な遺構があってね。
Naja Salaheem : それが、
アルザダール文明遺跡群さ。
Naja Salaheem : バフラウ段丘を
暗碧海に向かって北西に抜けた先にある
洞窟から行けるんだけど……
Naja Salaheem : そこにあるってことは
誰もが知ってても、つい最近まで入口が
不滅隊に封鎖されててネェ。
Naja Salaheem : ところがっ。
Naja Salaheem : このたび、
その一部が、一般見学者にも
開放されることになったらしくってね。
Naja Salaheem : 拝観料として
アトルガン白銀貨を1枚納めれば、
中に入れてもらえるらしい。
Naja Salaheem : なんでも拝観料は、
調査費にあてられるんだとか、なんとか……。
ホントかどうかは知らないけどネェ。
Naja Salaheem : 皇宮の
お抱え錬金術師っていったら、
あんたは、どんな人物を思い浮かべる?
Naja Salaheem : あたいだったら……
Naja Salaheem : あやしげな薬品で
染みのついたエプロンを身につけてて……
Naja Salaheem : なにがおもしろいんだか、
同じ実験を毎日毎日毎日……
Naja Salaheem : 飽きもせずに繰り返してる
陰気なヤツをイメージするネェ。
Naja Salaheem : 皇立文化財調査事業団は、
そうゆう錬金術師サマたちの集まりさ。
Naja Salaheem : ……っと、いけない。
言葉がすぎちゃったよ。
Naja Salaheem : なんたって、
聖皇さまの直轄機関。いの一番の上客
なんだから。あんたも肝に銘じときなっ!
Naja Salaheem : わかったかい?
つまり、この依頼は報酬もすごいけど……
Naja Salaheem : それ以上に大切なのは
皇立文化財調査事業団、ひいては皇宮の
覚えめでたくなるチャンスでもあるってことさ。
Naja Salaheem : へまするんじゃないよっ!!
Naja Salaheem : ……っと、
肝心の依頼内容を教えてなかったね。
Naja Salaheem : 要は、
「アルザダール海底遺跡」へ傭兵を1名
派遣して、遺跡内の見回りをさせろって話さ。
Naja Salaheem : 調査が遅々として進まない
理由のひとつに、遺跡内に出没する化け物が
関係してるって、あたいも聞いたコトがある……。
Naja Salaheem : だから、最近なにかと
目立ってる傭兵を見て、白羽の矢を
立てる気になったのかもしれないネェ。
Naja Salaheem : いいかい?
これはビッグチャンスなんだ。
Naja Salaheem : おまけに
この任務は傭兵の仕事にしたら、
楽な方だろう?
Naja Salaheem : 失敗は許されないからねっ!
Naja Salaheem : ほらっ! シッ、シッ!
とっとと、アルザダール海底遺跡へ
出発、出発!!
(暗転)
Naja Salaheem : それにしても……
Naja Salaheem : どういうことだろうネェ?
[Your Name]を名指しだなんて……。
最初に説明しただろう?
Naja Salaheem : 思い出せないんだったら、
そこらの軍人サマにでも聞いてみるんだね。
Naja Salaheem : 皇宮の任務だって言ったら
教えてくれるだろうさ。
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