FS22/作物

Last-modified: 2023-11-24 (金) 00:01:14

22で新規追加のものは★印を付与。
DLC「Premium Expansion」で追加のものは◆を付与。

基本の作物

収穫機とカッター、もしくはコーンヘッダーがあれば収穫できる作物。
生産チェーンの素材にもなるため、まずはこれらの栽培から始めてみよう。

[参考]基本作物の平均収穫量と予想収入(藁は面積依存で作物による違いは無し)

作物名平均収穫量[L/ha]販売単価[€/kL]予想収入[€/ha]必要ヘッダー種消費量[L]
小麦8,9001,0116,512カッター500
大麦9,6009396,555カッター500
オーツ麦5,7001,5966,440カッター500
モロコシ8,2001,2907,857カッター200
綿4,9703,756専用機器500
キャノーラ5,8001,8097,540カッター200
ヒマワリ5,3002,0197,950コーンヘッダー300
大豆4,5002,3339,680カッター300
トウモロコシ9,2001,1398,010コーンヘッダー400
ジャガイモ41,300516専用機器3,800
テンサイ57,800366専用機器400
サトウキビ113,400357専用機器12,000
ぶどう9,2001,809専用機器-
オリーブ9,2001,809専用機器-
ニンジン専用機器
アメリカボウフウ専用機器
ビートルート専用機器

収穫ボーナス:0%、難易度:ノーマル、マップ:Haut-Beyleronでの平均値

小麦

  • 9~10月に作付けし、翌年の7~8月に収穫
    • 作付には主に播種機を使用。
    • 収穫には通常の収穫機+通常のカッターを使用。
      • 収穫時に、収穫機で「わらのウィンドロウを有効にする」と、わらを生産することができる。
  • 特徴
    • 従来のFSシリーズから続く定番作物
    • 作付から収穫までが遅く、ほぼ1年間必要。
    • 従来同様にそのまま売却もできるが、穀物工場で穀粉に加工することも可能。
    • 鶏、豚の餌になる。
    • ショップで購入することも可能。
    • 麦の中では収穫量、価格、穀粉変換率共に平均的。

大麦

  • 9~10月に作付けし、翌年の6~7月に収穫
    • 作付には主に播種機を使用。
    • 収穫には通常の収穫機+通常のカッターを使用。
      • 収穫時に、収穫機で「わらのウィンドロウを有効にする」と、わらを生産することができる。
  • 特徴
    • 従来のFSシリーズから続く定番作物
    • 作付から収穫までが遅い。ただし小麦より1ヶ月だけ短い。
    • 従来同様にそのまま売却もできるが、穀物工場で穀粉に加工することも可能。
    • 鶏、豚の餌になる。
    • 収穫量が多いため家畜の餌向き。

オーツ麦

  • 3~4月に作付けし、7~8月に収穫
    • 作付には主に播種機を使用。
    • 収穫には通常の収穫機+通常のカッターを使用。
      • 収穫時に、収穫機で「わらのウィンドロウを有効にする」と、わらを生産することができる。
  • 特徴
    • 小麦・大麦に比べて作付から収穫までの期間が短い。
    • そのまま売却もできるが、穀粉、シリアルに加工可能。
    • 他の麦と比べ収穫量が少なく単価が高い。面積あたりの収入は誤差の範囲だが僅かに減少。
    • ショップで購入することも可能。難易度:イージーの場合、店売り価格よりも売却価格のほうが高くなるため、買って売るだけで稼げてしまう調整ミスがある
    • 小麦大麦と違い鶏豚の餌にならず、馬の餌になる。しかし収穫量が少ないため餌として使う場合はある程度の面積が必要。
    • 穀粉への生産速度がかなり早い。穀物を作りすぎて穀物工場の原料が年間通して余る場合はオーツ麦に変えると処理できるかも。

キャノーラ

  • 8月~9月に作付し、翌年の7月~8月頃に収穫。
    • 作付から収穫までおよそ11ヵ月間。
    • 作付には主に播種機を使用。
      • ほか、以下の機器でも播種ができる。
        [プランター] Kvernelland Optima RS
        [サブソイラー] Kvernelland DTX300 AR (要カスタマイズ)
        [除草機械] Einbock Pneumaticstar 900
        [除草機械] Einbock Pneumaticstar-Pro 1200
        [芝ローラー*1] APV GK300 M1 Full Edition
    • 収穫には通常の収穫機+通常のカッターを使用。
  • 特徴
    • 収穫量は麦に比べて少なめですが、単価が高めとなっている。
    • 作付から収穫までが遅く、ほぼ1年間必要。
    • 精油工場でキャノーラ油への加工が可能。
    • 豚の餌になる(タンパク質)。
    • 作付期の都合上、ゲームスタート時(8月)に唯一播種できる作物。(草やハツカダイコンは除外)
      • ガイドツアーで播種のチュートリアルを終わらせるにはこれを選んで播種するか、翌月まで待つか、季節システムをOFFにするしかない。

モロコシ ★

今作からの新作物で、箇所によっては「ソルガム」と説明されている。特殊な機械は要らず、麦用の収穫機とカッターで普通に刈れる。トウモロコシとは別物。
麦と似ているが藁を生産しない。

  • 特徴
    • 小麦と似た収穫量だが単価が高く、他の麦三種より面積あたりの収入で勝る。しかし小麦は藁も回収して売却できるのでそれまで含めると劣る。(厳密に種の消費量まで含めると小麦500リットル/haに対してモロコシ200リットル/haなので、支出まで含めて計算すると誤差の範囲程度と考えられる)
    • 同じく穀物工場で穀粉に加工できる。
    • 穀粉への変換率が高い。変換速度もオーツ麦の次に早い。
    • 鶏、豚、馬の餌になる。しかし豚は穀物枠ではなくトウモロコシと同じ主食枠。馬は収穫量の違いでオーツ麦より向いている。
      以上の特徴から、藁を必要とせず穀粉及び馬の餌に使用する場合に適している。

ヒマワリ

作付はプランター、収穫にはコーンヘッダーかヒマワリ専用カッターを使用。
製油所にてヒマワリ油に加工できる他、豚の餌になる(キャノーラと同じタンパク質)。

大豆

  • 4~5月に作付けし、10~11月に収穫
    • 作付、収穫共に麦類と同様。
  • 特徴
    • 単位面積あたりの収穫量は少ないが販売単価が高く、通常のカッターで収穫できる作物で一番収益性が高い。
    • 生産チェーンで加工することはできず、売却以外の用途は豚のエサ用(タンパク質枠)のみ。

トウモロコシ

ヒマワリ同様プランターで植えられるが、収穫にはコーンヘッダーが必要。

  • 特徴
    • シリアルの材料。
    • 豚の餌(モロコシと同じ主食)。プランターとコーンヘッダーが必要だが収穫量はこちらが上。
    • バンカーサイロでサイレージを生産する際に原料となるまぐさの収穫量が多い。
      • まぐさとして収穫するには飼料用コンバインを使用する。

特殊な作物

上記の作物とは違い、栽培や収穫に専用の機材が必要になる作物たち。
基本の作物で栽培の流れが理解できてきたら、これらの栽培に挑戦してみよう。

ジャガイモ

3月~4月に作付し、同年の8月~9月に収穫。
売却以外では豚の餌に使用(根菜枠)。
テンサイ、サトウキビと同様に作付けと収穫を共に専用機械で行う。作付け面積あたりの利益も概ね同程度。
しかし1,000Lあたりの単価が安い(平均$516)代わりに収量が多い(1haあたり41,300リットルの収量)タイプの作物で、バニラでは野積み(駅に設置されているサイロでも保管はできる)でしか保管できないため、保管する土地や売却する時にトレーラーに積み込む機材などが必要でわりと手間と費用がかかる。
おまけに植え付けは最大6m幅であるが、収穫は機械が幅3mまでのものしかないため、かかる時間が尋常ではない。

専用機械の挙動は見ていてとても楽しいのだが、ゲーム上では現在のところ精神の鍛錬用か趣味的な作物となってしまっている。
またはマルチプレイでみんなで役割分担をして遊ぶのにはちょうど良いかも。

テンサイ

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  • 3月~4月に作付し、同年の10月~11月に収穫。
    • 作付から収穫までは7ヶ月間。
    • 作付にはプランターを使用。
    • 収穫するには専用の収穫機が必要です。
      • トラクターで牽引するタイプと自走式があります。牽引式は事前に茎や葉っぱを処理する必要があります。自走式の場合は機械が一緒に処理してくれます。
  • 特徴
    • 砂糖に加工可能。
    • 豚の餌になる。ジャガイモと同じ根菜枠。

綿

  • 2月~3月に作付し、同年の10月~11月に収穫。
    • 作付から収穫までは8ヶ月間。
    • 作付にはプランターを使用。
    • 収穫するには専用の収穫機が必要となる。以下のどちらかを使用してベール化する。
      • [綿関連機器]CASE IH Module Express 635
        …$485,000。四角形のベール(20000L)を作成可能。
      • [綿関連機器]John Deere CP690
        …$847,000。円形のベール(10000L)を作成可能。
      • 収穫機は非常に高価なので最初はリースするのがオススメ。
      • よほどのこだわりがある場合を除き、機材の費用やできるベールの1個あたりの容量等を考えるとModule Express 635の方が良い。
    • ベールを輸送するには専用のベールローダーが必要(必須ではない)。
      • ロールベール用の自動で積み込むタイプのベールローダーでは輸送できない。アタッチメントの「綿関連機器」にある方を使用する。平ボディタイプのトレーラーであればラッシングベルトで固定可能。
      • 少数であればベールフォークを装着したテレハンドラー等でひとつずつ運ぶのもあり。
  • 特徴
    • 収穫物をバラの状態で扱えない(必ずベールの形で出力される)。
    • 収穫機は20000Lまたは10000L収容だが、満タンにしなくても一定以上収穫すれば未完成のベールを出力することは可能。
      • CASE IH Modele Express 635は2000L(10%)で、John Derre CP690は2500L(25%)でベールを下ろすことができる。
    • 1000Lあたりの価格こそ高額だが、一度の収穫量はあまり多くなく、また収穫機自体も非常に高価。時間はかかるが生産チェーンで衣服にして売却する方がよい。
      • 紡績工場に持ち込むと「生地」に加工できる。(工場を所有している場合のみ)
        ※生地は羊から採取できる「ウール」からでも作れる。
      • 生地は更にテイラーショップにて「衣服」に加工可能。かなりの高値で売ることが可能。

サトウキビ

砂糖の原料
同面積での収穫量、収入、砂糖生産量、時間効率などでテンサイよりも収益性は低い。イロモノ枠。

ブドウ ★

今作からの新作物。苗は、建築メニュー>生産>果樹園 から植える。畑以外の場所にも植えることができる。
所有しているブドウ加工場に納品すると、ぶどうジュースやレーズンに加工できる。さらに、レーズンはオーツ麦・トウモロコシ・はちみつと一緒にシリアル工場に納品することでシリアルに加工できる。

オリーブ ★

今作からの新作物。苗は、建築メニュー>生産>果樹園 から植える。畑以外の場所にも植えることができる。
所有している精油工場に納品することで、オリーブオイルに加工できる。

ニンジン ★◆

プレミアムエキスパンションで追加。新アタッチメント「野菜関連機器」で収穫。家畜の餌に出来る。

ビートルート ★◆

プレミアムエキスパンションで追加。説明文等では「赤ビーツ」または「レッドビート」となっている場合あり。新アタッチメント「野菜関連機器」で収穫。家畜の餌に出来る。

アメリカボウフウ ★◆

プレミアムエキスパンションで追加。説明文やプレミアムエキスパンションの紹介文等では「バースニップ」となっている箇所がある。新アタッチメント「野菜関連機器」で収穫。家畜の餌に出来る。

その他生産物

牧草を草刈り機で刈り、それを飼料ワゴンで回収するかベーラーでベールにする。
このまま使用するのは羊の餌のみ。牛の餌にもなるがほとんど効果が無い。
それ以外ではテッダーで反転させて「干し草」にするか、ベールにしたものをラップしてサイレージにする事ができる。
このまま売却も可能だが、非常に低価格のためオススメできない。もしもどうしても売るなら今作は家畜商となる。
なお、前作で売れた「干し草置き場」には保管・売却出来ないので注意。

干し草

草をテッダーで反転させて乾かすと「干し草」となる。干すといっても時間はかからず即変化。
干し草に変化したものを草と同様に飼料ワゴンかベーラーで回収。
干し草の用途は家畜の餌で主にTMR(完全混合飼料)の材料。そのまま牛の餌にもなるがTMRより劣る(草よりはかなり良い)。
TMR以外では馬と羊の餌になる。羊は生の草と変わらないのでわざわざ干し草を与える必要は無いが、草のまま保管したくないのであればこちらを。
家畜商への売却も可能。草よりは良いがやはり低価格なのでやはりオススメはできない。
生の草とは違い、干し草はベールには出来るがサイレージ化はできない。
建築メニューから建てられる「干し草置き場」に保管が可能である。

ラップサイレージ

草を発酵させたもので用途はTMRの材料か家畜商への売却になる。
ラップサイレージはベール化した草から作るものでまぐさのサイレージとは生産工程が異なる。(草もサイロに入れればまぐさ扱いだが…)
草ベールをラッピングすると2ヶ月弱でサイレージ化する。
ラップサイレージを作るには草ベールをベールラッパーでラッピングするか、ラッピング機能付きのベーラーでベールを作る。
楽なのは圧倒的に後者。前に草刈り機、後ろにラッピングベーラーで作業すれば一台で草刈りからラップサイレージベールまで出来るのでベールローダーで回収して運ぶだけ。しかもヘルパー可。
特筆すべきはその売上で面積に対する効率、実プレイ時間に対する効率共にとても高い。上記の手軽さ、生産チェーンも無しで衣服や砂糖と肩を並べる。
必要機材も収穫機を購入するよりは安い。

まぐさ

「まぐさ」とは特定の作物を指すものではなく、このゲームでは農作物を機械で破砕したものをいう。
そのためトウモロコシ等の大きな作物からは特に大量に回収できる。
英語では生の草はGrassで、まぐさはGrass(Cut)表記になっているのでこちらのほうがイメージしやすい。

本来まぐさという言葉は牛馬の飼料にする草という意味を持つが、ゲーム上では生の草や干し草とは違って家畜にそのまま与えることはできないため、バンカーサイロを利用してサイレージを製造するための素材となっている。
飼料コンバインと適切なカッターを使用して入手する。

サイレージ

まぐさや草をバンカーサイロで発酵させると「サイレージ」となる。
(出来上がるものは前述のラップサイレージと同じ。)
まぐさには主に草かトウモロコシを使う。それ以外はあまり効率が良くない。
草から生産する場合は飼料ワゴンで回収する。ベールはまぐさにならないので注意。
大きなバンカーを使うため大量生産に向いている。

各種の麦を収穫時に、コンバインで「わらのウインドロウを有効にする」に設定すると収穫機の後から藁を排出する。飼料ワゴン又はベーラーで回収可能。
契約の場合は飼料ワゴンが使えないのでベーラーで藁ベールにする。「機械リースの時のみ、借りたトラクターに自前のベーラーを装着」する事で回収可能。価値自体は非常に低いが、家畜の飼育に必要である。
牛豚の寝藁に使用すると堆肥が生産される他、TMRに使う。ミキサーワゴン(かさ増し用)では必須ではないが自動給餌牛舎の場合は必須。
足りなければベール状の物をショップで購入することができる。また建築メニューから建てられる「干し草置き場」に保管が可能である。

消費物

農業に必須の種。播種機/プランターに投入することで種植えが可能。
これ1種類で各種の麦から綿やらテンサイまで育てられるのは最早Farming Simulatorではおなじみの突っ込みどころ
ショップで購入できるほか、AGI Packを導入している場合は、専用のサイロ・ベルトコンベア・種子処理剤で生産することも可能。
種は自分で使う以外にも売却することも可能。
難易度:イージーの場合、店売り価格よりも売却価格のほうが高くなるため、買って売るだけで稼げてしまうのはここだけの話。

肥料

散布することで収穫量を大幅に増やす(+25%)肥料。
2回散布することで収穫量ボーナスも2倍(50%)になります*2

固体肥料

文字通り固体の肥料。肥料散布機で散布が可能です。
消費量は液体肥料に比べると少なめですが、その代わり単価はやや割高となります。
また液体肥料の散布機と違いアームが無いため、散布される範囲が分かりにくく、AIヘルパー任せにすると完璧には散布できないデメリットもあります。
しかし全般的に幅は広く、一番安い物でも最大で42m!液体肥料とは違うので要注意。

液体肥料

文字通り液体の肥料。散布機で散布が可能で消費量は固体肥料よりも多めですが少し割安。
また除草剤も同じ機器で散布できるので汎用性も高いですが肥料散布機に比べ全般的に幅が狭いです。
散布機はアームを伸ばす必要があるため、障害物に引っ掛かりやすいですが、散布する範囲が分かりやすいメリットもあります。
固体肥料とは違うので要注意!

ハツカダイコン

ハツカダイコンは肥料として購入するのではなく、播種機で蒔いて翌月に耕すことで肥料となります。
とか言いながら実は他の作物も収穫せず耕せば肥料を撒いた扱いになったりする

堆肥

家畜が出す糞、いわゆるう○こ。牛と豚の畜舎にワラを投入すると生産される。畑に散布する事で肥料散布と同等の効果を得られる。

スラリー

家畜の牛が生産するもので、専用の散布機があれば散布して肥料として使用可能。

消化液

バイオガスプラントにサイレージ又は堆肥或いはスラリーを売却すると生産される。スラリーと同じで畑に散布できる。買取所はないが自動売却設定でのみ売却可能との情報あり。買取価格は低い。

石灰

連続で作物を育てると土壌がだんだん酸性になってくるので、石灰で土壌を中性~アルカリ性に戻す必要があります。
3回の収穫ごとに畑に撒くことで収穫量を回復できます。(撒かないと収穫量15%減少)
面倒であれば、設定でOFFにすることも可能。

除草剤

完全に成長してしまった雑草を処理するのに使用する除草剤です。契約の依頼で出ます。
散布することで雑草を除去できますが、完全には処理できない場合があります。

林業

木を植えるにはDamcon PL-75を使用します。
苗はショップの「パレット」からご購入ください。

ポプラ

ウッドチップの材料となる木。
成長は遅め(「収穫可能」になるまで数年必要)ですが、収穫後も再度成長します(植え直す必要がありません)。
※ただし、収穫後にすき込みを行わないと次回の収穫量は減少します。
 当然ながら、すき込むと植え直しになりますが…。
収穫は飼料コンバイン(New Holland FR 780)に専用カッター(New Holland 130 FB)を装着して行います。
または、ベーラーを使用して(AndersonGroup BioBaler WB-55)を使用してベール化することも可能。

苗木

ショップの「パレット」で購入可能。(植える木の種類も以下の表から選択可能)
1パレットにつき20本分しかないが、幸いなことにヘルパーが対応しているので任せれば自動的に補充しながら植林してくれる。


種類は多いが、ハーベスター(伐採機)に対応しているのはトウヒの二種類のみ。
オークやアメリカニレのような大木は製材できる量は多いものの、伐採と運搬がとても大変。


植えた後、一定時間が経過すると1段階成長する。
成長した後ならいつでも伐採が可能だが、時間が経過するほどに(成長段階が進み)大きく成長していき、それに伴って木材としての資源量も増加する。
ただし、成長しすぎると幹が太くなり、ウッドハーベスターの機種によっては切断できなくなるので注意。ほどほどのところで伐採しよう。


※以下は仮記載 ショップの「パレット」で選択できる順に記載。

名 称ウッドハーベスター
*3
成長までの
時間*4
成長段階*5
対応576時間7段階
トウヒ対応576時間4段階
イタリアカサマツ576時間4段階
カバノキ384時間6段階
オーク114時間4段階
ウィロー
カエデ
コルヌス ゴールデンシャドウズ304時間4段階
シャグバーク ヒッコリー576時間5段階
アメリカニレ208時間5段階
ヒノキ非対応206時間5段階
サービスベリー335時間4段階



プラチナ・エキスパンションでは1パレットで240本分植えられるパレットもあるが、使用する機材が異なるので注意。
(Volvo EC250DLまたはEC380DLに、林業機械の「SKB-240」を装着)
こちらのパレットでは上記の表に加えてさらに以下の木も選択可能。

名 称ウッドハーベスター成長までの時間成長段階
巨大なセコイア非対応5時間4段階
ロッジポール松対応317時間4段階
ポンデローサ松対応382時間5段階

ウッドチップ

木を破砕してチップ状にしたもの。売却価格は低め。
以下の方法で入手できます。

  • 切った木をウッドクラッシャーに投入(林業機械→「Heizomat HM 8-400 KLC」等)
  • 飼料コンバイン(New Holland FR 780)に専用のカッター(New Holland 130 FB)を装着し、ポプラを収穫
  • 専用のベーラー(AndersonGroup BioBaler WB-55)を使用してポプラをベール化
  • マップ内の製材所を買収し、搬入した木材を加工(木工所に供給することも可能)

厄介者

雑草

基本的に畑に播種した後、収穫までに1回雑草が生えてきます。雑草を放置すると収穫量が減少してしまうため、収穫量の最大化を狙う場合は除草作業が必要となります。
収穫後の畑にも雑草が生えてくる場合がありますが、収穫後の畑の雑草を放置した場合にデメリットがあるのかどうかは不明です。

本作では雑草の成長段階が増え、前作に比べて雑草対策が複雑化しています。
雑草の成長段階は車両を降りて畑に立った際に画面右下に表示される「畑の情報」ウィンドウで確認が可能です。適切な除草作業の方法も表示されます。
雑草の状態はマップ画面の「土壌の状態」でも色分け表示されます。

面倒な場合はオプション設定で雑草をオフにすることもできます。

雑草の成長

雑草の成長段階は播種直後の「雑草(成長中)」から始まり、月が変わるごとに進んでいきます。

雑草の成長段階
雑草(成長中)雑草(小)雑草(中)雑草(大)

「雑草(成長中)」では雑草はまだ芽を出しておらず、画面上で雑草を確認することができません。(ただし「畑の情報」ウィンドウには状態が表示される。)

浅耕カルティベーターなどを使用した畑では雑草の成長が速くなり「雑草(成長中)」→「雑草(中)」と進みます。

畑を耕した後、播種前にローラーを使用して畑の状態を「苗代」にしておけば、浅耕カルティベーターなどで耕した畑であっても「雑草(成長中)」→「雑草(小)」と進むようになります。

除草作業

除草作業には大きく分けて除草機械の使用と除草剤の散布の2種類があります。
さらに除草機械は「クワ」とそれ以外の通常の除草機械に分けられます。
(草を刈って家畜のエサにするための「草刈り機」と間違えないように。日本語翻訳だと同じ表記になっていて紛らわしい。アップデートで「草刈り機」→「除草機械」/「鍬」→「クワ」という表記を使うように日本語翻訳が修正された。)

除草作業を行うと「畑の情報」ウィンドウから雑草の表示が消えます。
ただし、雑草の表示が消えてさえいれば必ず最大の収穫量となるわけではありません。

  • 除草機械
    • 除草機械は除草剤を購入しなくとも除草作業を行うことができる。
    • 除草機械は雑草の成長段階が進んだ状態では作業することができない。
    • 基本的には「クワ」とそれ以外の通常の除草機械の違いは「雑草(中)」に対する効果の違い。
      • 「クワ」は「雑草(中)」を除草できる。
  • 除草剤散布
    • 除草剤を購入して散布機で散布することで除草作業を行うことができる。
    • 除草剤の散布は雑草のどの成長段階でも行うことができるが、効果は成長段階によって異なる。

前作と違って除草剤散布が契約で出ますが除草作業は出なくなりました。

除草作業の効果

以下の表は除草作業を行う前の畑の状態と除草作業後の畑の状態の対応関係を表しています。
表中の生産ボーナスの値は、肥料や石灰の散布など必要な作業を全て行い「生産ボーナス+100%」を達成可能な状態で、雑草が生産ボーナスをどのように変動させるかを示しています。
雑草の成長段階と生産ボーナスはどちらも「畑の情報」ウィンドウに表示されるものです。除草作業後に雑草の表記がないものは「畑の情報」ウィンドウから雑草の表示が消えることを示します。

除草作業前作業内容除草作業後
生産ボーナス+100%
雑草(成長中)
除草機械生産ボーナス+100%
除草剤
生産ボーナス+90%
雑草(小)
除草機械生産ボーナス+100%
除草剤
生産ボーナス+85%
雑草(中)
除草機械(クワ以外)生産ボーナス+90%
雑草(部分)
除草機械(クワ)生産ボーナス+100%
除草剤生産ボーナス+90%
生産ボーナス+90%
雑草(部分)
除草剤生産ボーナス+100%
生産ボーナス+80%
雑草(大)
除草剤生産ボーナス+85%

畑の収穫量は生産ボーナスの値に応じて変動します。
生産ボーナスの値が同じならば除草機械と除草剤のどちらを用いても収穫量は同じです。

「雑草(小)」での除草作業が最も簡単で効果も高いです。
「雑草(成長中)」でも除草作業が可能ですが、雑草を目視できないため作業が難しいです。完全にヘルパー任せで除草作業できる畑であればヘルパーを使うことも選択肢となります。

例外パターン

プラウを使ってすき込みを行った畑は雑草が生えてこない。除草作業は不要。

ジャガイモの畑は通常の除草機械で除草できない。「クワ」が必要。

小ネタ?

畑の雑草はトラクターなどのタイヤで踏み潰す事が出来ます。
マップ画面の「土壌の状態」で雑草がまばらになっていた場合はトラクターで畑の中を走り回らなかったか思い出してみよう。
また今作は契約で除草剤散布が出る仕様の為か、AIは基本的に雑草処理しない模様。

石 ★

畑をカルティベーターやプラウ、サブソイラー等で耕すと出現します。
小さな石は無害でローラーで埋め戻しも可能ですが、大きい石は車両やアタッチメントにダメージを与えます。
どちらもストーンピッカーで回収が可能で、破砕機に持ち込めば僅かながら換金可能です。石の出現自体は設定でOFFにできますが、既にある石は消えません。
契約に石拾いは無い為、AIの畑はずっと石が転がりっ放しになってます。耕作とか播種とか依頼される場合があるけど、大抵、石が転がったまま作業する事になります。

その他

豚のエサ

文字通り、豚用の餌。ショップで購入可能。

サイレージ添加剤 ★

飼料ワゴンや飼料コンパイン等に注入することで、草の収穫量を5%増加させる効果があります。

ミネラル飼料 ★

飼料ミキサーでTMRを作る際は添加しなくても作ることが可能(数値が見えないだけで添加の有無が何かに影響している可能性はある)。自動給餌牛舎を使用する場合は必須。

道路用塩 ★

除雪に使用する塩。
専用の散布機に搭載して散布することで雪を除去できます。

種子処理剤 ★

AGI Packを導入している場合、これと専用のベルトコンベアを使うことで種を生産できます。

収穫関連

作物そのものではないが、収穫量UPに多少なりとも影響する主な物。何れも22からの新要素。

ローラー

ローラーを掛ける事で極僅かに収穫量がアップする。播種後芽が出る前に掛ける必要があります。
また小さな石を隠す効果もあるので、プラウ等の耕うん作業後に一度掛けておくと、その後の播種作業で播種機の摩耗を防ぎメンテナンス費用を若干抑える事もできます。

マルチャー

ゲーム内の説明ではところどころで「シュレッダー」となっているが、ショップでのアタッチメント名はマルチャー。収穫後に掛ける事で畑に残った作物の残渣などを細かくして次回の収穫量を少しアップさせる効果があります。

芝ローラー

ショップ内では「草地の世話」。作物が草の場合、刈取後にこれを掛けると肥料を1回撒いたと見做される。

加工品

FS22で新登場の「生産チェーン」システムで収穫した作物等を材料として製造所に投入し生産されるものです。
出来上がったものをそのまま売ることは勿論、更に別の製造所で加工するための材料とすることもあります。
Ver.1.4(Ver.1.08)にてパレットの最大数がPC版で100個、家庭用ゲーム機版で50個までに制限されたので貯めすぎに注意。パレット数が最大になると肥料や種のパレットも購入できなくなります。

穀粉

素材:小麦、大麦、オーツ麦、モロコシ
製造所:穀物工場
用途:売却、素材(パン、ケーキ)

パン

素材:穀粉
製造所:パン屋
用途:売却

ケーキ

素材:穀粉+砂糖+牛乳+卵+バター+イチゴ
製造所:パン屋
用途:売却 the cake is a lie!

バター

素材:牛乳
製造所:乳業工場
用途:売却、素材(ケーキ)

チーズ

素材:牛乳
製造所:乳業工場
用途:売却

生地

素材:ウール、綿
製造所:紡績工場
用途:売却、素材

衣服

素材:生地
製造所:テイラーショップ
用途:売却

砂糖

素材:テンサイ、テンサイ切り出し、サトウキビ
製造所:砂糖工場
用途:売却、素材(チョコレート)

はちみつ

素材:なし
製造所:蜂の巣
用途:売却、素材

シリアル

素材:はちみつ+レーズン+オーツ麦+トウモロコシ
製造所:シリアル工場
用途:売却

ヒマワリ油

素材:ヒマワリ
製造所:精油工場
用途:売却

キャノーラ油

素材:キャノーラ
製造所:精油工場
用途:売却

オリーブオイル

素材:オリーブ
製造所:精油工場
用途:売却

レーズン

素材:ブドウ
製造所:ブドウ加工場
用途:売却、素材(シリアル)

ブドウジュース

素材:ブドウ
製造所:ブドウ加工場
用途:売却

チョコレート

素材:牛乳+砂糖
製造所:乳業工場、Liechti Chocolatier(エアレングラート)
用途:売却

素材:木材
製造所:製材所
用途:売却、素材(家具)
※製材所は「建築」メニューにないため、フィールド上のものを購入する必要あり

家具

素材:木材、板
製造所:木工所
用途:売却

穀物カレンダー

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*1 ゲーム内表記「草地の世話」
*2 シルバーラン・フォレストのみ3回必要。それに従って1回あたりの効果も減少(50÷3=16.66…%)。
*3 ウッドハーベスターで切断可能か否か。対応していても機材や幹の太さでは使えない場合があるので注意
*4 最大まで成長するまでに必要な時間。※1ヶ月の日数=1日の場合(日数を増やすと必要な時間も増える)
*5 経過時間により段階が進み、段階に応じて見た目が変化する。2段階目以降なら伐採可能