FS22/Guidance Steering

Last-modified: 2025-09-15 (月) 19:10:24

概要

注意:FS19のページを丸写ししただけです。暇を見て修正していきますのであしからず
通称GPSMOD
実際の農機でも採用されているGPS衛星や地上に設置した簡易基地局からの情報を基に作業中の農機のステアリングを自動化するシステムを再現したMOD。
簡単に言えば作業中の農機を自動で真っすぐ走らせてくれるMODだが、作業幅をきちんと合わせて活用すれば肥料散布等で散布の被りをなくしたり、長いほ場では細かなステアリング修正をなくしたり出来るので、うまく使えば作業中の疲労を軽減したり視点をグリグリして作業中の農機を眺めたりする事ができる。ただし作業中暇になり睡魔が襲ってくる可能性も。
CourseplayMODのように事前に決めたルートに沿って自動で作業をしてくれるような類のMODではないので注意。

=MOD詳細=
カテゴリー    Gameplay
作者       Wopster
ファイルサイズ  0.15 MB
バージョン    2.1.6.0
リリース日    2022年2月21日
プラットフォーム PC/MAC

説明

キー設定

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画面の説明

一般設定

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①guidance steering機能のオンオフ
②走行ライン設定時、ラインを畑の端へ合わせる機能のオンオフ
③農機を反転した時にオフセットも同時に反転させるかの設定
④畑の終わりで自動で農機をストップさせる機能

  • まくら地は畑の端からどのくらいの距離でストップさせるかの設定。
  • 仕様なのかバグなのかは分からないが、自動でストップさせた後の挙動が不安定(LトリガーやRトリガーが効かない等)である。クルーズコントロールで前進のみできるが、ステアリングを切ってguidance steering機能をオフしても復帰は可能。

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⑤走行ラインの表示を設定する

  • guidance steering機能を使用する際に、農機がどこを通るかを示す線を表示する。
  • Show as dotsをオンにすると、FS19と同じように点で表示されるようになる。

⑥作業幅を設定する

  • [作業幅を自動設定]で自動設定もできるが、トレーラータイプの作業機は機体を真っすぐにしていないと正確な数字が入力されないので、[作業幅を自動設定]で大まかな数字を入力して手動で修正すると良い。 
  • 修正するには、作業幅増加値を変更し、その上の[+]、[-]で調整する。その右側にある矢印で0.00mにリセットできる。

⑦オフセットを設定する

  • プラウのように機体の中心が作業幅の中心からずれている場合にその『ずれ』を補正するために使用する。
  • [オフセットを反転]でオフセットをその場で即座に左右反転させることができる。
  • 補正方法は作業幅の設定と同様。

走行ライン設定

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①走行ラインの設定方法(A-Bラインのみ)
②走行ラインの基点を設定する

  • 農機を走らせる方向を決める設定。3通りのやり方がある。
    1. A点+B点
      • 始点と終点を設定して走行ラインを設定する。
      • [A点を設定]したら、一度メニューを閉じ、農機を進行方向へある程度進ませたあと、サイドメニューを開いて[B点を設定]すると設定完了。
    2. A点+方位
      • 進行方向の方角を入力して設定する。
      • [A点を設定]すると、角度の入力ダイアログが開くので、進行方向の方角を入力する。
      • 個人的にはこれがおすすめ。
    3. A点+Direction
      • 基本的にはA点+方位と同様の設定方法。
      • ただし、こちらは入力ダイアログが出ず、農機の向いている方角がそのまま使用される。
      • [A点を設定]を選ぶだけで設定できるので最も手軽だが、農機を畑に対して真っ直ぐ向けておかないとだんだんズレてしまうので、それなら方位を手入力した方が確実。

③走行ラインデータの保存と読み込み

  • 作業幅、オフセット設定を含めた走行ラインの設定内容を保存しておくことが出来る。同じ畑、同じ農機で何度も作業する場合毎回走行ラインの設定をやり直す手間を省くことが出来る。
  • データ名を入力し、[3本線と+のアイコン]を選択すると、右側のリストに保存される。
  • 保存した走行ラインのデータを読み込む場合は、リストから選んでメニューを閉じるだけで読み込まれる。
    • メニューを閉じたあと、農機を少し動かすと走行ラインが表示される。(走行ラインの表示をオンにしている場合)
    • 走行ラインが表示されない状態でguidance steering機能をオンにしようとしても有効にならないので、読み込んだら少し農機を動かして走行ラインを表示させること。
    • また、走行ラインデータが1つしか保存されていない場合、読み込みが出来ない。
    • もし1つだけしか走行ラインデータを保存しない場合、作業幅や進行方向の設定はそのままでいいので、名前だけ変えてもう1つ保存し、リストに2個以上走行ラインデータが保存されている状態にしておくこと。(例:「収穫用0度」と「収穫用0度_その2」など。)
  • 保存した走行ラインデータは他の農機や畑でも使用できるが、データを作成したときの畑の位置や農機の設定になっているため、例えば別の畑でデータを読み込むと、畑の端に対して走行ラインがズレている場合がある。
  • 気になるようなら畑別に走行ラインデータを作成しても良いし、その都度走行ラインをずらしても良い。工夫して活用しよう。
  • 既存の走行ラインデータを上書き保存する場合は、走行ラインをあらかじめ設定した上で、上書きしたい走行ラインデータをリストから選択後、[3本線と鉛筆のアイコン]を選択する。
  • 走行ラインデータを削除する場合は、削除したい走行ラインデータをリストから選択後、[ゴミ箱アイコン]を選択する。
  • 走行ラインを90度回転させる場合は、[90と書かれたアイコン]を選択する。

基本的な使い方

guidance steering機能の購入

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guidance steering機能はいつでもどの農機でも使用できるようになっているわけでは無く、カスタマイズの一種としてショップにて一律15,000ユーロで販売されている。
そのため、guidance steering機能を使用したい場合は、車両購入時にカスタマイズ指定するか、所有している車両をショップに持っていってカスタマイズする必要がある。
guidance steering機能は全ての車両に取り付けられる。(もしかしたら取り付けられない車両もあるかもしれません。未確認です)
車両を選び(または所有している車両を持って行き)、詳細画面を開くとカスタマイズ項目の1つに「GPS自動操舵システム」が追加されているので、「有効」を選択する。

走行ライン設定

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guidance steering機能を搭載した車両に乗ると、ギアボックス表示上部に3つのアイコンが表示される。
上から順番に次のような意味を持つ。

  1. 現在の列数
    • 走行ラインを作成した位置から何列分横に移動したかを示す。
  2. guidance steering機能の有効状態
    • guidance steering機能が使用できる状態にしていると、「現在の列数」アイコンと一緒に青く点灯する。
    • 灰色の状態になっている場合はguidance steering機能は動作しない。(メニューも開かない)
  3. guidance steering機能による自動操舵状態
    • guidance steering機能が有効、かつハンドルの自動操舵が有効になっていると青く点灯する。
    • 灰色の状態になっている場合、guidance steering機能によるハンドル操作は行われない。(通常状態)
    • 青色の状態にすることで、guidance steering機能が自動でハンドル操作を行い、車両を真っ直ぐ走らせる。

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guidance steering機能を使用するには、走行ラインを作成する必要がある。
まず、作業を開始する場所まで車両を移動させ、アタッチメントが装着されている場合は展開する。
続いて、guidance steering機能を有効にする。(デフォルトはAlt+C)
有効にすると3つのアイコンの内上部2つが青色に変わる。その後、メニューを開く。(デフォルトはCtrl+S)
メニューを開いたら、作業幅を設定する。[作業幅を自動設定]を選ぶとアタッチメントなどの作業幅に合わせて数値が自動設定される。
大体は自動設定で事足りるが、アタッチメントによってはそうではないことがあるので、必要に応じてオフセット設定と一緒に手動調整する。

 

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作業幅を設定したら、進行方向の設定を行う。基点設定は3通りあるので、好きなやり方で設定する。ここでは「A点+方位」のやり方を説明する。
「走行ラインの基点設定」を「A点+方位」にし、[A点を設定]を選択。

 

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上図のようなダイアログが表示されるので、車両が向いている方向を入力する。
メニューを閉じ、車両を少し動かすと走行ラインが表示される。位置が問題なければ、これで走行ラインの設定は完了。
走行ラインがズレている場合、[A点を設定]を再度行うか、「走行ラインを右側にずらす」または「走行ラインを左側にずらす」のショートカットキーを押して微調整することが出来る。

自動操舵の開始

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走行ラインの設定が完了したら、guidance steering機能を使用して車両を自動操舵させる。
走行ラインが畑に合っていることを確認し、メニューから「自動操舵のオン/オフ」をオンにするか、該当のショートカットキーを押す。
作動音が鳴り、3つのアイコンの内最下部のハンドルアイコンが青色に変化し、走行ラインの中央が緑になれば自動操舵が有効になっている。
あとはこのまま前進、後退すれば走行ラインに沿って真っ直ぐ車両を走らせることが出来る。クルーズコントロールも併用可能。
左右にハンドル操作をするか、もう一度「自動操舵のオン/オフ」を行うと自動操舵が解除される。
走行ラインの設定や、自動操舵の状態は、ゲーム終了時まで車両ごとに保存されている。

  • ※たまにリセットされる場合があるかもしれません。FS19では車両に乗り直した際に状態が解除されてしまう現象が起きていたのですが、FS22で解消されているかは不明です。