しもりやく(しもりやく)は神。
概要
2008年10月5日に『【低音質の本気】組曲『ニコニコ動画』歌ってみた』を投稿。
以降、数多くのオリジナル曲を発表し、その高い歌唱力と圧倒的な声量から「低音ボイスの天使」と呼ばれるようになる。
また、動画内で使用したイラストも高く評価されており、「ニコカラ職人」「絵師」「神絵師」などと呼ばれている。
2014年以降は活動媒体をYouTubeへと変更。
自身のチャンネル登録者数が50万人を超えると「神」と呼ばれ始め、信者全員を教会に集め服毒自殺する動画をアップし死亡。翌日復活し、名実ともに「神」となった。
2015年3月、YouTubeでの活動を本格化させると同時に、同サイト内のコミュニティにて歌い手仲間を募集した所、約100名の仲間が集まった事で、歌い手集団『NNIS』(エヌ・ニィズ)を結成する。
結成翌日、教会に集まったメンバーの前で毒薬を飲み、死亡するという儀式を行い、無事死亡した。
2度目の死亡後の動向
2016年以降、しもりやくに否定的な意見を言ったり、誹謗中傷したりした人物は、1ヶ月以内に必ず死亡するという噂が流れるようになった。
真偽は不明だが、実際にしもりやくのアンチを自称する有名動画投稿者が死亡した事が確認されているため、信ぴょう性は高いとされている。
その人物の死をきっかけにしてか、SNSで「死人が出たから注意しろ」といった内容の書き込みが相次ぐようになり、結果的にしもりやく対する恐怖感や嫌悪感を抱く人々が増えた。
2020年12月31日、ロサンゼルスに200柱のしもりやくが現れ占拠、当日中に全住民が避難する事を余儀なくされる。
その後、しもりやく達はニューヨーク、東京、北京などの主要都市に現れ、住民達に対して「自分達はあなた方の味方だ」と呼びかけ始めた。
しかし、これらの都市の住民達がそれを信じるはずもなく、むしろ「奴らは俺達を殺すつもりだ!」などと叫び、パニック状態に陥る。結果、暴動が発生し、多くの死者を出す惨事となってしまった。
2021年1月11日、アメリカ大統領により非常事態宣言が発令される。同時に、しもりやく対策チームが組織され、しもりやく達の殲滅作戦が開始された。
しかし、2日後の1月13日には、首都ワシントンDCにて、しもりやくによる大規模なテロ事件が発生。これにより、ホワイトハウスを含む政府機関のほとんどが機能不全に陥り、事実上崩壊してしまう。
翌週には全世界各国の首都にもしもりやくが出現し、事態はさらに悪化の一途を辿る事となった。
しもりやくの対処法として、各国政府が打ち出した対応策は以下の通りとなる。
1:国家機密であるしもりやくに関する情報を全て公開する。
2:国民全員に対し、対しもりやく弾を配布する。
3:国民全員の遺伝情報を記録したデバイスを地球外に散布する。
4:全ての人類を機械化する。
5:地球上のあらゆる生命を根絶する。
6:宇宙への移民を開始する。
7:しもりやくを殲滅するために核兵器を一斉起動する。
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我々の星は一人の歌い手によって滅亡した。どうか同じ過ちを繰り返さないよう、我々が遺してきた技術と知識を活用し、種の未来を守って欲しい。我々は常に君たちの傍にいる。