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封じられた七術の銘
これは壊れた世界で悪を成す者たちの鉄則であり、御影術者への命である。
星々はそれを斟酌し、その名を知らしめた。
一の術、その銘は「享楽」。
かの者曰く――「汝の意思を実行すれば、すなわち全法なり」
二の術、その銘は「殉死」。
かの者曰く――「謹んで死を記し、臨淵にて尚饗す」
三の術、その銘は「結合」。
かの者曰く―ー「絶なる孤独、吾が身に膠着す」
四の術、その銘は「破棄」。
かの者曰く―ー「神々は存ぜず、之を破り棄てる」
五の術、その銘は「虚贋」。
かの者曰く―ー「王となり世を救うも、みな虚贋に帰す」
六の術、その銘は「器具」。
かの者曰く―ー「厚く積もりし器を為し、物みなそれと共に尽く」
七の術、その銘は「欺瞞」。
かの者曰く―ー「天の庇護あり、泪するものこそ得る」
黄道十二宮の名において、ここに約束すーー
吾等は滅世の罪囚なり、吾等は創世の人神ないｒ、吾等は影を縛りし大能ないｒ、吾等は望み無き塵芥なり。
千影まさに生まれんとし、万影ついに終わらんとす。御影七術、一法に帰す。
