生活・交通

Last-modified: 2021-07-07 (水) 00:35:43

交通

鉄道

  • 鉄道網は鉱山・製紙で栄えた戦後~昭和後期までは県内各地に広がっていたが、次第に不採算路線が多くなり、国鉄時代に多くが廃止、バスや第三セクター転換を余儀なくされた。
  • 稚内と樺太を海底で結ぶ宗谷海峡トンネルは1970年に着工し、一時的な工事の中断なども経て1996年にようやく完成した。これにより北海道と樺太が鉄道で繋がった。
  • JR樺太東線はロシア鉄道と半田国境駅で接続している。フリーゲージトレインによる国際列車も計画されている。
  • なお、電化路線は樺太東線の大泊港-白浦、樺太西線の内幌-久春内、豊真線・真久線のみであり、北部は電化が進んでいない。
  • ロシアからの観光客が多いため、JRの全駅の駅名標に日本語・ローマ字・韓国語・中国語と共にロシア語表記(キリル文字)が書かれている。基本的には地名を発音通りに転写するだけだが、北豊原駅は帝政ロシア時代の地名にちなんで「Кита-Тоёхара(Владимировка)」という表記になっている。

路線

  • JR
    • 樺太東線 大泊港-半田国境
      • 栄浜支線 落合-栄浜
    • 樺太西線 内幌-藻糸音
    • 宗谷海峡線 稚内-豊原
    • 豊真線 小沼-真岡(ただし、ほぼ全列車が豊原駅発着)
    • 真久線 白浦-久春内
    • 川上線 小沼-川上炭山
  • 私鉄
    • 南樺鉄道 新場-留多加
    • 恵須取臨海鉄道 港線 恵須取-恵須取港(貨物輸送のみ)
    • 帝燃内淵線 大谷-内淵(貨物輸送のみ)
  • 第三セクター
    • 富内湖岸観光鉄道 富内線 大泊港-富内(旧・国鉄富内線)

※現在は廃線となった路線

  • 国鉄雁門線 古屯-雁門岩/西山(1988年)
  • 国鉄散江線 敷香-敷香池田/能登(1983年)
  • 国鉄内恵線 内路-恵須取(1985年)
  • 国鉄樺太西線 藻糸音-名好(1988年)
  • JR樺太東線 大泊港-樺太長浜(2009年)
  • 恵須取臨海鉄道 塔路線 恵須取-塔路(2019年)
  • 王子泊居軌道(1980年)
  • 樺太炭業珍内軌道(1986年)

バス

路線バス

  • 樺太バス
  • 北陽交通
  • JRバス

道路

高速道路

  • 東樺太自動車道 大泊IC-落合IC
  • 樺太東西自動車道 小沼IC-真岡IC
  • 西樺太自動車道 本斗IC-泊居IC

地域高規格道路

  • 落合空港連絡道路
  • 豊原バイパス

有料道路

  • 鈴谷スカイライン

航路

  • 稚泊航路 稚内-大泊
  • 稚真航路 稚内-真岡

航空

  • 落合空港(落合市、国際空港)
  • 塔路空港(恵須取市)
  • 小能登呂空港(小能登呂町)
  • 上敷香空港(敷香市)

ナンバープレート

  • 豊原総合振興局では「豊原」が、真岡総合振興局では「真岡」が、恵須取総合振興局では「恵須取」が、敷香総合振興局では「敷香」が交付される。