元阪神タイガース・一二三慎太の蔑称。
概要 
2010年夏の甲子園準優勝投手であり、また春夏通じて打撃でも非凡な才能を見せた一二三はこの年ドラフト2位で阪神に指名され投手として入団した。
ところが直後のメディカルチェックで右肩が完全に壊れていたことが判明。本人は手術を検討したが球団が難色を示し、その上保存療法によるリハビリも甲斐なく最終的に外野手に転向する。
球団はもともと野手転向を視野に入れて指名したようだが、この時点でイチローばりのシュアさを見せつけた高校時代の面影は無く、肩の故障などの影響でスラガガー化。加えて後述のイップスによる外野守備の悪さもありファームでも苦労する事となる。2015年に育成落ちすると2016年には阪神を退団。BCリーグ・石川に籍を移して再起を期していた。
ところが2017年11月に沖縄で女性に乱暴した罪で逮捕され、復活の可能性はほぼ絶たれた。
蔑称の誕生と拡散 
不甲斐なさや名前に引っ掛けた「三三四珍太」という蔑称が誕生した当時、一二三本人にはこれといったネタ発言や行動も無く、二軍で燻ったままで終わったこともあって蔑称の使用頻度は少なかった。しかし阪神退団後に前述の事件を起こしたことでこの蔑称が一気に拡散され、名誉外様認定を受けた挙句、笠原将生や山口俊レベルの扱いを受けるようになった。のち不起訴処分になったものの、2018年に石川を退団。その後の動向が不明のため一二三の話題は立ち消え状態になった。
ちなみに大城卓三(2017年巨人ドラフト3位)は東海大相模高時代の相方でもある。一二三が事件を起こした際に絶許扱いしているが、二人は高校時代から不仲だったとも言われている。
一二三と故障とイップス 
一二三の肩は高校三年時に完全に壊れており*1、東海大相模の選手と縁の深い巨人ですら獲得の素振りは見せなかった。にも関わらず甲子園での成績だけで阪神が上位指名したことは、阪神ドラフトの失敗例として語られることも少なくない*2。こうした阪神編成部の見る目の無さも問題視された。ちなみに逮捕された2017年11月、一二三はSPORTSNAVIに対して、プロでは高校時代から故障やイップスに苦しんだこと*3を回顧している。
余談 
一二三は2015年のオフに育成選手契約をしたが、背番号は偶然にも123番だった