名誉外様

Last-modified: 2020-07-26 (日) 15:11:31

名誉生え抜き」の対義語。
対義語なら「不名誉外様」というべきだが、ここでは「名誉」という言葉自体に皮肉のニュアンスがこもってるせいか、細かいことは気にされない*1


解説

名誉生え抜きは「外様だが生え抜き同様に扱われる選手」を指すので、対義語の名誉外様は本来「生え抜きだが外様同様に扱われる選手」のことである。
しかし実際には広い意味で使われ、外様選手がさらに名誉外様に認定されることもある。この場合は「外様選手だがさらに外様以下に扱われる選手(要するに在籍していないのも同然の扱い)」という意味になる。

認定の傾向

名誉生え抜きは当該球団に在籍中に認定されることがほとんどだが、名誉外様は在籍中の生え抜きとしての扱いを無効化するために退団後に遡って認定されることのほうが多い。
名誉外様認定の対象となる基本的なパターンは、

などがある。

なお、上記以外にも

  • 一度は本当にいなかった扱いにされながら、後に赦されて(名誉)生え抜き認定される
  • 一度移籍先で名誉生え抜き認定されながら、その後やらかして名誉外様に転落する
  • 名誉生え抜き認定されがちな出戻りでありながら、言動や年俸などに伴わないプレーで名誉外様認定される
  • 複数球団ファンから名誉外様認定される

といった例もある。

また、外国人選手に関しては海外球団からNPBのチームに入団している(元々外様である)ことがほとんどである。成績不振であれば即座に解雇して新たな選手を獲得する編成戦略(俗に言う「外国人ガチャ」)が取られるのが基本であるため、ドラフトを通して日本球界に入ってくる選手と比較して成績面・人格面における期待度は高いとは言えない*3
そのため、NPBに長期間在籍すること自体が稀であり悪い意味でのインパクトを残しづらいことから、よほど年俸に釣り合わないか、NPBに対して暴言を吐いた日本を侮辱する発言ファンの気持ちを逆撫でする行動、果ては外交問題まで引き起こす*4といったように、一人の選手どころか一人の人間としてかけられる最低限の期待やモラルすら破られた場合に限り名誉外様扱いされる。


いずれにせよ、このように名誉外様認定には明確な基準はない。これに限らず、そもそも選手評というもの自体がファンの気分や考え方次第でいかようにも斟酌されるのが常であるから、名誉外様認定の議論は意見が分かれるケースの方が多いと言ってもよい。


関連項目


*1 他にも「終身名誉死刑囚」がこの類。
*2 移籍の原因がフロント首脳陣にある場合は認定されない事も多い。ただし、移籍先の球団でやらかすと移籍前のファンからは名誉外様認定されやすくなる。
*3 よって、「MLBなどでの実績を引っ提げ、鳴り物入りで入団したが期待外れに終わった」というだけでは、ただのハズレ外国人としか見なされない。
*4 1973年に元ヤクルトアトムズのジョー・ぺピトーンがやらかした時は本当に日米外交問題へ発展した。