アイリ

Last-modified: 2023-12-19 (火) 00:56:39

アイリ【あいり】

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かつて、G4S2で実装された後4年の月日を経てG13で廃止された精霊だったが、
そこから13年も経った2023年11月15日「BEYOND」アップデートで復活。精霊武器のUI改善と同時に実装された。
これまでは初期状態では3枠、最大6枠の精霊武器との契約枠に+1されるかたちで追加されており、様々な経緯があって独自の仕様になっている。

概要

  • ブロニーのサポート?第3巻の精霊武器との契約まで完了すると届く「古代精霊の痕跡」を進めることでアイリと契約することができる。
    アイリは精霊契約の破棄不可(移転は可能)、精霊の名前はアイリで固定精霊の外見はアイリで固定すべての宝石が好物。精霊エフェクトの変更は可能となっている。
    • 好きな宝石欄には各武器の固有のものが表示されるが、マウスカーソルをあてるとアイリは全ての宝石で追加経験値が受け取れるという説明が表示される。ただし、精霊の呼びかけクエストで要求される「好む宝石」は武器種に合わせたものでないと進行しない。
  • 「成長が早い」という特性もあり、会話1回で共鳴度が100%になる(通常の精霊は1回10%増加)。さらに、特定のレベルに到達時に得られるエゴポイントボーナスも共鳴度に関係なく得られるため、とにかくアイテムを詰め込めば強くなるという点は明確なアドバンテージ。ただし大成功率に関しては共鳴度に依存するため、なるべくアイテムを無駄にしたくないのであれば、1回会話するだけなので気をつけておくといいかもしれない。なお、1週間に取得できる経験値量は通常の精霊と同じで400000Pts。
    • 実用面では拘りが無い限りはスタッフを精霊武器にして究極のスタッフまで取得した方が便利な場面が多いので、そう言う面でもアイリの仕様は強力なものになっている。
  • 一方、精霊武器のルールはちゃんと適用されており、精霊武器の契約は1つの武器種につき1体契約・移転時には通常の精霊と同じアイテムが必要入れ物として選べるアイテムは通常のものと同じとなっている。
    なお、再臨したアイリはちゃんと食事(経験の吸収)を要求するし、精霊実体化も習得している。

備考

  • 武器に宿る精霊は元々古い存在で、石のなかで眠りについたそれらが記憶を失うほど長い長い時間を経て我々の前に姿を表したものだが、そのなかでも特に古いものに宿っていた。
    • 但し実装順で言うのであれば、シリンダー以外の精霊武器のほうがアイリより先輩ではある。
      世界観上で本当に彼らの存在がアイリよりも古いかどうかは不明。マビノギでは時系列的な齟齬や矛盾*1はよくある話なので気にしても仕方がないといえばそうなのだが…。
  • 廃止から13年もの月日が経っているが、それでも多くのプレイヤーに復活を望まれていたこともあってアイリの再臨は大いに歓迎された。
  • 初心者精霊という位置づけのためエリンの様々な情報を語ってくれるほか、(相変わらず)プレイヤーの身の回りのことを気にかけてくれる甲斐甲斐しさも。
    また、新規のセリフも用意されており、ただ復活しただけではないところにDevCatの心意気を感じさせる。
  • 一方、久しぶりに再会したプレイヤー達からは特になんの感想も言ってくれないのでちょっと寂しいという声もあるとか……。
  • 今回のアップデートにより、見た目や知識は変わらないが中身が大きく変化した為、性能面といささかのちぐはぐさがみられるようになってしまった。
    元々のアイリと言えば、ティルコネイルの事しか知らないポンコツさ*2や、性能面の貧弱さ、見た目の可憐さも相まって「かよわいけど初心者に色々教えてくれるやさしくかわいいサポート精霊」というイメージだったが、再臨で「少ない食事で瞬く間にムキムキになる豪傑精霊」にクラスチェンジしてしまったのだ。
  • 何を食べても喜んでくれるし、好感度上げも必要ないことからとにかくしこたま宝石を詰め込まれる姿にはなんだか気の毒にも思える。
    • しかしながら、旧アイリは強化も実体化もできなかったので、生まれ変わったアイリの成長を喜んでいるミレシアンもいたりする。
過去のアイリの仕様(整理中)
  • 初心者精霊武器アイリはG13実装と同時に廃止となった過去がある。
    G13以前にアイリを入手し、現在も持っているプレイヤーは復活した今でも以前の状態でアイリを拝める。
    公式の告知にもあるが、以前のアイリを所有している場合はチュートリアルを進めて一旦お別れしないと再臨したアイリと契約することができない。
  • 以下、実装当時の仕様を明記。
  • プレイヤーティンなどのサポーターから貰う精霊武器に宿る精霊。またはその精霊武器そのものを指すこともある。
    ただし基本的には道案内ができるだけのただの武器なので、他の精霊武器と違い成長やスキルなどの特徴はない。
    • メインクエストを進めていくと、それぞれの種族の長(人間の場合はダンカン)から召集がかかり、そのクエストの完了でお別れとなる。
      いろんな意味で通常武器に近いが一応精霊武器なので、これを済まさないと別の精霊と契約ができなかった(「UPRISE」アップデートまでは精霊武器は一人1振りだったため)。
    • 人間ショートソードエルフはショートボウ・ジャイアントはグレートモールの姿をしている、ノーマル品とは微妙に性能が異なり、耐久が非常に高いという特徴があった。
  • プレイヤーをサポートする立場であり、ミレシアンの生まれたエリアに応じてティルコネイルフィリアバレス近辺については詳しい。
    最も詳しいのはティルコネイル近辺で、ある場所まで行くとテロップが出たりする。
    ただし他の街に行こうとするとやたらと戻りたがったり、自分の知らない所に来た事を咎めたりする。
    • イリア出発の人間がフィオンから受け取った場合は、ケルラベースキャンプ周辺の設備なども聞くことができた。しかしティルコネイルと比べると、事務的でそっけない。ちなみにウルラ出発の人間が受け取ったアイリは、ケルラベースキャンプの情報を持っていない。
    • 彼女が宿った武器は他の精霊と違い*3一般武器と同じ修理方法だった。ティルコネイルスタート、修理、鍛冶屋、うっ頭が……。
      • 破壊神「修理は任せろー!カンカン」 やめてっ!アイリの耐久はもうゼロよ!
    • ライフが極端に減っていたり、負傷が多くなっていたり、空腹度が上がっているときなどは、インベントリにしまいこんでいても精霊武器アイコンが点滅し(旧精霊武器は表装備にしていると画面下部の精霊武器アイコンが点滅して会話要求をしてきた。現在はアイコンも廃止されている。)、「ライフが減っていますよっ!ポーションを飲んでください!」「お怪我されてますね、応急処置や休憩をしましょう!」「ダイエットしてるのですか?お腹が減ってるときは食事をしてくださいね」などなど、とにかくかいがいしく身の回りのことを気遣ってくれた。
      • 「ご主人さまっ!○○ですよっ!」はアイリの口癖のようで、再臨した今でも聞けることに感慨深いミレシアンも。
  • 性格は剣精霊♀とはまったく違う。親切で明るく、良い意味でも悪い意味でもうるさい。
    そのため愛好家もちらほらいる模様でプレイヤーからの好感度は高い。アイリを手放した後はティルコネイルの各所でテロップが出なくなるため、彼女とのお別れを実感して少しさびしいという人もいる。
    アイリを本格的に精霊武器として使用可能にして欲しいと言う声も一部にはあった(らしい)。
  • ちなみに韓国で実装された当初は青い髪をしていた。しかし日本実装時には既に上記画像と同じ髪色にかわっていた。そのため一部の青髪ファンから嘆きの声が上がったとか上がらなかったとか。
    (韓国版でも実装後しばらくして金髪になっている。)
  • マビノベルの素材集に収録されていたが、G13を境目にプレイヤーの認識に齟齬があるため「誰?この子」というミレシアンが少なからずいたりした。
  • なお、韓国版ではボイスが実装されているが他言語版では実装されていない。

アイリの限定復帰

  • 2019年12月18日のアップデート「UPRISE-精霊の飛翔-」のイベントクエストで期間限定復帰。数年ぶりに再会した「最初の相棒」に目頭が熱くなったミレシアンもいたという…。
    • アイリとのお別れでは別に消滅したわけではなく、普段はどこか我々のわからないところにいるらしい。今回はアイリとの別離を経て、一人前の冒険者となったミレシアンを見て「ご褒美イベント」を主催してくれたようだ。
    • 武器に宿る精霊としては復帰するつもりがないようで、「他のもっと強くてかっこ良くてかわいい」精霊を選べと言われてしまう。彼女は「アイテムを欲しがらない(空腹状態にならない)」ことや「成長しない」こと、「精霊実体化ができない」という特性がある。世話焼きな彼女は新米冒険者の指導役としては適任ではあったが、ともに歩む「相棒」としては残念ながら力不足だったのかもしれない。

アイリの再誕

  • ところが急転直下。2023年6月17日に行われた開発発表会にて数々のアップデートロードマップのトップバッターとして「精霊武器チュートリアル」の実装予定と、アイリとの再契約が可能になることが発表された。
    精霊武器スロットの状態に関係なくアイリと契約することができるとのことで、会場は大きな歓声で包まれた。
  • なんでも「廃止されてからかなりの期間が経っているにもかかわらずプレイヤーから復活を希望する声が根強かった」とのこと。ついに待ち望んだ「最初のパートナー」との再会に目頭が熱くなった古参ミレシアンもいたとか。

*1 、「個人的な話」キーワードで会話すると「いまエリンにいる熟練のミレシアンの何人かは初心者時代に自分のマスターだった」という旨の話をする。再臨したアイリは古代の精霊石の中で眠っていたことになっているので、当時を知るミレシアンはまるで古代人という扱いになってしまう。確かにマビノギも多くのアップデートを経て、別ゲーレベルの変化を果たしているが…。
*2 再臨したアイリはイメンマハやバンホールのことを知っている。彼女もエリンを離れている間に勉強をしていたのかもしれない。
*3 精霊武器のページに詳しく記載されているが、「UPRISE」までの精霊武器修理には「同種の武器」を必要とし、武器の熟練度によって成功率(後に廃止)と回復する耐久値が変動する仕様だった。