精霊武器

Last-modified: 2021-02-26 (金) 14:13:55

精霊武器【せいれいぶき】

  • 精霊との契約を行う古代の魔法を利用し、長い年月使い込まれた武器に精霊を宿した武器。
    • 実装されたのはG2S4。その後、2019年12月18日の『UPRISE-精霊の飛翔-』アップデートで大幅に仕様が変更された。
  • 最初は一般の改造武器に比べて見劣りのする性能だが、精霊が成長するにつれ非常に強力になっていく。
    また宿っている精霊と会話する事も可能で、こちらも精霊が成長するほど会話のバリエーションが増えていくようだ。
    • なお、G5S3から実装されたアイリのみ、ここで説明する精霊武器とは異なる特性を持つ。
    • G15より実装された専用インベントリエリアにも収納が可能。

新精霊武器

『UPRISE-精霊の飛翔-』以降に作成された精霊武器の仕様は以下の通り。

概要

  • 既存の武器に精霊を宿らせる「精霊化」によって様々な強化を可能にするシステム。
    一般に武器の強化といえば改造エンチャントによるものを指すが、精霊武器においては「育成」という要素も加わる。
    武器としての性能は「依代」となる武器の能力に大きな影響を受けるが、通常の武器では持ち得ない特殊な能力を備えうる。
  • 成長することで「精霊実体化」という強力な攻撃が可能になる。
  • 1人につき1カテゴリ1体まで、最大3体との契約が可能。
    基本的に大半の武器との契約が可能で、改造・エンチャント・細工を問わず契約が可能な武器であれば精霊化が可能であり、また精霊化後にこれらのアップグレードを施すこともできる
    • もちろん「武器が破壊される」ものも適用され、失敗すれば精霊もろとも消滅する。もし消滅の可能性がある強化を施すのであれば、あらかじめ精霊移転で別の武器に移しておこう。
  • 精霊化するとそれまでの状態に関わりなく持ち主に帰属(=専用化)し、専用解除ポーションを用いても他者に譲渡することができなくなる。逆に、専用化されていようとそうでなかろうと武器が対応してさえいれば精霊化は可能。
  • 精霊武器が最高のスペックを発揮できるようになるまでには長い期間と膨大な手間を必要とする。そのため長期間、ゆっくり目のペースで取り組むコンテンツといえる。
  • 担当はベイリックシード師匠が受け持っている。

精霊武器の成長

  • 精霊武器は宝石類を始めとする「スタックできないアイテム」を与えることで経験値を得てレベルアップし、成長する。
    その際に得られるEP(エゴポイント)を消費して特殊能力を習得・強化することができる。
  • 武器のカテゴリごとに様々な能力を習得するため、EPの使いみちに注意が必要。ポイントの振り直しは可能だが、かなり高額のゴールドを要求されるので、最初からある程度の育成計画・運用プランを立てたうえで精霊化することが望ましい。
  • 1週間に得られる経験値の最大量は400,000Ptsとなっており、上限に到達するとそれ以上経験値が得られなくなってしまうので注意が必要(アイテムを与えること自体は可能なため)。
    この上限値は毎週土曜日午前7時でリセットされる。
  • 精霊武器には好みがあり、一部の宝石には経験値ボーナスが得られ、成長が早まるものがある。
  • 精霊武器にアイテムを与える際に「共鳴度」によっても経験値ボーナスが得られる。
  • 精霊武器がレベルアップする際に上限を超えた経験値はすべて切り捨てられ、一度に大量のアイテムを与えて一気にレベルアップ!ということはできない。
  • エリン1日に3回、精霊武器との会話を行って「共鳴度」を高めることができる。これは精霊が得られる経験値量を最大120%まで増加してくれるもので、また、レベル55以降5レベルごとに、レベル90以上はレベル100までレベルアップ時に得られるEPを増加する効果もある。このボーナスは取り返しのつかない要素なので、しっかりと意識しておこう。ボーナスありと無しでは最終的にかなりの差が出るため、最悪の場合は武器の作り直しということも…。
    • なお、共鳴度はレベルが上がるとリセットされるため、EPボーナスが得られるレベル帯ではなるべく気をつけておきたい。

精霊武器の修理

  • 精霊武器も武器である以上は耐久が摩耗し、耐久が0になれば当然使用ができなくなってしまう。そのため通常の武器同様に定期的に修理をしなければならない。
    この際、修理は一般の武器と同様に、対応するNPCや施設、アイテムによって行うことができる。
  • 精霊武器の修理費は「依代」となった武器に依存し、改造やエンチャントによって修理費が増減する。
    • 10倍エンチャントや極端に修理費の高い装備を精霊化して請求書に真っ青にならないように入念な下調べをしておこう。昨今では修理無料キットがアドバンスアイテムやダンジョン行き止まりの宝箱、イベントで入手できるので、割り切ってNPC修理をしないというのも一つの手。しかし、現行の精霊武器では後述する精霊実体化による実体化エネルギーの都合上、どうしても摩耗しやすくなってしまう点には留意しよう。

精霊移転

  • 現在使用している精霊武器を、別の「依代」に移すことができる。
    移転時に新しい「依代」に精霊を移すと、それまで使っていた「依代」は精霊化前の性能に戻り、帰属属性も解除される。
  • 移行に際しては必要なアイテムさえ用意してあれば、同系列の武器であればステータスが下がるとか、回数上限があるといった制限はないのだが、異系列移転(片手剣→両手剣やシリンダー→手裏剣)の場合は習得するスキルが異なるためスキルをリセットしてからでなければできない。そのためポイントを振り分けていた場合はかなりの額が請求されることになる。

精霊転換

  • 『UPRISE-精霊の飛翔-』以前に契約したクラシック精霊武器を現行のものに転換する。このとき、最も高いレベルのステータスを基準に精霊武器の移行が行われ、上記の成長ボーナスEPは最大のものが支給される。

契約破棄

  • やんごとなき理由で精霊との契約を破棄する場合に使われる。レベル20以上の精霊であれば現在のレベルの1/2を引き継ぐことができるのでそれまでの成長が全く無駄になるというわけではないが、大きなデメリットを負う。
  • 「依代」の交換や名前の変更は素材さえあればいくらでもできるので、ほとんど使われることはない(はず)。
    現状これが必要になるのは、精霊の見た目を変えたい場合、スキルをリセットしたいがゴールドが数百万単位になり、とても払えないのでレベルを犠牲にする場合と、育成失敗によりEPが回収できなかった場合が大半だと思われる。いずれにせよ膨大なリソースを対価に支払わなければならない。しっかりと覚悟してから破棄しよう。

精霊実体化

  • レベル20に到達すると精霊実体化を習得することができる。また、一定レベルに到達するごとに実体化のスキルランクも上昇していき、性能が向上する。精霊が実体化関連のスキルを習得することでも強化されていく。
  • 精霊実体化には実体化エネルギーという数値が必要になる。エネルギーの蓄積には精霊武器を装備した状態で戦闘状態を維持すること'で徐々に増加し*1100%になった時点で1回だけ使用することができる''。使用後は0%に戻るが、一定時間のあいだ実体化後のエネルギーが持ち主に余波(アフターマス)として現れ、ダメージにボーナスを得られる。
  • 実体化エネルギーは戦闘開始してから蓄積を開始し、戦闘判定が切れてから30秒間までゆっくりと増加していく。そのため超高速でスキルを使いまくってあっという間に実体化…ということはできない
  • 要するにトゥアリムブーストと同じ理屈なのだが、こちらはチャージが完了すれば実体化しない限りいつでも温存しておける点が異なっている。

余談

  • 外見記憶呪文書を使用し、見た目が変わっている武器でも精霊化することができる。また、外見が変わっている武器から移転や外見が変わっている武器への移転も問題なく、解除されるということもない。

クラシック精霊武器との違い

  • 『UPRISE-精霊の飛翔-』以前の精霊武器との違いは多岐にわたる。
    • 精霊武器の「依代」は「熟練度100&無改造」であることを前提として、「多くはない種類の武器」と「武器カテゴリに応じた精霊石」が必要だった。
      • 現在は大半の武器が精霊化に対応しており、また精霊の種類も自由に選択できるようになった。
    • ステータスごとの成長システムが統合され、全体のレベルアップのみの成長になった。
    • 従来ではステータスが個別に管理されていたため、食べさせるアイテムの傾向によってステータスの成長に偏りがあった(エメラルドばかり食べさせているとSTRがよく伸びるなど)。そのため必要なステータスだけを育てることができたが、一方で複数、または全部のステータスが有用である場合には膨大な手間を必要とした。
    • 精霊の「依代」は武器の種類によってスペックに差はあったものの、NPC売りのメイスでも鍛冶X級のメイスでも、精霊化してしまえば「精霊メイス」という分類になり、個別の性能差はなかった。
    • 精霊化した武器は成長したステータスによってスペックが徐々に向上し、最大ダメージやバランス、クリティカルヒット率、最大耐久などが上がった。
      • 現在の精霊武器は依代の武器性能に強く依存し、成長によって武器としてのパラメータが変化することはない。つまり武器としてのスペックが向上することがないのだが、精霊武器が習得する特殊能力によって強化する方向性を自由に決められるようになった。
    • クラシック精霊の精霊化した武器は本来の武器とは別の武器として置き換わるため、現状の武器にはない性能を備えることもあった。特に弓の射程範囲向上が有名で、本来届かないであろう距離、敵の認識範囲外から狙撃することもできた。これは高難易度コンテンツなどで敵を1体ずつ釣り出して個別撃破するという戦術にも用いられたことから、非常に強力なものであった。
    • 個別パラメータの成長ステータス方式だったため、必要なパラメータだけを育てることができた。また、本来の武器にはありえないパラメータボーナスもあった。
      • 現行の精霊武器の成長は全体のレベルアップになり、パラメータ成長がなくなったため武器のみで見ると弱体化している。しかし、習得するスキルは非常に強力なもので、最終的なスペックはむしろ強化されている。また、成長速度自体もクラシック精霊武器よりも早くなっているため、強さを実感することができる。
        一方、「最大耐久度アップ」のような精霊武器のみが備えていた特殊なパラメータボーナスは削除されてしまった。また、シリンダーの「○○属性錬金術ダメージボーナス」という個別のパラメータボーナスも失われてしまった。そのため現行の精霊武器はヒュドラ錬成のダメージが若干下がっている(らしい)。
      • 現行の精霊武器は武器性能は「依代」に依存するため、このような特殊なプロパティはなくなっている。
    • 精霊の成長に食事が必要なことは共通しているが、空腹度というパラメータがあり、精霊武器で戦闘を行うか、装備したままで時間経過を待たなければアイテムを受け取ってくれず、また同じアイテムでも空腹度に応じて得られる経験値に大きな幅が生じていた。加えて空腹度によって精霊武器の性能が落ちる(上がることはない)というデメリットも生じていた。
      • 現在は空腹度が廃止されたため、週制限はあるものの自分のペースでアイテムを与えることができる。また、性能の低下などもない。
      • また、空腹度が廃止されたことで、従来では満腹度上昇量の割に経験値が低いためほぼ捨てられていたルビーなどの経験値量の低い宝石でも、とりあえず食わせておくという選択が出来るようになった。
    • 精霊の修理には「同一のアイテム」「精霊のリキュール」を必要とし、熟練度により回復する耐久値に違いがあり、成功率もあった。後に成功率は100%になったが、それまではいつか精霊武器も最大耐久がなくなり、消滅してしまうという心理的な圧迫感があった。
      • この点は後述する「精霊武器の移転(クラシック)」の項に詳しい。
    • 精霊実体化に必要な実体化エネルギーは食事や戦闘によって徐々に蓄積され、最大で3回までストックできたが、蓄積量は少なく、1回使うだけでもかなりの手間がかかった。また、チャンネル移動やログアウトでリセットされていた。
      • 現在ではストックができなくなり、ログアウトを伴う行動でリセットされない。また、蓄積量が多くなり、習得する能力によって蓄積量を倍化させることもできる。旧来の精霊武器は上述の通り修理に手間がかかったため普段遣いには向かず、実体化エネルギー自体意識しなければ貯めることは困難で、実体化自体ほとんど用いられることがなかった。
    • 旧来の精霊武器では武器が直接光っていたが、現行の精霊武器は武器の周りを精霊の光が飛び回るというエフェクトになっている。
      • 設定上では旧来の精霊武器では精霊は直接武器と一体化していたが、現行の精霊武器では精霊が武器と一体化する必要がなくなり、武器は精霊の家のようなものという関係となっている。

クラシック精霊武器

『UPRISE-精霊の飛翔-』以前に作成された精霊武器は「クラシック精霊武器」とされ、従来の仕様が適用される。

『UPRISE-精霊の飛翔-』以前の仕様など

概要(クラシック)

  • 一般に武器の強化といえば改造になるが、精霊武器においては「育成」となる点が異なり、特徴でもある。
    • 改造した武器は精霊武器にできない。また逆に、精霊を宿した武器は一切の改造が出来なくなる。
  • 育成・修理ともに容易ではなく、特に育成には多大な時間と費用を要する。
    このため実用品というよりは趣味アイテムといった傾向が強い。
    一部の精霊には(偏った)人気があるようで、そのために取得する者もいるとか。
    • 長い時間と投資を経て成長させた精霊武器の性能は非常に高いものがあるが、全ての武器が均一に強くなるわけではなく、元武器により性能が大幅に変わる。
      逆に自分が慣れた戦闘スタイルを飾る最高の相棒として見ると、愛着もより深まるかもしれない。

精霊の食事(クラシック)

  • 精霊には「満腹度」があり、これが一定値以下になると武器としての性能も低下してしまう。
    満腹度はアイテムを与えることで回復できる。更に与えたアイテムの種類に応じ、精霊の能力値も少しずつ上昇していく。精霊の育成の為には食事()が不可欠なのだ。
    • このため長丁場が予想されるダンジョンやミッションでは事前にアイテムを与えておいたり、道中での食事用アイテムを用意しておくなどの準備も欠かせない。
    • 与えるアイテムとしては、雑貨屋などで買えるプレゼントや、不要な装備などがよく用いられる。
      宝石などは育成効果も高い。
      何にしても成長に必要な個数は計り知れず、文字通り金食い虫である。

精霊武器の修理(クラシック)

  • 精霊武器は通常の方法では修理できない。修理の際には熟練度を100まで貯めた同一の武器が必要となる。
    • 修理用の武器も定期的に調達する必要があるため、取得が困難な武器(いわゆるレア物)を下手に精霊化してしまうと、尚更苦労することに…。
    • これを救済するためか修復用のポーションも存在するが、こちらも入手は困難で市販もされてないため*2、取引される価格も高めとなっている。
    • G14S3アップデートで修理成功率が最大100%になり*3、またポイントショップアイテムではあるが精霊武器用の祝福ポーションも実装された。さらに専用スキルである精霊実体化の強化など、様々な強化が行われた。

精霊移転(クラシック)

  • G15S2では、同種・または別種の武器へ精霊を移すことができる精霊移転システムが追加された。
    • 同種移転は武器の見た目(例えば店売りからレアカラーへ)や同系統武器での種類変更(例:片手剣から両手剣へ)の変化を、別種移転は戦闘スタイルの変化(例:剣からワンドへ)を目的とした移転が行える。
    • 作成のやり直しに対し育成した能力を引き継げる点がメリットにあるが、一定の割合で育成した能力が失われることもあり、それを防ぐためのアイテムがポイントショップアイテムで提供されている。
      また、別種移転では精霊そのものが変わってしまうため、愛着のある精霊と分かれる事にもなってしまう。

余談(クラシック)

  • 成長した精霊武器により、精霊実体化という範囲攻撃スキルを使えるようになる。
    詳細は該当項目を参照。

精霊武器の種類(クラシック)

  • 武器の種類により対応する精霊が違う。また、1種類の武器に男女2種類の精霊が用意されており、どちらを宿らせるかは作成時に選択できる。
    精霊化に対応している武器カテゴリは以下の5種類。
  • アイリ(G12までの初心者用)
    • アイリはG13より供給が停止されたため、それ以前に取得した者のみが持っている武器精霊となる。

初心者用精霊武器

  • アイリ
    • C2G4(2006)~G12まで、チュートリアル用武器として支給されていた精霊武器の精霊。
      • 既存の精霊武器とは色々と仕様が違っており、会話機能以外は初心者装備とそう変わらない。詳細はアイリの頁を参照。
    • G13(2010)にてチュートリアルが大幅変更され供給も停止。
      現在は、当時取得し今なお手放していない者のみがひっそり所持している武器精霊となる。

その他の精霊武器

プレイヤーが利用するシステムとしての精霊武器とは別に、精霊武器であると設定されている存在がマビノギには登場する。

関連項目


*1 要するにログアウトペナルティが発生する状態を維持すること。このペナルティ時間は通常30秒間が設定されている。
*2 コレクションブックの完成報酬
*3 それまで99%であり、当然ながら修理失敗もあった