カニ(蟹)は、十脚目短尾下目に属する甲殻類の総称。タラバガニやヤシガニなどは十脚目異尾下目(ヤドカリ下目)に属するが、これらも漁業・流通等の産業上「カニ」として扱うことがある。また分類学において、本分類以外の水産節足動物で「カニ」の名を与えられているものも多い(Wikipedia)。
現実世界のカニ
- 冬の風物詩、海産物界のアイドル、鍋のカリスマ。その味わいから食品としての人気が極めて高い。日本では特に冬場に食されるが、夏場では腐敗が早いため当たりやすいとされる。
その多くは海底に生息し、最終捕食者として「海のお掃除屋さん」であることが多い。地域や環境によって多種多様なものが存在するが、食用になるカニはそれほど多くはない*1。 - 甲殻はキチン質含む多種多様な栄養素を豊富に含むため、身を徹底的に食べられた後は汁物のダシになり、さらに殻を乾かしてから砕いて植物に与えるとよく育つといわれている。立つ鳥後を濁さず、一度食卓に並んだカニはゴミすら出ないのだ。
マビノギのカニ
- マビノギでは敵対MOBとして先行を持つ「盲目カニ」種と、ペットとしての「カニ」が存在している。カニらしく進行方向に横を向いて進む。
- 釣りで釣れる魚介類、および素材としてのカニについてはこちら→キングクラブ
盲目カニ
- ザルディン地方にしか生息していない。3種類が存在しているがどれも基本的には同じ。敵MOBとしてはさしたる脅威でもない。
深淵のコイルダンジョンにも登場するが、出現モンスターのなかでは弱い。しかし超広範囲+超高速認識を持つうえに多タゲ、さらに1打のため囲まれると非常に危険。 - 調教・変身・フィニーペットに対応。
ペットのカニ
- 現在ではスナガニと紅葉ワタリガニが実装。紅葉ワタリガニは期間限定。
- 実はキツネ系同様に3色ボルトを習得し、ヒーリングとアイスボルトorファイアボルトが6まで育ち成長が早いという特徴がある。
かつてペットのラインナップ更新でリストから外された過去があったものの、2020年の更新で再び登場。スナガニは現在でも恒常リストに名を連ねている。- 復活の要因となったのは、ペットタイプの「カニ」を有するペットが常時販売されていなかった為と思われる。
その固有のペットタイプ「カニ」だが、ペット探検隊でカニを要求する依頼は3つほどあるが、いずれもそれほど旨味のあるものではない。
- 復活の要因となったのは、ペットタイプの「カニ」を有するペットが常時販売されていなかった為と思われる。
- 食べられない。
- 特に紅葉ワタリガニは赤々としていて鍋で茹で上がった頃合いに見えるが食べられないし生きている。
泡発射
- カニペット最大のセールスポイントといえば泡発射。PCであれば1分、敵であれば8秒のあいだ泡に閉じ込めて拘束する。
プレイヤーが閉じ込められた場合は移動しようとすれば泡が割れて脱出できるが、若干の硬直時間がある。
また、カニ自身もマナを11消費する。カニのマナは少ないので、乱射してると切れるかも。 - 昨今ではクジラとの合せ技でパーティーメンバーに悪さできる問題スキルとして注目されてしまっていたが、実は他のどのペットにもない最強のプロパティを持っていることは意外と知られていない。
それは使用可能な相手であれば強制的にスキルを中断させる効果を持っているという点。
チャージングフィストを始めとする、何らかのエラーで操作不能に陥ったときに中断して救出することができる(ことがある)。ダンジョン攻略中に突如操作不能になり、どうしようもなくなって強制終了する前に最後の望みをカニに託したというミレシアンもいた。現在であれば強制終了しても制限時間内であれば再入場できるダンジョンがあるので多少緩和されているものの、切り札として懐にカニを忍ばせているミレシアンは少なからず存在している。- アイスマインの能動起爆でプレイヤーを複数人巻き込んで凍結させた場合にたまに起きる操作不能現象にも対応できることがあった。これは悪質なイタズラとして一時流行したが、その救出劇にカニが活躍する一幕があった。そのため現在でもバグに直面した際にとりあえず泡発射を試すミレシアンがごく稀に存在しているとか。
- カニの泡は、対象のサイズによって泡の大きさも決まる。
変身術で何か大きい物に変身していると泡のサイズがとんでもない事になったりする。
小さく修正される前のドラゴンの変身や、ゴーレムの変身・・
場合によっては、泡突き破ってる状態になることも。クラーケンの足が該当。