アイスマイン【あいすまいん】(Item)
仕様など
- 使用条件はダンジョン、または影世界であること。演劇ミッションでは使用不能。使用すると地面に設置することができる。一定の間隔を開ける必要があり、狭い空間に大量に設置して威力をアップさせるなどの使い方はできない。
- この設置した周囲に敵が入り込むと自動的に爆発し、アイススピア同様一定時間氷結させる。
特にレンジアタックによる攻撃ではCTRL+左クリックの自動ターゲッティングでもターゲット対象になってしまうため、乱戦時には誤爆しやすい。
備考
- 一度にたくさん巻き込むとタイトルが取得できる。割と簡単で場面によっては便利なタイトルなので狙えるなら取得するべし。
- アイススピアの結晶のランクには左右されないため、タルティーンのドレンが販売しているアイススピアの結晶でも合成ランクが1であればランク1のアイスマインが制作される。
つまり本来ハズレアイテムである謎の鉱石の欠片があればあとはNPC売りのアイテムで強力なアイスマインが作れてしまうのだ。- 謎の鉱石の欠片はサーバや状況によるが大抵は捨て値で露天やハウジングに置かれていることが多い。アイスマインを愛用する錬金術師は笑いが止まらないらしい。
その他
- もともとアイススピアにはよくわからないブラックボックスの仕様が存在していた*1。そのため同様の特徴を持つアイスマインにも、あるいはそれ以上の異常な挙動を起こすことがあった。
特にアイスマインの能動的な作動時に顕著で、状況次第では被弾したプレイヤーが完全な操作不能状態に陥ってしまうことなどが度々あり、面白半分や単純な愉快犯的なイタズラでこれを行い、ダンジョン報酬部屋で操作不能になった挙句強制終了することになり、取得出来なかった報酬部屋から超高額な専用エンチャントが出現してトラブルに発展してしまった例などもあったりする。
- ZEROアップデートでアイスマイン自体のランクが削除され、結晶や合成ランクに関係なく一定の性能へと仕様変更された。
これが斜め下の下方修正であり、誰がどう使っても10~20ダメージしか与えられないという超産廃アイテムへと大変貌してしまった。どうやら内部的にはランクF(ないしは練習)で統一されていたようだ。- その後、2016年のRenovationアップデートによる「アイスマインのランクは製作者の合成ランクによって変動する」という適正な修正が行われるまで、この事実は長らくアナウンスすらされていなかった。
- インフレも激しい昨今、アイスマインはあまり有効に活用されているとは言い難く、効率的な狩りを重視する向きには存在自体を忘却されている感すらある。
一方でネタとして使う分には意外と遊べるアイテムなので、時たま一発芸的に使われることもあるとかないとか。 - かつてはバンシーやデミリッチなどのアンデッド特性を貫通する仕様だったが、2017年12月20日のアップデートの際に修正され、ヒュドラ錬成ともども貫通しなくなった。といってもこれはもともとゴーストソード以外のダメージを無効化する設定が反映されていなかったので、正しく作動するようになった、というべきか。
- 2016年以降のあるタイミングで、設置後のアイスマインが表示されなくなった。これに伴ってターゲッティングもできなくなり、能動的な爆破が不可能になった。
- 上記の通り、通常の戦闘で無用なターゲットを取ってしまうことはもちろん、意図にかかわらず間違えて爆破してしまったりすることも少なくなかった。それによって無用なトラブルに発展するケースも少なからずあったことを考えれば、ただしく機能するようになった、と言えなくもない。
- しかし、それによって思わぬところに余波が及んでしまった。料理ダンジョンである。
ランク8以降への昇級にはタラ王城のグルアスが販売するスキルブックの熟読が必須なのだが、このスキルブックに必要な「王室料理納品書」は、この料理ダンジョンでの報酬アイテムであった。
詳しい解説は割愛するが、このダンジョンにお助けキャラクターとして参戦してくれるグルアスが、実際は攻略においてはひどく邪魔になっており、要するにいかに早くグルアスに死んでもらうかが最重要攻略要素であった。- アイスマインの爆破が味方に当たるという仕様を逆手に取り、開始直後にグルアスを退場させることで攻略が容易になり、高得点かつ快適に料理ダンジョンを消化することができた。しかし、現在の仕様へと変更されたことで多くのミレシアンがグルアスに苦しめられており、せめて料理ダンジョンだけは以前の仕様に直してほしい、という要望が絶えないらしい。
- この修正で直撃を受けたのは料理人であったが、アイスマインの供給元である錬金術師にも大きな余波が及んでしまった。割と簡単な材料で制作でき、制作難易度も高くないアイスマインは利益率が良く、料理ダンジョンが流行ったころはそれこそ飛ぶように売れたのだが、最近は閑古鳥だという。
- ハイスピード化するマビノギの戦闘システムにブラックボックス化している仕様もあって、アイススピア・アイスマイン自体が使いづらいものとなってしまったことも大いに関係がある。
- もちろん現在においても使いどころ次第では十分に輝くポテンシャルを秘めてはいるものの、他の足止め手段や瞬間火力という意味では相対的に価値が下がってしまっていることは否めない。
- そこへアイスマインが最も輝くグルアスを葬ることができなくなってしまったことで、今ではよほどのマニア以外では見向きもされない。そういう意味では、相対的に料理ダンジョンの難易度が上がってしまった、ともいえるだろうか。
- G23現在、アイスマインで再びグルアス爆殺ができるようになった。
これにより諦めかけていた料理ダンジョン攻略や、ちょっとしたレベル上げにトレーニング目的、金策などで料理ダンジョンを訪れるミレシアンが徐々に増加している。