コウモリ

Last-modified: 2022-08-06 (土) 07:28:22

コウモリ【こうもり】

  • コウモリ目の哺乳類。
  • よく「鳥でも獣でもない」例として引き合いに出されるが、れっきとした哺乳類である。パッと見は羽が生えて空を飛ぶため鳥類と混同しやすいためだが、全く別物。
    立場をコロコロ変える、主張をハッキリさせないなどあいまいな態度の人に対して「コウモリ」と蔑称を与えることがあるが、生物学的には哺乳類で完全な飛行能力を持つのはコウモリ目のみ*1であり、非常に高度な進化を遂げていることで知られている。いい迷惑である。イルカやクジラも見た目は魚だが哺乳類。なのにコウモリだけこの扱い・・・。
    • ちなみにこの蔑称はイソップ童話「鳥と獣」から来ている。興味のある人はググッてみよう。
  • 夜行性のため暗いところに多く生息し、口から放つ音波の反響によって地形を把握するため障害物にぶつからないという非常に優れた感知能力を持っている。鳥類とは全く別の進化プロセスを経て進化したため、羽毛ではなく「飛膜」と呼ばれる薄いゴム状の羽で飛行する。そのためか鳥類と比べると高速・高高度での飛行ができない。
  • なお、現実のコウモリはさまざまな病原菌を持っており、あのエボラウイルスもコウモリ由来であるという説がある。生体はもちろんのこと、死骸も絶対に素手では扱わないこと。

マビノギのコウモリ

  • 主にダンジョンに生息している。一部を除いて基本的に手を出さない限りは大人しい。
    ペッカダンジョンでも癒し系として有名である。
    • ペッカやラビ上級のような一部の高難易度ダンジョンにも出現する。コウモリ3匹に自発的に!を出させると、ほとんどのモンスターから認識されなくなるという現象があり、昔は上位ダンジョンのソロ攻略に利用された。最近はパワーインフレの為そのようなテクニックは廃れている。
  • マビノギ公式HPのモンスター紹介ページには「吸血鬼が変身した姿」などと書かれているが、G16現在そのような個体は確認されていない。
    • しいて言えば「吸血コウモリ」という種類なら存在するが、別に吸血攻撃をするわけでもない、単なるコウモリの強化種である。
      さらに言えば吸血コウモリ(チスイコウモリ)は現実にも存在するため、本当に吸血鬼が化けたものなのかは定かではない。
      • ちなみにほとんどのコウモリ目に属するものは果実や樹木の汁、花の蜜や花粉を食べているため、肉は脂が少なくにおいもないのだという。
  • 時は流れ本当に吸血鬼が登場。しかしコウモリには変身しないため、やはり真相は不明のまま。

*1 ムササビやモモンガは「滑空」のため、高度を上げることができない