セフィロト

Last-modified: 2020-07-16 (木) 16:42:35

セフィロト【せふぃろと】(Boss)

概要

  • 樹齢を重ねたモンスターなのか、非常にタフ。のけぞりやノックバックを無効化し、認識速度は超広範囲・超高速というボスのなかでも危険なモンスター。
  • 樹のくせに歩いて移動できる小癪な奴。といっても足=根のためか非常にゆっくりした挙動で、対処法さえ知っていれば決して倒せない敵ではない。
  • プレイヤーを足元に引きずり込むスキルと、ジャンプして周辺に衝撃を与えるスキルを所持する。

引き寄せスキル(仮)

  • 手(枝)地面に突き刺して根を伸ばす。ヒットした場合、プレイヤーを拘束し、引き抜くと同時に自分自身の足元へ引き寄せる。ワイヤーバインディングとワイヤープーリングを合体させたようなスキル。
    • 拘束時にダメージを与え、さらに強制移動という厄介なスキルだが、拘束されるまでにディフェンスをすることでダメージ・拘束効果・引き寄せ効果を無効化できる。ゆっくりした動作のため、慣れるまで時間がかかるかもしれないが、成功すれば動作完了まで完全に無防備になるため、強力な攻撃を叩き込むチャンスタイムになる。被害の軽減と攻撃の機会という2点からも、見逃さないようにしたい。
    • ポイントは両腕(便宜上両腕とする)の先を下に向けたままゆっくりとあげる動作。これは下記の衝撃波と異なりオーラを纏わないところが特徴。

衝撃波スキル(仮)

  • 力を溜め、大きくジャンプして全方位に衝撃波を放つ。衝撃波自体は200ダメージと控えめだが、赤・緑・黄色のオーラが放出されている場所で食らってしまうと9999ダメージを受ける超危険な攻撃。
    • セフィロトが力を溜めているあいだ、足元が光る。この光の色によって9999ダメージの位置がわかるのだが、セフィロトを中心に赤(遠距離)→緑→黄色(近距離)の順に遠くに大ダメージの衝撃波が発生する。この地点を避ければ少なくとも一発デッドリーは防ぐことができる。
    • 言い換えればそれ以外の地点でもダメージを0にすることはできない。変身などの無敵を利用するにしても頻繁であるし、被弾して耐えるにしては痛いため、ポーション中毒は避けられないだろう。
    • 対処法としては、ブレイズの無敵時間(ブレイズは任意に発動でき、発動直後から当たり判定が消失する)を使って回避するのが確実だが、クールタイムとの兼ね合いがある。セフィロトのAIはかなり緩慢な思考ルーチンをしているため、慣れれば完封することも可能。ただし、長期戦になるためマナやスタミナの残量には常に気をつけなければならない。
    • また、衝撃波は遮蔽物によっても無効化できるため、四方にある植物やキャンプファイアを利用するのも手。ただし上記の引き寄せスキルは障害物を無視して攻撃してくるため油断は禁物。ちなみにコイル上級は防護壁が使用できない。あしからず。
    • ジャイアントであればバレスシールドを持ってディフェンスをしてもダメージを0に抑えることができるが、上記の引き寄せスキル対策のためにもなるべく避けたほうがいいだろう。

攻略のポイント

  • 上記2種のスキルを使った後はセフィロトの物理防御が0になるため、攻撃の回避がイコールで攻撃のチャンスになる。逃さないようにしたい。
  • また、スキルではないがぶん殴り攻撃もある。これはエイヴォンの看守ブラン同様に1打でノックバックするが、しばらく膝をついて動けなくなってしまう。しかも一発で800前後のダメージを受けるため、接近戦を挑むなら上記2つの強力な攻撃はもちろんこの攻撃にも充分に注意しよう。
    • このため、完全な密着で闘う格闘術や戦術ではリスクが大きく、一方、魔法は準備時間が長いため敵の攻撃に慎重に対処する必要がある。また、スキル後に物理防御は0になるが魔法防御は下がらないため火力面ではかなりのブーストが必要になるだろう。
      前述のとおりブレイズの無敵を利用して接近戦を挑むことも可能だが、やはり殴りが危険。
    • やはり適正という意味ではデュアルガンが抜きんでており、攻撃サイクルが早く、また適度な距離を保てるというフットワークの軽さは対セフィロトの最適解とも言える。機械によって植物をねじ伏せるという人間と自然の歴史の縮図とも見えなくもない。
    • 錬金術も対セフィロトとして非常に有利。特に極まった錬金術師の場合、サンドバーストヒュドラ錬成のみで完封することも可能。
      • 細工なりタイトルなりでの補強が必要になるが、通常、サンドバーストの失明時間は基本値16秒、アースクェイクシリンダーであれば18秒とされ、マスタータイトルがあれば+2秒追加できる。サンドバーストは一度失明させた後は20秒間失明させることができないが、この上限を超えて失明を持続させられる場合、効果の上書きが可能である。そのため延々と上書きを続け、その合間にヒュドラ錬成を当て続ければいくらセフィロトといえど手も足も出ない。手も足もないけど。
      • 補足しておくと、ヒュドラ錬成はマスタータイトルの性能が非常に優れているため、タイトル保持者であれば細工によってサンドバーストの持続時間を伸ばしておくことになるだろう。まさか錬金術界の鼻つまみ者が、エリン有数の高難易度ダンジョンをやすやすとクリアさせるほどに変貌するとは誰が予測できただろうか…。
  • これらだけでもなかなかヤッカイだが、召喚された取り巻きが乱入してくるとさらにヤッカイ。また非常にタフなので、最大火力を用いて戦いたい。幸い動きはゆっくりなのでヒュドラ錬成などを活用して戦いたい。コイル上級はソロ専用であるため、取り巻きの乱入を許さないことが最大のカギとなる。もちろんこの取り巻きの索敵距離もかなり広い。
  • これを材料としたと思われる「セフィロトのクロスボウ」が存在する。

出典

  • 名前の由来はカバラに登場する生命の木セフィロト(Sephirothic tree)。旧約聖書の創世記において、エデンの園の中央に植えられた生命の木である。これの実を食べると永遠の命を得られるとされる。おまえのような生命の木があるか
    アダムとイブが禁を破って知恵の実を食べた際、神はこの生命の木の実まで食べられることを恐れて2人をエデンから追放したという。
    • ちなみに某片翼の英雄の名前の由来でもある。