ストーリー考察

Last-modified: 2024-01-16 (火) 14:21:10

このページでは役職たちの横顔から、どのようなストーリーがあったのかを考察する。(制作中)

何故マーダーミステリーが行われるようになったのか

横顔を見る前に、そもそも何故ゲームを行うことになったのかをおさらいしよう。
マダミスJ公式サイトや初心者歓迎部屋のGMの発言から分かる内容
・絶海の孤島にある屋敷で富豪のモブがパーティーを開いたことから始まる。
・モブには殺害予告が届いていたが、本人は気にしていなかった。多くの人はパーティーのあと帰っていったが、一部の人は屋敷で1夜を過ごすことになった。

・そしてその翌朝にはモブは殺害されており、横にあった手紙には「これは始まりだ。罪深き一族のものよ。必ず一族全員殺害する。」と書かれていた。
・執事からは「私は犯人を知っているが、モブは闇の組織と繋がり、多くの尊い命を犠牲にして今の地位を築いた極悪人であったので、犯人の気持ちもわかる。しかし犯人の肩入れだけをするのもどうかと思うので、これからゲームをしようと考えている。」と告げられた。

この時点ではモブが極悪人であり多くの恨みを買ったため、彼と一族が殺人犯に狙われているということしか分からない。しかし横顔を見ることで実際に何があったのかがかなり詳しく分かるため、ざっくり分類分けして解説する。

「モブの一族」に分類される役職の横顔

一族横顔

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双子の一族横顔

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華麗な一族横顔

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一族、双子の一族、華麗な一族は名前の通りモブの血縁の一族である。
ゲーム内でも「一族」に分類され、手紙にもあるように殺人犯に命を狙われており、「一族」が全滅した時点で一族陣営の敗北となる。
また一族の横顔には「祖父の代に衰退して離散したので、一族と言っても会うことはなく殆どの人とも面影がない」、華麗な一族の横顔には「モブ以外の一族を全く知らない」と記載されており、ゲーム中でも他の一族が誰かが分からないこととリンクしている。ただし双子の一族は「幼い頃ずっと一緒に居た仲良しの双子」と記載されており、ゲーム中でもお互いが双子の一族であることを認知している。

そして全員に共通しているのが、10年前モブに大金と共に絶対に開けてはいけないと言われた箱を渡され所持していることである。この箱は未亡人や怪盗のみが確認できるが、確認した時に「幼女の遺留品」と出て、少女用の衣服等の絵が表示されることから、それらは10年前にモブが殺害した少女の遺留品であると考えられる。双子の一族の横顔には、モブは箱を私達に渡して数日後殺人容疑で法定に立たされたが証拠不十分で無罪となった、そしてこのことについてモブに問い詰めると「お前たちはワシの血が流れる一族だから、ワシの罪も共に背負うのが筋」と言われたと記載されている。
これらのことから、モブはかつてある少女を殺害して証拠となる遺留品を一族に渡して隠蔽、その結果一族は知らないうちに殺害の証拠を隠し、モブの無罪放免に加担したので殺人犯に命を狙われていると推測できる。

「殺人犯」に分類される役職の横顔

殺人犯横顔

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連続殺人犯横顔

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殺人犯、連続殺人犯はこのマーダーミステリーJの事件の真犯人、モブを殺害した人物である。
両方の横顔から、かつて伯爵という主人に仕えていたということ、そして伯爵の娘がモブに殺害され、さらにモブが無罪放免となったことがが原因で伯爵が自殺したことから、犯人のモブとそれに(知らない間とは言え)協力した一族に強い恨みを持ち、一族の滅亡が殺人犯の目標になっているということが分かる。
殺人犯の横顔だけではここまでしかわからないが、この幼女誘拐殺人事件が全てのきっかけとなっていることは間違いないだろう。

「共犯者」に分類される役職の横顔

共犯者横顔

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知的な共犯者横顔

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囁く共犯者横顔

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共犯者、知的な共犯者、囁く共犯者は全員同じ制服を着ており、容姿も似ているので同一人物であることが分かる。
恐らく殺人犯の協力者として多くの人が最初に思いつくであろう役職は共犯者であり、同一人物の女性であるなど殺人犯や事件に深い関わりがありそうに思えるが、なぜモブを恨んでいるのか、自身の正体は誰なのかは全く記載されていない。

全員に共通している点はモブに復讐するためにパーティーに乗り込んだ点、前述の通りモブを恨む理由や自身の正体は明かされていない点、そして最初は殺人犯と面識がなく殺人犯と偶然利害関係が一致し協力しているという点である。
共犯者は勿論、知的な共犯者は隠れて殺人犯がモブを殺害するところを目撃して知的な共犯者のみが殺人犯を知り、囁く共犯者はモブを殺害した殺人犯に偶然遭遇したことでお互いを認知したため最初は面識がない。
また囁く共犯者の横顔には「私の復讐は貴方のお陰で果たされたが、貴方の復讐はまだ終わっていない。」と記載されている。これは共犯者はモブの殺害のみを目標としており、始めは一族自体は恨んでいなかったと読み取れ、それは別の件で、単純に明かされていないか言葉にできないほど凄惨な仕打ち(恐らく知人を殺害されたや性的暴行を受けたなど)をモブから受けたことでモブに対して強い恨みを持ち、その復讐を叶えてくれた殺人犯に心酔し殺人犯の手助けをするようになったと推測できる。

*ただこれについて全員同じ若い女性であること、言葉にできないほど凄惨な仕打ちを受けたこと、殺人犯に心酔していることから伯爵の娘の怨念が実体化した存在だと考える人も居る。まあ現実的にはありえないのでその説は薄いが、もしそうだとしたら物凄く練られているため少し期待はある。

「殺人犯」「共犯者」以外の殺人犯陣営の役職の横顔

愉快犯横顔

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確信犯横顔

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囁く確信犯横顔

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黒医者横顔

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未亡人横顔

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ここでは愉快犯、確信犯、囁く確信犯、黒医者、未亡人の横顔について考察する。
彼らは共犯者とは違い、伯爵や殺人犯、そして10年前の事件に深い関係があることが明言されており、一部を除き全員がモブと一族に強い恨みを持って殺人犯の手助けをすることになっている。それぞれ解説すると

・愉快犯
①彼の母が、伯爵に娘の教育係として仕えていた
②母が娘から一瞬目を離した瞬間に娘は誘拐され、10年前の事件が起こる
③目を離し事件を起こさせてしまったことを悔いて母が首吊り自殺
④優しかった父は酒と暴力に明け暮れ、愉快犯自身も学校でいじめを受けるようになる
⑤他人の不幸が愉快に感じるようになり、他の人間を不幸にさせるため面白半分で殺人犯に協力する

・確信犯
①元はただ日を過ごすだけのチンピラだった
②伯爵は彼に居場所を与え働かせてくれ、生きる意味を知り心底感謝した
③事件が起こり伯爵は自殺、再び確信犯は路頭に迷う
④モブ主催のパーティーを突き止め、伯爵の無念を晴らそうとしたが自身のみが知っている先客(殺人犯)が居た
⑤娘とは面識のない自身より直接仕えていた殺人犯の方が恨みが強いと理解し、殺人犯に手を下す役は譲り協力する

・囁く確信犯
確信犯と同一人物、違いは殺人犯に存在を知られていて友人であるか否か。

・黒医者
①彼は伯爵とその家族の主治医、彼の娘は伯爵の娘の教育係として仕えていた
②彼の娘が一瞬目を離した瞬間に伯爵の娘は誘拐され殺害される
③彼の娘は目を離したことを悔いて自殺
④10年後、差出人のない手紙が届く。その手紙は殺人犯からのモブと一族への復讐に協力して欲しいという依頼だった
⑤その手紙に黒い感情が湧き上がり、彼は殺人犯を助けるためにパーティーへ乗り込むことを決意する

・未亡人
①崖下で倒れていた所を光の教団の人に助けられるが、それまでの記憶を失っていた
②薬指に結婚指輪があり夫が居たことを知って、気がかりになりながら10年を教団で過ごす
③教祖から孤島のパーティーに何か記憶の手がかりがあるかもと伝えられ、辛い出来事であることを覚悟しパーティーに参加する

また愉快犯の母と黒医者の娘が伯爵の娘の教育係だった、目を離したことを悔いて自殺したという共通点から同一人物であることがわかり、愉快犯は黒医者の孫であるとも推測できる。
未亡人に関しては明確に夫が誰かなどの記載がないため確実とは言い切れないが、幼女の遺留品(一族の宝)を見つけると自身の記憶を取り戻し「犯罪者」となる、崖下で倒れていたことから一度自殺未遂している、殺人犯に遭遇しても殺害されない、宝発見後は殺人犯の身代わりとなることから伯爵の妻である可能性が極めて高い。

ここからは編集者の推測に過ぎないが、未亡人は教祖から殺人犯に協力するように言われ信用しているため従っているが、記憶喪失であるため初めは明確に「犯罪者」とはできず「客人」に分類される、そして幼女の遺留品を見て10年前の事件などを全て思い出し、悲しみと同時にモブへの強い憎しみが生まれ、明確に殺人犯に協力することを決め「犯罪者」となり、殺人犯の復讐の為なら身代わりになることをも決意したのだろう。実際未亡人は他の犯罪者とは違い生き残ることではなく身代わりで死ぬことでミッションポイントを獲得するためそれが本望なのかもしれない、何とも切ない物語である…

10年前の事件と伯爵に関わりの深い一族陣営の役職の横顔

元軍人横顔

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警部横顔

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判事横顔

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弁護士横顔

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ここでは元軍人、警部、判事、弁護士について解説する。
彼らは伯爵の知人であったり事件の処理をしたなど、他の一族陣営よりかなり事件と伯爵に関わりが深い

・元軍人
①現役時代に伯爵と共に戦い、危険な最前線基地を守り抜いた
②事件により伯爵が自殺したが、彼自身は判決に文句を言うことはなくモブが無罪であることを疑っていない
③何の因果かモブの護衛を努めたが守れずモブが殺害される
④モブの死体を見て眠っていた軍人としての感覚などが蘇る
⑤モブの護衛を引き受けた者として、彼の一族を守るという決意を伯爵に誓う

・警部
①直感ボスと呼ばれるほど直感で犯人を逮捕してくるなど思い込みが激しい警部だった
②モブを犯人だと睨み逮捕したが、証拠をあげられず(隠蔽されたため)苦汁をなめる
③10年後孤島のパーティーで殺人事件が起こると匿名の通報が届く
④モブが加害者なのか被害者なのか分からないが、今度こそは事件を起こさせたり、犯人を逃すわけにはいけないと決意しパーティーに参加。モブを殺害した犯人を探すことを決意する。

・判事
①今も昔も判事
②モブには証拠が不自然なほどになかったため無罪判決を下す。色々囁かれたがそれは法と証拠による判決だとして間違いだとは思っていなかった
③モブが無罪判決を受けられた礼としてパーティーに招待される

・弁護士
①昔は落ち目の弁護士だった
②モブに「今度の裁判で勝てたらお前の人生を変えてやる。絶対に勝ってくれ!」と頼まれ、その言葉に惹かれ証拠が少ないことを利用しモブを無罪判決に導く
③モブが大成したこと、事件の注目度が高かったこと、怪しいモブを無罪判決に導いた功績で彼は一躍時の人となり弁護士として大成する
④ただモブが無罪であるのかが疑問であり、後味が悪く残る中モブが殺害される
⑤次こそは本当に罪無き人を守るため一族陣営に協力することを決意する

元軍人以外はそれぞれ事件の検察、裁判官、弁護人となる人物であり、それぞれの思いが記されている
友人を自殺に追い込まれた元軍人、犯人だと睨んだが無罪判決で悔しい思いをした警部は殺人犯に味方してもおかしくなさそうだが、あくまで彼らは事件の真相を知らず、善の職業として正義に従っているため一族陣営に協力している(しかもこの2人は皮肉にも一族陣営の客人3大強役職の2人)

その他の一族陣営の横顔

客人横顔

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記者横顔

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召使い横顔

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迷惑な召使い横顔

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私立探偵横顔

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迷惑な探偵横顔

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女優横顔

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推理作家横顔

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看護師横顔

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ここでは10年前の事件にそこまで関係がないまたは全く関係がない一族陣営の役職について解説する。

・客人
①不景気であった状況でモブから厳しいながらも仕事を受け取る。
②モブからパーティーへの招待状を受け取り、パーティーに参加。

・記者
①かつては仕事に行き詰まっていた。
②ある日編集長の机の上に置いてあった招待状が、10年前の事件の容疑者のモブであることに気づく。
③そこには確実にスクープがあると確信し、編集長からパーティーへの参加を許可してもらう。

・召使い
①犯罪溢れる町で辛い日々を送っていた。
②町外れの小さな屋敷の主に住み込みとして雇ってもらうことになり、彼女は主に心底感謝する。
③主に名代としてパーティーへの参加を頼まれ、パーティーへ参加する。

・迷惑な召使い