イウロシュア

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:07

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風光る彩日(かぜひかるさいじつ)]イウロシュア

 

プロフィール

 蛍翅の一族であるレネを引き取った渡り蝶。その魂の半分を自然に宿し、愛する娘であるレネを傍らで助け、慈しんでいる。
 魂の姿は体から別たれた時の年齢で止まっており、記憶も当時のまま。穏やかながらも、大胆不敵な性格で、旅に伴う危険さえ楽しむ刹那主義的な側面がある。

 

「今日はどんな一日だった?」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Euroshua
  • 出身:妖精の国
    • 現在地:
  • 性別:男
  • 年齢:25歳
  • 職業:地図職人
  • 武器:光彩穿剣
  • 趣味:娘と遊ぶこと、旅
  • 性格:だいたん
  • 一人称:僕
  • 実装日:2022年4月9日
     

ユニット情報

  • レア:☆4
  • 属性:光
  • 武器種:突撃
  • リーチ:前衛

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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設定画

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。外伝5th読了後を強く推奨します)

<冬の谷>
♪蛍翅の夜
「もう、3年が過ぎましたね。」
イウロシュア「ふふ。早かったような、遅かったような。不思議な心地だね。」
「……渡り蝶にとっては、まぎれもなく長すぎる時間のはずです。」
イウロシュア「……。」
イウロシュア「そうだね。その時間で、僕に父親が務まっていたのならいいのだけれど。」
「あの子の翅を見ればわかります。あなたの慈しみを受け取り、健やかに生きている。ゆえに……。」
「あなたが失われれば、たやすく傷つくことでしょう。」
イウロシュア「……。」
「イウロシュア……、季節風のような旅妖精。」
「この冬の谷でなら、『親』のいない螢翅でも、なんとか育つことができます。」
「月の光が雪に反射して、わたしたちの翅によくなじむ。翅にその力を取り込めば……、『親』が飛び立っても、この地でなら生きるくらいは。」
イウロシュア「……ありがとう。僕たちを心配してくれているんだね。」
「あなたと、あの子の幸いのために。」
イウロシュア「幸いか。」
イウロシュア「……なら、僕が飛び立つ必要はないみたいだ。僕の幸いはここにある。あの子の傍にいて、あの子を庇護すること、そのものが。」
「……そのことだけを申しているのではありません。」
「あなたもわかっているはずです。渡り蝶がひとところに留まりすぎれば、いずれ……、」
イウロシュア「……そうだね。」
イウロシュア「自然の理によって、いずれ僕もあの子のそばを離れる日が来る。それがどういう形であれ、ね。」
「ならば……。」
イウロシュア「だから……、置いていこうと思う。僕の半分を。あの子の未来に幸いがあるように。」
「……、」
イウロシュア「心配しないで。どちらにせよ、君の心配はまだ先のことだ。」
イウロシュア「もう数年くらいはこの体もあの子の傍にいられる。その後のことは、あの子が傷つかない方を選べばいい。」
「……なぜ。」
「あなたも、はじめは、ただあの子を憐れに思っただけの旅妖精であったはずなのに。」
「いつ、あなたに愛が生まれたのですか?」
イウロシュア「……、」
イウロシュア「愛か。」

 

<紹介所にて>

イウロシュア「……おや。」
ユウ「イウロシュア、さん……?」
メルク「なのですよ……?」
イウロシュア「ああ、フロイレイダの祝福を受けているね。『僕』が現れられたのは、その力のおかげかな。そして……、」
イウロシュア「どうやら君たちは未来の僕を知っているようだ。」
ユウ「は、はい……。少しの間、一緒に旅をしたことがあって。」
メルク「もしかしてあなたはイウロシュアさんの、もう半分、」
イウロシュア「その通り。ふふ、あの子から聞いたんだね」
ユウ「あ、いえ……、レネからも聞いたんですけど……。」
メルク「レネさんからの手紙が来なくてめそめそしてるイウロシュアさん本人が言ってたのですよ。」
イウロシュア「……僕が、めそめそ?」
ユウ「めそめそというか、へろへろというか……。郵便を待って、さみしそうに拗ねてましたよ。」
イウロシュア「……、」
イウロシュア「ふっ、ふふ、あはははは!」
ユウ「イ、イウロシュアさん?」
イウロシュア「……いや、面白くてね。僕にとって、手紙は来るものであって待つものではなかったから。」
イウロシュア「だけど……、それも当然なのかな。未来の僕が、そうした形であの子の傍を離れているのなら。」
メルク「……、あなたは私たちの知っているイウロシュアさんと少し違うのですね。」
イウロシュア「ふふ、あの子と過ごした時間の違いかな」
ユウ「過ごした……、」
ユウ「って、そうだ!あの、今から宿に戻るところだったんですけど、一緒に来ませんか!?」
メルク「ちょうどレネさんも同じ宿なのですよ!」

 

<夜の森>
♪蛍翅の夜
ユウ「こっちです。郊外の宿なので、森を抜けることになるんですけど……、」
メルク「気づけばもう夜なのですよ。」
イウロシュア「……、」
イウロシュア「そういうことか。」
メルク「みゅ?」
イウロシュア「今夜は少し厄介な花が咲いている。祝福の力が僕を呼んだのは、君たちを迷いの森から無事に抜けさせるためのようだ。」
イウロシュア「日が落ちてからこの森に入ってはいけないと言われなかったかい?」
ユウ「あ……!」
イウロシュア「ふふ、次から気をつけるといい。まあ僕が言えたことじゃないとゼフュロダイなら言うのだろうけどね。」
イウロシュア「さあ、行こうか。フロイレイダにはこの間の恩がある。宿まで送ろう。」
メルク「道がわかるのですよ?」
イウロシュア「もちろん。僕は本来、自然に宿るものだから。今はこうして形をとっているけどね。」
イウロシュア「ああ、だけど……、ふふ、懐かしいな。こうして癒術士と歩いていると黒の森を探検したときのことを思い出す。」
ユウ「その頃からゼフュロダイさんたちと友だちなんでしたね。」
イウロシュア「君たちのいう友だちにあてはまるのかはわからないけどね。大事な仲間だったよ。」
イウロシュア「春の丘と黒の森には、たまに立ち寄っていたな。冬の谷で暮らすようになってからは、フロイレイダと手紙をやりとりしてそれきりだったけど。」
メルク「そうなのです?」
イウロシュア「あまり手紙を書く習慣がなくてね。」
イウロシュア「だから、面白かったな。未来の僕の話は。郵便を待ったり……、レネに送る手紙で悩んでいるなんて。」
イウロシュア「自分が、そんな風になるとは思わなかった。」
ユウ「イウロシュアさんは……、そんな未来をどう思ってるんですか?」
イウロシュア「……、」
イウロシュア「ふふ、ありがとう。だけど、心配はいらないよ。それもまた、僕の旅路だ。」
ユウ「え?」
イウロシュア「僕は旅が好きだ。変化を楽しみ、知らない場所をめぐって、謎の輪郭を見つけ出していくことが。」
イウロシュア「そして、僕にとって誰かを愛するというのは、自分を旅することなんだ。」
メルク「自分を、なのです?」
イウロシュア「そう。レネと暮らすまで僕は、変わることがなかった。経験や知識が増えはしてもね。」
イウロシュア「……ずっと、僕自身が、変わることはないと思っていた。」
イウロシュア「……。」
イウロシュア「だから……、結局、僕はどちらの幸いも失っていないんだ。」
イウロシュア「ふふ。もしまだあの子がそのことを気に病んでいるのなら、レネにそう伝えてほしいな。」
メルク「それなら、もうすぐ宿なのです。直接伝えれば……、」
メルク「……、できないのですよ?」
イウロシュア「もともと君たちのための祝福だからね。そういうきまりで動くようになっている。森を抜けたらお別れだ。」
ユウ「そんな、せっかく……。」
イウロシュア「……。」
イウロシュア「いいんだよ。見えなくても、僕はずっとレネの傍にいるから。」
イウロシュア「ああ……、月の光が見えるね。あの光が見えるなら、もう森を抜けられる。」
メルク「いいのですよ?本当に……。」
ユウ「でも、どうしようも……、」
ユウ「って、ん?光が近づいて……。」
「ユウさん、メルクさん……?」
メルク、ユウ「この声は……。」
イウロシュア「レネ……!?」
レネ「お、お父さん!?」
ユウ「もしかして俺たちを探して森まで来てくれたのか?」
レネ「う、うん。そうだけど……。」
メルク「……みゅふふ、これならレネさんも森を迷う仲間なのです!」
イウロシュア「……、」
レネ「お父さん……?」
イウロシュア「……いや。僕も君のことを言えないな。」
イウロシュア「本当はね。やっぱり、君と会いたかった。ほんの少しの間でも。」
イウロシュア「……迎えに来てくれて、ありがとうレネ。」

 

<冬の谷>
イウロシュア「月のなぞかけだね。」
「え?」
イウロシュア「ふふ。いつ、どうして、僕があの子に僕の幸いを見出したのか。それは僕にもわからないんだ。」
イウロシュア「この月の照る冬の谷で過ごすうちにそうなったのか、それとも月が姿を消しては浮かび上がるように、はじめから僕の中にそのかけらがあっただけなのか。」
イウロシュア「……知らなかった。僕にこんな気持ちがあるなんて。」
イウロシュア「幸せも……、寂しさも。あの子と過ごすたびに、知らない自分に驚かされて、考えたこともなかった悩みが生まれる。」
イウロシュア「きっと……、これからも。」
「……、では……。」
イウロシュア「だけど……、それを捨てたいとは思わない。」
「なぜ、ですか?」
イウロシュア「ふふ、その謎の答えだけはわかっているんだ。」
イウロシュア「魂なんて別たなくても……、」
イウロシュア「あの子はすでに僕の故郷なんだ。どれだけ自分を旅して、迷っても、あのまぶしい冬の月が僕をそこへと導くから。」

 

イウロシュア「そういえば、気になっていたんだけど。」
レネ「なに?」
イウロシュア「どうして紅茶店で出会ったときに、はじめから僕だと分かっていたんだい?この僕の姿は、未来の僕よりもずっと若いのに。」
ユウ、レネ、メルク「……。」
イウロシュア「……な、なにかな。」
ユウ「イウロシュアさん、未来でもまったく顔変わってないですよ。」
イウロシュア「えっ?」
メルク「それで別人の振りをされても……、」
レネ「わからないわけないよ。」
イウロシュア「うーん……、それはちょっと恥ずかしい。」

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