イヴィツァ

Last-modified: 2023-12-01 (金) 12:19:23

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()(げき)呪妨(じゅぼう)使()]イヴィツァ

 

プロフィール

 星読みによって生まれる前から呪術師としての才能を予言された青年。
 幼いうちに師匠と共に人里を離れて修行を始め、14歳の頃には、瘴気によって廃村になりかけた村を救ってみせた。人と関係を築くことが苦手なため、それを克服すべく人助けを兼ねて修行の旅を始めた。

 

「どうすれば、君と仲良くなれるのか?」

 
  • 綴り(一例):Ivica
  • 出身:少数民族の国
  • 性別:男
  • 年齢:24歳
  • 職業:呪術師
  • 武器:呪具
  • 趣味:瞑想
  • 性格:じゅんすい
  • 一人称:私
  • 実装日:2019年10月8日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:風
  • 武器種:弓矢
  • リーチ:

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

    Ivica_illust.jpg

詳細

  • 名前の由来
    Ivica:スラブの男性人名。英語におけるJohnnyと同等。
    参考(英Wikipedia)
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

    <森の中>
    町の少女「癒術士のお兄ちゃん、助けてくれてありがとう!」
    ユウ「はぁ~……、なんとか助かった。怪我してないか?」
    町の少女「うん! どこも怪我してないよ! ……っていうか、お兄ちゃんの方こそ大丈夫?」
    ユウ「まあ、うん……、なんとか。ははは……!」
    メルク「無事でよかったのですよ~! でも、どうしてこんなところでモンスターに追いかけられていたのです?」
    町の少女「友達と、かくれんぼしてて、隠れる場所探してたら……。」
    ユウ「そしたら、森の中まで来ちゃったってわけか。」
    町の少女「うん……、ごめんなさい。」
    ユウ「とにかく、無事でよかった。よし、じゃあ一緒に町に戻ろうか?」
    町の少女「うん!」
    イヴィツァ「……。」

     

    <紹介所にて>
    イヴィツァ「そこの君。」
    ユウ「え? はい、俺ですか?」
    イヴィツァ「私の名前はイヴィツァ。君の仲間になろうと声をかけた。」
    ユウ「え、え? あ、えっと……、俺は癒術士のユウです。」
    メルク「私はユウさんと一緒に、旅をしているメルクなのですよ!」
    イヴィツァ「ユウ、メルク……。では、さっそくこれからどこへ向かう?」
    ユウ「ちょ、ちょっと待ってください。えっと、仲間になるために声をかけてくれたんですよね?」
    ユウ「その……、声をかけてくれたのは嬉しいんですけど、どうして俺たちの仲間になろうと思ってくれたのか、理由を聞いてもいいですか?」
    イヴィツァ「……。」
    ユウ「イヴィツァさん……?」
    イヴィツァ「嫌なのか?」
    ユウ「え?」
    イヴィツァ「私と仲間になるのは嫌なのか?」
    ユウ「いや、そんなことないです! ただ、その……会ったばかりで、どうして俺たちの仲間になりたいって思ってくれたのかなって?」
    イヴィツァ「……。」
    メルク「イヴィツァさん……? ユウさんは、ちょっと不思議に思っただけなのですよ!」
    イヴィツァ「会ったばかり……、ではない。」
    メルク「みゅ?」
    イヴィツァ「ここへ来るまでの、約3日間。私は君たちの後を付けていた。」
    メルク「みゅみゅっ!?」
    ユウ「……!?」
    イヴィツァ「君たちは森を抜ける際、モンスターに遭遇し、逃げ惑う少女を救い、家まで送り届けた。」
    イヴィツァ「少女の親は感謝し、しきりに頭を下げていた。君たちはその様子に恐縮しきりだったな。私はその一部始終を見ていた。」
    ユウ「え、ああ、はい。」
    メルク「イヴィツァさんは、どうして私たちの後をその……、」
    イヴィツァ「付けていた。」
    メルク「のですよ……?」
    イヴィツァ「私は、少数民族の国の呪術師だ。師匠からは、呪術師として教えることはもうないと言われた。」
    イヴィツァ「だが、幼いころから修行ばかりをしていたせいか、私は人とどういうふうに関わりを持てばよいのかわからなかった。」
    イヴィツァ「師匠から呪術師として修業を終えた今、次に私に課せられた新たな修行は、人との関わり方を学ぶことだった。」
    ユウ「それで、修行の旅をしているんですね。えっと、旅をしている理由はわかったんですが、どうして俺たちの後を……?」
    イヴィツァ「……。」
    イヴィツァ「呪術師の使命は、人を呪術によって救うことだ。山を下り、人々の生活する場所にこの身を置けば困った人を救うことができると思っていた。」
    イヴィツァ「そうすることで、呪術師の使命を果たすとともに人とのかかわり方を学べるだろうと。」
    ユウ「なるほど……。それで、人助けはできたんですか?」
    イヴィツァ「いいや。私よりも先に、君たちが困っている人を助けてしまっているじゃないか。」
    ユウ「え!?」
    イヴィツァ「暴れるモンスターを癒し、村人を救い。重い荷物を運ぶご老人を助け……、モンスターから逃げ惑う少女を救い、家まで送り届ける。」
    イヴィツァ「君たちは私がしたかったことをすべて私より先に目の前で成し遂げてしまう。いとも簡単に。」
    ユウ「あ、いや~……、ぜんぜん簡単なんかじゃないんですけど。」
    ユウ「毎回必死というか、この前もおばあさんの荷物を代わりに持ってるのに、そのまま転んじゃったし……。ははは……、情けないです。」
    メルク「では、私たちは知らないうちに、イヴィツァさんの人助けを先取りしてしまっていたのです?」
    イヴィツァ「いいんだ。私は君たちの後を付けてわかった。私はふたりのように、優しく声をかけ同じように助けることが出来たとは思えない。」
    イヴィツァ「ユウ、メルク……。ふたりは人を救い、そして笑顔にしていた。私が目指す理想の姿だ。」
    イヴィツァ「……なんなら私も、君に助けてほしいと思った。……心配、されてみたい。とても。」
    ユウ「え? え? あの……、イヴィツァさん……?」
    イヴィツァ「……つまり、君は自分で謙遜はしているが、その人を助ける献身的で謙虚な姿勢は、私の心を強く打った……、ということだ。」
    ユウ「え、いや、そんな……。大袈裟ですよ、普通のことをしただけで……、」
    イヴィツァ「私も過去に、何度か呪術で人を助けた。しかし、救ったはずの者たちは……、先ほどの少女のような笑顔を私には見せてくれなかった。」
    ユウ「イヴィツァさん……。」
    イヴィツァ「それは、私が人との関わりをうまくとることができないからだ。生まれるより前から、呪術師になることが決まっていた私を……、」
    イヴィツァ「師匠は物心がつく前に家族から引き離し、修行のために、私と共に山にこもった。それが原因ではないかと、師匠は後悔されている。」
    ユウ「生まれる前から、決まっていたってどういうことですか?」
    イヴィツァ「少数民族の国には、『星読み』と呼ばれる未来を予知できる一族がいる。その一族の者に、まだ母の腹にいる頃、私は予言されていた。」
    イヴィツァ「『呪術師の才に祝福されし子が生まれ、村を救い、人を救い、黒霧の深い闇を晴らすだろう……』と。」
    ユウ「それで、イヴィツァさんは生まれてすぐ呪術師になるため親元を離れて修行に……、ってことですか。なんか、すごいな……。」
    イヴィツァ「星読みの予言は当たると言われている。事実、私には呪術師の才があった。師匠や人々が望むように力を使い、人のために働いた。」
    イヴィツァ「しかし、物心ついたころから人と離れて暮らし、修行ばかりしてきた私はどうにも上手く、人と関わることができない。」
    イヴィツァ「だから、ユウ、メルク……、私を、修行のために君たちの旅に同行させてくれないか?」
    ユウ「……なるほど。そういうことならわかりました、俺たちでいいなら、もちろんです!」
    メルク「あらためて、よろしくお願いするのですよ!」
    イヴィツァ「……よろしく頼む。」
    メルク「でも、すごいのです。星読みの予言が当たるということは、イヴィツァさんはたくさんの人を救うのですよ!」
    ユウ「人どころか村まで救っちゃうなんて、すごいですよね。」
    イヴィツァ「村なら10年前に、一度救ったことがある。」
    ユウ「もうすでに救っていた!?」
    イヴィツァ「『瘴気』と呼ばれるものを知っているか? 少数民族の国の我々は、『気』と呼ばれる力を操り、それによって現象を起こしている。」
    イヴィツァ「その気が滞留し、生命が持つ負の感情によって穢れてしまったものを、私たちは『瘴気』と呼んでいる。」
    イヴィツァ「その瘴気は人間や動物、モンスターや植物に悪い影響を与えてしまうんだ。」
    ユウ「その瘴気から、イヴィツァさんは村を救ったんですか?」
    イヴィツァ「ああ。ある村が瘴気で覆われ、人間や動物も住むことができなくなってしまった。村人たちは、その村を捨てるしかなかった。」
    イヴィツァ「私の呪術の能力は、少し特殊でな。私はその瘴気をこの呪具と自分の肉体に貯めて、自分の力へ変換することができる。」
    メルク「イヴィツァさんは、瘴気が平気なのですよ?」
    イヴィツァ「ああ、私は何故か瘴気や呪いなどの悪い気に触れることも、取り込むこともできる。」
    イヴィツァ「師匠もふ不思議がっていたが、だからこそ私は星読みに呪術師になるべきだと読まれていたのだろうな。」
    イヴィツァ「村を覆いつくす瘴気をすべて吸収し、瘴気に呑まれはじめていた子供も助けることができた。」
    イヴィツァ「……。あれが、初めて人に感謝された瞬間だった。」
    イヴィツァ「呪術を学び、呪術の修行を日々休まず続け……、心の底からよかったと思えた。」
    イヴィツァ「しかし私は、山を下りてひと月も経つのに、まだ誰も助けることができていない。これも、人とのかかわり方を習得できていないからだ。」
    ユウ「イヴィツァさんは、十分すごい人ですよ。俺なんかが、教えられることがあるとは思えないんですけど……、」
    ユウ「でも、一緒に旅をしてくれたら俺も助かります! 俺じゃ力になれないことも、イヴィツァさんがいてくれたら助けてあげられることが増えると思うんです!」
    メルク「イヴィツァさんが一緒なら、心強いのです! きっと今までより、たくさんの人を助けてあげられるようになるのですよ!」
    イヴィツァ「……!」
    イヴィツァ「ふたりの期待に応えられるよう、精進する。……ありがとう。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

紹介

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